喜びのうたが
空から零れてくる
おはよう、おはよう、おはよう
躍動するエネルギー
まあるく紅く凝縮すると
ほら、朝が来る
大きな蒼い空に雲
浮かび、たゆたい、 ...
あたし風邪をひいちゃいました。
今とってもブサイク。
でもね、あなたの顔がみたくてつい、学校のほうをみちゃうんです。
だってあたしの家、学校メッチャ近いから。
陽だまりのベンチで
あなたの姿を見つけたよ
何気ない仕草のひとつひとつから
幸せのあり方を掬いだしては
これで良いのだと
ひとり頷くあなたの姿
大きな卵でも抱きかかえるように
胸の前で孤 ...
この街を見上げるいつかを歩いている
夕焼けを毛布に焼き付けて夜の火
ハンカチ横切る誰かの頭上を傘で愛す
全ての弦こともなげに切れ黒い目のヴァイオリニスト
星雲を気配として佇む地 ...
大丈夫 心配しなくてもいいよ
(最初からしてないかもしれないけど)
自分の気持ちはちゃんと伝えたつもりだから
(本当につもりだったらごめん)
逆に僕の方が心配なんだ(たぶん)
...
近づいてくるその時を
気付けど、なぜか 見ないふり
逃げ回るのは、心だけ
追い詰められた、その時に
実感さえ
どこかへ置き去りに
現実から
半歩先へと、移ろう心
羽などは生えて ...
君はいつだって まわっていた
くるくるくるくる まわっていた
「飽きない?」って 心の中で何度も尋ねていた
どうせ君は「まさか」と答えるだろう
何でもないふうをして 繊細なあなた
いつだ ...
あんたがなァ喜んでくれんなら
あんたがなァ気持ちええと言うてくれんなら
うちの手のひらがこすれて
皮膚がベロベロになってもえェねん
喉奥で吐きそうになっても
我慢したるわ
...
若いから
バカでいられるのも今のうちだからさ
本当に昔からそうなりたかったんだろうね
純粋で
真っ白な雪の積もった校庭に
血が降り注ぐんだ
また一人、ほらまた一人
パ ...
ある日松葉通りで少女を助けた.
少女はガラの悪い男に絡まれていたわけでもなく
落とし物をしたわけでもなく
道に迷って途方にくれていたわけでもなかったが
助けを求めており
僕はそれに答えた.
...
昔よく彼女に問われた
あなたの目は何処を向いてるの?
あなたの目は誰を見てるの?
あなたの目は誰を想っているの?
あなたの心は何処にあるの?
あな ...
雲が空を覆う
星はかけらすら見せず
唸る風が耳元で囁いている
心を空虚が支配する
何も無いように見えるけど
目を凝らしてみれば
底にある笑顔が見える
忘れていたはずの
覚えてい ...
途切れさせないことを唯一の目的にして
わたしは
大きな夜を千切り続けます
半分をまた半分に
それをまた半分に
そうしていればいつまでもなくならないのです
君の髪 ...
全能でないが故のモザイク生活
喜びと哀しみが交互に訪れる
ここまで歩いてきた道
それは誇り
それは恥
つじつまを合わせながら
裏通りでつまずいたり
表通りで ...
「あ、雨の匂い、」
目をゆるく瞑ってキミは云う。
僕は考える。
キミの柔らかな髪からも雨の匂いはするのか、
なんて柄にもない事を。
「北東から哀しみがやってきます」
...
私が眠っている 界の隙間で
空がどんなあくびをしているか
そんなことが知りたくて
目を覚ますと、忘れてしまう
後頭部に焼き付くような
落日のあの色を
惰眠のみやげにしようと
まぶたに ...
今晩も冷えますね
こんな夜は
ゆっくりと埋もれたいので
わたし
暖かいお湯を今沸かしているところです
お湯が沸くまでの
細切れの手持ち無沙汰の時間
少々わたしのおしゃべ ...
元居た部屋の
顔のない人物に
猫の笑顔をはめて見た
ステンドグラスが煌めいて
ほの暗い部屋にも光がさして
顔のない人物は喜んで
跳ね回り
踊り回って
暫し黙祷
祈りを真似て
十字を ...
夕暮れの
紅き流れのきらめきと、水面を渡る
風のもろ手に撫でられて、
君の黒髪は
恥ずかしそうに夕日にはだけている。
私は
遠くの日を見ている君の横顔を見ながら、
なぜだか、そっ ...
またも私はおまえを泣かせる。
気付くことなく
言葉は冷酷さを増し、
おまえの耳は、
兎のように目を赤くする。
近寄るごとに、
言葉を交わすごとに、
私はおまえを泣かせる。
君が去り行く間に、
僕は唱えていた。
名残惜しいような、寂しさと
いい男でいたい
自分の可愛さが、君に悟られぬよう。
そんな自分を知りながら、
別れのしるべを導いている。
...
