全ての生に死があり
全ての生が死を恐れている
なんて看板片手に
お前らは愛の泥団子をキャッチボールする
その手のひらには骨がうずまっている
そんなことには皆あきあきしているのだ
...
しがらみの中から曲線を探している
手のひらに携えた海の成分を解きほぐしてゆけば
そこにはけものたちの骨ががなり立て帯びていることがわかる
そこら始まるはずだったいくつもの海のかわきはまだ湿り水気 ...
録画していた韓国ドラマ流しっぱなしで
ループの諦観
ループの低回
不自然はなはだしく
口と声、体と声、声と声
穴はグロイが、デジタルへ
ループの諦観
ループの低回
パブ ...
海へいって
ざぶざぶざぶざぶ、本荘マリーナで少年はさけんだ
ざぶざぶざぶざぶ、本荘マリーナは曇りというか雲だった
ぼくは波打ちぎわで少年のやまびこがかえってくるまで
みんなが言っていた母な ...
まもなく世界が終わります。
まだ手続きのお済みでない方は
2階の受付カウンターへお急ぎください。
現在の世界への名残惜しさが捨てきれない場合は
3階のメモリールームで
一部を一時的に預からせ ...
今宵の空に浮かぶあの黄金の三日月に酒を注ぐとしよう
満月から零れた滴が星に変わるまで
そなたの月のように美しい眦(まなじり)から零れる涙が
夜の帳に輝く星に変わるまで
月を落せると信じていたから、いつか触れようと誓い合う。
ゆっくりと近づいてくる景色を、
遠ざけようと、するために眠る。
いつからか儀式となった風景を、懐かしいと君が言った。
首をかしげ ...
月の夜にディズニーランドなる廃宮
巨大なる鉄屑のなか秋の雨
湾岸の駅よりの景色死後のごと
あるじなき椅子の置かれし月の庭
くぐり抜けていく
いつも裸足だ
闇のそばでは
どうして自分だけは
かわらなくていい、などと
つぶやいていたのだろう
ああ、それはちがうよ
タングステン
熱で溶 ...
まず前置きいたしますに
私がいつも憎んできたのは
全ての思春期的なもの
すなわち
わがまま勝手に膨らむ
脂肪のかたまりでして
そんなぶよぶよたちに
後ろ回しの蹴りを入れる ...
優しさとは人を信じること
温かい気持ちで素直に接すること
温かい交流はいつまでも繋がる
お互いに幸せになれる
利害や損得なんて関係ない
楽しく気持ちいい関係
...
緑色の空に紫の斑が浮かんだ桃色の虹が架かっている。
家の外は銀色の雨が降っている。
まずはじめに、それらはどこまでも繰り返される。
黄色の岩間を縫うような赤い川 ――― 。
水は下へ下へと ...
お外へふらりと出ましたら
銀色波がざわざわと
私を飲み込みダンスを踊る
くしゃくしゃ身体は舞い上がり
ひっそり佇む月は言った
今宵十三お祝いに
あなたと一緒にダンスを一 ...
ガラス窓の夜に写った瞳が少女のようにきれいになっていることを願っては瞼を開く
二十二時の電車に乗っているのはみんな旅人
人生の意味を探す旅の途中だ
ガラスの中で半透明の自分はやはり疲れた目を ...
「祈りの消滅は
自立でも、怠情でもなくば
愛の成立でもなく
その他のすべてを
併せ持って言葉を流し
祈りの消滅は
すなわち、
...
今
私が学校に向かおうとする時
私と同じような誰かが
学校から帰ってくる
一人ぼっちで泣いている
仲良しの友達と遊んでいる
口げんかしている
夕ご飯を食べてテレビを観ている
飢えに ...
海
嬉しいから速い
それは入院するけれどもときめく
それは徐行するまで惑う
いつか公害になる
優しいかもしれない
性別があるからこそ愛する
浜辺はみかんだ
海がなくても計算 ...
...lovers...rose.ep
lovers
. .lovers.. ro e.ep
咲.a'く、ル-ラピスの碧い華,?エ
.. lovers. .ro e ep
e田園'p- ...
「あ」と声を出して
静かにこらえた夜
空耳 ばかり
静かに聞こえた夜
今日もひとり? に
静かに答えた夜
十二時すぎのひときれ
...
わたしはくま
バニーにも
子猫にもなれなかった
ちょっと可愛くない女の子
だって言われても
好きなのは甘いハチミツ
大きな森の小さな家で
あなたと暮らす夢を見る
わたしはくま
バニー ...
街外れに
セピア色に塗られた
ポストがある
セピア色をしているから
おそらく だれかの
思い出なんだろう
コルクにあわせた
瓶などないのに
飲み ほしたら
捨て去られるだけなのに
杖のように立って
流れていかないように
静かに仕事をしている
歌われないことなど
気にもしない ...
