白鳥の声で
目覚めたような気がした
明け方の空は蒼の階層を成して
東の彼方の地平線のすぐそこまで
太陽が迫ることを告げる
昨夜のうちに雪はうっすらと降り敷かれ
まだ誰に ...
小さな種が風に乗り
何もない原っぱへ流れ着いた
恵みの雨から栄養を貰い
小さな小さな芽を出した
その芽は太陽の光を浴びて
人間くらいの高さになった
巡る季節を幾度も ...
ドラえもんが泣いていた
のびた君がちっとも反省しないで何度も何度も、同じ過ちを繰り返しては、迷惑を被ってしまう自分の生き様を悲しくなって
のびた君は泣いていた
自分は一生懸命頑張っているのに ...
あなたが誰かを大切に思うように
誰かもあなたのことを大切に思っている
だからどうか嘆かないで。
お前はそっちへ行きたいか
お前はこっちへ行きたいか
俺はまっすぐ歩いてく
また逢う日まで歩いてく
そっちへ行ったあいつは
たくさんの悲しみを見た
けれど
悲しいことを ...
街明かり黒雲にポインセチアかな
ああ、あの子はあの人が好きなんだなあ
ちょっと前までちょっと気になってたあの人のコト
あの子はちょっと気になってるみたいです
気が付かないフリをしてたけど
気が付いてしまっては気になっ ...
今まで仲良かった子が友人ではなくなった
それは怒りよりも悲しみが先に来るでしょう
何故?という疑問を解決するために答えを求めるでしょう
でもたいがいの人は答えてくれずに去っていく
...
川の中を
無心に歩いている
歩きながら
水を感じて
冷たいと思う
ばかじゃんと言う声がして
バケツの水を掛けられた
全身濡れ鼠になったので
見損なったらしい
猫の攻撃を免れる
...
羽の息をし
羽になり
さかしまの空
ひと指とおる
勝ち負け無しの
明るいあやとり
胸からのばし
ふたたびしまう
草のとなり
ふくよかな闇
波紋をつくらず ...
ふるらふらるる
風うごかして
冬の晴れ間の
{ルビ鈍=にび}のたびだち
雪に隠れた原おだやかに
駆けても駆けても
昼のお帰り
てててて まわる
うたのかたち
鳥が ...
今夜は
大地が霧を作っているので
あしたの朝
文明は白い湖に
沈んでいることでしょう
かろうじて夜間飛行から
着陸するつもりのジェット機は
そこに滑走路がないことに
失望する
...
― 兄ちゃん、ここ
ポエムなサイトなのに・・・
なんでメタボリック症候群とか書いとるん?
とかセツコが尋ねてきたので
オレはサクマドロツプで口止めした
イエス、ザ ...
何もかもが寒い夜だった
遠く離れた家から
犬が吠えている
その声が神経を尖らせる
何もかもが切ない夜だった
窓から覗く街灯の
力のない光が見えている
その暗さが心を曇らせる
何 ...
冬の砂浜で拾った貝殻は
すこしだけ無機質な感じがした
太陽の角度が変わっただけなのにね
心は同じようにここにあるのにね
海岸線をどこまでも歩いて
歓声とパラソルと波の ...
【K】キスで道連れだった
初めてのキスは初恋の君
風味はアーモンドで
香ばしく甘酸っぱく
それでいて涙がでるほど切なかった
あの香りはムースポッキーのせいだと記憶してるけど
本当はどうだっ ...
旅の終わりに訪れた
夕暮れの善光寺
{ルビ巨=おお}きい本堂脇の砂利道に音をたて
紫のマフラーを垂らした
小さい背中の君が歩いてた
「 あの・・・○○さん・・・? 」
...
ただいま放送した内容の訂正をさせていただきます。
先ほど
「意志の薄弱さは手段の目的化を招来する」
と申しましたが、正しくは
「意志を手段とした目的など薄弱過ぎる」
です。
申し訳ございま ...
ロクな詩が書けなくなった私が、優秀な他人の足を引っ張りたいというセコい欲望を満足させるべく作成する「自動詩作成プログラム」
その第2段がいよいよ登場!
「未詩」のところの「夜」はこれで作成したもの ...
小さな花びらを手にとって
空耳が乗せる旋律を紡ぎ
微かな記憶は風に沿って
僕の脇を通り過ぎていく
遠い昔に見た夢と
歩く舗道の道の先に
僕の瞳が重ねるものは
茜に浮ぶ君の幻
ぼ ...
その人はヒビコレ
彼に別れを告げられることのほうが
彼が死んでしまうことよりも
つらいといった
渋谷のヒビコレ
町でいちばんの
愛することばが流れてしまって
...
