旅先の京都の歩道で 
自転車がひとり倒れていた 

いつかの自分のように見え 
屈んだぼくは自転車を立てる 

振り返ったひとすじの歩道の 
雲間から出た日を浴びた先に 
遠のいて首を ...
初詣
人の賑わいをよそに

その狐は
じっとこちらを見た

不思議な色が
キラリと輝き

わたしは狐と
対峙した

狐は聞く

お前はいま
どこにいるのか
なにをしようとしているのか
何処へ向かっ ...
ひとりでお茶飲むのにも
慣れた

向かい側に
あなたがいないことを
なげくのをやめた

誰もいなくても
平気よ、って
顔が出来るようになった

そんなふりをして
熱い熱い紅茶を
カップに注ぐ

カップ ...
爪先のパールピンクから鳴る音を聞いてみたくてそっと指置く


漆黒の百合のような髪揺らしマークシートを塗っているひと


途中なら何色とでも言えるから回し続けるグローブジャングル


...
朝日はしんせんな夕日だ

地上がぐるんとまわる

そのパトライト、警告灯


煙りをあげる化学工場のうえに

クレーンが首をもたげる造船所のうえに

オレンジがかっと屹立している


朝日はしんせんな ...
青い目の、少女
静かな瀬戸にたつ

白波の叫びが聞こえるか

漆黒の背中に火魂
盲点には
最上級の
愛の言葉を


当然でしょ、
アタシ、
いつも笑っているもの、

頬を ...
深夜のキッチンで
冷蔵庫の小さな灯りだけをたよりに
ピザトーストを作るみたいに
まっくらやみのなかでも
片手でブラジャーを外してしまえるように
なりたかったんだよ

さりげなさを許さない ...
空を造ろうとでもしてるのだろうか。

綺麗すぎるから、いつまでも残したくて。

完成予定はいつ頃だろうか。

できれば、俺が死んだ後にして欲しい。
{ルビ空=から}のビニール袋を 
ゴミ箱に投げたら 
口を開いて 
ふわりと立った 


 すべてのもの
       を
       で
 すいこみそう 


気づくとぼく ...
さくらんぼの茎を
口の中で結ぶことができるからって
それが何になるっていうの

もどかしいのが好き
思いどおりにならないのが好き
もがくような感じも好き

さあ
まっさかさまの森の奥 ...
かっちぃが積み木を積んでいます
黄色のしかくいのを二つ並べ
赤い円柱を二個
青い円柱を二個
と 上に上に積み重ねていきます
最後に三角の緑を二個乗せて
かっちぃのお城が完成しま ...
そこにある世界に


私は入れない

入ろうとしない





近付くことは出来ても


重なることは なく


中途半端に


うろう ...
地球が滅びるとき
進化が過ぎて
全種類のいきものが
一斉に空を飛ぶ
大気圏を越えて
少し離れたところから見た地球は
丸裸になっていた







そんな夢を見てしまったら ...
もう疲れたよ
何もかも終わりにしよう
棄てるものなんて何もないから
このまま電車に飛び乗って
きれいな海の町へ行こう
そして海辺に座り込んで
暗くなるまで
波の音の中で眠ろう


...
今旬の野菜たっぷり味噌雑煮

雪激し二人重なる夜激し

薄氷溶ける頃には夢叶う
愛情のかけらが並んでいる
誰よりもやさしい間隔で
誰も傷つけないように

ひとつずつ均等に拾いあげ
過ぎた日々を埋めていく

足りないかけらがあるので
人はレジに並ぶ
誰かを均等に傷 ...
ありゃきっと
宇宙人だ

ありゃきっと
ソニックユースだ

ありゃきっと
きっときっと
もっともっと

俺は出来るはず

ギアが壊れてらぁ

上手く進まねぇ

ガチガチ ...
見上げた空もいつかは
大地へと落ちる
地面を藍に染めながら
ゆっくり光を帯びる

風がやめば聞こえる
敗者の悲鳴と嗚咽
この世界にはもう
救いなどない
嘆いている

誰も手を差し ...
 通り過ぎていくひとの目に
 僕はどう映るのだろう
 足取りは重い
 でも
 いつも精一杯やっている

 ラーメン屋の社訓に
 「正しい努力を」とあった
 なるほどなぁ
 俺は甘 ...
回転するように反転して逆さから君は言った

「なんでやらないの」、と
「真面目になるのがそんなに恥ずかしいのか」、と
「下ばかり向いてちゃ前が見えないよ」、と


そればかりはごめん い ...
明日を明日と呼べるように

夢を夢と呼べるように

わたしをわたしと呼べるように

歩む軌跡に印を

歩む先に灯火を

最後に空をみあげ

生きていると思えるように
 およそJ・Cashが、自発的な自己検閲として、夜ごと自宅倉庫内で一触即発の窓ガラスを相手にがなり立てたことは、不眠症患者と、めん鳥との精神的交流を断つための成功例として、科学者たちの間で囁かれている ... 人形は こころが氷できているから 
やさしくなると なにもなくなってしまう

