あのとき あなたは どこへ きえた。
(パイレーツ否カビリアン)
夢と覚えし吾がキミよ
ああ、くづれゆく 世界
ああ、くづれゆく 人間
...
一晩中酔い潰れて目覚めた朝は
自分の愚かさが今更ながらに解ってしまって
ただただ 君のやさしさに甘えてしまう
ゴメンよ もう少し強くならなくちゃね
自分の生活にひと時も安らげずにいた
云いた ...
花の名前をひとつ忘れる
波の音が庭を巡る
部屋の空をひとつ名付ける
花が花をなぞる
目を閉じ 聴いている
指先へ指先を唱うかたち
羽の輪を呑み
誰もいない明る ...
あの日の君は それはたいそう 笑顔で
真冬だというのに
黒いシャツ1枚で立っていた
いや〜 寒いですね よく考えたら12月でしたね
って へらへら笑って言うから そのときわたしは
こ ...
彼女は未知の病気に冒された
彼女は未知の病気に冒された
ドクターは彼女の身体に触れようともしなかった
ドクターは彼女の身体に触れようともしなかった
彼は ...
停止線を越えたぼくの感情のかたまりが
きみの言葉で編まれたハンモックに絡め取られた
ぼくが自分の臆病さを知る頃にはすでに
第二の呟きが世界の水面に波紋を描く
...
みんな揃って
春を待つ
冬の沼季節を映す鏡かな
冬日和二人の影が愛になる
冬の日や青空ばかり目にはいる
無くしたのです
何を無くしたのかは
覚えていないけれど
無くしたのです
確かに私は無くしたのです
無くしたのです
無くしたものは判らないけれど
記憶 ...
まだ消えず
ゆきばをなくした
我が想い
ひと月に一遍ぐらいある、とても冴えた日。今日がそうだ。詩を書く気分にはならないのは、なにもかもが自明だから。こんな日はだれかと対話するのが良いだろう。小難しい話の輪郭もはっきりと見える。だまになった糸 ...
「当時」「杜氏」「東寺」「湯治」「答辞」
本日の"NGワード"
そんな設定がされているのにもかかわらず
あなたはNGワードを連射する
しかも「東尋坊」まで重 ...
あ、あ
あ、
ハロー
足の指から上ってくる黒い小さな蠢きを今日も飽きずに殺してゆきます机のうえはいっぱいの黒い点点で埋め尽くされてそれらはつがいを求めて交接交配繁 ...
男は夜を潰し、
サンドバックを相手に
体を鍛えている。
胆となる マウスピース
噛み切れない沈黙―
琥珀色の教室の隅で
うずくまった
背中のよわい夕日が
一年後と
十年と
未来、のあいだに
消えてしまわないよう
お ...
人を殺してはいけないとおもう。でも人肉を食べちゃいけない理由がわかんない。避妊をきちんとする場合の近親相姦がいけない理由もよくわかんない。わたしはセックスしたくない人とはセックスしない。相手や自分が望 ...
過去の私をキリコロセ。
***
GKって切ないポジションだ。守るのが当たり前で、楽勝の試合では目立たないのが当たり前で、しんどい試合のしんどい瞬間だけ目立って。
***
好きに ...
社会がゆがんでなかった時代、大人も子どももとても健全だった時代、精神病者がいなかった時代、戦争がなかった時代、ヒトがヒトを殺さなかった時代、そんな時代、いつあった?
***
実質上、不快な ...
君が僕の詩を待っている頃
僕は君の声を待っている
賑わう街では肩を擦らせながら
人々が振り返らずに先を急ぎ
増殖した三角ポールは
国道の硬いアスファルトを齧っている
橋を渡れば ...
未来は過去だ
そして
過去は未来だ
なんて言うと
歴史学者か何かと
思われるかもしれないが
ある時代を生きることのできる
人間の絶対量は決まっている
たとえば
西暦1969年生ま ...
廃校の焼却炉にある入口に「大人禁止」と落書きしてみる
前足を失くしたぎこちない夜と散歩しているひとりきりの部屋
ループする16系統降りられずブザーのありかを君はしってる
...
嘲笑と自分で生み出した言葉の海の中で溺れて眠る
冷たい階段の踊り場で目を閉じて
眠る
通りすがりのブラザーが俺に聞いたんだ
「よォ兄弟、歌は好きかい?」って
だから俺は答えたんだ
「天 ...
