通学途中のサイクリングロード
今日、
見つけた屍骸は5匹。
太陽は
相も変わらず肌を痛めつけるが
もう 日焼け止めなどは塗らずに
あえて抵抗しないことに ...
玄関の向こう側で
人の声がする
それは私の知らない人の声
玄関の向こう側で
行き来する自動車の声がする
それは忙しいと街が嘆いている声
玄関の向こう側で
ジェット戦闘機の声がする ...
恐れて
縮こまった足を
叩く
一歩を踏み出せずに
いつからここに
居続けているだろう
動け動け
動いて
切な願いは
私の意思は
脆弱で
足には
届 ...
広い通りに一様に並んだ木々
同じ品種が
同じように剪定されて
まるで揃いの置物のよう
此処の木たちは
自由に伸びることすら許されない
アスファルトの植え込みで
色 ...
ピエロが嫌いっていつか言っていたのを思い出したんだ
夏の暑い日、鏡の館の迷路の中で、
ピエロが一緒に行こうって手をひいた
わからなくて、何かの外に出れるかもしれなくて引かれるままに
行った ...
君の塗り絵を描いてみた
色がなんだか足りなかったよ
カランダッシュも
ステドラアも
ユニカラアも
色々色鉛筆を使っても
なんだかうまくあらわせないんだ
...
夢現な朝露が
透明を保つ空気の中で
そっと
身体を震わせる、朝
細やかな振動は
私が眠ったままの揺りかごを
徐々に強く揺らして
目を開くことを
強要する
ああ、空に ...
そもそも
言葉というものが先にあったのか
ひとが自らを自動書記に設定したがために
言語というものが存在を始めたのか
そのようなことを考えているうちに部屋が一面ウサギの毛に覆われた
ふんわ ...
この手が
いくつもいくつもあったなら
泣いて光をうしなっている
あの子の
背中を
なぜてあげたい
頬にこぼれるものを
ひろってこの川に捨てたい
この手が
いくつもいくつも ...
会社のトイレの窓から下を見ると
目玉がポロリとふたつ
これはいけないと
同僚を巻き込んでの大捜索
どうやら落とし所が悪かったのだろう
見つかった目をはめ込むと
六角形の世界が並んでいる
...
きみは煙突の上に立っている
煙突の上に立っている
夜景をマジックでひきつぶしたような
煙突の上に立っている
燃える夜空の裂け目のような
煙突はそびえ立つ
きみは煙突のへりに立ち ...
星空を見上げると星空に磔にされ
星座達と同じ気分を味わう
罪を犯し 罰として世界中を回って己の醜態を晒すのだ
星空は刑務所のようで
糞尿は流星となるし 不安定な天候の中雨の流星群を打ち付けられ ...
1
どこかで
仔羊が鳴いている
めぇぇえ
仔羊は迷いながら
堂々巡りをしている
めぇぇえ
嗚呼
何が幸いや幸いや
めぇぇえ
苦しんでいる人を
助けるこ ...
大きく
小さく
響きつづける鐘の音
体の内側で
反射を繰り返す
わたしの音
体を震わせ
心を震わせ
空を震わせる
あなたの音と
永遠に奏でつづける
魂の和音
まずは小話を一つ。
かつて若かりしころに罪なき党員にスパイの嫌疑をかけ、査問中に死に至らしめたミヤケンこと故宮本顕治日本共産党名誉議長であったが、実は晩年、病に倒れて後、夜な夜な枕元に当時殺した ...
サンディエゴ
サンディエゴはサンディエゴという意味を必要としなかった
A型はA型の血を守るためにA型と結婚した
イカレポンチは振るー^ツポンチの中で混ざって
ああ! 時代の波が押し寄せてくる! ...
何も決められずに俺は疾走した
全てを保留にしたままで迷い続けた
迷っていた
それがまさに迷いがない証拠だった
書ける地平から書けない地平へ
俺の意識から感覚へのバトンタッチ
亡霊ミサイルも ...
あの日が来る
あの日の蝉を聴いている
時計がちっちと針を進める
白
あの日が来る
あの日の蝉を聴いている
時計がちっ ...
ふと
街で
耳にした音楽から
わたしの声がして
びっくりしてしまった
あの日あなたと過ごした半日で
わたしのどこかが変化したよ
あの日の前と後で
わたしはずいぶん違うみたい
西葛西の ...
