車のトランクに乗せられた女と墓穴を掘る男
それが日常の風景
子供の質問に全て応えることはできない
大人はそれほどまでに賢くはないから
家具に灯りをつけましょう
見つめ合う男と女
パトカ ...
無職になってしまった
のら猫にエサをやる
ドブ川の浅瀬を渡る
涼風に
酔いしれながら
手弁当で道草こいてたら
いつの間にかすっかり日暮れて
帰り道がわからなくなってしまった
火薬の ...
らうあ らうあ
翳りの帆
道を泳ぐ道を読む
悲しさになると
消える悲しさ
空と水をつなぐ坂
そばだてた耳が唱になり
影を踏まない影の足もと
ほころびをひとつ ...
高い空から照りつける
強い陽射しがじりじりと
焦がれた土は風の手に
夏の匂いと蜃気楼
細い川から流れ出す
静かな音でさらさらと
潤う水は風の手に
夏の匂いと糸トンボ
小さな店に ...
いつまで経っても動くことのない
「もう一度」
を求めながら
僕は夢遊病者のように歩くよ
てとてと、と踏んだ畳には
陽にやけた跡が真新しく
そこにあったある物を思い出させた
...
…時代が腐ってゆくとともに
それも腐ってゆく
もう戻る事のない
過去の栄光に
踊らされたくないの…
もうブランドと化したそれに
過去の面影はなかった
Dは8を刻み
Fは12を刻んだ
次々と産み出さ ...
ご機嫌斜めの横隔膜と 瞼の重そうな君を横に
見上げる夜空は格別で でも素直になれなくて
まだ ちゃんと 見つめられないでいる
幸せになる方法 愛の確かめ方
平和への方程式 煩悩の消しかた
...
勢いに任せて 何となく今日まで生きてみたよ
違うよ 生かされているんだ ああ言えば こう言う
もうどっちだっていいよ どっちかなんて 決めたくないよ
何とかなるだろって 切羽詰まって
結果 ...
雨粒の滑り出す夜間
光りの集いに誘われて
虜は踊る
はためかす羽の美しさは束の間
秒針だけが見届ける
華麗なまでの毒牙
瞳を流し
甘い罠を香らせ
一夜を
蜘蛛に捧げたなら
瞼に焼き尽くほどの毒で
...
(おしえて
そっとめをとじるだけでは
くらやみのうまれるまえになってしまうから
もうすこし おかおのみえるばしょで
やさしく すいこんでほしい
こどもだとおもっても
...
見慣れた校庭が
一晩だけ様変わりする
綿菓子、水飴、金魚すくい…
走り回る僕ら
ここは夢のような異世界
雑踏に沈む大人たち
今は絵日記も自由工作も追いかけてこない
...
ぼくは勉強ができない
山田詠美 著 を読んで
ぼくは勉強ができない
うん、僕もできない
別に困ったことはないような気がする
しいていえば
「この問題、 ...
何でだろう…
別れて一年も経つのにあなたに連絡を
取りたくなる
何だか未練がましいよね
あなたなら解ってくれると想った
あたしがホントに
愛した人だから
付き合っ ...
鍵をわざと
落としてきた
もう開かないように
できればそのまま
忘れたかった
どうして頭の中には
デリートのキーがないのだろう
そもそも
キーボードじゃないんだけど
...
朝帰りを深刻に走っていた
蝉でじぶんのたてる音が見えなかった
コンビニで妻に電話をする
三枚入りの食パンとサラダ
子供たちには漫画や玩具を
つかなくてはならない嘘を
...
眠り薬を30日分呑んだ翌日
あのひととふたり
芝生に横たわって
空を見上げた
すっかり忘れていた
空はまだ蒼いということを
自然はまだ美しいということを
この世界にも
まだ生き ...
ポケットの中に
言葉が生まれる速度よりも
あなたの思いが
離れていく速度のほうが
少しだけ速かった
ポケットは口を開けたまま
言葉を失っていた
手の中で出来上がった砂山
ホクホクとした折鶴
積もる金箔
立ちはだかる君の影
渡していくバトンに
どんどんと課題が科せられていく
膨らんでいくコロモ
コテンコテン倒れていく将棋の ...
理科室のもろいメスで
恋心をちょっと傷つける
流れ出した悲しみは
窓の外のオレンジに似てるね
ママからもらった
指輪がすきなんだって言って
君は白衣の胸元に
ばらの刺繍を縫いつけ ...
