ガラス窓の夜に写った瞳が少女のようにきれいになっていることを願っては瞼を開く
二十二時の電車に乗っているのはみんな旅人
人生の意味を探す旅の途中だ
ガラスの中で半透明の自分はやはり疲れた目を ...
「祈りの消滅は
自立でも、怠情でもなくば
愛の成立でもなく
その他のすべてを
併せ持って言葉を流し
祈りの消滅は
すなわち、
...
今
私が学校に向かおうとする時
私と同じような誰かが
学校から帰ってくる
一人ぼっちで泣いている
仲良しの友達と遊んでいる
口げんかしている
夕ご飯を食べてテレビを観ている
飢えに ...
海
嬉しいから速い
それは入院するけれどもときめく
それは徐行するまで惑う
いつか公害になる
優しいかもしれない
性別があるからこそ愛する
浜辺はみかんだ
海がなくても計算 ...
...lovers...rose.ep
lovers
. .lovers.. ro e.ep
咲.a'く、ル-ラピスの碧い華,?エ
.. lovers. .ro e ep
e田園'p- ...
「あ」と声を出して
静かにこらえた夜
空耳 ばかり
静かに聞こえた夜
今日もひとり? に
静かに答えた夜
十二時すぎのひときれ
...
わたしはくま
バニーにも
子猫にもなれなかった
ちょっと可愛くない女の子
だって言われても
好きなのは甘いハチミツ
大きな森の小さな家で
あなたと暮らす夢を見る
わたしはくま
バニー ...
街外れに
セピア色に塗られた
ポストがある
セピア色をしているから
おそらく だれかの
思い出なんだろう
コルクにあわせた
瓶などないのに
飲み ほしたら
捨て去られるだけなのに
杖のように立って
流れていかないように
静かに仕事をしている
歌われないことなど
気にもしない ...
中空にいつかのひかりの鳩
埋め尽くしながらのすれちがい
いちじるしい寂寥やら 俯き凍結した
懐古な木目の直線に 詠嘆なる向日葵
一閃の発火 ゆびさきつれづれ
塵のようなかお
放心な ...
ぼくらは
ゆめをくう
ねじまがった
すぷーんで
すくいながら
ぼくらは
ゆめをくう
ふるえるうでに
ありったけの
ちからをこめて
くるくる
ひとみをだきしめながら ...
猫の眼を通って
新しい時空を覗き見る
混沌と静寂のメゾピアノ
僕の着地点が
其処に、在った
色々、ありました
とてつもなく
大きな罪を犯しました
あるいは
一番星みたく
...
見上げたら
金色の夕焼け
綿菓子の溶けかけ
あなた みかけ
せつない 赤い糸引かれ
きゅっとなる胸
分かれ目のきっかけ
迷って進んだら 引っ掛け
罠仕掛け
天使みたいな悪魔にやけ
待つのは ...
ある日
少年の中に
戦争が充満する
少年の中に
潮騒が充満する
少年の中に
愛情が充満する
少年の中に
故郷が充満する
ある日
少年の中に
憎悪が充満 ...
夢に月が現れて
どうしてあの山荘に
月見に来なかったか
と咎められた
バイトだよ
欲しいゲームソフトがあったのでね
そうやっておまえは
取り残されていくんだ ...
音
1 2
音色が あざ笑う
3 4
時が 刻まれる
1 2
繰り返し 消える 運
黒い ビロードの 生地の中を 這いずる トカゲ達に
官能などない!
蝶は 沖縄の 基地から ...
幾多の性交を
支えたる声を
つぶれたる音を
抱えたる歌を
ビアだる四杯を
もちて
私達の成功は
無意味になった
しかしそれは
意味が無いのではなく(ムィーミー)
いまだ意味を持たな ...
1.
9月
冷えた朝がきた
2.
電車を通り抜けるような
風は吹かない
3.
書ききれない言葉や
伝えられない言葉が
指の間から
夢をみせる
4.
...
それは深海の鯨の見る夢の続く長さ
それは絶滅した肺魚の目に宿る光
天井から滴り落ちる水の連なりは
脳内に残る祖先の記憶を浸し
痛みさえも忘れ去らせたままで 緩慢に溺れさせた
まるで
そ ...
私の前を歩く人がいる。
私の後を歩く人もいる。
定めのない人混みにもまれ、
めまいと孤独に立ちすくむ。
そんな時に出会った人の助けを受けて、
まなざしの向こうに見つけた一点の印。
再び ...
いつしかうとうとと、
意識は明滅するその時に、耳はそれを感じ取った。
水を切るタイヤの音に、
『ああ、降り出したのね』とつぶやく声。
窓を開けると、霧のような雨が舞い込む。
街頭に照らさ ...
