秋の夜長で芯まで冷えて
膀胱がきうきう鳴いている
スカートの中はすっからかんだよ
催促したって仕方がない
今ここで泣き叫んで走って
そして職質されても
...
電車に乗っている。短いトンネルをいくつも潜りぬけていく。トンネルをひとつ通り過ぎる度、窓の外の風景が街中から田舎へと変っていくのがわかる。そして、いくつめかのトンネルを出た時、急に視界が開ける感覚に ...
(言葉は知っていた)
朝の光をみて、未来を信じた。
沈む夕日を見て、思い出に浸った。
あの子の涙を思いだしては、悲しさを感じた。
街行く女をみては、男を感じた。
...
今日も雨
一人で寂しく部屋で
手紙を書く
コーヒーを飲む
今日は餃子だ
模様替えをして
防虫剤を入れる
星がキレイだ
グランドピアノの音
ペダルの音
虫の声
胎児の鼓動
笑って、友は{ルビ轍=わだち}を踏む
その速度が叶わないまま
私は泣き出している
子どものように
生きていく
ことができたなら
...
この気持ちはいつまで続くのかな
そんなセリフ言わないでくれよ
こんな雨降りの日だって
明日まぶしい晴れだって
僕たちの心は変わらないさ
もし
この恋に賞味期限がある ...
今は昔、をとこありけり。
片田舎に住みければ、いとあやしき箱にて文を交じらふ。
箱の中に、あまた集ふ詩歌の会ありて、よき歌には人々
より数を賜る。
思ひ起こして歌をばと箱の中に投げ打つも賜ず、 ...
夜の道に
照らしだされる
白い月
淡い思い出に
涙する
君は気ままだ そして自由だ
屋根から屋根へ渡り歩くとき
魚を盗んで逃げるとき
君の瞳に映るのはいったい何だろう
夜 月を見ながら屋根の上
にゃごにゃごやってるときもある
縁側にひとりち ...
日曜礼拝の帰り
地区司祭のジェイコブから呼びとめられた
用件は 恋人を殺した地区女性信徒のあつかい
「あのおんなは
罪を認め悔い改めております
できますれば 天国の扉を閉じず
主に魂 ...
僕が知っているのは
大手町で働き始めた頃のあなたの瞳からだ。
コンクリートの照り返し、
液晶モニタの照明、
窓の無い会議室の蛍光灯、
非常灯の赤いランプ、
最終退室の暗闇、
...
呼んでいる
呼んでいる
濃紺の夜長に虫の音響き
深くこころの闇夜のなかで
銀の鈴をしゃん、と鳴らして
呼んでいる
待っている
待っている
金木犀の匂いが止み
あたりに静け ...
日曜日の雨はとてもやさしいから
ベットの上で耳を澄まして
もう一度眠る
描いた夢も日々の苛立ちも
何処か遠くへ
「何をしに生まれてきたの?」
時 ...
俺たちみんなでジグゾーパズルだ
誰もがどこか欠けているのは当たり前だから
みんなでくっつき合えばいいんだ
誰もが世界平和のかけらだから
傷つくことは不幸なことじゃない
傷つくことを不幸なこと ...
空に及ばないビルに縁取られ
月が映える夜の池袋
外は雨
暗闇を縛り付ける
窓を閉めて
鍵をかけて
眼鏡をかけて
解放
生き物の真似
目玉効果
ノルマは10匹
かわいそうな自分を助ける
話を作る
ゲームオーバー
理解する
...
身長166cm、体重54kg
スリーサイズはあえて書かないけど、割と一般的だと思う
一般的、というのは、良くも悪くも無い、と言った感じ
若干身長は高めと言えるかもしれない
いや、結構高いんだと ...
瞳に写るは 綺麗な虹
瞳に写るは 綺麗な空
瞳に写るは まぶしい光
瞳に写るは 青々とした海
瞳に写るは 世の無常
瞳に写るは 歴史の惨劇
瞳に写るは ...
自覚していないものは
責任感など持ち合わせてはいない
ときどき僕は、まだ羊水の中で
少し離れた場所から聞こえる声に
そっと耳を澄ませている気がする
それはまるで子守り唄のようで
鼓膜を揺らすほどでもない
優しさを持っている
と ...
目が見えているとき人は
明かりを尊ぶ
暗がりを恐れ
不自然に遠ざける
生きているとき人は
生を尊ばない
死をも尊ばず
無為なときをすごすものもある
目が見えなくなったとき人は
...
