雲の{ルビ峯=みね}水なき川を渡りけり  子規

 明治三十二年、子規三十二歳の夏の作。私の最愛の句。また子規には

  {ルビ藻刈舟=もかりぶね}雨ふるかたへ帰りけり  子規

とい ...
どどのつまりにばるさんたく
ぷらたなすの花。
けまりくるめる
いとおかしきなゆたいの
ひいらぎの
ふるまいに
きわめつくされししんぞうの
セルゲイに
はじめて日の出のボルボックスは
...
求められ



イヤよイヤイヤ



やめちゃイヤ
1、きのせい


コーヒーのにおいがして

君がくるようなきがして

だから

いそいで

へやのそうじをしたよ




2、買い物

服を買うには少なすぎた

...
{引用=「幸せの定義」とはなんだろう。
そもそも、「幸せ」とはなんだろう。 }

ママゴトして遊ぶ娘を見て考えた
彼女にとっての幸せはママゴトセットに違いない
切れない包丁とビニール製 ...
病んだ 我々は 苦渋の 元に
ようやく たどり着く 場所は
母胎
偽善である事の 母胎
父親である 現実から 逃避せよ

溢れておる
我々の 病気は 道路に はびこる
伽藍の 抱擁
...
日常と日常の狭間にある 奈落に
いつもなら 気付きもせずに 過ぎ去ることのできる狭間に

ふとした瞬間に躓いて

酷く恐ろしい残像にあたしはとらわれる

一瞬にして あたしを取り囲み 耳 ...
あなたのことを僕一人だけで好きだから
今の僕は詩を書ける
たよることのできない不思議さを
天地の間にのせて
空に唾を吐く事なく
僕は呟くことができる
形を持てない僕の意志は
...
好きな歌の
詞の
しらないところを
ら・ら・ら
ごまかして
はにかんで
ついでに風を舐めて
ら・ら・ら、で
詞のしらないところを
ごまかすみたいな人生だったと
でたらめにうそぶいた ...
海辺を散歩していると
王様が降ってきた
星を掴んで
冥土の土産だと
王様は差し出す
星は掌の中で静かに砂になった
大きな大きな神様が、元気な彼らのお遊び上から覗いたよ
おかげで辺りはすっかり暗くなっちゃって、彼らは家路をひと走り

寂しくなった神様は、涙をほろりとこぼしたよ
おかげで町は大雨さ
みんなお ...
* 波の花 *

この旅路は来世への道
涙はいらぬ
微笑と
小さな夢と
持ってゆく
私たちは来世では一つの船に乗る
その先に咲く
波の花
消えて


* 夜の波 *

あ ...
詩人は自分のことを
詩人とは思わない
詩人とは詩人以外の人が
勝手につけた便宜的な呼び名に過ぎない

詩人とは詩人以外の人が
詩を書きたいと願うときの
理想の人間
この世には存在しない ...
かき集めるだけかき集めて

これから

かき混ぜたらおいしくなるのか

大切にしまっておくのか

これから

どうなってゆくのか

あの頃見た夢が

モノクロだったことにも ...
とおくの星はみんな
他人のものでいいさ
宇宙を すくいとろうとして
ふかい裂け目ににおちた
自分の物語を 遍歴したから
母とふたり
ブランコを引きずって歩く
強い陽射しに皮膚は焼かれていく
健康に良いことだ
母は教えてくれた

たくさんの人とすれ違う
みな一様に微笑んでくれる
支柱が肩に食い込んで痛 ...
私たちは家に帰りました
夢月はじんべえを着たまま
布団に入りました
「おやすみ〜」
私は枕元に座ると
「今日は徹夜しようよ
 一緒に話そう」
と言ってみました

夢月は起き上がると
...
まだ
手を伸ばしたならば
間に合う

まだ
目を見開いたならば
見える

走れ走れ 風より早く
泳げ泳げ 魚の様に

そこに一粒の星が
光るなら
見えるなら
諦めるにはまだ ...
Throwing away a bank into a trash can
Filling a notebook 2 pages
Fixing a broken washing machi ...
緑とすすきの穂の混じった道を
僕らの車は通り過ぎた
太陽と秋風は微笑みながら
僕らのドライブを支えてくれた

