*いたるところにある給水塔/ちいさな/8月

たとえばこんな狭い
はしごで登る
四角い金網のうえで
果たしても
ぐるりをとりまく
空のもと
擦れすらもしない
僕ときみだったとして
...
昨日青かったトマトの実が
今朝は真っ赤な食べごろで
それは甘くておいしくて
そんなとき心にうかぶ「ありがとう」
この「ありがとう」の中に
神様がいるのですよ
空を見上げて

「綺麗…」

とつぶやく人を見た

つられて空を見上げる

雲ひとつない空は真っ青で

「悲しみの青」

そんなことを思わせた

下を向いてため息をつく
...
弱いことは罪だ。

危機感はあったはずだ。

なのにフラフラ悩んでるだけで

何もしないから いきなり横っ面を殴られる。

また涙を流すの?

とっても卑怯だね。

悪いのは誰 ...
 
 
 
こじつけの夢で
眠ること

なんといったって
莫伽なこと

未来都市での恋物語
蜘蛛の巣を辿り成就する
乱れた鱗色
思いのまま泳ぐ
美しきライト
氷の万年筆が地 ...
静かなままの
冷たい身体が寂しいと鳴いた
お気に入りのシーツ
このままひとりで汚したくはない
記憶が飛び散るそのまえに
きみに、して欲しいことがあるの


ひろげた手のひらに
...
時計が示す時間は

昨日と今日の間の一瞬

そのなかで僕は昨日に戻りたく

今日が鬱で嫌いだった

それなのに今日が無条件で始まっていく

僕の将来は今の頑張りしだいとか ...
小さなうみねこが
街灯の上で恋をする
おもちゃみたいな波の音
テトラポッドにぶつかって
消える


苦しみのない海に
貝殻たちは寝転がる
わたしは桃の果汁を
うすい雲にわけてあげた ...
明日も 生きてゆくために
今日も たくさんのことを
やりのこした 夕風が
たちはじめる 時刻に
からだを 洗っている
音が

匂いが

熱や温度が

あらゆる化学反応

あらゆる物理現象

それらは皆さん

デジタルなものでありました


悲しみだけが

哀しみだけが


藍い ...
そもそも俺は俺がどこから来たのか知らない。
湿った落ち葉に覆われたつるつると滑る斜面を、両手で這い登っていたのが最初の記憶だ。
それから茫漠としてよく憶えていないが、苦労して長い道のりを上ったり下 ...
路上に咲く花の
強さと優しさが身に沁みる
そっと風に身を委ねながらも
へこたれることはない
自分の首を高く掲げ
優しく自己主張している
無闇に棘を生やすこともなく
全てを受 ...
水に挿されたくちばしが
海を海へ引き寄せている
己れの舞を舞うものにあふれる


帳も 色も
響きを奪われ
なお鳴り響く


ひきちぎられた
半分に満たない
紙と鉛 ...
林の中の上り坂
豊かな緑の
新たに生まれる空気が
空につながっている

小川に沿った土の道
豊かな水の
新たに生まれる波が
海につながっている

暑さの中の涼しい風
豊かな夏の
...
                 07/08/18


余計なことを書いて怒られて
しょげて
とぼとぼ
家路を辿る
だけど
帰る家があるから救われるのだと
思っている
帰る家なんか ...
昨日の喧嘩で

あなたに 冷めて

そのことを思い出して

思わず目が 覚めて




私よ  さめて

こんな 色が褪めた現実なんて

きっと幻なんだって


気 ...
床屋が私の髭を剃りながらこんな話をした
髭は剃っても、また生えてきます
顔をそぎ落とせば、二度と髭は生えてきません
でももっとよいのは、いっそのこと
肉体をそぎおとしてしまうことです
さらに ...
生けた花
秒針は成り行きを着飾り
刈り取られた脈に
美を埋め込んで
陰りを待つ

