ちょいちょいと摘んで引っ張ったり
蝶結びにしてお洒落にしてみたり
もやい結びをして解けなくしてみたり
そんな事を考えているんだ
優しさゆえの笑顔
優しさゆえの叱責
優しさゆえの悲劇
僕たちという存在は 一面的ではない
僕たちの考え事は意外と 一面的ではない
優しさの表象はなお 一面的ではない
真実の優しさに ...
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/
全ページと項目のリストは
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/md/li ...
しまい忘れた風鈴は
もうトンボは飛んでこないよと
話しかけてくる
夏は終わり
秋も過ぎ去る
汗の輝きは思い出
放っておいた植木鉢は
乾いた土だけが
黙ったまま
夏は終わり ...
空を見て
僕を見る
僕の生きる
今日を思う
今日を思えば
昨日に沈む
昨日に浮かぶ
君の姿
今日の別れが
遠くなる
...
ピアノの音
爽やかな陽気
風鈴の音
もう過ぎた夏
バッタを追いかけた
あの日
サングラスした
あの時
勇気をくれた
恵を与えられた
自由をくれた
愛をくれた
...
子どもは大人のように残酷で
大人は大人なのにてんで大人でなくて
『バカの壁』や『国家の品格』が
バカ売れするにもかかわらず
この国では保身と自己満足の生き方がオオハヤリで
そこから脱皮できな ...
海辺のレストラン
マリンバの調べ
マグロのマリネ
コトバのダラク
カンネンのリンク
三年七組
娘のクラス
概念だけの家族
言葉の堕落
観念のリンク
ヤンバルクイナ
千年の ...
んであることそれ--それはさ(微笑)を得ることができません――何もありません、何でも――それはさ(それは再び微笑みます)を得ません――彼は、すべてを言いたいが、何も言いたくありません。また、何もありま ...
私たちは色を制限します。青い方は高度です。赤いよい仕事は止まらなければなりません。黄色い方は彼の上に述べられます。黒い方は危険です。白いものは驚異です。色に高度な状態で自由を取ります。私たちの頭に ...
僕はパンプキン
君はハニーバニー
二人で旅をしよう
車に乗せられるだけの荷物と
僕等二人だけを乗せて
キャディラック
ビートル
シトロエン
ワーゲンのバンだっていい
何だっていい ...
昨夜は職場の女たちが集まって慰労会をした。
一年ぶりだった。
家計のためにパートタイムで働く女が、自分の楽しみのために一人家を空けるのは、それがたとえ数時間のことであっても容易なことではない ...
?.
まだ葉が落ちない
白樺の上に
黒猫がいる
のを
見ている
うつくしい猫で
目が
とくにきれい
久しぶりだけれど
思い出 ...
車がまったく停まっていない駐車場は夜の受け皿として平坦に広がっている
打楽器を携えて呆然と立っている猿の子供の目もまた平坦
受け止めるものが何もない目にもうひとつの夜が降ってきた
遠い昔 ...
なん百キロの 距離を越えて
私のこの想い とどけ
逢うことは季節より 貴重で
まっすぐな 交歓を許さない
不器用で 生半な身体と
しばしば黙り込む こわばる精神と
それでもなお 越 ...
ねえ 眼鏡をはずしてちょうだい
あの日
乱視のあたしには赤い三日月がぼんやり
綺麗な輪郭が滲んで
チープな哀愁とたたかっていた
あの日
いつもと同じはずだった助手席は
誰のせ ...
どうして此処にいるのか
そんなこと考えてもわかんない
いつかわかるのかな
なんてとっくに諦めてます
窓の隙間からシャアシャアと入ってくる風
隙間風
冬の風
それでも太陽 ...
期待に胸を膨らませて
それを抑えながら
…抑えることが嬉しいって具合に
呼び鈴を鳴らすのね
ちょっと歩こうかって
まるで車に何かが充満するのを
恐れるみたいに外へ出て
髪をちょっと触 ...
ひとつ ひとつ
潰しては探し
ひとつ またひとつ
現れては消え
探して見つけ
そしてため息
冷たい部屋
外に音はなく
苦いコーヒー
何本目かな?
ひとつ ひとつ ...
プロレタリアは
自分が
籠の中に入っていることに
きがつかない
出たいとはおもわない
餌はふってくるもの
水はながれてくるもの
かわいそうな
プロレタリ ...
{引用=求めろよ。
そうすりゃ与えられるぜ。
捜せよ。
そうすりゃ見つかるぜ。
たたけよ。
そうすりゃ開かれるぜ。
だれだって、
求める奴はもらい、
捜す奴は見つけ出し、
...
夜の風を感じたくて。
いってきます。
少しずつずれた紙の束を。揃えようと焦る
指先が乾くからまた少しずれてゆく、それを
ありふれていると笑いながら言の葉と呼び合った
ふたり
絶え間なく淡い音で空隙をう ...
