一月は行く
二月は逃げる
三月は去る
八月は破裂する
線上を歩く
ウサギを抱きかかえて
その温もりを守るようにして
線上を歩いていく
踏み外せば
終わり
破裂する八 ...
もうやめようって言ったその日から
あきらめるための日々
3日経ったら「大丈夫」って声をだして
4日経ったら「笑って」って言ってみて
5日経ったら「なかったこと」にして
風がふいたら思 ...
あなたは 眠れない日なんてないのだろう
寂しくて、眠れない・・・
この夜の辛さが分かるわけないわ
愛しい 愛しい あたしの中のあなたが
夜になると 一層膨らむんだ。 ...
どうしようもなく不自由で
どうしようもなく縋るものに縋って
どうしようもなく飢えていて
どうしようもなく自分を殺してきた
(絶対的な値が欲しいと努力した、誰もが認める値 ...
ベランダに咲く薔薇
彼らはその身体を柵に絡ませて伸びていく
生きていくために
野生の薔薇は
他の植物に巻き付いて生きていく
生きていくために
棘を突きだして
近付く者を傷つけて生きていく ...
昨夜は仙台で大きな花火大会がありました。
わたしは東京からのお客さんと一緒に、西公園という大変混雑している場所の片隅で、たこ焼きとビールを片手に、跳ね回る子供を叱りつけながら花火を鑑賞していたわけな ...
あたまを壁におもっくそ
あたくしを あたくしを 殴るのです
そう あたくし あたくしであるから
...
雑草に毛が生えて
前の心臓はできた
頭を後ろにグンと反らす
自分で反らしたつもりが悪女の引っ張りであった
血
心臓が、前の男とセックスした
明日
50人死ぬ
あたし
...
空があって
大地があって
光があって
水があって
本当はもっと
数え切れないほどのものがあって
私は此処にいる
『普段』がある幸せ
『いつも通り』がある幸せ ...
晴れない空がある
晴れた空もある
ゆれた気持ちがある
手垢のついたおもちゃがある
微分したキャンディーは溶けて
積分した気持ちは夕焼けに
父がいた
母がいた
笑って ...
ぼくらは出遭わなかったフタゴ
三つの場所を移動してきた
二つのコトバを話し
一つのカラダを目指す
キミが教えてくれた
ウタは知らないけれど
...
言葉よりも不確かなものを
信じてみようと
努力なんてしなかったけれど
それはあるのだと
人づてに聞いた事があるの
だけど眼に見えないものを
その語感だけで捉えようとしても
は ...
君から三歩進んだ先に
僕の目指す未来がある
君から三歩進んだ先に
僕じゃ届かない夢がある
ああ〜
あ〜あ〜
君は簡単に行けるのに
何故 僕じゃ果てしないの
あ〜あ〜
誰か教えてください
何 ...
擬態のコビトが悪態付いた
疑似体験を済ませたあとで
お御籤引いた
冷戦が
冷戦のままに終わったと
ソ連邦の終焉で共産主義の脅威は去ったと
新しい核爆弾が降ってこなくなって
安心して空 ...
そんなに寂しくは無い
そんなに足りなくも無い
しかし何をそんなに急いでいるんだい?
壊れかけのラジヲ
ジョニーキャッシュのカントリー
ポンコツピックアップト ...
堂々とパクらせてもらおう
気合いだ!気合いだ!気合いだ!気合いだ!
オイ!オイ!オイ!オイ!
さあ気合いを入れてピースしろ
俺たちのピースはへなちょこ過ぎる
注目させろ いや刮目させろ ...
生きてゆくしかないので
この街で生きてゆくしかないので。
中の中に詰まらないものばかり、必死に詰め込もうとして足掻いた。先日死のうと努めてみたが死ねず、
明日晴れるかな、と鳴いていやる夜虫 ...
夜が土に潜る
朝が地上に発芽する
空にツルを巻き付け
昼の花を咲かせ
西の空に飴色の実を落とす
その実を私が食べる
夜がわたしに発芽する
砂に埋めた記憶が
呼吸を止めて
海水の表面張力が
零れそうになる
あなたは
なくしたものばかり
瞳にうつしたがる
ルラララと歌う君のその声に
少し混ざった泣き声は
線香花火と記憶の残り香
遺書を書いたインクが精神で飛び散るから
それのみで認識できる地平線にまで
乾いた吐瀉物、虫のように
フーアーユー?這いずった
15年前だろうかアスパム近くのテレクラで
処女の娘と会ったな ...