薄いビル
民家
靄のかかった空気
嫌な匂いの雨上がり
吐瀉物
黄色い線の内側
ガム
看板
現実さえも
「そんなこと、あったっけ?」
嫌ね、忘れてしまうなんて
時の流れに負けてしまったかしら?
それとも新しいデータに支配されて
過去のデータはデリートされた?
...
タートルネックガール
毒殺ハニー
撲殺マドモアゼル
つんざめく夕立
ざわめく人たち
どよめく轍
サーカスはもう来ない
サンタクロースも
真新しい朝も
コンクリートの道でさえ眠って ...
いつか君の狂気が芽吹いて
僕の精巣から飛び出たら
君の子宮を突き抜けて
幾重もの肉壁を破って
栗の花を咲かせるだろうから
そうしたらお花見をしようよ
そのまま根を生やして
桜の木の下に眠 ...
五十五年前の
六月十三日に
タイムスリップ
ぼくはそこに
命を籠めにゆくんだ
この命を使うんだ
五十五年後の
六月十三日に
タイムスリップ
...
さよならってなんのためにあるのかな?
ばいばいってなんのためにあるのかな?
てをふるってなんのためにするのかな?
わかれってなんでいつもとつぜんなの?
てくのろじ ...
寒さが身体に凍みわたる頃になりますと
不思議と故郷を思い出します
わたしがそこで過ごした十八回の冬は
どれも特別に寒くはありませんでしたが
むかし むかしは雪が深い
それが当たり前だった土地 ...
僕
飛んじゃった
修学旅行が中止になった
からっぽのバスが雲の中で立ち往生
青空がね、
大き、すぎた、ね
もう写真を撮らなくていいね
顔を落とした40人の子供(せんし)たち
す ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
ロスト・ワールド of パイレーツオヴカ ビリア ...
紅山「そわか...
自由詩
3
07/12/22 12:32
どうしようもない朝に
涙(ルイ)
自由詩
1*
07/12/22 11:56
花と指
木立 悟
自由詩
5
07/12/22 11:25
幸せが飽和してゆく
ウデラコウ
自由詩
2*
07/12/22 11:18
She, he and I
ピート
自由詩
0+
07/12/22 10:16
つまずき
草野春心
自由詩
8
07/12/22 9:55
寒日中
smorza...
携帯写真+...
4
07/12/22 9:33
影
夏川ゆう
俳句
1*
07/12/22 8:35
喪失
秋桜
自由詩
4*
07/12/22 8:16
なごり雪
〃
俳句
2*
07/12/22 7:45
覚醒とは
udegeu...
自由詩
1
07/12/22 4:40
とうじ
北大路京介
未詩・独白
5*
07/12/22 4:16
U・M
サトリイハ
自由詩
0*
07/12/22 2:22
「マウスピース」
プテラノドン
自由詩
0*
07/12/22 2:20
写真
森さかな
自由詩
5*
07/12/22 2:04
カモノハシのパンセ3
佐々宝砂
散文(批評...
3*
07/12/22 1:32
カモノハシのパンセ2
〃
散文(批評...
2
07/12/22 1:29
カモノハシのパンセ1
〃
散文(批評...
4
07/12/22 1:25
証明写真
松本 涼
自由詩
5
07/12/22 0:38
存在する二人
小川 葉
自由詩
1
07/12/22 0:21
大人禁止
しろいろ
短歌
5*
07/12/22 0:17
おっぱい
虹村 凌
自由詩
1*
07/12/21 23:24
希薄
チアーヌ
自由詩
3
07/12/21 23:07
むかし、むかし、
三奈
自由詩
2*
07/12/21 22:50
シュガーレイが帰った後で
虹村 凌
自由詩
1*
07/12/21 22:49
寒桜
〃
自由詩
0*
07/12/21 22:40
そこに命を籠めにゆく
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/12/21 22:36
たとえばね。
永遠音 史香
自由詩
1
07/12/21 22:26
望郷
明楽
自由詩
1
07/12/21 22:21
せんし
446
自由詩
1
07/12/21 22:10
5173
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加筆訂正:
Loveっていったいなんだろう
/
紅山「そわか」
[07/12/22 10:46]
おわり。ふ。
証明写真
/
松本 涼
[07/12/22 7:33]
チョット直しました
5.7sec.