街が白く染まる
七色の夢の
浅い眠りから覚めて
冬の厚い雲を望む窓越しに
透明の通り掛かりの人々を眺める
凍てつく朝に
心強くもあるほのかな体温
芳しき香りのする部屋
...
少しでも近くにおりたいんや、と言われたから
何センチくらい?と聞いた
0センチに決まってるやんけ、と君が言うから
キスをした
それはまだふたりが出会って間もないころ
ふたりは夢中にな ...
曇り空ストーブの上で鳴るやかんおはようを言う亀と私と
五時の寒さに肩をすくめて
大通りを横切れば
夜の仕事を終えた星々とすれ違う
妙に明るいコンビニも
昨日と言う名のゴミの山も
見てみぬ振りして早歩き
思い出すのは昨日の失敗
おとと ...
The sunshine is very calm like your eyes in the early morning.
The wind is so tight like your turqu ...
足裏にアルミ冷たき朝日かな
沈黙が懐かしい セミの声
ぼくはここにあるもので満足しようとしている
熱帯のような通り雨の中
出かけようと支度するきみの、
理由を知りたい
...
★そんな毎日
恋情に就き密かに書き綴ったらしい。文章は作者の手を離れると独り立ちをするという、詩も例外ではない。
新しい時間を目の前にしたとき
こどものように泣いてしまったら
そこからど ...
からからと鳴る空人形(カラニンギョウ)
血も、肉も、作り上げられなかったから
冷えた血の塊だけが、内側で響いて
からからと鳴る空人形
心臓も、眼差しも、与えられはしなかった ...
お母さんがぶらんこ
きぃ、とならす
視線を気にして
行儀よく、少しうつむいて
お母さんがぶらんこ
きぃきぃ、ならす
光の匂いに目を細めて
頬に風をあつめて
お母さんが立ち上がる ...
こんこんこん、
こーん。
と、
ルートヴィヒはかく扉を叩く。
はやく冷めますよ。
ブラームスの掛かる部屋で、
クララとお茶を。
いえない恋もあ ...
沈みゆく刻、
夜を想い。
海は光と戯れ、
波を奏でる。
了。
蛾は、何故あの月を目指さないか
あの燦々と煌く夜空の星を愛でないか
愚かか
人の造った軽薄な灯にたかり
一箇所に吹き溜まる
昔、お前らはもっと美し ...
大人の思惑も他所に
餓鬼どもは尻を突き出す
子供は大人によって正しく
育てられなければならない
などと説く者は気づいていない
それは縛り上げるのと同じ事
だけど餓鬼は囲いを破る ...
見、聞き、嗅ぎ、触れ、味わえ
それがおまえの始まりだ
周りにあふれ輝くは
あるがゆえにのみ在るがもの
ならばなにゆえに
かくも美しく輝くのか
それはそれら万物を
見、聞き、嗅 ...
私という名の原石は
ダイヤでもルビーでもない
磨きつづけて光ったところで
それは未だ私でしかないわけで
あなたとの素敵な出会いを
親友は笑顔で試着した
店員の「おにあいです」の一言 ...
ここに居てくれるだけでいいよ
そう云ったキミの暖かい手をふりほどいて
こんなにも遠くまで来てしまった
いったい どこへ行きたかったのか
帰り道もわからない
テネシー州都ナッシュビル
カントリーミュージックの世界首都
グランド・オール・オープリーに群がる
世界中の子供たち
空気の抜けた自転車達が
子供を乗せて
空を飛んで駆けてゆく
ペ ...
玄関に乱雑に置かれた
靴の形や方角を見つめていた
声が掛かってやっと靴を脱ぐ
冷たい床の歩数を数え
贈り物を掴んだ手が他人の様に
中の輪郭を酷く失わせる
飲めないコーヒーを玩びながら
エ ...
汚れてしまったら洗いなおせばいい
破れてしまったら縫い直せばいい
だけど捨ててしまったら
どうする事も出来なくなる
掛け違えたら着直せばいい
シワになったら熱を与えればいい
...
今日からちょうど一週間前
私は死にました
居眠り運転で突っ込んできた
トラックにはねられたのです
ビルの壁面に叩きつけられ
頭蓋骨骨折で即死でした
あまりに一瞬の出来事だったため
何が起 ...
恋時雨
闇夜に浮きし
碧き月かな
不義理なお人ね
言うだけ言って
後はお忘れになるんですもの
本当は全て覚えているくせに
なんて
けったいな方でしょう
...