月日は百代の過客と申されたのはかの芭蕉翁でございますが、
あたりまえのようにその月日はまったくおなじではございません。
いにしえ人はこのことを善く例えられまして、行く河の流れは
絶えずして、しか ...
薄闇のなかで煙っているのは
発光するわたしの、産毛にかかる氷雨
ヒールを脱ぎ捨て、アスファルトに踏み出す素足は
ぴしゃり、ぴしゃり
水溜りに滲んだネオンを攪拌する
ぐっしょりと水 ...
目の中に星屑がはいりました
ゴロゴロしてとても痛いのですが
暗闇の中でも
世界は輝いて見える様になりました
口の中に空が落ちてきました
舌の上で確かめた其の味覚が
あまりにも蒼いも ...
バリかどこかで爆弾が破裂する
ヒズボラの少年が銃口を覗き込んで笑顔をこぼす
ダルフールの少女が破れた胸元を必死で隠している
日本の少年が注連縄で首をつる
そんな風にして
僕はおな ...
私には聞こえない声で
でも私にむかって
ささやいている
たいせつな何かを
鳥は 失墜する
一人の 人間は 餓死する
我々の 自由さは
何を 訴えるものか?
元々 鳥に 翼などないものだ
射殺しろ 一人の 人間のためにだ
暗雲が 美に 震える頃
晴天は ...
タイムマシンに飛び乗って
時空をぶらり
一人旅
特にあてなど ないけれど
我が{ルビ娘=こ}をナンパも 悪くない
エゲレスで
イエローファット病が流行ってからは
刺繍入りのコルセットなんて、とか
上等の砂糖菓子なんて、とか
囁かれてしまって
女たちはとても恐れた
個体によって差はあるけれども
た ...
抱きしめるこの胸の中に
喜びと悲しみが戸惑っている
真夜中一人きりだけで
街の中の片隅で叫んでた
叶える瞳の中で
大空に煌めいた一つの星
幻の夢のカケラ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白影
落合朱美
自由詩
21*
06/12/13 1:07
芽〜大木
1486 1...
自由詩
2*
06/12/13 0:25
ドラえもんの涙
渡邊永遠
自由詩
3*
06/12/13 0:19
孤独な少女の日記の第7章3節
abyss.
自由詩
3
06/12/13 0:11
影の分裂
なかがわひろ...
自由詩
3*
06/12/12 23:53
夕闇
A-29
俳句
1*
06/12/12 23:53
誰かが誰かに恋をして
mac
自由詩
3*
06/12/12 23:51
友達
李恵
未詩・独白
2*
06/12/12 23:48
川の水
あおば
自由詩
8*
06/12/12 23:47
ノート(晨星のうた)
木立 悟
自由詩
4
06/12/12 23:46
ノート(ある冬のうた)
〃
未詩・独白
4
06/12/12 23:44
さよなら文明
蒼木りん
未詩・独白
3
06/12/12 23:41
驚け!オレのオレオレ率
知風
自由詩
2
06/12/12 23:36
何もかもが寒い夜だった
ぽえむ君
自由詩
6*
06/12/12 23:32
時の轍
ささやま ひ...
自由詩
5*
06/12/12 23:23
青酸カリ
蒸発王
自由詩
6*
06/12/12 23:14
旅の終わりに〜善光寺にて〜(仮)
服部 剛
未詩・独白
9*
06/12/12 23:07
訂正レボリューション
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
06/12/12 23:04
全詩人撲滅運動「自動詩作成プログラムVer.2.0」の完成
紀ノ川つかさ
散文(批評...
8+*
06/12/12 23:03
コスモス
松本 卓也
自由詩
3*
06/12/12 22:49
ヒビコレ
nm6
自由詩
8
06/12/12 22:20
木曽路〜ルル・ララ
構造
散文(批評...
0*
06/12/12 22:16
水没都市
月夜野
自由詩
14*
06/12/12 22:06
隙間の中に
蒸発王
自由詩
9*
06/12/12 21:52
『笹の葉の揺れ方』
しめじ
自由詩
6*
06/12/12 21:32
ささやき
weed &...
携帯写真+...
2*
06/12/12 21:00
自由鳥
奥津 強
自由詩
4*
06/12/12 20:25
休暇
ポップこくご
自由詩
1*
06/12/12 20:13
イエローファット病
嘉村奈緒
自由詩
8
06/12/12 20:07
幻の夢
Direct...
自由詩
4*
06/12/12 20:02
5944
5945
5946
5947
5948
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5960
5961
5962
5963
5964
5965
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5967
5968
5969
5970
5971
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5984
7.77sec.