同じ教室で隣同士だけれども交わす言葉もなく
過ぎ行く季節を外の桜で計っていた
悲しげなチャイムが今日の終わりを告げる

真剣な運動部の声が響いている
その中に君の声が混ざっているが ...
最後に交わした言葉を思い出せない程に
時間は過ぎていた
君の面影は美化されていて
本当の姿がどこにも無い

移り変わる季節の中で
落としていくものと拾うもの
どちらが多いのだ ...
少し風が寒くなる冬の訪れ
霜が土を持ち上げて
それを潰すのが好きな君

缶コーヒーを握り締めて握り締めて
小さな温もりを分かち合ったあの日

遠くで聞こえていた子供の泣き声
...
白くて柔らかい紙で折鶴を折った

シャボン玉みたいに風に乗り
ふわんと上にあがって
ゆっくり流れながら落ちてくる
空気に跳ね返ってまたふわんと上にあがる

折鶴に乗っている小さな少女は
...
曇った硝子窓の向こうは、
憶えているから。

あたしは、ブランケットで身を包みながら、探し物。
集めたもの、星屑、蜂蜜。水煮の缶詰。
そして、おやすみなさい。の、
声を待っています ...
わたしって
気にしなくていいことを気にして

気にしなきゃいけないことにうとい

相変わらず

そうして
そうやっていきてるから
不器用とか
難しいとか
いろいろ
言われる
...
今宵瞼の裏で逢ひませう

烏が帰る誰彼時

水晶体の前で待ち合わせ

不恰好でほんのり苦いあの

橙の灯りが消えたら

輪切りの檸檬を浮かべた

レモネードを飲みませう

...
あなたはあなたの人生を生きて下さい。あなたを信じています。そして私は私。

サヨウナラ。昔の私、、、あなたには全てお返し致します。

おそらく、今日生まれて初めて、私を感じています。

私 ...
そして俺たちの間には再び沈黙が訪れた。それは一見いままでの沈黙となんら変わりの無い取り付く島も無い断絶のように見えたが実際のところそれよりもずっとたちが悪くなっていた。腐臭はほんの一時でも ... 向こうの見えない硝子の向こうに
歩きつづける何ものかがおり
ふと振り返り こちらを見ている


ひとつをひとつに吐き出しながら
空が鏡を燃している
たもつものなく
いとうも ...
磁針の指すN極めざして
人混みの中を歩き続ける
身体はふしぶし痛み火照り
イルミネーションに囲まれ
深い咳が絶えない

この街のどこかに
今夜極北が存在するはずだ
そこに屹立したいのだ ...
太陽に触れたいと思ってしまった
目の前にあるのに 中々近付けない
太陽に恋してしまった
目の前にあるのが いつの間にか当たり前になって
太陽を愛してしまった
今更になって愛しくて 此の身は焼 ...
廃園に またひとつ
石の 虹の種をまく
ふりかえるな 
ほりかえせば たちまちに
そこで ゆめ やぶれさる
地球の民が
原子力を利用し
人工衛星を宇宙に放ってから

ガイアは自由交易・解放地帯

人に神・仏の残滓を感じさせ
愛や慈悲を発露する存在が増えている
宗教感情が盛り上がり
人の生き ...
歯ブラシを持って
弟がどこまでも走っていく
小さいころから助走をつけないと
歯磨きのできない子だった
誰よりも美しい
世界で一番の助走だと思った
最近人の目を見て話ができるようになった ...
{引用=
フランスの実験映画のようなフラスコの中で揺れ
る白い寒い夢のような終りにはこれからつづく永
遠に似た狂おしい淋しさがあるんじゃないかしら
とたまきはいってちっぽけな不条理を手のひらで ...
ふたりで仲良くはしゃぎながら
飾り付けなんかして
これが幸せなのかなと思ってみたりした
去年のクリスマスナイト

今年も飾ってみようと
押し入れの奥から引っ張り出してはみたけれど
背高の ...
そんなこと思いながら

連れ立って歩いている

うきうきをちょーだい


会社のために起きるのだから

反社会的行動のブレーキは家族

若さは肉にもうないのだから


そん ...
泣ける余裕があるうちはまだマシだよ
本当に悲しいのは 笑ってしまえること
リアリティ
僕の見た
嘔吐
意識の中に
存在してるんだか
してないんだか

実存
耳元で流れるノイズ
細胞一つ一つに
自己顕示の欲
(リアリティ)
生まれ落ちた意味として
...
1.少女

地平線の上で
縄跳びをしている
少女がある日
その向こう側に
行ってしまった

縄は残されたまま
速度をうしなわずに
今もまわり続けている

地平 ...
クリスマス・イブの夜がやってきました


あ! 
あれだけ言ったのにまだ起きてる子がいる!


