型は確かに反射的だが、型を反射にするまでには鍛錬が必要だ。
だから野球選手は素振りをする。
***
ものを書くと自分の知らない場所で自分が動きはじめる。
***
誰一人救われ ...
まだふっきれていない電線を、空の下から眺める。
僕等、まだ生きていてつまらないことばかり考える。
例えばいつもなんど かけても留守電にしかならないのは
君が僕を嫌っているの ...
を、ありがとう。ね。
浜崎あゆみの声って伸びないなあ、なんて今更言ってみてさ、
君の手の平をそっと齧ってみる。君の肘をそっと舐めてみる。
ぺろぺろ。ね。
鳥たちが冬を支えて帰ってくる。 ...
白い 大きな犬が 川辺で少女を咥えて歩いていた 夏にしては
涼しかった日が 落ちていく
昨日 焼いた肉が手首を茶色く 焦がしたまま 腐敗していく
ララバイ ピンキーを取り出して 言っ ...
カーステレオが今夜に限って耳障りで
今までそんな記憶は無いのだが
どうも体内の何かが脱け殻で
何故かお前は笑っているのだな
この夜は間違いだらけで
正解な部分を見つけることは極めて困難だ ...
もっとドアホになりたいのだけどなかなかドアホにならせてもらえない。
***
身を捨てたって浮かぶ瀬のない今日この頃。
***
自虐史観の対語は自慰史観なんだと知った。
自虐も ...
深くもぐって息をしない
きみは深海魚
死んだようだ
ぼくからは鈍色 海の底
見えやしない
ぼくは打ち上げられた貝殻だよ
目を閉ざしてなにも見ない
だってきみを想っても仕方がないのだも ...
あのひのにおい
あめのにおい
きみがこわれたんじゃない
ないたのはぼくだ
ビニールのかさ
ふりまわして
とんだんだっけ
いっしゅんだけ
ぼうふういきのなかでは
せんたくき ...
私と出会ってくれた人たちに
ありがとう
みんなと出会わせてくれた両親に
ありがとう
いつも助けてくれる友達に
ありがとう
ずっと私を待ってくれているあの人に
ありがとう
...
何がプレミアムなのかも分からずに
モルツを口に運びます
くだらない形容詞が世の中に溢れて
肝心なことが言えずに今日も終わる
たった五文字の言葉の中にも
行間が絶え間なく滑り込んで
最後 ...
なにか、きみ
ずっとまえからあなたをすきでいる、みたいなかおしてる
どうしよう
こいをしてるおんなのこほどつよいものはないな
見えないものなど何も無いと
空に嘯いてみたとして
足元に転がる雑多なガラクタの中
光る石ころが拾えないならば
いかほどに意味があるのだろう
振りかざす善意に埋もれた慟哭
今日も薄っぺら ...
アロマも
飾りもない
燃えかけのキャンドルに
火を灯す
CMに影響され
ダイエットコーラ
コンビニのケーキ
二階の自分の部屋へ
窓枠に座り
周りのイルミネーションに
よいしれる ...
アロマも
飾りもない
燃えかけのキャンドルに
火を灯す
CMに影響され
ダイエットコーラ
コンビニのケーキ
二階の自分の部屋へ
窓枠に座り
周りのイルミネーションに
よいしれる ...
071223
考える人のポーズで休んでいたら
さぼるなと先輩にどやされた
先輩はそのまた先輩にどやされて
休むことはさぼることだと信じている
生きている ...
あそこに見える
あの鐘は
みんなの心の中にあるだけで
実際にはない
一年に一夜だけ
あなたはそんな嘘話を
僕に聞かせてくれたものだった
今夜もまた
その夜が訪れたけれども
嘘 ...
同じ教室で隣同士だけれども交わす言葉もなく
過ぎ行く季節を外の桜で計っていた
悲しげなチャイムが今日の終わりを告げる
真剣な運動部の声が響いている
その中に君の声が混ざっているが ...
最後に交わした言葉を思い出せない程に
時間は過ぎていた
君の面影は美化されていて
本当の姿がどこにも無い
移り変わる季節の中で
落としていくものと拾うもの
どちらが多いのだ ...
少し風が寒くなる冬の訪れ
霜が土を持ち上げて
それを潰すのが好きな君
缶コーヒーを握り締めて握り締めて
小さな温もりを分かち合ったあの日
遠くで聞こえていた子供の泣き声
...
白くて柔らかい紙で折鶴を折った
シャボン玉みたいに風に乗り
ふわんと上にあがって
ゆっくり流れながら落ちてくる
空気に跳ね返ってまたふわんと上にあがる
折鶴に乗っている小さな少女は
...
曇った硝子窓の向こうは、
憶えているから。
あたしは、ブランケットで身を包みながら、探し物。
集めたもの、星屑、蜂蜜。水煮の缶詰。
そして、おやすみなさい。の、
声を待っています ...
