あの高い木のてっぺんにいるのは
多分ぼくだ
ぼくの知らないぼくだ
忘れていたのかもしれない
ぼくがすっかり忘れていたぼくなのだ
だから懐かしい
ぼくは手を振った
だがそいつは
...
君が 僕の存在を否定する理由は
嫉妬か独占欲か
彼女と僕の出会いを否定する君は
彼女と僕の関係を否定する君は
彼女が
君と出会った時に流した涙を知っているか
...
「待っててね」
って、そう言われたあたしは
・・・待ってるわ
心の中でそう答えながら
じっと長いこと此処で佇んでいた
何処から現れたのか
黒猫がね
足元に擦り擦りしながら
あた ...
あまりに完璧なうんこは美しい
尖がった頂点や方向性も全く無く、水に落ちて飛び跳ねる気配も無い
その場にどっしりと構えた勇姿
女性の曲線美を彷彿とさせる丸みに、ほかほかの肉まんのような湯気
外見 ...
失恋、をしなくちゃいけないんだ。
こんなことに今更気付いたよ。
ちゃんと恋を失なわなきゃいけないんだ。
だから、他の誰のことも好きになれないんだ。
あなたを失うだけじゃ、
...
大塚駅北口の商店街は薄汚れていて風切って歩くチンピラが絶え間なく行ったり来たりしていて、角のゲーセンの二階の奥の、使い古された脱衣マージャンに相変わらず俺は百円玉を山積みにしてる。もう何度裸にしたか分 ...
あの人はこの土砂降りが好きだろうか
あの人はこの土砂降りを聴いているだろうか
シーツをハサミで切り裂く間から
小さなカステイラがこぼれる
土砂降りの中では会話など要らないんだと思う
土砂 ...
あんなこといいな
できたらいいな
ずっと思ってたの
ドラえもんが来て
ダメダメな僕を四次元ポケットで助けてくれたらって
明日のテストだって
嫌なあいつだって
大好きなあの子だって ...
秋晴れに
人に求めしカットソー
ふわりとかぶり雲と交わる
顔を上げる 上着の裾がふくらんで
脚から髪まで揺らす風の音
体のびて 力が抜けて 夜も更けて
彼岸の君に会いに行く 今
『海の中で時計は止まる』
そっと手をつなぎながら
僕ら海に泳ごう
ひと足とびに歌を口ずさんで
思い出の波にゆらぎながら
毎日君に話せなかった言葉を話そう
『羊が手を振る』
...
木々の葉も色付きはじめ
日が落ちるのも早くなり
少し肌寒くなったのを感じ
またこの季節がきたんだな、としみじみ感じた
あの頃の私はまだいろんなことが下手くそで
すべてに手一杯といった感じ ...
はじめの一歩を踏み出すためには
その一歩を踏み出すための一歩が必要で
私にはそれに当たるものがないことに 気づいてしまったんだ
そんなときに 秋風が背中を冷たく押したりするものだから
私は ...
レモン油にうたれ
泳ぎぬける頬白鮫
少年とケンカした後のように
胸の痛みを背で弾く
時には表情をくずせばいい
恥ずかしい格好で
私が下から足でこづいてあげる
知らない
...
世界には自分とおんなじ顔の人が三人いるらしい
こいつらはおんなじ顔だから見つけやすいのだが
世界に放たれた俺の分身達は顔が違うぶん見つけにくい
遺伝子がおんなじのクローンであるはずの分身達は
...
「今四条通りに居るし出てきいひん?昨日の喧嘩は白紙に戻して」
「なら広隆寺で泣き仏像でも拝む?」「今どこにいる?」「外語大前」
バスよりも歩きが似合うこの気持ち 天神川を静かに下れ ...
原谷は 蒼い桜も咲くのかな
来年の春 探しませんか?
此処から視える世界は
何て判りづらいのだろう
街も、空も、君の笑顔も
総て朧げで、悲しい
やっぱり僕は
魚の気持にはなれないや
さぁ、早く出ようか
...
黒鴉
濡れ羽艶めく
雨上がり
冷たき雫も
光にかえて
茅ヶ崎の海を憶えていない
浜見平保育園も
それから後の二宮の
梅花保育園のことも
みんな憶えていない
母にきけばあの頃
ひとりで保育園をぬけ出し
街中をさまよっていた
こともあった ...
彫刻を愛でれば
白い大理石がとろけそうだ
柔らかな肉のひとつひとつ
今にも流れるように動き出しそうで
私は思わず息を止める
布地の擦れる音がする
静かな瞬きが繰り広げられ
その度 ...
帰り道、隣で揺れる長い髪、直視できない君の横顔
何気なく体育の時間に髪の毛を、束ねた君にときめいている
癖毛なの、拗ねる君が愛しくて、天然パーマに今日もドキドキ
いつもより、少しオシ ...
