夜のまんなかで
佇んでいるあのひとを
みつけた
何ヶ月ぶりなのかな
なにも考えられなくて
考えるなんてとても無理で
でもこれは
必然でも運命でも偶然でもなく
ただそこに ...
昨日は忙しい時間に
トイレに座らせたお婆ちゃんの
下ろしきれなかったパンツが
お尻と便座に挟まって
無理に脱がせると
びりり
両手で持ったパンツには
小銭の穴が ...
チョットシタ羊雲の一匹にでも成って
世界中を旅してみたい
特にカムチャッカ
もしくはカルカッタ
気張りすぎて肩凝った
少し寝よっか、ストリッパー
...
手の内におさまるほどの椀の中赤茶けた汁を泳ぐ鯨よ
飲み込んだ林檎の行方今何処智恵も叡智も遠い我にて
さよならの響きがこだまする校舎白亜の壁は赤く染まれり
{引用=今まで自分が ...
おじさんをたずねていくと
いとこの女の子が大きくなっていた。
久しぶりなので小遣いをあげると
喜び跳ねて菓子屋に行った。
秋入梅のなかで、妙に晴れたこの日に
おじさんはや ...
あの夜の出会いは一期一会だったのかなぁ
だって君とはもう二度と会えないだろうから
あの夜へ戻ることができるなら
俺には似合わないけど
笑顔でお別れをいってあげれるのになぁ
...
シルクでも ミンクでもない手触りで
愛想ふりふり ベンガル無敵
*
たい・まぐろ
高級猫缶
大好きニャ
嬉しさアピり
またオネダリす
*
セルシオ ...
たいせつなものが
ばらばらになっていく
もしかしたら
拾い集めて
いつか
きれいな連なりに
むりしないでいい
背伸びしなくていい
つまづいたり
転んだなら
空を見上げて
蒼を焼き付けて
目を閉じる
風を肌に感じて
吸いこんでみれば
ささくれだらけの心が
...
鮮やかに彩られた鮮明なキャンバスに
生きる君
蝶より儚い蜉蝣だ
白い手首にずっしりと
筆先を落としたがる掌が
(ちらちらと
冬の雪は冷たすぎると
呟く君のホ ...
僕にはアリバイがある。
今まで積み重ねてきたモノが今の僕。
誰に疑われてもかまわない。
君も僕のアリバイを証明してくれるはず。
今の君がいるのも、アリバイを作ってきた過去の君が ...
頬を伝うスペードの影月光浴びて
滝のそばで膨らむぬいぐるみの静けさ
想像上入り組んでいる鯨は筒
生まれ変わる前に貸した三輪車でやって来た
髪を外に垂らす日の夜の長い髪
船 ...
いま 欲しいもの
アナタを満足させられる才能
コスモスのピンクが、夕陽までも染めている
川端を飾るのは、彼岸花の火花の群れ
それらは秋風にしなやかに身を任せ
冬を迎える憂鬱を柔らかに受け止めてから
羊雲へと放ってくれる。
...
気付いたの
アタシの真ん中に
ぽっかり空いた穴は
アタシの想像以上に大きくて
アタシは無意識に
その穴を埋めるナニカを求めてた
穴を吹き抜ける風が
冷たくて冷たくて
凍えて ...
ピアノという家具の冷たさの{ルビ傍=そば}で
偉大な 来光を祈る
密かな 朝焼け
夜たちの気息が
静かな 朝焼けに 消える
黙したまま 祈る
日輪の再生
精緻な 軌道の再現
来臨の風
小鳥はさえずり
長き不在の今日
...
さよならを
告げられずとも
久々に
夢で逢えたら
気が済むつもり
とくん、とくん。
と、生きてるようです。
何で、スタートしたのだろう。
何で、生きてるんだろう。
何で、死んでしまうんだろう。
ゴールはどこなんだろう。
何もかも、 ...
冷めたコーヒーおーけー
怖い夢を見た 気がする
目を覚ますと記憶からこぼれた感覚に襲われた
何もする気が起きなくて
しばらくぼーっとする
仕事に出かけ同僚より早くタイムカードを押す
瞬間的に押される時間 ...
恋の終りはいつも突然で女に追い縋る男を横目に僕は歩き出した
恋の終りと始まりが重なる事はそう珍しくは無く
世の中の恋の大半はそうやって終末を迎えているだろう
新し ...