わたしって
気にしなくていいことを気にして
気にしなきゃいけないことにうとい
相変わらず
そうして
そうやっていきてるから
不器用とか
難しいとか
いろいろ
言われる
...
今宵瞼の裏で逢ひませう
烏が帰る誰彼時
水晶体の前で待ち合わせ
不恰好でほんのり苦いあの
橙の灯りが消えたら
輪切りの檸檬を浮かべた
レモネードを飲みませう
...
あなたはあなたの人生を生きて下さい。あなたを信じています。そして私は私。
サヨウナラ。昔の私、、、あなたには全てお返し致します。
おそらく、今日生まれて初めて、私を感じています。
私 ...
そして俺たちの間には再び沈黙が訪れた。それは一見いままでの沈黙となんら変わりの無い取り付く島も無い断絶のように見えたが実際のところそれよりもずっとたちが悪くなっていた。腐臭はほんの一時でも ...
向こうの見えない硝子の向こうに
歩きつづける何ものかがおり
ふと振り返り こちらを見ている
ひとつをひとつに吐き出しながら
空が鏡を燃している
たもつものなく
いとうも ...
磁針の指すN極めざして
人混みの中を歩き続ける
身体はふしぶし痛み火照り
イルミネーションに囲まれ
深い咳が絶えない
この街のどこかに
今夜極北が存在するはずだ
そこに屹立したいのだ ...
太陽に触れたいと思ってしまった
目の前にあるのに 中々近付けない
太陽に恋してしまった
目の前にあるのが いつの間にか当たり前になって
太陽を愛してしまった
今更になって愛しくて 此の身は焼 ...
廃園に またひとつ
石の 虹の種をまく
ふりかえるな
ほりかえせば たちまちに
そこで ゆめ やぶれさる
地球の民が
原子力を利用し
人工衛星を宇宙に放ってから
ガイアは自由交易・解放地帯
人に神・仏の残滓を感じさせ
愛や慈悲を発露する存在が増えている
宗教感情が盛り上がり
人の生き ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カモノハシのパンセ8
佐々宝砂
散文(批評...
1+*
07/12/24 2:34
妙な味のする指舐め
鴫澤初音
未詩・独白
0
07/12/24 2:28
胸一杯の排気ガス
〃
未詩・独白
2
07/12/24 2:28
願うことしょんぼり
〃
未詩・独白
0
07/12/24 2:19
深夜行
智哉
自由詩
1
07/12/24 2:10
カモノハシのパンセ7
佐々宝砂
散文(批評...
1*
07/12/24 2:03
シー
アルビノ
自由詩
2
07/12/24 0:54
ほしがたクッキー
ゆうと
自由詩
4*
07/12/24 0:47
ありがとう
優羽
自由詩
5*
07/12/24 0:46
シャンパーニュ・ミラージュ
快晴
自由詩
12
07/12/24 0:13
恋煩い
ゆうと
自由詩
1*
07/12/24 0:13
『和氏の壁』の逸話のように
松本 卓也
自由詩
2
07/12/24 0:03
Xmas
愛心
携帯写真+...
1*
07/12/23 23:44
〃
〃
携帯写真+...
1*
07/12/23 23:43
夢を見る人
あおば
自由詩
8*
07/12/23 23:33
〃
小川 葉
自由詩
3*
07/12/23 23:30
君に繋がる場所
海月
自由詩
1
07/12/23 23:28
無題
〃
自由詩
0
07/12/23 23:27
雪、体感温度、思い出
〃
自由詩
0
07/12/23 23:27
小さい頃、折鶴を折った
リーフレイン
自由詩
3
07/12/23 23:24
猫といっしょ。
鯨 勇魚
自由詩
3
07/12/23 23:18
むだい
しいこ。
自由詩
2
07/12/23 23:17
(眠)
沙虹
自由詩
1
07/12/23 23:11
真冬の夜に
あぽろん
自由詩
1
07/12/23 22:44
沈黙の内側、ダイヤグラムは途切れたものばかりで体裁を整えてい ...
ホロウ・シカ...
散文(批評...
1*
07/12/23 21:58
鏡降る夜
木立 悟
自由詩
0
07/12/23 21:41
私は抵抗しようと思う
佐野みお
自由詩
0
07/12/23 21:32
CcPp
000
自由詩
1
07/12/23 21:31
そろもん(庭の歌)
みつべえ
自由詩
2
07/12/23 21:20
神の御業か鼻削ぎ刑
アハウ
自由詩
2
07/12/23 21:06
5170
5171
5172
5173
5174
5175
5176
5177
5178
5179
5180
5181
5182
5183
5184
5185
5186
5187
5188
5189
5190
5191
5192
5193
5194
5195
5196
5197
5198
5199
5200
5201
5202
5203
5204
5205
5206
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5210
6.92sec.