久しぶりだね。
君とこんなメールをするのは。
覚えててくれたんだ。
僕の誕生日。
そうそう、一緒に指輪買いに行く約束してたんだっけ…
懐かしいなぁ。。。
でももう、さすがに ...
浮き沈み
笑って泣いて
一人芝居に明け暮れて
忘れてみたり
浸ってみたり
行き交う靴の音に
追いかけっこの背中
諦めかけて
見つめ直して
終わりのない波動
...
恋をしてしまった
あぁ 恋だ これが恋なのだ
恋をしてしまった
ドキドキしてる
恋をしてしまった
えらいこっちゃ
僕には妻もいるというのに
恋をしてしまった
君じゃな ...
ただ、ひとつの線
そのさきの
きわみ
静けさ
甘みを増してくる
過剰なざわめきに
鈍い、だが長い
痛みに
蓄積されたのち
放たれる
腐臭に
耐えつづけるこ ...
ゆれている 赤いパンパン 股の下 世界はまわる うつろな音で
いつ見ても スカートの奥 一次元 をんなは子宮と泣いている
僕は
10年経っても
街を歩いていても
食事をしていても
トイレにいても
仕事をしていても
掲示板がアスファルトに落とす影や
秋の混じった夏の風や
トイレットペーパーやノートの端や ...
むせかえる香りに
あの日を思い出す
歪んだ視界には
何も映らず
唯々、君の香りだけが
鼻孔へと届き
この場所を潰す様に
俺を侵食して行った。
夕闇に沈んで
朝日に浮かんで
雨雲 ...
私は電気椅子に座って
頭をケーブルで繋がれ
闇の世界を支配している
一つの生贄は
民衆の意思によって
何時でも処刑する事ができる
暗闇の中
力なく項垂れた女の
十メートル後ろをつい ...
ああ・・・・そうか。
きっと今は
『戻る為の訓練。』
ああ・・・・そうか。
一つ一つの出来事は
『困らぬ為の積み重ね。』
ああ・・・・そうか。
積み上げし物は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
木の物語
yo-yo
自由詩
6*
07/10/5 6:54
見知らぬ君へ
水口わする
自由詩
1
07/10/5 6:46
—時間の扉—
九鬼ゑ女
自由詩
1
07/10/5 4:49
完璧なうんこ
狩心
自由詩
7*
07/10/5 3:18
失愛。
狠志
自由詩
1
07/10/5 3:16
マグダラ
rabbit...
自由詩
8*
07/10/5 2:19
土砂降り
たけ いたけ
自由詩
1
07/10/5 2:11
ドラえもん
七生
自由詩
0
07/10/5 2:08
秋三首
宮市菜央
短歌
5*
07/10/5 0:44
宵闇気取りでコンニチハ
プル式
自由詩
12*
07/10/5 0:43
秋が来る
優羽
自由詩
2*
07/10/5 0:42
一歩の前の一歩
楠木理沙
自由詩
2
07/10/5 0:31
海の少女 Here she comes
木葉 揺
自由詩
6*
07/10/4 23:50
ドッペる
木屋 亞万
自由詩
0*
07/10/4 23:49
京で休日
町田アキラ
短歌
2*
07/10/4 23:16
平安ブルー 12
北大路京介
短歌
4*
07/10/4 23:13
in the water
manabe...
自由詩
3*
07/10/4 22:49
『黒鴉』
しろいぬ
短歌
3
07/10/4 22:40
迷子(幼年篇)
岡部淳太郎
自由詩
9*
07/10/4 22:31
水滴。
皆川朱鷺
自由詩
3*
07/10/4 22:31
君の髪
神音
短歌
4
07/10/4 22:30
誕生日プレゼント
amor
自由詩
0
07/10/4 22:29
桃色蛍光ペン
見崎 光
未詩・独白
3
07/10/4 22:27
恋をしてしまった
北大路京介
未詩・独白
6*
07/10/4 22:17
だた、ひとつの線
美砂
自由詩
3*
07/10/4 22:07
娼婦
くあせ@ふじ...
短歌
0
07/10/4 21:51
かけら
野狐禅
自由詩
1
07/10/4 21:39
君とのもう一度。
ala
自由詩
1
07/10/4 21:11
統制
狩心
自由詩
4*
07/10/4 20:57
無題
梓ゆい
自由詩
1
07/10/4 20:55
5299
5300
5301
5302
5303
5304
5305
5306
5307
5308
5309
5310
5311
5312
5313
5314
5315
5316
5317
5318
5319
5320
5321
5322
5323
5324
5325
5326
5327
5328
5329
5330
5331
5332
5333
5334
5335
5336
5337
5338
5339
7.82sec.