お金持ちのという程でなくても
普通に生活ができて
少し裕福な家庭に育った
そんな奴らが僕は嫌いだ
いや妬ましいのか
羨ましいのか
そんな話を兄貴としていた
どうやら兄貴も
思うところが ...
突然の夕立に君の髪が透けるから
僕は君が消えないように
抱きしめる事しか出来なかったんだ
「キャッキャッキャッ」
って鉄コン筋クリートのシロみたいな鳴き声を発する変質者が現れて
うちの近所を徘徊しはじめた。
襲われないようにビクビクドキドキしていた。
...
ありきたりな思考回路
真夏の魔法が舞い降り
正しくない回答に
溺れて涙することも
人生の一興
絶対明日はくる
僕が明日あるかどうかは絶対じゃない
この瞬間を味わう
...
DEATH DEATH DEATH DEATH DEATH DEATH DEATH DEATH
DEATH DEATH DEATH FOUND DEATH DEATH DEATH DEATH
...
あさはかやね、あさはかやね、
ほんまに、ウチが惚れると思っとたん
ほんまに、ウチが泣くと思っとたん
退化を始めた水掻きの
薄い膜が、そっと
私の身体を動かしては
その感触を
柔らかくしていく
反射した光と
屈折した光の交点は
ゆっくりと揺らぎながら
ただ、全てを
受け止めてい ...
伝書鳩 彼の窓辺へ 飛ばすより
むしろ私が 鳩になりたい
恋愛と いう合戦(たたかい)に 火がついた
のろしをあげろ このハートから
メールでは この吐息(ためいき)は 届かない
絵 ...
こんな夜は
星なんかいらない
いろんな自分が壊れて
風の吹き抜ける地下通路を
歩くのはひとりだけど
橋の向こうをめざしていく
笑いながら
どこで夢見たのだったか、きみ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
八月のウサギ
大覚アキラ
自由詩
2
07/8/6 11:47
かけら
風
自由詩
3*
07/8/6 11:43
さみしさ。
shion
自由詩
1*
07/8/6 11:35
いつかの値
ドロップ
未詩・独白
2
07/8/6 11:14
咲かない花のために
結城 森士
自由詩
2*
07/8/6 10:58
花火大会の夜に
チアーヌ
散文(批評...
7
07/8/6 10:56
血
山内緋呂子
未詩・独白
2
07/8/6 10:18
心臓に輸血
〃
未詩・独白
5*
07/8/6 10:13
祝福
由希
自由詩
0*
07/8/6 10:05
ポケットに速度
AB(なかほ...
自由詩
3
07/8/6 8:47
■■■ フタゴ ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
0
07/8/6 7:28
言葉の壁
優飛
自由詩
8*
07/8/6 7:23
『果てしない』
神楽坂 猶叉
自由詩
1*
07/8/6 6:40
擬態のコビト
あおば
自由詩
2*
07/8/6 5:58
空っぽのピックアップ
maynar...
自由詩
0
07/8/6 5:29
堂々とピース
新守山ダダマ
自由詩
2
07/8/6 4:01
夜虫
黒子 恭
自由詩
4*
07/8/6 3:09
発芽
小川 葉
自由詩
4
07/8/6 2:57
表面張力
〃
自由詩
5
07/8/6 2:19
明日色の月
プル式
自由詩
3*
07/8/6 2:15
未来
瓜田タカヤ
自由詩
0
07/8/6 1:58
だから判るんだ
プル式
自由詩
2*
07/8/6 1:46
蝸牛が笑っている
〃
自由詩
4*
07/8/6 1:45
懺悔
そらいろ☆コ...
自由詩
0
07/8/6 1:32
脱皮
山崎 風雅
自由詩
0
07/8/6 0:51
last moments.
やまぐちふぢ...
自由詩
0
07/8/6 0:50
あさはかやね
殿上 童
未詩・独白
1*
07/8/6 0:46
水中
山中 烏流
自由詩
4*
07/8/6 0:46
古今東西〜恋を伝える五七五
AKINON...
短歌
0
07/8/6 0:39
アルクトゥルスの頃
たりぽん(大...
自由詩
7+*
07/8/6 0:39
5405
5406
5407
5408
5409
5410
5411
5412
5413
5414
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
加筆訂正:
いつわりの夜空に
/
たりぽん(大理 奔)
[07/8/6 1:14]
推敲しました
臨時最終列車にて
/
たりぽん(大理 奔)
[07/8/6 1:11]
行間調整
夜想原
/
たりぽん(大理 奔)
[07/8/6 1:08]
若干推敲
8.54sec.