硫黄の匂う別府
コーヒーを戴いた由布院
水分け峠
澄んだ風吹 ...
Act:01 「アロンアルファ」


「どうも、星が墜落したようだ」

声をひそめてそう云った男は、瓦の取れかかった屋根から
落ちてきた。

「君だって墜落してるじゃない」

右手 ...
裂けた木々の{ルビ音=ね}
あふれ 重なる川
虹彩の無い灰紫の眼に
生はかすかにゆらいで見える
原を駆けるものの涙も
草をかきわけるものの血も


円く平たい空気の底に
...
涙も流せない柔軟な弱さ
君の世界の一部でいたいだけなのに
下校する子どもたちの声がすると
夕暮れが首をもたげて
うす緑色のゼリーの咳で
私の口に話をさせる
闇の中でコスモスが笑って聞いていて
私は話をやめられない
二時間ほど話を続けたとき
突然 ...
ブランチに行く途中にリスの死骸
両腕を体にピタとくっつけ
両手をグッとグッと握りしめ
眉は八の字
眉間にしわを寄せ
唇もグイッと結んで
天を仰いで通り過ぎた

多分 今日は
死骸の側 ...
僕の思考を含んだ煙が部屋の中を漂う

その煙は布団 カーテン 書物の中に溶け込んでいく

小さな自分を置き去りにして

僕は傍らにあるマイルドセブンを捻り潰す

もう使用不可能だ もう ...
ぐるっと回ったら国道だ

しばらく走れば森がある

色なんか聞くな緑だ
緑に決まってんだろう


緑ばっかだ

なんだっけあれ
あの変な車で行けよ
あの変な車の変な色
な ...
朝の光がやさしくて
今日という一日が
光で始まることを
わかるうれしさがある

朝の風がやわらかく
活動する一日が
風で始まることを
感じる喜びがある

秋は今
努力の実を結び
...
 
 
俄かには
信じ難いのですが

その後
彼は変わりました


あたかも
ペテロとパウロのように



そして彼らと同じく
ティモもまた布教の旅へと誘われていったので ...
吹き抜ける風                                                                  
溢れるひかり                     ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
子規の句 雲の峯、藻刈舟A-29散文(批評...306/9/26 2:46
コトワリ(理)のあいまへもしゅ未詩・独白1*06/9/26 1:01
イヤよイヤよもむむ川柳2+06/9/26 0:49
短詩3つ昏(ヤッカ)自由詩3*06/9/26 0:36
幸せレタス海月自由詩7*06/9/25 23:37
病んだ 我々である 事の 母胎は 父性である奥津 強自由詩006/9/25 23:22
道標ウデラコウ自由詩2*06/9/25 23:15
保留イダヅカマコ...自由詩2*06/9/25 23:13
ら・ら・らたいにぃぼい...自由詩106/9/25 23:03
アザラシと戦...自由詩606/9/25 23:00
一緒に遊ぼう葉上一依自由詩006/9/25 22:57
Mと私と波の歌三つさくらほ自由詩15*06/9/25 22:57
三分間の詩人生活ぽえむ君自由詩10*06/9/25 22:32
自由詩0*06/9/25 22:16
そろもん(星の話)みつべえ自由詩306/9/25 22:15
夏汗たもつ自由詩1006/9/25 22:02
金魚の別れ愛心自由詩3*06/9/25 21:03
透明な水たまりプル式自由詩3*06/9/25 21:00
Oceanけんご自由詩106/9/25 19:25
君と二人で自由詩306/9/25 19:10
天体に関する話朽木 裕散文(批評...4*06/9/25 19:07
遠景 Ⅱ木立 悟自由詩2*06/9/25 17:57
コンプレックス瑠音携帯写真+...406/9/25 16:54
ニュース天野 碧自由詩306/9/25 16:07
本意tibet自由詩3*06/9/25 16:03
マイルドセブンビコ自由詩106/9/25 15:59
COLORふるる自由詩12*06/9/25 14:20
光と風がそこにあるぽえむ君自由詩5*06/9/25 14:19
ティモの回心橘のの自由詩006/9/25 13:31
smorza...携帯写真+...406/9/25 13:28

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