寝る前に 歯を磨く
やっぱり「恋」なんてものは 男よりも女のほうが似合うものだと
鏡の中で 奥歯を磨く自分を見て思った
ふたりいっ ...
俺は何を言われてもかまわない!
しかし、仲間の悪口を言うのは許さないぞ!
{引用=
「 おまえ、友達いないじゃん・・・ 」
}
ごめんな ...
終わりそうにもない言葉達は、あなたの優しさだと分かっているの。
けれど私は、あなたの言葉達が途切れてしまうその瞬間を考えると、怖くて堪らないの。
的外れでもいいから終わらせないでいて。
あな ...
いつつゆびさきがきみをみる
やわらかい皮膜の中は
どうしたってみずだから
つたってしまって
一本の
跳ねた
よわい針の先までが
とおくゆびさきの
たてるかぜにも
ふる ...
一人で作った歌だけど
誰かの気持ちも載せてある
Ah Ah...
現実逃避型だから孤立無援なんだ
「目には邪眼を、歯には牙を」ぐらいの気持ちで
他人にぶつかってみるのもイイですよ
中 ...
家族で豪華な料理を
食べに行った
お父さんとお母さんは
とても満足そうだったけど
ぼくは
おしゃべりしながら
家族みんなで分担して作った
カレーライスの方が
美味しいと思った
家 ...
バスに乗る
名前だけが剥がれていく
何かの間違い、というより
むしろ略式でも正しいことであるかのように
良かった、わたしたちは
バスに乗られることがなくて
席に座り
バスの一番 ...
こんな世界に眠れる夜なんかあらへん
目ぇ覚めんのか、覚めてへんのか、それとも冷めたんか
そんなこともわからへん
お前がおらんとあかんのや
山しかないようなとこやった
山の向こうに何あ ...
黒い布で顔を覆い隠した女が
まるみをおびた重いはらをかばいながら
前から、後ろから早足で通り過ぎる人々に
おびえるような足取りで市場を歩いている
ときおり女の腰のあたりにぶつかっては
”ベバ ...
さよなら、に添える言葉を探してみたけど。
見当たらなくて。
口をつむった。
さよならも言わずに。
手も振らずに。
さよなら、また逢いましょう。
さよなら、元気で ...
だから君は裂けた無花果の散乱した道を
歩いていった
もう少しで笑ってくれるのだろうか
それとも僕に気づかずに去っていくのだろうか
(いつも見ないふりをして)
だから僕は君を見ないふりをし ...
帰る 帰るよ
と言って
やっとで戻ってきたのは
二羽のアゲハチョウ
母は泣き続けて
二日後に命が崩れた
幾百のコバエが家屋から飛び去り
雨戸は裂傷し
静脈血を纏った鳩が2羽
黒ず ...
太陽が安らげる場所を
雲がそっと作り上げ
それに気付いた夜空が
そっと目隠しをする。
長期出張を終えた気分晴れやかな私の前に
あんな残忍な光景が待ち受けているとも知らず
私はエレベーターの前で玄関扉の鍵を指に絡ませ
クルクルと回しながら扉のほうへと足を進めた
はじめに玄関扉 ...
夕暮れの示す赤、に
静かな夜が
そうっと足を
降ろす
生まれたばかりの
一筋の淡い青は
瞬間的に広がってゆき
世界を、ふわり
包んでしまう
ビルの窓に反射する
車 ...
荒野だと思えば
ここはそんなところだ
悲しみは哀しみに
それが営みというものだ
ひとりではないのに
ひとりに酔いしれ
それが生身であるということだ
七月の ...
空 海 山 風 水 土
どんなに沢山の言葉をならべてみたって
一文字に思い浮かべるイメージに勝てやしない
解ってるけど
決して止められない
伝えたいのは景色じゃなく感動
...
繰り返される福祉が、
新しく歓迎の声を受けて――、
福祉は、いくつもの、与えられた菓子を食べる。
なかには、埃を被っている、
国民精神総動員要綱も、
遠くに、ちらついて揺れている。
...
東京を越えてのどかな場所へ行こう
東京駅からなるべく遠くへ行く電車に乗る
初めは美しいコンクリートの建物ばかり過ぎていったが
だんだんと水田や畑がぽつぽつと見えてくる
終電に着くと ...
そう、カッターナイフで。
僕があんなことになってから、僕の家にカッターナイフなんてないかと、思っていたのに。
弟が税金だかなんだかの封筒を、カッタナイフで、
しゅるッと切ったのであった。封筒の中 ...
だんだん遠くなってゆきます
嘘を並べては崩すように詰め寄る眼
この心に貴方が少しずつ消えては
思い出に脚色をして語り出す唇
あのころはたのしかったですね
とてもしあわせでした
こくうを ...
