雑草は何であんなに強いのだろう
人に踏みにじられ
季節の変化にも動じず
しなやかに立っている
そういえば、僕も昔は
雑草生い茂る土手で
ダンボールで土手滑りをして
...
あたたかな深い世界と
冷たく閉ざされた陸地の
あいだにおかれたからそれは
あなたに触れたときの私の肌
のように、あしもとでざわめく
むねのどこかで
小さなちいさな六分儀が
あやふやに極星 ...
嫌い、ということは
好き、ということに
とても似ている
ただし僕らの間でだけ
当たり前の幸せは
かすかな恐怖を含有して
僕に皮肉を言わせるのだ
波風を立てろと
...
防波堤に逆らう波が
呼ぶんだもの
黒雲だって
やってくるさ
おまえには赤い照明が似合う
顔に笑みを塗りつけ
何か歌う その歌は
ざわめく客席には届かない
この店はただでさえ暗く
ましてショーの時間ともなれば
隣の客の顔さえわからない
それでい ...
時計の電池替えないままでも
ときは重なっていくんだよ
わたしたちこんなに「ひとつ」だったっけ?
会えない時間すら愛を育てて
時とまった、
わたしの部屋きみの部屋
...
白黒の無声映画がきりきりと巻き戻されて冬が始まる
泣き方が子供みたいだ やわらかい頬に吹きつけられるあわゆき
バイエルの何番だっけゆうぐれに似合うつたないものばかり降る
...
自信が持てないのは
たぶん、子どものままの
自分という心が
理想と違う、
夢と違う僕を責めるから。
こんな時の自分は
いつでも独りだったから
苦しいのがどこかに行ってくれるのを
我慢するのです。
と ...
愛する人がいる人はうつくしい
人を愛する心をもつ人に
強く惹きつけられてしまう
その引力がたまらない
大切なものを思う心が
やさしい光で溢れて見える
守るものは人を強くし
その目にか ...
私はとうとう詩が書けなくなりました。ついては他人も巻き添えにして、全詩人を廃業に追い込むべく、「自動詩作成プログラム」を、世界征服の野望を持っちゃってる悪人のごとく作成する次第です。
そうです、 ...
からっぽの川に背中と角が見え
致死量の置き絵またの名を個展
扇子に隠れる微笑と極北の流刑地
痩せ細る身で貫く廊下のスープ冷える
見たことあるよこの火事このあと親が死ぬんだ
...
スゥとどこかへ消えてみたくなる。
風邪ひきな休日。
咳を一つしたら。
パッと体が溶けて
貴方の目の前に現れることが できたなら。
今日1日で一体。
何回貴方の目 ...
美しい言葉を並べても
長い文章を書いても
何もかもが伝えたいことと違う
お互い言葉で傷つけ合う
離れたほうがいいのかしら
忘れたほうが幸せかしら
会わない間に顔を忘 ...
人を好きになるのは、目に良いこと。
互いに目を見つめ心を読み合う。
昼に二人して野を歩けば、 ...
私は小さな事に喜びを感じた。
それは、心が通い胸が熱くなったとき。 ...
おまえは、また
さっきのことを思い出し
あれこれと、感想を言っている。
僕にとっては気にも掛けない何気ないことを。
大事そうに、思い出にでもしようとしてか。
二人の時を反芻して、 ...
一人部屋で眠っていたら
突然過去からの亡霊が襲ってきた
必死に私は逃げようとする
でも必ず捕まえられてしまう
心だけは汚されないように
壊されないように
...
きっかけは
たしか相互リンク
ロム専門のわたくしに
やさしい言葉を
かけて下さいましたの
賑わいをみせるBBS
勇気を出して
初めてのカキコ
おし流され ...
せっくすの前に
トランプをしよう
七並べとか占いとか
シーツに
カードを並べよう
せっくすの前に
映画をみよう
「ベティ・ブルー」とか
「マイライフ ...
鐘が 鳴る やけに 陽気な 音じゃないか
まるで 私が 処刑に 出るかのような
寺か ヘドロの 街かは 知らないが
鐘が 鳴っている
街中の 人々が よれた 服を 着ては
賛美歌を 歌 ...
古い記憶を呼び覚まし
懐かしさにかられて思考が浮遊する
輝いていたあの頃
怖いものが何もなかった
未来は希望に輝いていた
飛ぶことを ...
昼飯が終わって席に帰ると
閉じたパソコンの上に電卓があった
そんなところに置いたつもりはなかったが
なんだか光って見えたので僕は手にとってみたのだ
いつも使い慣れた電卓は実は僕のものではない
...
忘れられた風景のように
記憶の一部がそこにある
取り残されてぽつんと
消去されていく哀しみ
神が人に与えてくれた哀れみ
忘却
苦しみ ...
