孤独と背中合わせな毎日
誰もいない教室
沈みかけてる太陽が
僕の机のラクガキ
少しだけ映して 消えた
そこに寂しさだけ残って
暗くなり始めた教室の片隅
僕は声も出せず
ただ 泣いて ...
ひびくものなく
もとめもせずに
おなじところを
わたしはまわる
五秒にひとつ
昇るあしおと
たどりつかない
ひくこともない
わたしは崩し
わたしを ...
たんたんと、
すき。
たんたんと、
きらい。
たんたんと、
しぬ。
たんたんと、
いきた。
たんたんと、
かく。
たんたんと、
うたう。
たんたんと、
...
色を持たない水彩画のように
雨が。
数えてよ そのいくすじか
みつめてよ その息づかい
ふるふれ 雨の無表情
  
...
ああ 晴れてきた
孔雀の 模倣である 傘よ
折れろ 私の手を 打て
私の手は 姦淫を 弔う
決して 汚れない
孔雀は 空を 飛ぶ
がぁがぁ 鳴いては
暗い 谷間などなく
眼前には ...
その夜は、どうも、ワル酔いをしちまったらしい。
おれが、あの後、ヘドをぶちまけていたことなんて、
おまえは知らないんだろう。
「飲み明かすなら、 つきあってやる」 なんて、
調 ...
寒いのは嫌いだって、
冬になると毎日、恨めしそうに空を見上げる。
曇りがちな12月。
街中にはクリスマスの音楽が溢れていて、
何がそんなに楽しいの?
よく判らない。
冬の陽は暮 ...
とりあえず、アイツをぶん殴りに行こうか。
もし、君の話が本当なら。
これほどムカついたのは久しぶりだ。
とりあえず、で良いから。
殴らせてよ。
自分のタネを撒き散らす、アイツを。
責任も取 ...
この街にまだ雪は降らない
灰鼠色の空は浅い冬のまま
恋人たちの吐息や
ブランコを揺らす手に護られている
わたしの何処か深くにある黒いものや
寒い、と寂しい、が似ていること
それに気 ...
羽が
風を巻いている
葉から 黒から
生まれてはもどり
消えかけた輪を空に置く
折れた枝
弓なりの雪
空へかがやき
問いを放ち
誰も恨まぬ応えを浴びる
...
わたしのふたつ
かくりとまわる
わたしにつもる
くちびるがおもいだされる
くちびるがおもいだされる
そのおくをもとめたくなる
とどまらぬ冬
とどま ...
なんでそこにいるのかも
忘れてしまった
世界一大きな
白いスポンジを見ている
どのくらい大きいかは
見ていれば分かる 今までに見た
一番大きな海より
大きい
白いスポンジとはつ ...
湖心から湖畔へと
一艘の無人の白いボートが
静々と漂つて来る
寄せくる波に身を委ねて
従順な驢馬のやうに
いつたい何を乗せるつもりなのだらう
あるいは誰を
...
長女{ルビ由=ゆ}{ルビ布=う}子
自由を{ルビ布=ひろ}める子と書いて
由布子
広めるどころか
自分自身 やりたい放題自由にしてる
次女{ルビ和=あ}{ルビ結=ゆ}子
和を結ぶ子と書 ...
夏のころ
あんなに青々としていた土堤が
冬のいま
こんなに茶色く染まっているよ
でも、そんな茶色の中にも所々
緑の草や黄色い花が
見え隠れしている
人生を川の流れにたとえる歌が
...
さらさらはらはらと降りおちてくるような
あなたの手のひら
私はそれに甘えながら
体の奥で静かに溶けてく優しさを感じている
こんなに明るい日差しにすけて
ほこりが優しく舞っている
...
「ねえねえ、聞いて聞いて」
そう言ってくる子どもが
少なくなった
本当は聞いてほしいのに
本当はたくさん言いたいのに
「どうしたの?」
子どもの変化を察して
大人がきっかけをつくって ...
1.草餅か
香りなつかし
農家にて
1999年5月作
2.バフンウニ
食道楽の
母ありて
1998年11 ...
くすんだ街の屋根瓦を舐めまわす冬陽
デビルの酌で酔っ払うプロムナードの枯れ葉
祖母ゆずりの猫背に鞭をいれる空っ風
温厚であってほしい地球に恐るおそるノ ...
吐き出した煙を吸い込む循環
咽せながら肺を燻らす永久の始まり
大気にまみれ
モルの物差しで測られようと
事の重さは変わらない
(愛をくれないか)
退路を断ち切れ
向 ...
僕は何を伝えればよかったんだろうか
過去が未来を壊していくのをずっと見つめて
僕は何を伝えればよかったんだろうか
ただ鳴ってる電話を止める術すら知らない
知りたかったことはそん ...
