孤独な夜の狭間に
行き場を失った
言葉たちが
ゆらゆらと
哀しく宙を拡散していく


握りしめた想いが
指の透き間から
硝子の粒子となって
サラサラ零れていく


染み入るよ ...
あの時と
まさに同じ暮らし
同じような暮らし

どことなく赤茶けた色が
町全体に漂っているような
とあるカントリータウン

ここには
小さい箱のコンテしかないから
イメージした色が ...
澄み渡る冷たい黒い日です。
ひとり森の中を駆け回る僕が歩いてる。
生きるために肺が酸素を取り込んで循環。
今日も呼吸は僕を侵しているようです。

まだ森の中から抜け出せずに逃げている。
...
あ、マナーモードにしたまんまだった
そう思って携帯開くと不在着信

昔、長いこと付き合った人からだった

胸の奥が締め付けられた
同時、ホッとした

なぜ?
どうしたんだろう
そし ...
いまとなっては

あなたを愛していたのかすら
曖昧。





モノクロの世界で瞬くみたいに


それだけが
鮮明に
繊細。


手にしていたのは
優しさのカタ ...
偽物の夜がきて
偽物の星空のした
仄暗い記憶の海に
釣り糸を一本垂らすと
偽物の魚がかかる
その場所から
本物のおとぎ話が
はじまる

  *

今まさに
事件は暴かれた
偽 ...
あなたがつけた
キスマークがかゆい
ぽりぽりかいていたら
血が出たの
今日は晴れる と誰かが
声 高らかに

肉食のうさぎは
人参 口にし 雪が降る
と頑なに

どんな形を

温度は

どんな味が

色は

知らない


肉食のうさぎ ...
きょうはちゅうしゅうのめいげつ。

まんまるなおつきさま。

ぼくがそこまでたどりつくのにあとなんねんかかるの?

ぼくがひゃくぱーせんとのぼくをさらけだすにはあとなにがたりないの?

...
ねえ、何見てるの?

何考えているの?

え? ワ・タ・シ・のこと?

空見てるの?

なあんだ、膝まくら 足疲れたよ



終わりの方の願い?
何言って ...
小さな
天窓から
刺す光

この光が
こころを
蘇えらせてくれるのか

この
切り取られた空が
オレンジの塊が最果てに沈む頃
世界は固まり焼き付けられた

君の頬を染め 僕の耳を熱くした
それは僕たちを魔法にかけたんだ


そして僕たちはオレンジに向かって進んだ
...
あるAV女優は十以上の顔を持つ
それは最初、軽い興味と嫌気と
ちょっとした怖ろしさを感じさせ
胸騒ぎをこちらに残した

女の周り、男たちの表現はメイクであれ写真であれ
...
 国鳥である雉は、一般的に「ケンケン」と鳴くといわれる。平地のような開けた場所に巣を構える。夜は木の上で眠る。雄の体長は80センチ。メスは50センチ。茶褐色の羽に白い斑点がある。しかし記憶の雉は、深い ... たくさんの
シャボン玉が
飛んでるよ
ねえ
泣かないで
いま
あの日、に立っている


右手をのばし
空の高さを測るきみ
手招く左手は
薄の穂の間に
見え隠れして
黄昏の
目で追う背中には
金色の翼があった
喧嘩しても
すぐに忘れ ...
誰にでも優しい君
いつも笑っている君