息を切らして
汗を流して
漕ぎだす足 右、左
急な坂道、狭い路地裏 朝夕に
駆ける、駆ける
風になって
走る、走る
廃線の 鉄道の{ルビ跡道=あとみち}
青い背中に
いったい ...
あいつと初めて会ったのは
制服着ての入学式
期待に胸を躍らせた
春 桜の木の下で
暑く輝く太陽と
どこまでも澄んだ空のもと
互いを認め合ったのは
夏 桜の木の下で
季節 ...
閃光は 僕を超えて 真っ直ぐに 延びていく
触れれば その光の粒子は 弾けて四方へ飛散していくけど
すぐにまた 一筋の線に戻って
立ち止まる僕を 嘲笑うかのように まっすぐまっすぐ延 ...
空に氷が張っている
その向こうは凍っているのでよく見えない
諦めて僕は瞼を閉じる
いつの間にか僕の眼にも氷が張っていたので
閉じた瞼がくっついて開かない
11月8日
...
君はもう見たのかい?
翼をもった
銀色の馬が
空を翔けてゆくのを
冬はこうして
やってくるのを
君はもう聴いたのかい?
いななくたびに
冷たい風が
地上に吹くことを
冬はこうし ...
ベッドが泣きべそをかきながら
部屋の中をうろうろしていた
寝ぼけて
もう何が何だかわからないのだ
思わず笑いそうになったけれど
どの引き出しが口なのか
自分でも判別がつかなかった
...
グラスは唇へ。
酔った男の胸の内を、
言葉に照れる思いを溶かしながら
グイッと流し込む。
レーザーディスクの光の中に、
幻想の時間が映される。
言葉少ない二人の空間で、
君は濡れ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
サルバドールの髭
虹村 凌
自由詩
6*
06/11/9 15:11
優しさの系譜
436
自由詩
1*
06/11/9 14:56
「『水からの伝言』を信じないでください」のページへ
小池房枝
おすすめリ...
20
06/11/9 14:23
花の美しさは幻
ぽえむ君
自由詩
12*
06/11/9 13:58
空を見て
肉食のすずめ
自由詩
1
06/11/9 13:39
ある晴れた日の午後
ペポパンプ
自由詩
5*
06/11/9 13:00
中田ヒデへのオマージュ
WILLY
自由詩
2
06/11/9 12:12
コトバのダラク カンネンのリンク
〃
自由詩
3
06/11/9 12:09
んであることそれ
言語破壊機械
自由詩
0
06/11/9 11:55
お願いします
〃
自由詩
0
06/11/9 11:33
パンプキン・ハニーバニー
虹村 凌
自由詩
13*
06/11/9 11:03
女が家を留守にするとき
渦巻二三五
散文(批評...
16*
06/11/9 9:37
黒猫の星
水在らあらあ
自由詩
38*
06/11/9 9:26
ふたつの夜
黒川排除 (...
自由詩
6
06/11/9 9:20
足摺岬
印刷屋
自由詩
1
06/11/9 5:42
右ハンドル
田島オスカー
自由詩
1*
06/11/9 3:44
それから僕は
れるむ
自由詩
1
06/11/9 2:51
散歩
ANN
自由詩
3
06/11/9 2:39
虫潰し
松本 卓也
自由詩
1
06/11/9 2:26
プロレタリア
水平線
自由詩
4*
06/11/9 0:59
マタイだぜ
青色銀河団
未詩・独白
9
06/11/8 23:45
衝動。
狠志
携帯写真+...
2*
06/11/8 23:26
みず
Rin.
自由詩
22*
06/11/8 23:19
55、自転車 【じてんしゃ】
雨宮 之人
自由詩
9*
06/11/8 23:18
春
月焦狼
自由詩
1*
06/11/8 23:04
有限スペクトル
ウデラコウ
自由詩
7*
06/11/8 22:44
氷(11月8日)
松本 涼
自由詩
3
06/11/8 22:32
君はもう見たのかい?
ぽえむ君
自由詩
15*
06/11/8 22:28
たんす
たもつ
自由詩
12
06/11/8 22:27
フローチャート
ネコ助
自由詩
0
06/11/8 22:15
5951
5952
5953
5954
5955
5956
5957
5958
5959
5960
5961
5962
5963
5964
5965
5966
5967
5968
5969
5970
5971
5972
5973
5974
5975
5976
5977
5978
5979
5980
5981
5982
5983
5984
5985
5986
5987
5988
5989
5990
5991
加筆訂正:
55、自転車 【じてんしゃ】
/
雨宮 之人
[06/11/8 23:19]
2006.10.17初出。改変なし。
8.28sec.