零す理由さえない涙が
今にも溢れ出しそうだ
寂しさが生んだ衝動が
じわり と胸に広がる
生易しい感情に置き換えて
納得したフリをしても
何一つ分ってやしないのは
他ならぬ僕自身だ ...
キミがボクをスキにならなければ
ボクはキミをスキにならなかった
かも
だから
キミがボクをキライになっても
ボクはキミをキライにはならない
本を読むのが好きなら
スエードの手袋がいいよって
3回目のデートの時に教えてくれた君
手袋はあたたかいのが一番だと思っていた僕
そりゃあ雪だるまを作る時には
撥水のがいい
スキー用 ...
ボクはすぐに理論武装して
落としどころのない話をして
あるいは会話を遮断して
キミをひどく怒らせる
キミはすぐに勘違いして
妄想の世界で膨張して
独りで怒り散らして
ボクをひどく困ら ...
ボクらが出会ったその場所は
小さな街のありふれた
水枯れ果てた噴水で
互いに違う人待ってたんだ
あてのない約束と
すっぽかされた約束は
新しい約束にすりかわり
ボクらはそれで幸せだっ ...
膨らんだ真っ赤な少女が綻べば真綿の雪に椿がぽとり
体内で春を待ちきれずに芽吹く血潮に染まった椿のつぼみ
花びらを散らさぬように雪の上そろりと歩くも染みが点々
赤い紅 ...
亡き友と同じ死に様カンニング中島忠幸復帰かなわず
自らを
道化に例える人がいるけど
そんな勇気は
私にはない
アルルカン
存在するだけで
笑ってくれるそんな場所なら
私は
いつまでそこに立つ
いまや
私そのものが
風前の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
寒い朝に
山崎 風雅
自由詩
5
06/12/21 11:54
あ、すき(マイナスで)
lazy
自由詩
11*
06/12/21 11:38
静かな友だち
weed &...
短歌
3*
06/12/21 11:35
【五時の寒さに肩をすくめて】(通勤の歌)
つむじまがり
自由詩
3*
06/12/21 11:23
Twilight, twilight
P.B.
自由詩
1
06/12/21 11:22
朝
A-29
俳句
1
06/12/21 10:44
八月、夏の言葉
まれ
自由詩
4*
06/12/21 10:23
三つの詩について(2)ー「そんな毎日」・「遠雷」・「靴下売り ...
生田 稔
散文(批評...
3
06/12/21 9:54
『空人形』
しろいぬ
自由詩
2+*
06/12/21 9:47
お母さんだっても、あいーん
佐野権太
自由詩
20*
06/12/21 9:13
「 音想茶話。 」
PULL.
短歌
7*
06/12/21 8:52
「 波鐘。 」
〃
自由詩
8*
06/12/21 8:40
蛾
190cm
自由詩
6
06/12/21 3:33
育て、糞餓鬼ども
知風
自由詩
2
06/12/21 3:28
眠れ、泥のように
〃
自由詩
1
06/12/21 3:27
少女A
明日殻笑子
自由詩
3*
06/12/21 2:28
行きたい場所
haru
携帯写真+...
8*
06/12/21 1:35
埴輪とクリスマス
あおば
自由詩
5*
06/12/21 1:32
行方
及川三貴
自由詩
3*
06/12/21 1:25
ワイシャツ
1486 1...
自由詩
5*
06/12/21 1:19
まだ生きています
若原光彦
自由詩
4
06/12/21 1:16
恋時雨
なかがわひろ...
自由詩
4*
06/12/21 0:38
飛んでゆけ
松本 卓也
自由詩
0
06/12/21 0:35
不可換
水中原動機
未詩・独白
1
06/12/20 23:57
白い吐息の季節に
ささやま ひ...
自由詩
9*
06/12/20 23:55
なかなおり
水中原動機
自由詩
3
06/12/20 23:36
沖縄へ行かずに一年が終わる
〃
自由詩
0
06/12/20 23:30
【短歌祭】赤いつぼみ
容子
短歌
10
06/12/20 23:30
カンニング逝く
A-29
短歌
0
06/12/20 23:26
アルルカン
uminek...
自由詩
7*
06/12/20 23:13
5926
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5962
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5965
5966
加筆訂正:
意味はわからなくても
/
シュガー・ソレイユ
[06/12/21 4:33]
すいません・・・カテゴリー間違い。なぜ『短歌』にはいってしまったのか・・・そんなはずないですよね(苦笑)。すいませんでした。
7.57sec.