磨き上げられたガラス窓
月明かりさえない空間に
浮かぶ冴えない表情は
もう随分と見慣れてしまった
苦笑にも自嘲にも思える
口の端を歪めた男の姿
汗を含む無精髭はまるで
雨に打たれ草臥 ...
彼の名前は「へー、むぅ・・・・」というレベル。
世間一般的には幾分フェームではあるが、
知る人は希少であるばかりか
ピカソやダリと比べると殆ど知られていないし
彼の作品に感動を覚える人は(全く ...
桃売りのおじさんが
店をたたみはじめた頃
空はグレー、
そのずっと先に
茜。
こちらに気がついたおじさんが
最後だから、
まけとくよ。
と言う。
桃の香りで酔っ払って ...
嘘という言葉
言った瞬間に本当になる
いや
そう簡単なものではなくて
本当という言葉が嘘の傘に隠れるのだ
雨が止めば傘はいらないので
嘘はどこかへ置いていかれる
...
小学校3年生の時
弟が生まれました
その日は私の学校の春の運動会の日でした
けれど弟が生まれるので
誰も見に来ませんでした
お父さんも
おばぁちゃんも
おじいちゃんも…
...
私は意味の無いものは嫌いだ
だって意味が無いから
私が見て意味が無いと思えたものはすべて嫌いだ
だって何でそんなことする必要があるの?
あなたは一体何がしたいの?
そういう言動を見て ...
いつも誰かを笑わせている人気者のきみを
静かな水色のカプセルの中に
とじこめてしまいたいのです
そしてそのカプセルを
ごめんなさい
誰にも見られないように
てのひらのあいだ
そっと そ ...
其れ
紫
よ
白。
真っ白。
とっても綺麗な、白。
でも、すぐに汚れてしまう、白。
あなたの真っ白なシャツ、吹きそよぐ優しい風にも、ちっとも揺らめいたりしないのね。
(なんで?)
た ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
歯ブラシ
北大路京介
自由詩
11*
07/7/12 16:58
友情
〃
未詩・独白
5*
07/7/12 16:54
待ち時間
hope
自由詩
1
07/7/12 15:42
_
水町綜助
自由詩
10
07/7/12 15:32
小指に誓う歌
殿様が得る
自由詩
0
07/7/12 14:55
豪華な不満
ぽえむ君
自由詩
13*
07/7/12 13:44
ひきつづき
たもつ
自由詩
18
07/7/12 13:19
あかん
アマル・シャ...
自由詩
21*
07/7/12 13:13
石榴
ワタナベ
自由詩
8
07/7/12 13:07
サヨナラ。
狠志
自由詩
3
07/7/12 12:57
無感情の花たち
結城 森士
未詩・独白
2*
07/7/12 12:55
死体
たけ いたけ
自由詩
8*
07/7/12 12:35
おやすみの合図
來稚
携帯写真+...
4*
07/7/12 12:28
彼女はサボテン
hiro
自由詩
4*
07/7/12 10:51
青い亀裂
山中 烏流
自由詩
6*
07/7/12 10:13
群青のサンドウィッチ
吉岡ペペロ
自由詩
8
07/7/12 7:52
今日も明日も
優飛
自由詩
13*
07/7/12 7:45
幸福のデッサン——デッサン
前田ふむふむ
自由詩
31*
07/7/12 6:52
電車に乗って田舎へ行こう
円谷一
自由詩
7*
07/7/12 5:27
カッターナイフで、
阿片孫郎
散文(批評...
1
07/7/12 3:32
変化
AKiHiC...
自由詩
2
07/7/12 3:10
泣いてなどいない
松本 卓也
自由詩
1
07/7/12 2:04
イブ・クラインと私
atsuch...
未詩・独白
6*
07/7/12 1:28
パラソル
もろ
未詩・独白
6
07/7/12 1:02
お手軽手品
doon
自由詩
1*
07/7/12 0:50
人生
結華
自由詩
1*
07/7/12 0:46
意味
相良ゆう
未詩・独白
1
07/7/12 0:39
水色のカプセル
a/t
携帯写真+...
2
07/7/12 0:31
有季 自由律 多行
/////
俳句
1
07/7/12 0:30
洗濯物
hope
散文(批評...
3
07/7/12 0:04
5402
5403
5404
5405
5406
5407
5408
5409
5410
5411
5412
5413
5414
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
加筆訂正:
石榴
/
ワタナベ
[07/7/12 16:37]
推敲。
石榴
/
ワタナベ
[07/7/12 14:51]
推敲しまくりです。
グレートクリスタルドレイク
/
馬野ミキ
[07/7/12 12:42]
2007.07タイトル変更ーー
5.48sec.