真の字が軽い
誰かがそう言った
嘘の字が軽い
誰かがそう言った
本当のことを言った
誰も信じてくれなかった
嘘をついた
簡単に信じてくれた
嘘をつかなく ...
星座が分からないくらいの 夜空を見上げ
唇にはさんだフィルタが熱をもちはじめるまで
ぶらぶらと 墓の上を歩いている
葉桜の季節によせて 君を唄うということ
それだけで今の僕には 充分すぎ ...
夢は散り桜は咲く 合格ばかりが桜じゃない
心に飾った肖像画 外せない、当たり前に
ふとした瞬間に苦しくなるよ
本当は元に戻りたくなかった 友達の2回目
咲き誇る ...
良く分からないという言葉を僕は多用するが
いい加減な訳じゃなく本当に分からないから
使わざるを得ないのであって
だって僕は良く分からない
慎重な受け答えを心がけると難しい奴だと言われ
...
また、この季節がきたよ
ながかったねぇ
ぼくたち
華やいで
きみ
咲いているよ
あの花は
すべてを忘れろっていうように
咲いて、風に流れているんだ
...
○さんも
△さんも
□さんも
毎日々々お互いの
足りないところを
ああだこうだ言いながら
日々の暦は止まらずに
捲れ続ける
人の文句を言うことを
もし「いけない ...
ある日
ひとりぼっちの海は
せつなくて せつなくて
ハァ〜〜って
ため息をしてみたんだ
そしたら
白いため息は
フヮ〜〜って
すました空にのぼっていった
ひとりぼっちの白いため息 ...
あなたは
詩
からできていた
あなたのことば
髪の毛も
どこまでも
あなたは詩で
豊かなるリフレイン
反復
倒置法
波のように繰り返す
反射する
重ねた
手鏡 ...
馨を愛でようと
桜並木を歩く
鼻風邪にて
匂い叶わず
やわらかなる花の
ひとり散歩道
怖いものばかり溢れているから、
せめて、心の中にはきれいな景色を。
痛い言葉の刺を抜き、
現実の牙を丸くして。
悲しいことは嫌いだから、
嫌われるのも嫌うのもわたしにとっては同じこと。
優 ...
くびれたウェストの砂時計は
オシリをフリフリ
エロチック
三分間のショータイムに
みんなあせって
シ ...
本当の姿を毛布に絡めて
誰にも知られないための夜が
いつも通りに朝にむかっていく
眠れない時には{ルビ主電源=ブレーカー}を落とし
遮光カーテンが
偽物の夜景から部屋を隠す
欲しいのは ...
糖尿持ちの母ちゃんが
昔より疲れやすくなり
今迄ほったらかしていた
使った皿や洗濯物を
最近僕が洗いはじめた
ベランダに出て
竿に作業着を干す
日々の疲れに
湿った心 ...
リアルな結果ばかり並べて
独りで焦ってみたりする
リアルな数字ばかり並べて
勝手に絶望したりする
狂い始めた心と身体
何もかもうまくいかなくなる
わかってる 自惚れてた ...
小屋立てば芝居の怪人隠れ住み若者誘う
劇スパイラル
板の上かたく抱き合うお芝居の稽古を夜も続ける二人
午前2時
公園の隅で{ルビ台本=ほん}を持ち叫ぶ台詞よ
届け世界へ
...
ぼくたちはおぼれていく
息ができなくて、
そんなときに浮かぶ顔はいったい、
だれなんだろう
きみは、
さびしくなったらだれを思い出すんだろう
携帯電話の送信ボタンを押せ ...
アナグマさんとマッチちゃん
アナグマさんは紳士です。
ちょっと白髪まじりの前髪を撫でつけて、茶のスーツの襟をきちんとしています。
マッチちゃんはお嬢さんです。
まだまだおちびさんな ...
まだ二十代になりたてだった頃は
自分が周りに溶け込めない原因を
責任転嫁することばかり考えていた
全社会議が終わり、その後は飲み会
いつものように空気を読まない発言と
オチに使われる存在 ...
詩人は実のところ職業ではない。農民が作物を売って生活費を得るように、労働者が労力の対価に賃金を稼ぐように、詩を売って生活するわけではない。そんな人間は少なくとも私の周囲にはいない。どこかにいるのかも ...
寝てる間に熔けて口いっぱいに溢れた金属のようなチョコレートが嚥下しても嚥下してもしきれない
私の前に横たわる地獄とはそういった種類のものなのです
うたをかくのがすきなんです
おは ...
虹を発見したら
「きれいだねきれいだね」
と騒ぐ君が嫌い
お願いだから
黙って見させてよ
君がバナナをくれたけど
「おいしいねおいしいね」
と言いながら
食べなけ ...
