旅先で
であったあなたに
ひとめぼれ
ましろなあなた
やらかな感触
ためらうなんて
言ってられない
あれからずっと
そばにいる
ましろなあなた
ふくふくだいすき
存在理由 存在理由
唱えれば唱える程
不思議な言葉
「君が僕のすべてだったら」
そうさりげなく独占欲を呟くあのひとも
「音がないと生きていけない」
とあわててヘッドフ ...
金網の向こうに現在がある。
理屈は液状化して視覚に依存する。
それでも私は言葉を片手に
思考の周縁の限界線を窺う。
時間がない。
身命が有限であることを捨象するほどに、
私は彼方へ急い ...
花瓶の中の水曜日は
ゆっくりとながれてゆく
水のように透き通って
ざらついた日々が
回覧板にぶらさがってる
今はビニールの袋に音もなくおさまっている
でもそれも
ちりぢりになった ...
うそつきにひとつ
水に沈む瞬間の
鳥のくちばしにひとつ
うそつきにひとつ
群れを照らす光
肩から上の影
音のない群れ
滴をもとめて
水が描くはざま
入 ...
あたしは操られマチガイ人形
見た目は可憐な花を背負う女
道行く人は振り返る
信号待ちのあの人は
本当はあたしをずっと待ってる
事故らないでね
決別の青が光るまで
ず ...
それはそれは寒い夜
僕はふと夜歩きがしたくなった。
厚着をしてタバコを一服
夜空は、星が数え切れないほど見えて。
とても綺麗に輝いてる
息はタバコの煙何だか ...
所詮
俺は凡人
大衆の中で
埋もれていくだけ
教科書には
載れないし
新聞にも
載れないし
雑誌にも
載れないし
テレビにも
でれないし
誰も俺を見てないし
ほらほら
何も ...
檻がそこにある
蝿が飛んでいる
空飛ぶ鳥の鳴き
声が聞こえる
ただ粛々と
檻の中でボールが跳ねる
アルカイックの微笑が宿る前に
仏像は破壊された
夜は
黎明は
檻の中で泣 ...
セミの抜け殻を
たくさん集めて帰った
何となく
母にほめてもらえる気がした
母はパズルのピースが足りない
と探していた
父は受話器を握り
そこをなんとかお願いします
そう繰り返 ...
失うほどに愛してしまうのよ
このまま君と
さよならまでの
カウントダウン
じゅー、きゅー、
違った、
愛するほどに失うのね
当たり前とかいうのにやられるんだわ
カウントダウン
...
所謂、出会い系の掲示板で知り合った
あなたは、豆とプリンが好きですとだけ書いてあり
僕は何気なしにメールを書いた
所謂、メル友の全盛時代だったのだろう
メグライアンとトムハンクスの映 ...
強い日差しが照りつける中 逆立ちで無重力ウォーキング 異星人の開脚 初公開
俺様が通る 踊り狂うこの都会の野原 様々な店舗を回り 我が社の商品を営業する
埋立地の上を歩いている時に 鯨の鼻歌が聞こ ...
太陽の太陽は何だ_?
人間の人間の人間は何だ_?
木の木の木の木は何だ_?
木の子ちゃん キノコちゃん きのぴっぴ きのpp ピィピィ! ひよこ誕生。
太陽は何だ何だ何だ何だ何だ・・・・・・・ ...
家具屋さんに忍び込もう
家具屋さんで暮らそう
昼間はソファで本を読みながら
目の前を通り過ぎるカップルを眺めよう
これから幸せになる予定ですか?
それならばエキスをちょっと
分けてください ...
電車が大都市のビル群を
抜け出すと同時に
車内に閃光が走った
乗客はすわ核爆発と
その場に伏せ
椅子の陰に身を隠した
しかし十人ほどは
...
ちいさな掌を
ひとつ結んでは覚えてゆく指あそび
ほんとうなんて要らない
と言い聞かせながら
それは未だ新しい
老いさらばえた両腕は
調和したスープと
子守歌で満たされる
動かな ...
今の君にとって
最高にして最大の敵がいる
君はその敵に向かっていかなければ
明日の君の存在はない
もちろん逃げることもできる
けれどもそれは
君は君の過去に生きるだけを意味する
居心 ...
泳げないあたし6コース
魚のような君は1コース
ふたりを引き離すのは
4本の河
あたしたちまるで
織姫と彦星だよ
なぁんて考えながら
ぶくぶく
頭まで沈 ...
夕焼けがきれいな日に
湖に半分しずんだ真赤な鳥居
車窓から見えたの、
赤い世界
息がとまりそう
このまま、
閉じ込めてほしいと叫ぶ
瞳のなかで
流れる ...
彼が遺した
『さようなら』は
ひとすじの詩に思えた
わたしはそれを
くりかえし
何度も口に出したあと
『愛してる』
、とつぶやいた
だけどそれは
彼 ...
