星を眺めるだけで
こんなにも人は優しくなれるものなのか
今日は満月だ
まだ時間はあるだろう?
うさぎになって跳んでいこうか
夜空の片隅に建つ小さな家
永遠に消え ...
今ココロの 形が見える
暖かい春の陽に まもられながら
ぼんやりしていた 僕の所にまもなく
届け ...
日曜日の朝なら
町内会で
いい天気になる予感よ
白くて洗いたてのかっぽうぎを着て
三丁目の公園で
おにぎりをにぎろう
おばちゃんたちは
生きることそのまんまのように
ぱわふるよ
...
先日、とある催しで、夏野雨さんという方のリーディングを聞く機会があった。
普段ネット上のテキストでしかお会いしたことのない人が、実際にしゃべったり、うごいたり、はにかんだりしている様を見るのは、 ...
無い。
あるべきものが無い。
あのときあったはずのものが、
何処を探しても見当たらない。
涙は枯れた。
探すことももうやめた。
ただ少し、
心象に浸ることがあるだけだ。
...
僕とキミはいつも一緒
決して離れることは無い
出会った時からそう思っていた
いつも、キミとともに行動し
キミとともに生きていた
悲しい時、辛い時、楽しい時
いつだって一 ...
喪服を着て
ビール一杯で酔っ払う
泣けばすべてを否定してしまうだろう
僕はそれが怖かった
生きていることが奇跡だって
知っていても毎日僕らは
生きるための具体的 ...
蛙の父さん
お玉杓子の時代が
懐かしいといふ
理由を聞けば
兄弟がいとおしい
といふ
額にあたる雨つゆ
を少し気にしながら
ゲコ
っと哭く
濡れない雨の優しさよ
浸す事なく払えば落ちる その優しさよ
醜さすべて覆ってしまう その優しさよ
気狂う獣の怒りを眠らす その優しさよ
季節の黒を縁取ってゆく その優しさよ
白き光でとお ...
誰にも聞こえない唄が毀れている
ジグザグの音を縫い合わせている
縫い目から滴ったひとしずくのアトリエから
誰にも聞こえない唄が毀れている
この唄は奏でると蒸発します
というライナーノート ...
ドラマは個性によって成り立っている
それすらわからなかった
それが最近わかりかけて
でもこっちの世界では
他人と自分の境界線を
まだ引けていない
本当のとこ ...
春めいてまいりました お元気ですか
雨が降るこちらです お元気ですか
会いたくありませんが お元気ですか
私が元気な事は教える気はありませんが
君は元気ですか
抽き出しに ...
こんなに長いアスファルトを簡単に置き去りにしていく
作ったら大変だろう
ずっと向こう側の真っ暗闇の中の木々たちは何を考えているんだろう
あっちに行ったら恐いけど 車が勝手に進んでくれ ...
友人のYは、ショッカーに所属している。
無論、悪の秘密組織に在籍している訳であり
人様に堂々と胸を張れる仕事では無い。
例えそれが女房、子供を必死に養う彼なりの生き様だとしてもだ。
だがマスク ...
今はいろいろと大変な時期だから
僕も仲間に入りたくて仕事を増やす
君が大変なのはわかるけど
俺のほうが あたしのほうが
なんだか
そんなの悲しすぎるじゃないか
なん ...
赤い目を瞬いて
日差しが遮る白いアスファルト
の上
暖まってきた大気の塊が
くっきりとした輪郭をもつ
午後に、
中華料理を食べる。
そうやって情熱をコントロールしている
でもね、ぼ ...
嫌い、醜い、
考えてる、汚い、
こんな感情知りたくなかった
なんで
あたしじゃないの
なんで
あのひとなの
わるいとこなおすから
...
裸のまま
まぶしそうな仕草で
月明かりに浮かぶ
広場の青銅像の影が
焦点を化石の姿に結ぶとき
恐竜の骨、それが
今日のあなたの言葉
騙し絵は嘘もつかずにごまかしてきた
勘違 ...
さっき、クリニカと間違ってロゼット洗顔パスタで歯を磨いてしまった。けっこう長々と。
学生の頃、寝る前にジョージアの空き缶にした小便を翌朝起きぬけに飲んでしまって以来のまぬけだ。あれ、バニラ味 ...
僕が少女のおさない乳房に吸い付くと
その白いあたたかみは、小さなうす紫の頂、口付けたところからメリメリと裂けました
滑らかな裂け目から待っていたようにこぼれあふれたのは
やわらかなビー玉のように ...