そんな君はもちろん
クラスの人気者


だけど

僕の前ではもっと

怒ったり
泣いたり
愚痴を言ったり

もっともっとしていいん ...
蛍光灯で白く照らされた車内。対峙して座る女性は、淡いベージュのパンツを履いていた。
手には黒いハンドバックを握り締める。

彼女の裡には激しい恋慕があった。
その激しさを恐れる彼女は、淡いベー ...
馴れ合いでニコニコマーク苦笑い 温もりと面影残して
 ...さようなら

小さな小瓶に花を飾って
 ...さようなら

もう会えないと知ってるけど
それでも思い出す

いつも夢にみてるよ
あなたの微笑み

...
夜明け前
神々の気配が
冷えた大地をわたり
静かな{ルビ洞=うろ}に届けられると
指さした方角から
蒼い鼓動が、はじまる

やがて
優しい鋭さをもって
崇高な感謝があふれだすと
う ...
歯が ぐらぐらしてきた
これはきっと 抜ける前兆

朝起きたら 昨日よりぐらぐらしてた
指でつまんで ぐらぐらしてみる
ちょっとだけ ひっぱってみる
まだ 抜けない

ご飯食べるときに ...
ちょっとだけ涼しくなったね君は言うまだ信用はできないんだ、僕  春です
 あなたは誰かを愛していますか?
 小さな命を大切に
 大きな命と寄り添い
 あなたは幸せですか?

 夏です
 厳しい季節ですが、お元気ですか?
 子供の汗の匂いから
...
ゆき子は手に生命を宿した

ある冬の日だった 
ゆき子は凍えながらも 
大好きな白粉につつまれて 
近くの店に出かけていった 
心の中でレミオロメンがながれている 
そのうち、しばれはす ...
踏み入れたのは無限の限界
ありとあらゆる瓦礫に埋もれた現実の前で
ボクらはウズクマル                        
時盗人がフォルテシモで鍵盤を滑り落ちる /ときぬすびと

...
うちにきたころの あなたは
  ちっちゃなころの わたし そのもの

世の中におもしろいものが満ちあふれているから
 どんなに高いハッチの上にでも
  とびのぼっては かけまわる

一秒 ...
私は10年冬眠していた

 走って 走って 疲れてしまったから

 目を開けると

 良人も家族も 老けていた

 みんな 私より 弱っていた


 はいつくばって 鏡の前へ
...
削るように冷たい風景は重いし楽しい 午前2時。

テレビの光、煙草の煙。

色んなことを思い浮かべる。

夢見心地。

去年の今日は君がいた。

夜の野球場。星空。沈黙。衝突。

俺は全てが愛しかったんだよ。
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
満ちていく孤独渡 ひろこ自由詩7*07/9/26 19:54
trunkイツリ自由詩207/9/26 19:47
今日も夢の中に沈んでしまうんだね。し ん携帯写真+...2*07/9/26 19:22
あしあとこころゆくま...自由詩6*07/9/26 18:53
白黒ハート。Sa;自由詩207/9/26 18:41
偽物についてTsu-Yo自由詩407/9/26 17:39
キスマーク2壺内モモ子自由詩007/9/26 17:19
うさぎの予報水口わする自由詩007/9/26 15:57
ちゅうしゅうのめいげつ。小都自由詩307/9/26 14:59
心々童話ヨルノテガム自由詩2*07/9/26 14:32
切り取られた空風音携帯写真+...4*07/9/26 14:26
■■■    オランイェ  その最果てに    ■■■じゃんじゃっ...自由詩007/9/26 14:16
ヨルノテガム自由詩007/9/26 14:04
ブライアン散文(批評...007/9/26 13:38
シャボン玉チアーヌ自由詩207/9/26 12:50
彼方LEO自由詩19*07/9/26 12:30
君へamor自由詩007/9/26 12:16
地下鉄ブライアン自由詩1*07/9/26 12:13
ニコニコマークhasuni...川柳2*07/9/26 11:46
旅のあしあとリュウセイ自由詩107/9/26 11:32
フォルクローレ佐野権太自由詩20*07/9/26 10:41
まりも自由詩3*07/9/26 10:24
あきアイバ シュ...短歌107/9/26 8:46
初恋の人へdoon自由詩207/9/26 8:07
池中茉莉花自由詩1*07/9/26 6:41
思春期九鬼ゑ女自由詩007/9/26 6:36
わたしのイルカちゃん池中茉莉花自由詩0*07/9/26 6:30
ぬくもり自由詩2*07/9/26 6:24
夢題汰介自由詩007/9/26 4:35
_黒牛乳自由詩207/9/26 3:42

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