そうですね 心配ですもの
サンタさんの様子を 
そっとうかがってみましょう
でも サ ...
もしもし、いかがお過ごし?
お早い返信ありがとう
わたしの手紙の5倍もの量の手紙で
感想のお礼とSMへ関心がないことへのあれこれを
述べてくれて楽しく拝見させてもらいました ...
 
 
 
 (とうとう目が覚めた)

力無く涙がながれていた。
汗ばんだ頬に髪が纏わりついていた。
カーテンの隙間からオリオン座の左下で一際輝く星。見えて。

「だれもわるくないん ...
   /you can terents kind of resazxdf.
あなたがここにいるならば
       涙はきっと
   いらないでしょう。


   優 ...
ぼくらの言葉は
山でありました。
緑でありました。
渓谷の流れでありました。


あなたが
お嫁にいくといいます。
リュックもクツも
ハーケンもハンマーも
ザイルも投げ捨てて
お ...
 くろぶた君が もどれない せかきからの お手紙。



   題 さんま


   かわらない日が過ぎ くだらない非常識
   ゆくえを 教えてよ かわらない メロディー
...
   おなかがすいたときにはさ
    ぺったん
        ぺったん
   ぺったんこ


   人生迷った時にはさ
        ぺったん
    ぺったん
  ...
日雇いで働くことを志す今日の思いも明日は消えるか 晴れ、時々核


そしてまた


過ちは繰り返される


正義、時々悪


そしてまた


何かに怯えて生きる




世界中でいろんなことが起きている

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
君に繋がる場所海月自由詩107/12/23 23:28
無題自由詩007/12/23 23:27
雪、体感温度、思い出自由詩007/12/23 23:27
小さい頃、折鶴を折ったリーフレイン自由詩307/12/23 23:24
猫といっしょ。鯨 勇魚自由詩307/12/23 23:18
むだいしいこ。自由詩207/12/23 23:17
(眠)沙虹自由詩107/12/23 23:11
真冬の夜にあぽろん自由詩107/12/23 22:44
沈黙の内側、ダイヤグラムは途切れたものばかりで体裁を整えてい ...ホロウ・シカ...散文(批評...1*07/12/23 21:58
鏡降る夜木立 悟自由詩007/12/23 21:41
私は抵抗しようと思う佐野みお自由詩007/12/23 21:32
CcPp000自由詩107/12/23 21:31
そろもん(庭の歌)みつべえ自由詩207/12/23 21:20
神の御業か鼻削ぎ刑アハウ自由詩207/12/23 21:06
助走たもつ自由詩907/12/23 19:02
たまきの実験エチカ自由詩0+*07/12/23 18:54
それぞれのクリスマスナイト恋月 ぴの自由詩9*07/12/23 18:43
うきうきをちょーだい吉岡ペペロ自由詩207/12/23 18:42
悲しみというしみ涙(ルイ)自由詩0*07/12/23 18:40
REALITY.manabe...自由詩3*07/12/23 18:37
地平線小川 葉自由詩107/12/23 18:28
「ねぇねぇ、サンタさん。」完結自由詩2*07/12/23 17:36
ヨルノへの手紙ヨルノテガム散文(批評...007/12/23 16:43
きれいなものhope自由詩107/12/23 16:35
   オヴァーオールオヴ・ファンタスティック紅山「そわか...自由詩307/12/23 16:15
ぼくらの言葉は草野大悟自由詩807/12/23 15:12
    タイムキーパー 紅山「そわか...自由詩207/12/23 15:00
   おおきな餅とちいさな餅 自由詩207/12/23 14:19
日雇いで攝津正短歌107/12/23 13:24
晴れ、時々核ピート自由詩007/12/23 12:02

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