しあわせな言葉ったらし共が
今日も社会と隔離された理想郷で
中身の無い幸福を謳っているとき
俺はと言うと九州の西端で
印刷するたびに一行ずつずれていく
請求書のデザインを直していた
...
御自慢の新車のサイドシートをば独り占めする春の日だまり
誰知らぬ間に思い出を持ち去りて消えたし
春の風のごとくに
春立つ日
去り行く冬に置いていくもの並べたら
カラになる我
丸 ...
風切羽を無くしたジョナサンは
くちばしに咥えたチェリーを誰にも届けられないまま
モノクロームになって千切れていく
きりもみしながら
その隙に僕らは天国のドアを叩こう
ハト時計みたいに出た ...
そこは、海だったかもしれない
砂漠だったかもしれない
眩む赤に息をしたとき
空っぽに鳴いた
ざわめきを愛ととらえて
神様から定数を与えられる
わたしは、魚だったかも ...
私の心は 不純である
なりたくてなった訳ではなく
他人に汚された訳でもない
ただ 毎日
そう 毎日の中で
自分が
自分自身にさえ
気持ちを偽り続け
いつの間にか
それが当たり前と ...
井戸水を拾って
足音をしのばせて
どうか誰にも
誰にも気づかれませんように 想いを、想いを、想いを
つるべを握って しのばせて
雨よ、雨 降るのは花 ...
君のまますべてに到く君であれそう言わずにはいられない揺れ
望むとも望まないとも知らぬまに変わりつづける歩むものの背
午後になり来そうで来ない雨があり斜め ...
あなたの
エアコンを修理する電器屋さんは
あなたの恋人になるでしょう
ほんとうは
電器屋さんでもないのにその人は
あなたのエアコンを修理するでしょう
あなたのエアコンを
修理でき ...
詩誌「あんど」8号に掲載された井川博年氏の「期待しない ――若い詩人への手紙のようなもの」と題する文章は、これほどまでにひどい文章を読んだのはいつ以来であるか思い出せないというくらいにひどい、長年に ...
どうろのまんなか
ぼくひとり
あかしんごうを
わたってる
こわくないよ
こわくないよ
こわくないよ
だれも
だれもいないから
ネオン
ネオンはぼくをよわす
ネオン
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いやだ
cass
自由詩
2*
08/3/23 11:54
愛のカタチ
choco3...
自由詩
4+
08/3/23 10:53
おにぎりにぎろ
ふぁんバーバ...
自由詩
7*
08/3/23 9:09
夏野雨論 〜撃ち抜くのは、つよいことばなんかじゃないよ〜
uminek...
散文(批評...
12*
08/3/23 7:16
無常に
燕(ツバメ)
自由詩
0
08/3/23 4:59
影
霜月 ゆうゆ...
自由詩
0
08/3/23 4:43
喪服を着て
紺
自由詩
4
08/3/23 3:32
そば・つゆ
夜恋
自由詩
2
08/3/23 2:57
濡れない雨
井岡護
自由詩
1*
08/3/23 2:14
スワンソング
悠詩
自由詩
2*
08/3/23 1:53
線引けば
短角牛
自由詩
0
08/3/23 1:53
拝啓
藤原有絵
自由詩
1
08/3/23 1:44
高速道路
ever
自由詩
1
08/3/23 1:39
ライダーと戦闘員。
もののあはれ
散文(批評...
12+*
08/3/23 0:33
愚痴に愚痴れば
短角牛
自由詩
1
08/3/23 0:24
これから
iloha
自由詩
4*
08/3/23 0:19
無題
ほのか
自由詩
0
08/3/23 0:18
夜の散歩道
たりぽん(大...
自由詩
6*
08/3/23 0:13
パスタの味(ロゼットの女について)
A-29
散文(批評...
1*
08/3/23 0:11
乳房
因子
自由詩
2*
08/3/22 23:55
俺はと言うと
松本 卓也
自由詩
4
08/3/22 23:42
春断章
紅林
短歌
0
08/3/22 23:34
創書日和「鳥」
虹村 凌
自由詩
1*
08/3/22 23:31
零
倉持 雛
自由詩
8
08/3/22 22:33
不純
J.M
自由詩
0
08/3/22 22:18
しのばせて
ふるる
自由詩
18*
08/3/22 21:55
そこにあらず
木立 悟
短歌
2
08/3/22 21:52
エアコン
小川 葉
自由詩
1
08/3/22 21:48
記名の呪縛
岡部淳太郎
散文(批評...
9+
08/3/22 21:38
ネオン
ゆうと
自由詩
1*
08/3/22 21:23
5035
5036
5037
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
5045
5046
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5.89sec.