人は
過去を切り捨てられないまま
今を動く現在がある
人は
今を動く現在があるから
変えることのできる未来がある
人は
生まれてきた事実を否定できないまま
今を生きる現在がある ...
【硝子の川】
川の水の結晶
鋭角の紋様を形作り
白く切る
葉が流れる
白い血潮の上
銀色の岩が
透明すぎる心を
切り裂いている
きっと夜には 涙も流れる
流星の軌跡に ...
人のモノ、とっちゃだめだもんね。
だから、そこでお終い。
しがうまれたころから
ぼくらのことばはこきゃくだいいち
あまごいしてあめがふらなければ
ぼくらはころされてきたのだから
いちばんゆうめいなひとのなまえくらいしってくれなきゃ
...
まっかでツヤツヤの唇がにんまり微笑むと
脳内環境は大豊作の映像ではち切れんばかり
醤油の芳ばしいほくほくの栗ごはん
しゃっきり、すっきりまっかなリンゴ
ぷりぷりのさんまはやっぱり苦みばしっ ...
日々の風景が
柔らかい布で
硝子の小鉢を撫でている
堆積する繁華街の雑音と
踏み付けられたスニーカーの踵と
人知れず花びらを千切る風
この窓の外側では
幼い子供の笑い声と家族の灯 ...
まだ
あるくことすら
しらない
きみが
とても
ぶきように
そらを
つまんで
ふと
つぶやく
とてもちいさな
ことばが
...
そよぐ 空の海
眼を閉じてみれば
感じる小さな風の声よ
さあ 飛び出そう
腕を大きく広げ
広がる この世界を受け止めて
時の流れと共に 景色は変わり行くけれ ...
くらべるから
いやなきもちになるんだ
わかっている
てにいれたもの
たどりついたばしょ
がうしろから
じっとこちらをみている
おなじくりかえし
がいけないなんて
だれかのきめたる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Chrysalisis
マッドビース...
未詩・独白
2
06/11/3 23:03
祈りの消滅
もも うさぎ
未詩・独白
13*
06/11/3 22:46
すべて今だから
ぽえむ君
自由詩
8*
06/11/3 22:30
実験1
紀ノ川つかさ
未詩・独白
5
06/11/3 22:18
ブルームⅡ
六崎杏介
自由詩
1
06/11/3 21:55
静かに凍えた夜
AB(なかほ...
未詩・独白
3
06/11/3 21:37
わたしはくま
恋月 ぴの
自由詩
21*
06/11/3 21:36
ポスト
aruka
自由詩
1
06/11/3 20:54
コルク
砂木
自由詩
14*
06/11/3 20:46
夕暮れルミュ
キメラ
自由詩
2
06/11/3 19:54
獏
草野大悟
自由詩
10*
06/11/3 18:26
終着点は、未だ遠く
士狼(銀)
自由詩
7*
06/11/3 16:47
キラキラの夕焼け
しいこ。
携帯写真+...
3*
06/11/3 16:47
少年—原点
輪橋 秀綺
自由詩
21*
06/11/3 16:38
月が出た 夢に出た
杉菜 晃
自由詩
10+*
06/11/3 16:28
時
奥津 強
自由詩
2*
06/11/3 15:53
婦人
肉食のすずめ
自由詩
5*
06/11/3 15:07
風は吹かない
佐藤伊織
自由詩
4*
06/11/3 15:00
Espoir nourri
Utakat...
自由詩
3
06/11/3 14:46
あこがれ
ネコ助
自由詩
1
06/11/3 13:31
こぬか雨
〃
自由詩
1
06/11/3 13:28
人には未来がある
ぽえむ君
自由詩
12*
06/11/3 13:02
冷たく優しい水と
結城 森士
自由詩
4*
06/11/3 12:03
キモチ遮断機。
狠志
自由詩
2
06/11/3 11:18
しのれきしをあたらしくつくるために、または「ことしいちばんさ ...
イダヅカマコ...
自由詩
5*
06/11/3 11:03
*唇によだれ*
かおる
自由詩
10*
06/11/3 10:38
琉球硝子
はらだまさる
自由詩
12*
06/11/3 10:19
ほとけ
〃
未詩・独白
6*
06/11/3 10:05
詩謳いの小さなうた
朱桜天 遊雨
自由詩
3
06/11/3 9:55
つちのうえ
アンテ
未詩・独白
0
06/11/3 8:17
5960
5961
5962
5963
5964
5965
5966
5967
5968
5969
5970
5971
5972
5973
5974
5975
5976
5977
5978
5979
5980
5981
5982
5983
5984
5985
5986
5987
5988
5989
5990
5991
5992
5993
5994
5995
5996
5997
5998
5999
6000
加筆訂正:
冷たく優しい水と
/
結城 森士
[06/11/3 17:26]
後半、変更しました。
8.81sec.