のんびりとした生活し過ぎですね…
告知、{ルビ其=そ}れは、まさに告知であった
寡黙な感情を破り
寂寞の暗闇の中で
出刃包丁を手にしたのだ
右腕を、切り落とすために
告知
(わたしはもう絵描きをやめる・・・ ...
薄暗い喫茶店の一番奥の席で待ってるから
美味しい珈琲を注文して待ってるから
いつものセブンスターを吸って待ってるから
どれだけ遅れてきてもいいから
金色のマルボロを掴んで
お話をしようよ
...
十代の頃に大事にしていた気持ちが
今となってはどうでもよくなってる
走査線の向こう側に記憶を切り売りして
煙草の煙に笑ってる
目の前で誰かがこの手で殺されていく
みんな見てみぬ気にしてる ...
階段を駆け上がる
少年の姿
朝の陽が
ビルに白い息を掛ける
いつもより薄い青空は
いつもより
高いところにある
透明の空間に残響する
鉄の階段を駆け上がる
少年の色
僕の影 ...
声を漏らさぬよう
唇を噛み締めたら 甘かった
なにせあたしの血は 苺シロップでできているし
あなたなんかに 舐めさせてあげない
ほっておけばすぐ すっぱくなる ...
命は、優しすぎる涙だ。
一粒、肌に触れると、
途端に僕はばらばらになってしまう。
命は、透きとおる歌だ。
僕の身体に沁み渡り、
細胞のひとつひとつがうるおいだす。
命は、無 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
雑草
Direct...
未詩・独白
5*
06/11/12 22:51
波、とはもう呼ばない
たりぽん(大...
自由詩
18*
06/11/12 22:14
おそれ
lazy
自由詩
2*
06/11/12 22:02
波、呼ぶ声
たりぽん(大...
携帯写真+...
9*
06/11/12 21:57
踊り子よ
佐野みお
自由詩
3
06/11/12 21:55
とけい
lazy
自由詩
0*
06/11/12 21:53
スノーライン
ソマリ
短歌
20
06/11/12 21:47
我が儘
李伍 翔
携帯写真+...
0
06/11/12 21:19
引力
アキラ
自由詩
2*
06/11/12 20:58
全詩人を廃業させるべく作成する「自動詩作成プログラム」
紀ノ川つかさ
散文(批評...
4+*
06/11/12 20:54
ドーター・グレイプ・ゴー・ラウンド
黒川排除 (...
川柳
7
06/11/12 20:41
こんな何もない日は。
ウデラコウ
自由詩
6*
06/11/12 19:37
気持ち
茉莉香
自由詩
3*
06/11/12 18:56
人を好きになるのは目に良いこと
ネコ助
自由詩
10*
06/11/12 18:20
心
〃
自由詩
0
06/11/12 18:18
女
〃
自由詩
0
06/11/12 18:16
心を抱きしめて
ajisai
自由詩
5*
06/11/12 17:40
ウェブ夫婦
橘のの
自由詩
2
06/11/12 14:48
せっくすの前に
〃
自由詩
9
06/11/12 14:45
鐘が 鳴る
奥津 強
自由詩
4*
06/11/12 14:03
「 今 」
椎名
自由詩
2
06/11/12 13:15
電卓は
黒田康之
自由詩
4
06/11/12 13:05
「 移り逝く季節に 」
椎名
自由詩
2*
06/11/12 12:47
4コマポエム(No.9)
ぽえむ君
携帯写真+...
8*
06/11/12 12:43
「告知 〜午前二時の手帖〜」 ー山下石榴 ・服部 剛ー
はっとりごう...
自由詩
4*
06/11/12 12:22
創書日和「白」
虹村 凌
自由詩
3*
06/11/12 12:19
60億人分の湿った脳細胞の囁き
〃
自由詩
1*
06/11/12 11:52
階段の滲む朝
結城 森士
自由詩
5*
06/11/12 11:13
あたしを食べるつもりで、あたしを食べて。
もも うさぎ
自由詩
16*
06/11/12 10:33
いのち(命)
輪橋 秀綺
自由詩
7*
06/11/12 9:56
6004
6005
6006
6007
6008
6009
6010
6011
6012
6013
6014
6015
6016
6017
6018
6019
6020
6021
6022
6023
6024
6025
6026
6027
6028
6029
6030
6031
6032
6033
6034
6035
6036
6037
6038
6039
6040
6041
6042
6043
6044
加筆訂正:
夜道のふたり
/
服部 剛
[06/11/12 19:18]
書き加えてみました。
階段の滲む朝
/
結城 森士
[06/11/12 15:32]
大幅に。
7.44sec.