空は そっと倒れこみそうだ
深い雲がみえて

時は静かに止まってしまい

庭先に灰は降りて
やわらかな綿毛が吹き寄せて
湿った窪みに時を
ゆっくり積み重ねている

凍るように
音 ...
色づいた葉のステンドグラス。
紅茶ポットの林檎みたいな影。
窓際に置いた、観葉植物が陽を受けて輝くさまは
幸福の感情を形作ってくれる・・

たいていはそうだけど。
でもたまには、 ...
僕の瞳に写る景色は 絶え間なく姿を変えた

鮮やかな黄色い花びらも 手の平ではくすんで見えた
かさついた茶色い落ち葉も 風に吹かれてダンスを踊っていた
通り過ぎゆく女性の髪からは ともに暮らし ...
悴めば人の温もり欲しくなる

木犀の香りばらまく風の音

枯葉散る音もないまま消えてゆく
花を抱いて
あのひとに
会いに行こう

哀しみも
噴りも
喜びも
なにもかも

ぜんぶ

あのひとに
手渡そう
七色の夢を

虹色の想いを
少し震えながら

だから ...
誰かに相談する時にはもう道は決まっているんだよ
相談しようとしたらそう言われた
これは拒絶だろうか






うそをつきました
つまらないウソでした
まるで嫌いな授業のように退 ...
常に 眼前に 執着せよ
垢抜けた 子の如く
お前の 裏切りに 寛容であるな

月曜 太陽の 白痴ぶりが 子らを
合掌する!
ピアノ線が 割れている 病んでいる
肺病 ベトナム兵士からの  ...
きゆうううううううがががががが
せまいせまい毛布の中で
かたまった感情を
溶かせ・とかせ

すれちがうことも
無心でおいかけるのも
からだがなければ
この下肢、裸足
つめたい

...
潮風にさびる
落日の{ルビ夢幻=むげん}
ゆく手には
茫洋の{ルビ天=そら}

遠音の影を
ひびきつづける海岸が
涙できず知らぬ世で 立ち尽す
瞬息の流星

ほそぼそとあが ...
暗い部屋で
かすかな雨の音を
聞いている

そっくりそのままの
わたしを好きって

その言葉を
信じよう

たとえ
あの梢の烏のように

お互いが飛び去るにしても
きれいな声で
うたってた
金糸雀みたいに

誰もいなくなった教室にかばんを置いて
二階の廊下から駐輪場を眺めながら
校庭でもくもくと走りながら
ボールの弾む体育館で人知れず
ほんとうに ...
・僕は電車で真ん中に座る

少し語ろうと、思う。今しか語れない事や、それから少し前の事を。先の事を。
もうじき30歳になるある日、僕は友人と酒を飲み、そうして勢いで、次の日の仕事を休む電話を会社 ...
何が悩みかって・・・?





ニキビ




あ、今笑ったでしょ?
そんな事かよって思ったでしょ?
乙女にとっては深刻なのよ?



一体全体何が原因なのかしら? ...
ある夜目覚めると猫が部屋に住み着いていた

何故か泣いていた
先に無いのは当然だが
後にも先にも猫が泣いたのはその時にしか見たことが無かった

猫は少しぽっちゃりしていて黒髪だった
猫は ...
広い海に一隻の船
行き着く先は光か闇か
運命という名の舵を取るのだ
想い出はいずれ風化していく
全てが朽ち果てていき
鎖もいずれ壊れるだろう
恐怖心か忠誠心
恐れから誠実さ

痛いの痛いの飛んでいけ〜

守るべき有りきな臭い世界
肩書きが欲しいか?
ならば与えよう
代わりに偽善を極めるんだ

ストレスを快感 ...
信じるのは、得意なんだ。




いつも根拠のない自信を持った

あなたが好きでした

いつも信憑性のないこと言って元気付けてくれる

あなたが好きでした



...
窓からのぞく、
夕焼けを切り取って
曖昧な水曜日の夜を殺す

吹き抜けの屋根
だけど進む
藍が絡みつく風を
吸い込んでしまうのは
仕方ない

だくんだくんと
汽笛は
あすこのそ ...
唇の奥に見えた虹
忘れゆく定めとしましても
瞼の裏に潜む今
流れる水はつゆ知らず
あきらめきれない私の足は
幾つの海を渡れましょう
昔話を語るにも
馴染んだ舞を踊るにも
まとえる衣がな ...
世界は私に嘘を吹き込むのに
価値を求める