旅慣れた人の荷物は小さいという。
わたしの鞄はぱんぱんに腫れ上がって重い。
たった一人遅れてやってきた草原で一息つく。
鞄を開くと
女が入っていた。
死んだはずのわたしだった。
やっぱり死 ...
すべてが止めてしまったの
お前を初めに見た瞬間
すべてのものが止めてしまったの。
時間が経ってもそういうものは重要ではなくて私には
私のすべてのものがもう止めてしまったから。
何 ...
新しき季節の感覚詠むべきか
春に入道秋は霞むぞ
月光が南の空を埋めつくし
仄かに白い闇はてし無く
深き夜冷気のような月光は
...
あの頃
俺は無敵だった
虚心ではない
文字通り
俺は無敵だった
怖いものなど
何もなかった
全ては輝いていて
何でもできて
何にでもなれる
そんな気がしていた
馬鹿な自惚れさ
...
ややこしいのは得意じゃないや
僕は自慰行為のためだけの性(セイ)だけでは生きていけない
あなた無しでのセックスはありえない
癒し ...
そういえば最近 アドバルーンを見かけない
昔はアドバルーンをよく見たような…
空にプカプカ浮かんで
色とりどりに 遠くから呼んでいた
“いらっしゃいませ”とか
“本日大売 ...
音はすれども、姿は見えず。
さっきから、衣擦れの音がします。
ここへ、戻っておいで、
わたくしとおんなじ幼い心をもった、
一番透明で
最も賢い
盲目の少女。
音 ...
最近フェレットとか飼いたいオレは
割りにマニアなムーミン好き
ハートつけたってかまわないぜ
ムーミン大好きかっこハートぜ
そんなオレ見て薄ら笑いマイハニー
今日の話題もお仕事&他人の ...
学校帰りに たむろした
自販機前を 覚えてる
学校帰りに 君と見た
夕陽に染まる 淀川も
あの頃に見た 景色たち
知らない間に 変わってた
駅前にある コンビニは
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
孤独でもここに・・・
eris
自由詩
3*
06/12/7 20:50
ノート(43Y.12・7)
木立 悟
未詩・独白
1
06/12/7 20:08
たんたん。
狠志
自由詩
2
06/12/7 19:52
色を持たない水彩画のように
藍静
自由詩
23*
06/12/7 19:35
孔雀傘
奥津 強
自由詩
2*
06/12/7 18:47
道程
わら
自由詩
5*
06/12/7 18:32
オリオン。
有邑空玖
自由詩
3*
06/12/7 18:26
責任を自分の拳に。
狠志
携帯写真+...
4
06/12/7 17:27
雪待ち草
銀猫
自由詩
21*
06/12/7 16:16
午後の息
木立 悟
自由詩
5
06/12/7 14:30
ノート(43Y.12・6)
〃
未詩・独白
4
06/12/7 14:28
スポンジ
肉食のすずめ
自由詩
4*
06/12/7 13:55
ボート
杉菜 晃
自由詩
15*
06/12/7 13:11
名前からの自由
WILLY
自由詩
3
06/12/7 13:03
土堤
〃
自由詩
4*
06/12/7 12:59
粉砂糖
ロリータ℃。
自由詩
3
06/12/7 12:28
聞いて聞いて
ぽえむ君
自由詩
11*
06/12/7 12:25
春の作品
ペポパンプ
俳句
5*
06/12/7 12:02
エチュード(十)
信天翁
自由詩
2*
06/12/7 11:28
ハードボイルド・ラブ・パンチ
なかがわひろ...
自由詩
2*
06/12/7 10:47
イデア
Kj
自由詩
0
06/12/7 10:07
旅の荷物
渦巻二三五
自由詩
8*
06/12/7 9:51
4. 永遠との出会い, ナラハナ
naranu...
自由詩
0
06/12/7 9:16
月の夜
アハウ
短歌
3*
06/12/7 8:17
高校
kei99
自由詩
0*
06/12/7 7:57
チェーン
しいこ。
自由詩
1
06/12/7 4:37
アドバルーン
〃
自由詩
5
06/12/7 4:36
夜道を裸足で
麻生瑞乃
自由詩
2*
06/12/7 4:31
ムーミン好きなオレ
知風
自由詩
3
06/12/7 4:29
故郷
chica
自由詩
7*
06/12/7 4:08
5957
5958
5959
5960
5961
5962
5963
5964
5965
5966
5967
5968
5969
5970
5971
5972
5973
5974
5975
5976
5977
5978
5979
5980
5981
5982
5983
5984
5985
5986
5987
5988
5989
5990
5991
5992
5993
5994
5995
5996
5997
加筆訂正:
故郷
/
chica
[06/12/7 18:26]
>来年からは のブロックを大幅修正
彼の 人生
/
もも うさぎ
[06/12/7 9:24]
ちま。
5.88sec.