施されて息吹きを残し
敷き詰められた水に唇を投げ
盲目に似た器の感覚を舐めていく

刃は清めの儀式 ...
四倍に観えた
斜陽から
大気の臨点は
風をつくり
迸る生命に
つむじ一閃
燃ゆる

身震いした秋風
最小のヴェルレーヌを
解き放ち

ただ
一歩の前進に
凍り
凍てつ ...
太陽が自分の姿を隠すとき

世界を赤く染めて

自分が消えていくことを

知らせて 消えていく




それは私も同じく

誰かの元を去るとき

私がいたことを忘れないよ ...
肉球は
ピンクのほうが
かわいいけど

(仕方ないよね
黒ネコだもん)
真空伝記は
竜の背にもエレクトロを静電し
暗がり黄走る永いひかりの連なり
真っ先に稲光る

ころげた永遠
ただ白い歩記は錯乱する程に
つよい顔のような夕暮れ
きこえなかったよ
一 ...
あるいは儀式のある世にて
貴方と向かい合って誓った
として
何を?

恐らくは
くるぶしが溶け合って生まれた
ということ

を誓う何に?
分かたれた孤独に
もしくは
私という資 ...
僕には足りないものだらけ。
僕の存在は
この身一つに一つの魂で満たされるけど、
それだけじゃ
存在理由は満たされない。
だから、僕に愛情を。
僕を満たしても、
有余る程の愛情を。
尽き ...
あったかくて やわらかで
僕を包み込んでくれて
安心できて
心地がよくて
時々怒って
たくさん笑って
僕の側にいてくれる人




{引用=
1997
ほっぺにちゅう
ぷにぷに ぽよぽよほっぺにちゅう
ましゅまろよりも やわらかほっぺにちゅう
ましゅまろよりも 甘いちゅう

ほっぺにちゅう
けんかのあとで ほっぺにちゅう
涙が通ったあと ...
嘘つきはもとめるように口を開く、
だから石を入れて縫いつけた。




キスしたければ唇のように目をあけてぼくを受け入れて噛んで。




さあ泣 ...
人を殺すことを考えても良いけど。

感動させられることも出来るんだから。
吠える
獣のように大きく響き渡るような
そんなたいそうなものではなく

ただ
吠える
「俺だ!」と自己主張するにしては
物腰を気にして周りを気にして

吠える
元来声が小さいわ ...
愛してるじゃ足りないぐらい
愛してるよ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Re:水町綜助自由詩6*07/8/19 1:33
トマトと神様a/t携帯写真+...207/8/19 1:33
青い空riebuu自由詩107/8/19 1:04
弱いということ自由詩007/8/19 1:01
バオバブルイーノ自由詩807/8/19 0:28
テレポートの感覚奈智自由詩107/8/19 0:21
それは僕らの夢じゃなくそれは僕らの未来こめ自由詩5+07/8/18 23:55
夏のまぼろしアヅサ自由詩4*07/8/18 23:32
そろもん(残暑の話)みつべえ自由詩207/8/18 23:31
夕暮れだけが吉岡ペペロ自由詩207/8/18 23:14
無題hon散文(批評...107/8/18 23:14
快晴自由詩2*07/8/18 23:08
ノート(夜と水)木立 悟自由詩307/8/18 23:07
豊かな夏ぽえむ君自由詩4*07/8/18 22:50
蛇足あおば自由詩7+*07/8/18 22:40
さめる森下 流華自由詩3*07/8/18 22:38
床屋にてケンディ自由詩1*07/8/18 22:34
マリオネット見崎 光自由詩1*07/8/18 22:28
殲滅のルミュキメラ自由詩407/8/18 22:28
赤くなる森下 流華自由詩2*07/8/18 22:23
ぷにぷに風音携帯写真+...1*07/8/18 22:19
ガーラントキメラ自由詩607/8/18 22:02
青くさいけれどnaho自由詩207/8/18 21:29
存在理由2明楽自由詩107/8/18 21:24
探しもの自由詩107/8/18 21:24
ほっぺにちゅう自由詩007/8/18 21:23
「 溺れる魚はきみかもしれない。 」PULL.短歌8*07/8/18 21:20
かやく。狠志携帯写真+...307/8/18 21:13
吠えるもこもこわた...自由詩6*07/8/18 21:12
西平よしゆき自由詩0*07/8/18 21:09

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加筆訂正:
プレッシャー/壺内モモ子[07/8/18 21:59]
誤字訂正
7.37sec.