信じられた永遠の
イルカのパーツほどの
たしかな柔らかさで
目の前の海が
これほどゆるやかに
光を重ねている
日は遠くたゆたう
波のまた向こう
また向こうへと
消えそうになりながら
...
胸いっぱいの誉れのためにも
きこえないふりを
しなくてはならないが
よけいきこえてくるので
いたたまれなくなる
逃げ出しなんかしない
涙もださない
汗すらださない
靴底を地に押 ...
良い国は波が攫ったあの砂が積もってできるどこか遠くに
クレパスで描いたお城に住んでいるあの日の私あのときの夢
ヒーローと悪役だけだと思ってた世の中全部白と黒だと
花の名も虫の名も全部 ...
じいちゃんの言うこと分かるやろか。
人生なんてな
花火というか
花火の後の残像のようなもんやからな。
なんて言うのは
少し寂しいやろか。
でもな
寂しいところに人生はあるもんやっ ...
まどろみながら
僕が見失っていたのは帰る場所だった
それとも
もしかしたら行き先だったかもしれない
目に見えるものの手触りを確かめて
それをどう思えばいいのかを確かめていた
孤独な色だ ...
蒼硝子 秋の風鈴 鳴りにけり
まだ 夏だよと 言いたげに 揺れ
移り行く早さはお手の物
たいした男がいないんだから
似たようなセンスで髪型で
後は分類分け程度
あっちの人はこっちにもいるし
本質は隠してるけど
覗けばたいして珍しい物じゃないし
...
お天気雨の降った日に
何故だか不意に思い出す
ひいばあちゃんちのお隣の
赤い鳥居のお稲荷の
神社で遊んだ
誰かしら
今頃何を
してるやら
白無垢を着て
紅をさし
どこか遠くへ
...
秋風すずむ 夕暮れは
茜空が きれいです。
君にも 見せて あげたいな
ねこじゃらし くる くる 散歩道
君住む町は
今が 明け方
君は めざめて いるかしら
朝焼け 見 ...
ぼくはね
いま、よくわからないんだ。
どこに いって
なにをたべよう とか
だれと あって
なにをはなそう とか
伝えたいことがあるんだ
なんて
それすら朧 ...
洋楽のラブソング。
何言ってるかは、ちゃんとはわからないけど、
寂しかったり、愛してたり、懐かしんだり、悲しんだり、
さまざまな形を唄ってる。
やさしいメロディは、
僕に ...
引き金を引こうか。
口を開けて、押し込んで。
引き金を引こうか。
何もかも忘れられるさ。
引き金を引こうか。
おもちゃのように、軽く。
引き金を引こうか。
最 ...
硝子の風が
きりりと秋の粒子で
二の腕あたりをすり抜け
寂しい、に似た冷たさを残して行く
野原は
囀りをやめて
そうっと十月の衣で包まれている
わたしは
それを秋とは呼べず
...
厳格な王様がいた
優しいお姫様がいた
富める者がいて
貧困と差別があった
内外で争いがあり
子どもたちは時々
壁にもたれかかって
よく笑った
忘れる人がいたけれど
同じように
...
3つ葉のクローバーの様に思える
平凡な日々の中で
見落としていた4枚目の葉っぱを
見つける事が出来る人を
幸せな人って呼ぶんだよ
君のために作るよ
あまいあまい
ハニービスケット
大変だぁ
ふくらんでふくらんで
まるで私の心のよう
割れないように
壊れないように
そっと持ち上げて
...
登場人物が2人いると
何か話さなければならない
わけでもない
僕はからだの底から走った
でも君はそれに気づいていない
僕はからだの底から叫んだ
でも君はそれに気づいていない
登場 ...
今日は良くないことが
起きる気がする
例えば僕が息絶えるとか
なら今日は君に逢いに行こう
今すぐ歩いて逢いに行くよ
必ず行くから待っていて
花を持って行くよ
君の好きな花を沢山
...
それは
わたしがあなたに気がつくこと
あなたの今を、想像すること
わたしがわたし自身でいるためには
あなたがあなた自身でいることが、必要だということ
どこまでも。
欲望 ...
歩幅の合わぬ錦帯橋で
先人のそれを知る
真似てはみるが無駄なこと
染み付いたものを落とせはしない
悔しさは川に流れることもなく
虚しさが風に吹かれてやってくる
怨めしの吐息を柳 ...