自分には価値が無い
と言うのなら周りを見た方がいい
嘘、嘘、嘘
男らしさは偽り
化粧は偽り
優しさは偽り

この中で存在しているのなら ...
ゆびわに
そっと磁石をちかづける




ななめのばしょで
かたむいた空にみみをつける と
ゆびさきから
そまる
淡いあさやけのいろで 
誰も彼も
うすまってゆく
呼吸 ...
都会に住みはじめ一番変わったのは
靴が汚れなくなったこと
母に駅まで長靴持ってきてと頼んだのは
実家に帰った際の笑い話しとなったし
でこぼこ道に足をとられることもなくなった

色とりどりに ...
 
 
花言葉
名付けし人の
恋路などを
思って寄り添う
車道の縁
 
 
甘さに酔えるほど
少女になりきれず
熟しを待つ肌を整えては
苦さに慣れていくばかり


照明に浮かぶ粒
鮮やかな色彩
チェリーの眼差し


粉雪はそっと
肩を抱かせた…
地震は誰が起こす

世界中の男と女が一緒に揺れたら揺れるさ

世界中の母親が息子の旅立ちにさよならと手を振ったら揺れるさ

揺れるさ 理由はどんなだって

揺れるのさ いつまでも。
誰も悪くはないのだけど。

僕はあなたを好きになれない。
好きになるには、あまりにも。
あまりにも、問題がありすぎて。
本気にならないように、自制してる。
多分。

二十をちょっと越え ...
儚い 儚い

儚くて 儚くて

すごく儚い

触れたら溶けそうに儚い

無いのと同じに儚い

そんな二人

手と手を繋ぎ

儚い そして偉大な

夕日にM字の影を創 ...
去ラネバナラヌ
サレド風ハ吹カヌ
自ラ去ルタメ
言葉ヲ吐コウ

サヨナラ サヨナラ
僕の手を握って窓に連れ出して 白い朝の君は魔法使い





  確信犯的な雪の白さに何年ぶりのスキップ さあ拍手を





かじかんだ手でちょっとだけはにかんでのせ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
見上げれば曇天アハウ自由詩407/11/17 14:42
陽のひかりmegie自由詩007/11/17 14:33
唇と頬楠木理沙自由詩007/11/17 13:49
木犀夏川ゆう俳句107/11/17 13:26
七色の夢風音携帯写真+...3*07/11/17 13:05
相談した佐々木妖精自由詩4*07/11/17 10:43
悪意に対するグロリア奥津 強自由詩307/11/17 10:42
ものとおもいで唐草フウ未詩・独白5+*07/11/17 9:48
はるのよこがおこしごえ自由詩6*07/11/17 9:39
外は雨風音自由詩1*07/11/17 6:04
似合わぬ指輪FUBAR自由詩11*07/11/17 4:42
冬のはじまりプル式散文(批評...7*07/11/17 4:32
乙女の悩みライチ自由詩4*07/11/17 3:02
CヱT智哉自由詩1*07/11/17 2:48
三行詩〜船出〜電子ノ猫人自由詩107/11/17 2:39
三行詩〜追憶〜自由詩107/11/17 2:38
Don't expect me to die for the ...maynar...自由詩007/11/17 1:55
信じてみます。メメズワイ自由詩3*07/11/17 1:45
ぼくの汽車ゆうさく自由詩2*07/11/17 1:32
月影揚羽 欄符自由詩7*07/11/17 1:25
狂い咲き酸素の枷自由詩107/11/17 0:37
引力はな 自由詩11*07/11/17 0:31
ドアの向う側恋月 ぴの自由詩27*07/11/16 23:54
殿様が得る短歌207/11/16 23:09
カクテル見崎 光携帯写真+...2*07/11/16 22:58
印象探究③短角牛自由詩2*07/11/16 22:39
届かないで、想い。狠志自由詩007/11/16 22:27
印象探究②短角牛自由詩107/11/16 22:27
サヨナラ サヨナラ戒途自由詩007/11/16 22:19
雪の日の魔法使いメメズワイ短歌0*07/11/16 22:16

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加筆訂正:
切り身の魚は空を飛ぶ/曳舟[07/11/17 13:08]
旧タイトル「お買い求めの際は色の鮮やかなものを」
9.53sec.