どうしようもなくて苦しくて胸が
どうしようもなくてただ泣きたくて
そんなときに限って空のティッシュ箱
なんだか少し可笑しかった
堪えきれずにこぼれた涙が
行き場所を求めて彷徨い ...
# "Hypochondrie"
真鍮製の飼い犬の交尾を見世物にしなさい
放物線なら黒い牛皮のしなりを写生しなさい
私の背中に治具を当てて看板娘を設計しなさい
...
優しく、なりたい
暖かい部屋でうずくまると
人たちの裏側が透けて見える
思うほどには
複雑に出来ていないのかもしれない
優しくなりたい
おはようと言うように
季節を捲って ...
なんの気なしに出た飲み会で
なんの気なしに飲んでいたのに
意外なところで意外な人が
あたしの弱いところを言い当てたものだから
嬉しいような
悔しいような
恥ずかしいような
...
目の前に
サムホールの油絵二点
右手が自由に動く時に
君が描いたものだ。
ひとつは
テーブルの上の4本の瓶
もうひとつは
テーブルの上の4個の洋梨
どちらも
ペインテイン ...
今を遺す。
色んなものが発展した。
でも、今のこの瞬間は残せない。
音も、映像も保存できるけど、
今、自分が考えてることを全部思い返すのは無理なんだ。
今を考えている内に今が過ぎ ...
君って
すんごいスリムだけどさ
場所によっては
そうでもないよね?
そういうと
君は高らかに宣言する
今
戦争がぼっ発しました!
もう戦争です!
戦争しかありません!
こらこら ...
ジェットコースターに乗って
鋭角の下り坂を転げ落ちるように
とろけたチーズを素早く伸ばして千切り
ピザを片手に口説きつづける野郎
テーブルの上の赤いキャンドル
♪〜ダバラ/バラ 〜シャバ ...
http://www.momat.go.jp/Honkan/Modern/index.html
竹橋の東京国立近代美術館「モダン・パラダイス展」に行ってきました。
予備知識なしで行ったのがよか ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
便座の上
くあせ@ふじ...
自由詩
1
06/10/1 20:07
視界が開ける瞬間 ——望月遊馬『海の大公園』について
岡部淳太郎
散文(批評...
3*
06/10/1 19:59
言葉は知っていたけれど
keiji
自由詩
4
06/10/1 19:22
音
ペポパンプ
自由詩
6*
06/10/1 17:26
ピース/インフェニティ
高田夙児
自由詩
1
06/10/1 16:28
改ざん
ささやま ひ...
自由詩
3*
06/10/1 15:59
古典詩ほうらむ(初段)
ぽえむ君
未詩・独白
16*
06/10/1 15:49
月
緋新
短歌
2+*
06/10/1 15:39
猫
未有花
自由詩
8*
06/10/1 14:59
天使祝詞 ガブリエル
The Bo...
自由詩
4*
06/10/1 13:53
瞳の歳時記
一般詩人
未詩・独白
3*
06/10/1 13:12
くちづけ
銀猫
自由詩
15*
06/10/1 12:46
ビラ配り
丑
未詩・独白
0
06/10/1 12:34
ピース
新守山ダダマ
自由詩
3
06/10/1 11:03
情景
蝶子
自由詩
1*
06/10/1 10:44
ブルーブラック
アサリナ
自由詩
10*
06/10/1 9:10
自己紹介
由香
自由詩
1*
06/10/1 9:05
瞳
緋新
自由詩
0*
06/10/1 8:24
つぶやき
FUBAR
未詩・独白
2*
06/10/1 5:33
ときどき僕は、まだ羊水の中で
ベンジャミン
自由詩
8*
06/10/1 5:02
ゆら
まきび
自由詩
1
06/10/1 4:53
雨のち晴れ
れるむ
自由詩
1
06/10/1 3:38
調教拾四行詩其之壱(discipline-sonnet, n ...
人間
自由詩
0
06/10/1 2:56
季節記号
霜天
自由詩
7
06/10/1 2:07
うろこが落ちた
蒼依
自由詩
1
06/10/1 1:03
m
草野大悟
自由詩
4
06/10/1 0:47
遺すもの
ゼッペルゲン
自由詩
2
06/10/1 0:32
あやふや
uminek...
未詩・独白
4*
06/10/1 0:09
素晴らしき恋
atsuch...
自由詩
8*
06/10/1 0:09
東京国立近代美術館「モダン・パラダイス展」
青色銀河団
散文(批評...
1+*
06/9/30 23:58
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7.97sec.