ペンを投げ出して
仰向けに寝転がった

蛍光灯の周りを
一匹の蛾が
縋りついて飛ぶ

あの蛾が
光のもとで半狂乱に
踊り狂う姿は
今の僕と同じようで
眩暈がしてしまう

現実 ...
中国人の女の子が
俺をじっと見ている
秋晴の真っ青な空の下
バスは
俺たちを乗せて
ゆっくり坂道を登ってゆく
母親が
女の子の目線をおって
俺と
目を合わせ 微笑む
...
ああ
回る
回る
回る
回る

浮遊の{ルビ塵芥=あくた}
{ルビ薔薇=そうび}の水面



視界が赤い
死ぬかもな

飲みすぎた
うどん、うどん&蕎麦&天麩羅&飛翔する俺ら
そば、そば&饂飩&コロッケ&踏み台昇降&ジェットストリーム俺ら
てんぷら、てんぷら&蕎麦&天狗舞&鰤大根&ヒット&ラン&俺ら

「この時期、公園 ...
           母が泣くので
          腹から   ときどき
          こぼれた                
、咲かない裂かな ...
ハローサンライズ 雨は止んだかい

ハローサンライズ 僕はそのままさ

ハローサンライズ 何も変わっちゃいない

あの山のてっぺんまで歩き続けよう 翼はいらない

ハローサンラ ...
              ―刺青


そこには船があって
ずっとずっと遠くで
何かを引きずりながら
航海を 続けている

そこには涙があって
ずっとずっと近くで ...
 太陽の雫が落ちてくる丘で
 あなたからの便りを待ちました
 やがて日が暮れ
 梟が夜を歌い上げる頃
 あなたの寝息が聞こえてきます
 あなたは私を必要としてますか?
 そんな問いにさえ答 ...
さて、1年以上も放っておいて書き始めるに当たり、10までを読み返してみた
ところである。本州最北端の県庁所在地から、日本のへそを自負しながら東京か
らは全く相手にされない中途半端な都会へと移住して ...
黄金に色づいた銀杏の葉が

枯れて萎んだプラタナスの葉が

静かに落ちてゆく


それら微かな音にも
わたしの耳は鋭く応えるのに
あなたの声が届くことは無い

印したインクの滲み ...
ありきたりな言葉 が 加熱された反応炉で
鮮やかなシグナルレッドから突然、ス、ス、ス、
ス、スペクトラムブルー となって煌く。
                 
      その瞬間の美
...
深夜のファミリーレストラン 

テーブルの上に丸まった鼻紙 

プラスティックの筒にそっけなく入れられた伝票 

少しの泡を残した空のビールジョッキ 

外して逆さのまま置かれた{ルビ ...
今夜はひとり、僕の手を取る君は
楽しそうに自販機のコーヒーを買う
立体駐車場の屋上に君は車をおいたという
スロープを二人、手を繋ぎながら

(君の子供は眠っている頃)

誰にも照らし出さ ...
この連休は生まれ育った町へ行ってきました。
土曜は仕事でした。
日曜日は2番目の子どもの書写が展覧会に出ているというので
久しぶりに美術館に行ってきました。

私の生まれたところは山奥の盆地 ...
ツユクサのおいしげる
野に生まれた
子供たち。
たのしげな声。
銀河やら
星雲やらが
わきたち
ひとしきり
銀色
橙色などに
燃えたあと、
ことしも
夏は
去ってしまった。
...
心がもう
使い物にならなくなってしまった
と言いながらも
あ、
涙 流れてる


何もかも捨てたつもりでも
夕陽は
別腹らしい
ずうっと握っていて頂戴ね
って約束する前に


貴方は 風に乗って 消えてしまった


それは必然であり 偶然でもあった


貴方は本当の本当に 偶然と思っていたかもしれないけど
...
詩を書くとは
ろくに泳げぬ者が、寂しい山中の湖にひとり
溺れているようなものではないか
{引用=↓↓ありがとうございます 一番下から空にむかってお読みください↓↓}