聞きたい
なぜ そんなに 急ぐのか
先は長いよ
そんな急いで
落ちてしまっては寂しいでしょう
その時の感情は、諦めとも憂鬱ともつかない、郷愁にも良く似た、感情だった。
僕の視線が宙を彷徨い、何処からか飛んできたのか、花びらが横切る。
踵を返すと、また幾枚かの花びらが前を横切る。 ...
男の子の書くロマンと
女の子の書く優しさを
足して二で割ったものが
僕の物になればいいと思う
其れがシーサイドアクアの香りなら
なおいいと思う
文学小僧にしか解らない話と
...
電車に乗ってきた老婆は
青い花束を抱えていた
大人になって見えなくなったもの
子供の頃に見えなかったもの
全てを詰め込んでおける箱は無いから
次の駅へ向かう
電車を降りていった少女は
...
シャツが僕に滲む
けれどどうでもよかった
息継ぎもなく
おでこは
机とずっとキスをしている
僕は其れを見ない
脳に埋め込まれた
小さなモーターだけが
頭の中で回る
震 ...
脳内で死に場所を探していた。
飛び降り自殺が出来る処よ。
コレは独り言じゃないし、私の頭は覚醒している。
貴女へ話しかけているのよ。
風邪等拾ってきてしまったばかりに喉が痛い喉が痛い喉 ...
星、吸う'p カ-rテンレール越しの 灯り アルカリの
吐露 'Eの汽車の 或る一室に看る夢は揺り篭の 姫林檎
rin-音/g-0の鈴と フルートの寝息/fldの 緋化学的な'r ...
朝私が
シーツの海から目覚めると
あなたがおはようと囁く
寝坊しても怒ったりしない
朝食を作ってくれるだろう
でもあなたは
キッチンから戻ってくることはない
夢の中のあなたはやさしい
...
色とりどりの携帯が
九月の小川を泳いでいく
電話口から溢れ出る声は
次々と不器用に溺れて
川はさながら
どこか遠い国の雑踏のようだ
風邪は人にうつせば治る
という嘘を知らない子供たちの
...
皆が幸せになれば良いと願った
僕に傷を集めてよ
深く抉った茶色い傷
治りかけるなんて許せなくて
「痕が残れば嬉しいなぁ」
君は今何処に居るの?
また一人で抱え込んでいるの
僕が居 ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
永遠の果実
小川 葉
自由詩
0
07/9/20 22:48
ひそひそ話と子供
美砂
自由詩
3*
07/9/20 22:19
御伽噺夢語り
亜樹
短歌
4*
07/9/20 22:12
残像花火
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
07/9/20 22:06
光線
チグトセ
自由詩
11*
07/9/20 21:49
秋風のワルツ
Lucy.M...
短歌
0*
07/9/20 21:47
秋ノ空
酸素の枷
自由詩
2*
07/9/20 21:41
狐の嫁入り
亜樹
自由詩
0+
07/9/20 21:33
タイヨウのうた
Lucy.M...
自由詩
1*
07/9/20 21:22
宣誓。 荒削りだと承知しているが故に僕はペーパーナイフを暫し ...
空雪
自由詩
0*
07/9/20 20:55
今日のおわりに
短角牛
自由詩
2
07/9/20 20:53
くちずけ。
狠志
自由詩
2
07/9/20 20:24
硝子の唇
銀猫
自由詩
12*
07/9/20 19:52
美しかった国
たもつ
自由詩
3
07/9/20 19:46
クローバー
せいちろ
自由詩
2*
07/9/20 19:07
ハニービスケット
cass
自由詩
0
07/9/20 19:02
物書きストーリー
ゆうと
自由詩
1*
07/9/20 18:59
禍福
路守 緒世留
自由詩
1
07/9/20 18:43
共に生きる
megie
自由詩
1
07/9/20 18:16
歩幅の合わぬ錦帯橋
太陽の獣
自由詩
1
07/9/20 17:48
葉
瑠音
携帯写真+...
0
07/9/20 17:34
暁天
榊 慧
自由詩
5
07/9/20 17:11
ブレス
フクロネヅミ
未詩・独白
2*
07/9/20 16:37
telescope
000
自由詩
1
07/9/20 15:43
空白
フクロネヅミ
自由詩
2*
07/9/20 15:41
本当にあった怖い話。
菊池ナントカ
未詩・独白
2*
07/9/20 14:58
午前L時ノ歌
六崎杏介
自由詩
6
07/9/20 14:43
夢の中のあなた
石瀬琳々
自由詩
8*
07/9/20 14:13
会話
Tsu-Yo
自由詩
0
07/9/20 14:05
再放送
思考回路
自由詩
1
07/9/20 13:11
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6.46sec.