月明かりの海に
ほのかに明るい雲の輪郭が
宙に浮かぶ島のように流れていく
無数の星々は灯台で
動く飛行機の灯りは
湾に停泊する船の灯りなのでしょうか
そして
それを見上げる私は
...
* とまどい *
夢の中で
わたくしは
おんなだった
目覚めても
なお
わたくしは
おんなだった
こんな朝もあるのね
* デイズ ...
ひとつ ひとつ
星が尾を引いて
宵を流れていく
夢の跡を引いて
彼方へと流れていく
ひとつ ひとつ
掛けた願いが流れて
人はいつか星を無くす ...
自転車のチェーンが切れた
それでも彼は構わずペダルを踏む
漕ぎ続けたところでどうにもならないのに
やっぱり彼はペダルを踏む
ほどなく自転車は止まるだろうが
それ ...
Tonight I hold the high moon
With a song on which should be
Someone fill the sky ...
放課後の淡い窓から金管の音よ羽ばたけ青のたかみへ
とおせんぼされてる明日に手を伸ばすように螺旋階段のぼる
コピー機が光をシャッフルする影でちがう切札のぞむ我がまま
...
温くなったコーヒーが 傷口から染み渡る
ホントはただの 泥水なんじゃない?
黒く濁って ドロドロで まるであたしの心みたい
カップの底なんて見えやしない
人間なんてそんなモノね ...
2年経ち
いまも目がいく天気予報
きみ住む町の
今日も降る雪
君が疲れきっているのは
ずっと走ってきたから
君が泣いているのは
ずっと戦ってきたから
君が落ち込んでいるのは
ずっと努力してきたから
君が笑っているのは
ずっと耐え続けてき ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
*空にあってよかった*
かおる
自由詩
16*
06/12/4 8:39
あなたのヒカリ
愛心
携帯写真+...
4
06/12/4 8:39
生きぬく力
恋月 ぴの
自由詩
46*
06/12/4 6:45
アンパールルーム
黒川排除 (...
川柳
7
06/12/4 5:32
For Y
絶雪
未詩・独白
0
06/12/4 4:47
61、逃げ回る 【にげまわる】
雨宮 之人
自由詩
3*
06/12/4 4:26
ハムスター
絶雪
自由詩
1
06/12/4 4:16
触発なる日
なかがわひろ...
自由詩
7*
06/12/4 3:40
無題
瀬冬翼流
未詩・独白
0
06/12/4 2:07
機械少女
haniwa
自由詩
8*
06/12/4 1:46
心の目
Direct...
未詩・独白
4*
06/12/4 1:44
夜想
松本 卓也
自由詩
1
06/12/4 1:30
またたく夜の漸近線
______...
自由詩
4*
06/12/4 0:58
煎茶をすすろう
山崎 風雅
自由詩
8
06/12/4 0:29
北東の恋人
朽木 裕
散文(批評...
4*
06/12/4 0:26
目覚まし時計を止めたまま
たりぽん(大...
自由詩
16*
06/12/4 0:23
湯張り
______...
自由詩
4*
06/12/4 0:05
猫の声
あおば
自由詩
7+*
06/12/3 23:49
寄り添い
ネコ助
自由詩
2
06/12/3 22:48
泣く女
〃
自由詩
0
06/12/3 22:45
別 れ
〃
自由詩
2
06/12/3 22:45
誰のための涙でしょうか
ススメ
自由詩
5
06/12/3 22:41
三つの朝の詩
さくらほ
自由詩
10*
06/12/3 22:25
『星』
しろいぬ
自由詩
1*
06/12/3 22:24
自転車
ポップこくご
自由詩
3*
06/12/3 22:12
Moonlight on the range
遊羽
伝統定型各...
0*
06/12/3 22:08
Line
まほし
短歌
21*
06/12/3 22:04
泥水珈琲
琉碧 翡翠
自由詩
1*
06/12/3 21:54
朝
asamir...
短歌
1
06/12/3 21:26
君は笑い続けてほしい
ぽえむ君
自由詩
12*
06/12/3 21:26
5964
5965
5966
5967
5968
5969
5970
5971
5972
5973
5974
5975
5976
5977
5978
5979
5980
5981
5982
5983
5984
5985
5986
5987
5988
5989
5990
5991
5992
5993
5994
5995
5996
5997
5998
5999
6000
6001
6002
6003
6004
加筆訂正:
61、逃げ回る 【にげまわる】
/
雨宮 之人
[06/12/4 4:27]
2006.11.10初出。言葉尻中心に少しだけ改変。
心の目
/
DirectConnection
[06/12/4 2:00]
ちょっと修正しました
猫の声
/
あおば
[06/12/4 1:31]
2連一行追加修正。
Line
/
まほし
[06/12/3 22:45]
縦書きを横書きに変更しました
6.82sec.