いつか
あのひとに
花を渡そう
薔薇のように豪華ではないけど
わたしの想いのような小さな花を
きっと
ちょっと
困った顔して
でも受け止めてくれるかもしれない
あの笑顔で
言葉は時に無力で
時に残酷です
言葉は容易く嘘をつき
その人自身を偽りのものにします
この時言葉は残酷です
言葉は必要ですか?
人は言葉を知っています
言 ...
帰省して夏
やつの父いなかったから
急いで帰って喪服着て
線香あげにいった
ら相続税とか保険金とか
やつ大人にしてた
香典とかで
わたしら少し大人して
香典返し ...
遠い遠いむかしに
しっかり閉めたドアを
ノックする音が聞こえる
だれ?
わたしは
おそれつつ
ドアに近寄る
ノックの音はやさしく
そう
ドアを開ける日が
そこまできている
昨日の夜
君と見た花火が
めっちゃくちゃ綺麗で
花火に照らされた君の顔も
めっちゃくちゃかっこよくて
浴衣に身を包んだあたしは
真っ赤になりっぱなしやった
...
目の届かないところで 何度も僕は殺されていた
気づかないままでいられたら まだ歌を唄えただろう
誰が見るわけでもないのに 淡い紅の線を引いていた
覗き込む鏡もないのに どういうつもりでいるの ...
太陽に顔向け育つすくすくと私を抜かして伸びるでないぞ
落ち込んで下向く君の哀愁漂う姿に目を奪われた
君の名を忘れた人に出会ったら『地上の太陽』と教えよう
向日 ...
世に「スネ夫」がいるなら順番で行くと「死ね夫」もいるはずで、「スダレマン」みたいなのが塩をかけるとシューーーーッて小さくなって結局ナメクジだったね、と大団円。
...
あの時も
あの時もあの時もあの時も
あの時の努力も
無駄ではなかった
心にぽっかり空いた
大きな穴を
欲望に身を焼いて
埋めようとしましたが
だめでした
心と心が
つながらなければ
何もないのです
心のつながりが
希少なことは
夜空にひとつだけ
...
樹を植えよう
できれば楡がいい
私たちが何千回もけんかして
仲直りする間に
樹は大きくなるだろう
やがて子供ができ
大きく育つころ
樹も大きくなるだろう
私たちは木陰で
ランチを ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
他殺事件と、そこで生まれた愛
狩心
自由詩
1*
07/8/5 22:29
手弁当
ツ
自由詩
8*
07/8/5 22:18
ノート(昼)
木立 悟
自由詩
8
07/8/5 21:48
夏の匂い
ぽえむ君
自由詩
11*
07/8/5 21:46
今世紀ランナー
青井 茜
自由詩
6*
07/8/5 21:39
『D&F』
神楽坂 猶叉
自由詩
1*
07/8/5 21:21
はてな
蒼穹
自由詩
5*
07/8/5 21:18
優しい言葉
〃
自由詩
7*
07/8/5 21:18
想撮空間「いきもの」より〜スパイダー〜
見崎 光
携帯写真+...
3*
07/8/5 21:13
夜中
唐草フウ
未詩・独白
8*
07/8/5 20:20
夏祭り
由希
自由詩
2*
07/8/5 20:02
課題図書感想文 ぼくは勉強ができない
アイバ シュ...
未詩・独白
1
07/8/5 19:41
忘れられない想い
ばーびぃ
自由詩
1
07/8/5 17:30
キー
葉流音
自由詩
0
07/8/5 17:02
朝帰り
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/8/5 17:01
祈り
風音
携帯写真+...
1
07/8/5 16:33
ポケットに速度
小川 葉
自由詩
6+
07/8/5 15:55
夕焼け
たけ いたけ
自由詩
1
07/8/5 15:19
放課後の塩素たち
アヅサ
自由詩
5*
07/8/5 14:20
プレゼント
風音
携帯写真+...
3
07/8/5 13:39
言葉は必要?
唏羅
自由詩
1
07/8/5 13:11
保険金とか
naho
自由詩
1
07/8/5 13:05
鍵
風音
携帯写真+...
2
07/8/5 11:30
君花火
愛心
携帯写真+...
3*
07/8/5 11:29
ずっと
北大路京介
自由詩
18*
07/8/5 11:03
向日葵
秋桜
短歌
3*
07/8/5 9:59
死ね夫
山内緋呂子
未詩・独白
1
07/8/5 9:45
無題
渡辺亘
自由詩
1
07/8/5 9:30
星
〃
自由詩
1
07/8/5 9:29
樹
〃
自由詩
1
07/8/5 9:23
5406
5407
5408
5409
5410
5411
5412
5413
5414
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
7.24sec.