笑ってしまうとこころはゆるんで水になってしまうから
空洞のカラダは さあたいへん

こころをなくさないように
...
おろかな影を

踏みながら

物質化てまえで

うろついて

ずいぶん広い部屋で

テレビをつける

気力すら失っている

まー、手をかえ品をかえ

会社経営は飽きない ...
吹けば飛ぶような僕の存在
芯などありません。
種などありません。
剥いて剥いても皮ばかり
実すらありません。

聴いてる音楽で思想が揺れるような
そんないい加減さが売りです。

吹け ...
よりどころになる火は
つぐなう先をもす

じくの浅瀬に
なぎ払ったものが倒れ

喉が 海に泣く

制する夜は きたての波
しのぶ朝 しのぐ昼は 隠れ

ついえて春と
声 ひめる
僕の家の前をくるりくるりと回りながら通り過ぎる人々がいるよ。
だから僕はそいつらに食べかけのピザを投げつけてやるんだ。
一方、その頃クラスのみんなは世界史でフランス革命について学んでいる!
...
近頃の夜は白つぽく濁つてゐる
電車の高架上から外を見ると
それは寧ろ何時にも増して黒黒と深いやうで
やつぱり一枚の平面なのであるが
そこには一つのまたのつぺりとした
只赤い太陽の笑いがはりつ ...
 
* 
ある日ペンギン
空を飛ぶ
羽のある意味を
バタつかせながら
 
砂浜が熱くなったとき
仲間をあつめて
嘲笑っては
遠く消えてゆくのだろう
 
* 
ある日クジラ
...
大事にしていたものが
じつは壊す理由のできるのを待っているだけだとしても
壊れても消せないことを知っているから
いつまでもそれを前にどうしていいかわからず
目をそらして隠す


あのとき ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
旅先の友 〜京都にて〜 服部 剛自由詩0*08/1/11 19:11
お狐さま風音携帯写真+...2*08/1/11 18:55
お茶を飲む携帯写真+...4*08/1/11 17:42
猶予期間ポッケ短歌1*08/1/11 17:20
朝日吉岡ペペロ携帯写真+...208/1/11 16:25
カルマ、背負って夢人めーぷる自由詩208/1/11 15:59
おっぱい大覚アキラ自由詩008/1/11 14:58
想撮空間「くうそう。」狠志携帯写真+...408/1/11 14:20
空の袋 服部 剛自由詩4*08/1/11 13:48
おっぱい大覚アキラ自由詩008/1/11 11:37
かっちぃの涙川口 掌自由詩7*08/1/11 11:08
蓮未自由詩008/1/11 11:00
地球が滅びるとき小原あき自由詩12*08/1/11 10:55
海になればいい涙(ルイ)自由詩1*08/1/11 10:19
雑煮夏川ゆう俳句208/1/11 7:55
並ぶ小川 葉自由詩108/1/11 3:35
クレヨ556kei99自由詩108/1/11 3:32
lifeAKiHiC...自由詩108/1/11 2:50
ため息を木枯らしにあずけて山崎 風雅自由詩208/1/11 2:17
優しい人がいるのは優しくない人がいるから零椅自由詩408/1/11 1:27
わたしらしく朱桜天 遊雨自由詩208/1/11 0:59
[:cardプテラノドン自由詩108/1/11 0:43
こころ湖月自由詩1*08/1/10 23:59
疲れも知らず吉岡ペペロ自由詩008/1/10 23:47
ふよふよ、ふわふわ、いや、なんだろ?那人自由詩4*08/1/10 23:39
ぶりょう砂木自由詩6*08/1/10 23:16
足し算ができない弥生ちゃん青木龍一郎散文(批評...7*08/1/10 23:09
むにやむにや自由詩2*08/1/10 23:04
EARTHからくり自由詩1*08/1/10 23:01
理由湖月自由詩2*08/1/10 22:43

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