動かなければ何もはじまらない
変化を恐れていては何も手に入らない
まず動くこと
結果が吉であれ凶であれ
動いたという事実が励ましてくれる
可 ...
細かい砂を手ですくい
こぼれた砂は夜空に舞って星となる
闇夜を埋める星々は
燦燦と輝き産声を上げる
やがて生まれた星は形を作る
犬にキリン
ハトにウサギ
まるで子供たちが遊び ...
鼻水が氷注のように固まる薬1錠下さい。
眼球が飛び出すくらいきつく沁みる目薬2瓶下さい。
呼吸困難に陥るくらい花粉を通さないマスク3枚下さい。
私が花粉によって一日に涙を ...
自尊心をちょうだい。
勇気をちょうだい。
なみならぬ身体能力をちょうだい。
橋で月をみていた、一人で。魚が泳いでた。
月はまるくてほのかに光ってた。私は池に落とされた。
...
君の白い歯で
齧られたカンパーニュから
胡桃がぽろりと落ちた
君はそれをつまんで
口に放り込んだ
「頭が良くなるんだって。」
胡桃と全粒粉が焼け
キッチンに浮かんだ芳ばしさに
...
そう、遠くはないから。
大丈夫。
光の淵へ遊びに行こう。
夏になると
綿毛の灰色と
安曇川の水と、
母さんのトルコ土産の
キーホルダーに付いた
じゃらじゃらした青い目玉の
...
ひややかな雨ふる浜の静かなりとはいえ波のひとつ打ちける
白紙のような夜には
目を瞑れば金色の旋律が細い糸をゆったりと垂らして
時を止めたようにさらさらと揺れているので(・・・落ちていく)虹色の部屋に
ハンモックを掛けよう
天井を ...
夜いろいろ考えて
なんかむしゃくしゃして
考えても仕様のないことなのかな
なんかふらふらして
でも考えて
疲れて
寝ようとした時
窓の外に何か居る気配がしたの
そんで窓を開けてみたら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創書日和「白」 ふくふく
逢坂桜
携帯写真+...
5*
06/11/21 21:29
存在理由
ごまたれ
自由詩
3*
06/11/21 21:12
鉄条網リアル
ブルース瀬戸...
自由詩
6*
06/11/21 20:54
冷たい花
はな
未詩・独白
10*
06/11/21 20:38
こだま したたり
木立 悟
自由詩
5
06/11/21 20:35
マチガイ人形
なかがわひろ...
自由詩
3*
06/11/21 19:37
【道、過去、思い出 】
Taka★H...
自由詩
0
06/11/21 19:11
凡人凡人凡人
kei99
自由詩
2
06/11/21 19:03
動物園
竜一郎
自由詩
0*
06/11/21 18:57
セミの抜け殻パズル
たもつ
自由詩
19*
06/11/21 17:42
カウントダウン
lazy
未詩・独白
4*
06/11/21 17:42
あなたを愛す。
侍フィクショ...
自由詩
15*
06/11/21 17:36
会社員の憂鬱
狩心
自由詩
9*
06/11/21 15:33
細胞分裂(夏の恋物語)
〃
自由詩
2*
06/11/21 15:27
家具屋さんに行こう
チアーヌ
自由詩
7
06/11/21 15:03
閃光
杉菜 晃
未詩・独白
7*
06/11/21 15:03
マフラーは長すぎて
ピクルス
自由詩
10*
06/11/21 14:56
最大の敵を倒せ!
ぽえむ君
自由詩
5*
06/11/21 14:30
あたしのスイマー
lazy
自由詩
6*
06/11/21 14:08
赤い世界
〃
自由詩
3*
06/11/21 14:07
一行詩のように
〃
自由詩
4*
06/11/21 14:04
自分から咲く花
ajisai
自由詩
6*
06/11/21 13:21
砂星
OLGA
自由詩
1
06/11/21 13:04
我、花粉症にて体制に願う。
もののあはれ
自由詩
5*
06/11/21 12:56
小さな一人旅
李恵
散文(批評...
7*
06/11/21 12:01
A certain morning
はらだまさる
自由詩
3*
06/11/21 11:53
削られる自意識と、楕円のうえでダンス
〃
自由詩
5*
06/11/21 11:46
波音
A-29
短歌
1
06/11/21 11:39
眠れない夜、虹色の小鳥
結城 森士
自由詩
6*
06/11/21 11:20
不条理
肉食のすずめ
自由詩
2
06/11/21 8:32
5929
5930
5931
5932
5933
5934
5935
5936
5937
5938
5939
5940
5941
5942
5943
5944
5945
5946
5947
5948
5949
5950
5951
5952
5953
5954
5955
5956
5957
5958
5959
5960
5961
5962
5963
5964
5965
5966
5967
5968
5969
5.1sec.