中上忌今年は浅田彰来ず
あきらかに
宇宙人だと
ばれるやつ
{引用=隊長、昨日日比谷線内で接近遭遇しました。普通の人間ではありえない目の動きをしておりました。絶対宇宙人だと思います。}
おっ
きょうは
露天風呂だな
いこう
この丘をのぼったら
一面の星空みたいに、きらきら輝く町並が見下ろせるんだ
キミの手をつないでゆくよ
いこう
澄んだ夏の青は
海を宝石のように輝かせるんだ
...
弱くなりたい。
弱くなりたい。
一人で居れる。
強さは要らない。
夜の冷たい川沿いに
軽やかな秒針の音
寝静まる畦道の空想
蟋蟀数えて更ける
誰か の物思い と
雨が降って大気を導き
水待つ蛙の物憂げ
風の鳴る音 戸を叩き
葉裏にとまる蝶 ...
世に出るか知らぬ我が子の名を夢み
望み託すは卑しき頭脳
イーダちゃん
62年目の朝が来ました
日本には あなたを苦しめた
原爆は 落ちていません
だけど この地球上で
戦争によってばらまかれた
放射能で
殺され 傷つき ...
祭の金魚すくいで義理でもらった
間に合わせの小さな薄いビニール袋に
入れられた時から
すでに水がこぼれていた
それでもそこから漏れてくる水を
押さえながら
そろりそろりと家に持ち帰る
...
夕凪にざわりと
ちいさな君の髪
真っ赤にしたその表情の下に
たくさんの宝石を隠して
何度かの孵化を繰り返しながら
その心を美しく成長させてくれれば
それは私を
百年眠らせてくれる
...
きのうの じぶんを
コピーする だけですから
いくらでも すぐできます
じまんするようで てれますが
なかみは なんにもありません
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
セブンデイズ
かとうゆえ
自由詩
2
07/8/7 14:48
玄関
乱太郎
自由詩
24*
07/8/7 12:48
いし
葉流音
自由詩
0
07/8/7 12:43
物言わぬ共存者
由希
自由詩
2*
07/8/7 12:00
なつのひかり
風
自由詩
2*
07/8/7 11:24
■■■ o'l color U --ヌリエ-- ...
じゃんじゃっ...
自由詩
0
07/8/7 10:53
ぜろはちぜろろく
山中 烏流
自由詩
9*
07/8/7 8:49
ウサギの部屋にて
山本 聖
自由詩
2
07/8/7 7:20
この手
唐草フウ
自由詩
13*
07/8/7 5:18
飛ぶ事は出来ぬが
プル式
自由詩
1*
07/8/7 4:56
煙突
haniwa
自由詩
3
07/8/7 3:58
狂人への警告
円谷一
自由詩
0*
07/8/7 3:23
仔羊の唄
麻生ゆり
自由詩
3*
07/8/7 2:25
カンパネラ
436
携帯写真+...
0
07/8/7 1:50
ラブアンドピース?いいやラブはピースをも駆逐するのかもしれな ...
山田せばすち...
散文(批評...
6+*
07/8/7 1:42
サジェッション・サドミシビシミシミゴシュム
狩心
自由詩
1+*
07/8/7 1:35
まよなかのまよい
〃
自由詩
1*
07/8/7 1:26
あの日の蝉
吉岡ペペロ
自由詩
0
07/8/7 0:56
削られた一部
チアーヌ
自由詩
1
07/8/7 0:51
熊野大学
A-29
俳句
0*
07/8/7 0:40
電車内にて
青色銀河団
川柳
5
07/8/7 0:27
また真夏の庭
weed &...
携帯写真+...
2*
07/8/7 0:22
1945
わら
自由詩
15*
07/8/7 0:01
弱音は口だけ。
狠志
自由詩
6
07/8/6 23:51
静かな夜
及川三貴
自由詩
3
07/8/6 23:45
眠れぬ夜に
ポッケ
短歌
3*
07/8/6 23:33
イーダちゃんへ
池中茉莉花
自由詩
3*
07/8/6 23:18
祭の金魚
ぽえむ君
自由詩
5*
07/8/6 23:15
もちも-ち
ゆるこ
自由詩
2*
07/8/6 23:13
そろもん(私詩の話)
みつべえ
自由詩
5
07/8/6 22:37
5403
5404
5405
5406
5407
5408
5409
5410
5411
5412
5413
5414
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
加筆訂正:
ラブアンドピース?いいやラブはピースをも駆逐するのかもしれない。
/
山田せばすちゃん
[07/8/7 1:56]
一部加筆
5.24sec.