中空にいつかのひかりの鳩
埋め尽くしながらのすれちがい
いちじるしい寂寥やら 俯き凍結した
懐古な木目の直線に 詠嘆なる向日葵
一閃の発火 ゆびさきつれづれ
塵のようなかお
放心な ...
ぼくらは
ゆめをくう
ねじまがった
すぷーんで
すくいながら
ぼくらは
ゆめをくう
ふるえるうでに
ありったけの
ちからをこめて
くるくる
ひとみをだきしめながら ...
猫の眼を通って
新しい時空を覗き見る
混沌と静寂のメゾピアノ
僕の着地点が
其処に、在った
色々、ありました
とてつもなく
大きな罪を犯しました
あるいは
一番星みたく
...
見上げたら
金色の夕焼け
綿菓子の溶けかけ
あなた みかけ
せつない 赤い糸引かれ
きゅっとなる胸
分かれ目のきっかけ
迷って進んだら 引っ掛け
罠仕掛け
天使みたいな悪魔にやけ
待つのは ...
ある日
少年の中に
戦争が充満する
少年の中に
潮騒が充満する
少年の中に
愛情が充満する
少年の中に
故郷が充満する
ある日
少年の中に
憎悪が充満 ...
夢に月が現れて
どうしてあの山荘に
月見に来なかったか
と咎められた
バイトだよ
欲しいゲームソフトがあったのでね
そうやっておまえは
取り残されていくんだ ...
音
1 2
音色が あざ笑う
3 4
時が 刻まれる
1 2
繰り返し 消える 運
黒い ビロードの 生地の中を 這いずる トカゲ達に
官能などない!
蝶は 沖縄の 基地から ...
幾多の性交を
支えたる声を
つぶれたる音を
抱えたる歌を
ビアだる四杯を
もちて
私達の成功は
無意味になった
しかしそれは
意味が無いのではなく(ムィーミー)
いまだ意味を持たな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
*琥珀と私・その2<試論無修正版>
知風
自由詩
2
06/11/4 6:24
ほろびゆく空間にほろびおえた空間にほころびた空間に
土田
自由詩
1
06/11/4 6:18
それ?どれ?あれ?これ?それ
〃
自由詩
0
06/11/4 6:12
2006/09/30っていう記念日
〃
自由詩
2
06/11/4 6:06
終末アナウンス
ブルース瀬戸...
自由詩
5*
06/11/4 2:45
月は盃、涙は星に
AKINON...
自由詩
0
06/11/4 1:38
空が悲しくなると僕らはいつも
霜天
自由詩
10
06/11/4 1:23
廃宮
aruka
俳句
2
06/11/4 0:39
でたらめな星の水族館
たりぽん(大...
自由詩
17*
06/11/4 0:34
*琥珀と私・その1<試論無修正版>
知風
自由詩
1*
06/11/4 0:11
優しい世界
ajisai
自由詩
10*
06/11/3 23:40
赤い川
はらだまさる
自由詩
3*
06/11/3 23:30
名月
茉莉香
自由詩
1
06/11/3 23:24
Chrysalisis
マッドビース...
未詩・独白
2
06/11/3 23:03
祈りの消滅
もも うさぎ
未詩・独白
13*
06/11/3 22:46
すべて今だから
ぽえむ君
自由詩
8*
06/11/3 22:30
実験1
紀ノ川つかさ
未詩・独白
5
06/11/3 22:18
ブルームⅡ
六崎杏介
自由詩
1
06/11/3 21:55
静かに凍えた夜
AB(なかほ...
未詩・独白
3
06/11/3 21:37
わたしはくま
恋月 ぴの
自由詩
21*
06/11/3 21:36
ポスト
aruka
自由詩
1
06/11/3 20:54
コルク
砂木
自由詩
14*
06/11/3 20:46
夕暮れルミュ
キメラ
自由詩
2
06/11/3 19:54
獏
草野大悟
自由詩
10*
06/11/3 18:26
終着点は、未だ遠く
士狼(銀)
自由詩
7*
06/11/3 16:47
キラキラの夕焼け
しいこ。
携帯写真+...
3*
06/11/3 16:47
少年—原点
輪橋 秀綺
自由詩
21*
06/11/3 16:38
月が出た 夢に出た
杉菜 晃
自由詩
10+*
06/11/3 16:28
時
奥津 強
自由詩
2*
06/11/3 15:53
婦人
肉食のすずめ
自由詩
5*
06/11/3 15:07
6018
6019
6020
6021
6022
6023
6024
6025
6026
6027
6028
6029
6030
6031
6032
6033
6034
6035
6036
6037
6038
6039
6040
6041
6042
6043
6044
6045
6046
6047
6048
6049
6050
6051
6052
6053
6054
6055
6056
6057
6058
加筆訂正:
冷たく優しい水と
/
結城 森士
[06/11/3 17:26]
後半、変更しました。
7.43sec.