いっそこのまま
身体ごと
海の果てまで
落ちゆく夕日
きらめく波に
目を細め
静かに
銀の砂浜
立ちつくす
心だけ奪われた
もうすでに消えそうな私は
水平線の向こう
...
光は
はじめ
緑の葉の露をはじき
眠る子の
夢をくぐる
やがて
君の眼にやどり
始まりを告げる
その
光は
ふかい深い
闇のなかから
唐突に生まれる
まるで
遠い約束のよう ...
タイムマシンを買いました
十年先が懐かしい
タイムマシンを買いました
最新型を買う為に
タイムマシンを買いました
月賦が死語になる前に
タイムマシンを買いました
CD-Rが読 ...
いつのことか
忘れていた
色彩の花は
不分明な闇に
溶け始め
たおやかな
曲線の匂い
に埋没して
ユリ科植物
の夜は
深く沈む
花粉のついた
指
の先に
花は
匂いを残し ...
暇を弄んでいる
雨は上がった
日差しのなかに春を見つけ
香りのなかに沈丁花を見つけ
ぼんやりする
渦中のただなかにいると
気づけば
既に過去と知る繰り返し
追い ...
恋はほんのいっとき 愛は永遠に続いちゃうらしいの
でも愛して欲しいって思ったらだめ?
自分のことはさておいて あなたの幸せをこれでも願ってる
たまには思い出してよ 口からでまかせで私をかわ ...
青空に向かうクレーンが指し示す方向に
ハンドルを切りながら
その造形の美しさに目を奪われる
一瞬
アクセルを踏み込むと滑らかに
あまりにも滑らかに加速していく車
陸橋の上り坂をカタ ...
アッラーがなんか言ってる。えーと、明日、ドラクエ買うのに休むんだって
こんな娘じゃないはずだってこんな娘じゃないはずだって結婚をする
昨日、みみが長くて、頭についてて、体の真っ ...
抱きあっていない二人の肉体
おなじ空間に入れてしまうと
勝手に服を脱ぎだしてしまう
女がいきなりくわえてくる
ひざまづいて
目をみひらいて
手を俺の腹につけて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真と嘘と
朱桜天 遊雨
自由詩
0
08/4/7 7:50
墓標に唄えば
灯兎
自由詩
1
08/4/7 4:03
一行詩集"Between you and me&q ...
相羽 柚希
自由詩
1*
08/4/7 2:50
はい、分かりません
鎖骨
自由詩
2*
08/4/7 1:43
ひより
わら
自由詩
26*
08/4/7 0:35
つぎはぎ人形
服部 剛
自由詩
1*
08/4/7 0:10
ひとりぼっちの海
ここ
自由詩
6
08/4/7 0:00
リフレイン
uminek...
自由詩
10*
08/4/6 23:35
春の散歩
カエル男爵
自由詩
0
08/4/6 23:26
『似顔絵』
東雲 李葉
自由詩
0
08/4/6 23:20
災害時特別自家発電装置
THANDE...
自由詩
0
08/4/6 23:17
朝、また あさが来る
たりぽん(大...
自由詩
6
08/4/6 23:09
いのちの洗濯
服部 剛
自由詩
3*
08/4/6 23:02
real
真琴
自由詩
0*
08/4/6 22:57
舞台
紅林
短歌
3*
08/4/6 22:48
遊泳禁止
ゆうと
自由詩
3*
08/4/6 22:46
アナグマさんとマッチちゃん
縞田みやぎ
散文(批評...
3*
08/4/6 21:57
会社の飲み会
松本 卓也
自由詩
2
08/4/6 21:56
詩人のシノギ(新体詩抄の巻)
みつべえ
散文(批評...
10
08/4/6 21:52
あたしのものではないこどく
因子
自由詩
6*
08/4/6 21:37
類人猿より少しだけ不幸な人類
RT
自由詩
4*
08/4/6 20:53
潮騒
こゆり
自由詩
11*
08/4/6 20:52
約束
Etuji
自由詩
3
08/4/6 20:27
タイムマシンを買いました
吉岡孝次
自由詩
4
08/4/6 19:49
ユリへの断章
フクスケ
自由詩
1
08/4/6 19:20
春
よしおかさく...
自由詩
1*
08/4/6 19:07
ありがとう。
高橋慶
自由詩
1
08/4/6 18:27
青空とクレーン
kauzak
自由詩
5*
08/4/6 17:51
巨人なら絶対勝つと思ってた
ピッピ
短歌
4
08/4/6 17:26
F
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/4/6 15:54
5014
5015
5016
5017
5018
5019
5020
5021
5022
5023
5024
5025
5026
5027
5028
5029
5030
5031
5032
5033
5034
5035
5036
5037
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
5045
5046
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
8.05sec.