                  ☆






...
ただいま。


ここは私の家じゃない
中途半端な気持ちで
何かに向かって
それが叶わなかったとしても
泣きたくはならない

真剣な気持ちで
何かに向かって
それが閉ざされたとしたら
心から泣きたくなる

泣きたくなると ...
冷やかな雨の降る夜となりにけり外に出づれば雨の匂いす 信じるものがなくなったら
無くしたもの
手にしたもの
すべてをかき集めて
ひとつの絵にするしかない

あとはそれをひたすら眺めるんだ
朝も 昼も 夜も
狂ったように眺め続ける

憎 ...
星をみるんだ

この街の真ん中で
分厚い手紙を齧りながら
発泡酒で侘しく
それも公園、
結構サムイもんだ
どこかの朝焼けまで
ずっと続いてる電柱に
ひっかかった安穏
夜の天井は低い ...
う〜ん、いらない
もう、いい

こんだけこんだけあんたを想うから
だから
もう…いらない…

ずつと前から空を泳いで
ずつと遠くにいきたくて
あんたの背中にしがみつき
必死に放され ...
「風は手で漕ぐよりも速い。」
と聞いていたが、それよりも
はるか先を行っていた。
小川を下る空のボートは―
かつて、ルーレットに記された言葉のみを使って
死ぬまで日記を書いたという
狂人た ...
夜明け前
寒い中
仕事に行く

売れっ子は
引く手あまたの
ご催促

お客様に喜んで貰う為に
汗水垂らして
気を使う

助けてくれ
もう一人では生きてゆけない
遊びが無い
...
地元を離れて何年経つだろう

あいつはどうしてるんだろう

あの子はもう結婚したんだろうか

恋をしていたあの子はどうしてるだろう

ギターをあげた俺の親友は・・・

無免で乗った ...
少年と少女のささやきが
午後いっぱいの光をあびて
牛になる
と、牛飼いの男がやって来て
どこかに連れて行ってしまう
もう少年も少女の
ささやきはしない
語られる愛と
愛に似たものは
...
地平線さえ見えないほどに
一面に広がる小麦畑の
只中に突き立った一本の潅木の下には人が揺れているのだそうだ

金色の穂が乱反射する
歪な真夏の陽光の中で
限りなく乾きながらしかし決して ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ペンを投げ出してFnoon自由詩3*06/11/7 8:35
秋晴水在らあらあ自由詩40*06/11/7 8:34
葡萄酒の川moritu...携帯写真+...306/11/7 6:10
新宿西口公園のテーマ太郎本人未詩・独白3*06/11/7 5:18
アプガースコアつめきり未詩・独白4*06/11/7 4:56
Hello sunriseれるむ自由詩006/11/7 2:40
船と涙水在らあらあ自由詩30*06/11/7 2:08
深い愛山崎 風雅自由詩806/11/7 1:25
書く動力11Dr.Jac...散文(批評...006/11/7 1:20
秋の日記LEO自由詩19*06/11/7 1:13
特に書きたいわけでもなくatsuch...自由詩7*06/11/7 1:11
深夜の鼾服部 剛未詩・独白3*06/11/7 0:40
都会の屋上に月を見に行くたりぽん(大...自由詩9*06/11/7 0:35
2006.11.6連休は天気がよかったね日記初代ドリンク...未詩・独白3*06/11/7 0:13
青色銀河団未詩・独白706/11/7 0:08
別腹 1 (夕陽)AB(なかほ...自由詩806/11/6 23:35
その手をウデラコウ自由詩1*06/11/6 22:59
「ま」の字未詩・独白106/11/6 22:46
おやすみろけっと自由詩15*06/11/6 22:43
蒼木りん未詩・独白006/11/6 22:43
泣きたくなるときぽえむ君自由詩7*06/11/6 22:42
A-29短歌006/11/6 22:34
ごまたれ自由詩2*06/11/6 22:07
星をはらだまさる自由詩6*06/11/6 22:03
いらない…たまむし自由詩106/11/6 22:01
ボートプテラノドン自由詩5*06/11/6 21:45
苦悩の毎日ペポパンプ自由詩4*06/11/6 20:56
望郷の空Direct...自由詩5*06/11/6 20:20
ささやきたもつ自由詩606/11/6 20:05
EspagneUtakat...自由詩506/11/6 20:04

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