暗闇の中、声を押し殺して泣いた。
誰にも聞かれないように。
誰にも知られないように。
けど、本当は気付いてほしかったんだ。
私の苦しみ、悲しみ、辛さを。
あなたに抱き締められ
『 ...
煙草の煙が頭に染み付いている
医者がいくら胸部のレントゲンを取ろうが
脳が灰色に色付いているのだから
透視でもしない限り異常には気付かない
肺はもともとピンクらしいが
灰色の肺のほうが洒落て ...
あいしてる
あなたのセリフ
あたたかで
あいもかわらず
あたしとろける
僕のふりをしていた木が
いつのまにかいない
僕のふりをすることに
疲れたのか
あるいは木のふりをすることに
僕が疲れたのか
新しい図書館の椅子に座ると
声が聞こえる
ここにいたのだ
一人ぼっちで
影を踏んで遊んだ、帰り道
空は何者かに犯されて
真っ赤に燃えていたことを
それだけを、ただ
覚えている
無垢な手のひらを伸ばした
見知らぬ稚児の瞳には
あれは、鮮や ...
狂うほど 心ねじれる想いごと
京都御苑にサファイアの雨
{引用=閉じられた扉を内からノックする
「お願い、誰か、…わたしを見つけて――…!」}
もしも、とか。
ほんとは好きじゃないけれど(アンバランスだ)と影が言うので
あの人に恋し ...
かつて絆という
名前があったように
離れてしまった言葉の
名前を呼び続ける
声と声が平行して
共鳴する音色は
美しくせつなくて
呼び方は違っても
意味は等しく
軌跡となり
記される ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
好き
風音
自由詩
2+*
07/10/2 19:55
三つ編みの手
服部 剛
自由詩
8*
07/10/2 19:46
浮遊
manabe...
自由詩
1*
07/10/2 19:39
変換遊び
亜樹
短歌
4*
07/10/2 19:22
嫁入り
短角牛
自由詩
3
07/10/2 19:10
一期一会
fuji
自由詩
2
07/10/2 17:47
にゃんにゃん猫 零壱
北大路京介
短歌
6+*
07/10/2 17:36
ネックレスのように
風音
携帯写真+...
2*
07/10/2 17:01
深呼吸
秋桜
自由詩
3
07/10/2 16:51
いのちのつくりかた
ゆるこ
自由詩
2
07/10/2 16:31
アリバイ作り
サル
自由詩
0
07/10/2 14:53
ひかりきこえない
黒川排除 (...
川柳
9
07/10/2 14:25
欲しいもの
北大路京介
自由詩
4*
07/10/2 13:24
北陸の秋
megie
自由詩
1
07/10/2 12:12
嗚呼、勘違い
ライチ
自由詩
5*
07/10/2 10:02
経験 二
A-29
俳句
4*
07/10/2 9:17
来光を祈る
アハウ
自由詩
1
07/10/2 9:00
夢で逢えたら
かとうゆか
短歌
2
07/10/2 7:13
TRACK。
狠志
自由詩
2
07/10/2 1:23
経験
A-29
俳句
1*
07/10/2 0:47
ロボット以下
tatsuy...
自由詩
2
07/10/2 0:38
さぁ、口付けを
杉山 さち
自由詩
1
07/10/2 0:32
母なる温もり
Rinka
自由詩
2*
07/10/2 0:25
一服
木屋 亞万
自由詩
1*
07/10/2 0:20
『あ』
むむ
自由詩
1+
07/10/2 0:14
擬態
小川 葉
自由詩
7*
07/10/2 0:12
ゆふぐれ
山中 烏流
自由詩
6
07/10/1 23:39
平安ブルー 10
北大路京介
短歌
5*
07/10/1 23:33
かくれんぼ vol.1
士狼(銀)
短歌
5*
07/10/1 23:18
日々の果てまで
小川 葉
自由詩
1
07/10/1 23:07
5303
5304
5305
5306
5307
5308
5309
5310
5311
5312
5313
5314
5315
5316
5317
5318
5319
5320
5321
5322
5323
5324
5325
5326
5327
5328
5329
5330
5331
5332
5333
5334
5335
5336
5337
5338
5339
5340
5341
5342
5343
加筆訂正:
沈黙する夜の始まりには
/
りゅうのあくび
[07/10/2 19:11]
訂正しました^^20071002
7.68sec.