虹を発見したら
「きれいだねきれいだね」
と騒ぐ君が嫌い
お願いだから
黙って見させてよ
君がバナナをくれたけど
「おいしいねおいしいね」
と言いながら
食べなけ ...
いっそこのまま
身体ごと
海の果てまで
落ちゆく夕日
きらめく波に
目を細め
静かに
銀の砂浜
立ちつくす
心だけ奪われた
もうすでに消えそうな私は
水平線の向こう
...
光は
はじめ
緑の葉の露をはじき
眠る子の
夢をくぐる
やがて
君の眼にやどり
始まりを告げる
その
光は
ふかい深い
闇のなかから
唐突に生まれる
まるで
遠い約束のよう ...
タイムマシンを買いました
十年先が懐かしい
タイムマシンを買いました
最新型を買う為に
タイムマシンを買いました
月賦が死語になる前に
タイムマシンを買いました
CD-Rが読 ...
いつのことか
忘れていた
色彩の花は
不分明な闇に
溶け始め
たおやかな
曲線の匂い
に埋没して
ユリ科植物
の夜は
深く沈む
花粉のついた
指
の先に
花は
匂いを残し ...
暇を弄んでいる
雨は上がった
日差しのなかに春を見つけ
香りのなかに沈丁花を見つけ
ぼんやりする
渦中のただなかにいると
気づけば
既に過去と知る繰り返し
追い ...
恋はほんのいっとき 愛は永遠に続いちゃうらしいの
でも愛して欲しいって思ったらだめ?
自分のことはさておいて あなたの幸せをこれでも願ってる
たまには思い出してよ 口からでまかせで私をかわ ...
青空に向かうクレーンが指し示す方向に
ハンドルを切りながら
その造形の美しさに目を奪われる
一瞬
アクセルを踏み込むと滑らかに
あまりにも滑らかに加速していく車
陸橋の上り坂をカタ ...
アッラーがなんか言ってる。えーと、明日、ドラクエ買うのに休むんだって
こんな娘じゃないはずだってこんな娘じゃないはずだって結婚をする
昨日、みみが長くて、頭についてて、体の真っ ...
抱きあっていない二人の肉体
おなじ空間に入れてしまうと
勝手に服を脱ぎだしてしまう
女がいきなりくわえてくる
ひざまづいて
目をみひらいて
手を俺の腹につけて
...
いつからあの道を逸れたの?
キミの小さな呟きを掻き消すように口付ける
僕らには愛があるから構わないじゃないかと
またその細い手を取って、進むために。
ここはずっと遠 ...
この腕の千切るるほどに遠くまで投げたきものは春のみずうみ
080406
手のひらに載る
小型風力発電所
プロペラがクルクル回り
風力を電力に変換します
風を求めて旅に出よう
旅行好きの口車に同乗し
朝早 ...
そう 霙って言うのかもしれない.。
それがね
ふわふわっ とした 大きな雪のかたまりとなって
空から すぅ〜 っと 落ちてきたの
足もとに ぽた ぽた って 落ちては消えた。
な ...
ねぇ
あなたがいてくれたから
わたしこうして持ち直せたよ
あなたがいなかったらわたし
じぶんのいのち
食べちゃってたよ
青い鳥は家にいた
ないものねだりで
外を探したが
友達の話を聞くと
これほど楽な生活はない
これほど楽しい生活はない
これほど美味いご飯はない
これほど誉められる仕事はない
味 ...
産まれてきたのはいつだったかな
泣いていたのは何故だったかな
真っ暗な世界で求めていたのは何だったかな
血だらけで叫んだ言葉も
忘れちまったな
産まれてきた僕を嬉しそうに抱いてくれた
...
無心の空に 雲がとおくまでたなびいていた
いちばんの孤独を慰めてくれたのは君だった
きみが口ずさんでいた はかない歌
橘の花に夕立が降っていました
蜜柑色のとっぷりしたくうきのもとで
...
1.“僕たちは物語を作るためにこの星にやってきた(独白)”
誰もが星の子供なんだって
誰が言ったか
もう忘れてしまった
何しろ
この街には夜なんてないし
したがって星な ...
そっとくちづけるかのように
首筋に立てた牙が血液を辿ってゆく
やさしいじかん
一度だけ閉じられたガゼルの眼は
空を仰いでいたけれど
若草は映らなかったに違いない
荒野の果てにいる動物は
...
まだ気持ち
残ってるよ。
だからこうして
眠れない夜に
君の好きな曲を
聞くんだよね。
やっぱりダメみたい
諦めきれないのかな。
気になってる子
いるのにね。
...
ぼくを好きでいることをやめた
きみを許す
旅びとだから
きみを許す
たましいは一人でしか抱けない
ぼくを許す
旅びとだから
ぼくを許す
唇できみのからだ ...
しずけさって つめたいいろ
… ひんやりしたおと
ぽつんとたった まっすぐみた
なんにもない
ゆるやかな こどうだけが
… ひびいてきえて ...
{画像=080406010521.jpg}
激しい自己嫌悪に疲れた
物憂い晩春の夕暮れ、
壁に凭れながら、
眠りたいと思った時、
もしかするとこの眠りたいというのは
死にたいということなの ...
遠吠えの先端を夜に梳きこんで星にまぎれた魂ひとつ
恒星は渦巻く夜を抱きしめる 輝いている自覚はなしに
思い出が次の一歩の糧となる 今はもう亡きあの赤い星
...
この空のどこかに
きみはいるのだから
僕は丘の上で腕を広げて
知らない鳥と
知らない言葉で語り合う
木にとまったまま
じっとして
少し考えてから
小さくはばたきして
それはゼス ...
夜空を見上げる
君はどれ?
都会の汚い空気じゃ見えないのかな?
交差点の信号待ちで
ふと見下ろす足元
踏まれた煙草と
俯く僕の影
同じ姿勢で向きあい
おじぎしている
僕はなにをするだろう
大きな自然のなかで
いまの悩みをすべてちいさくして
僕はなにをするだろう。
愛したい 愛されたい
抱きしめたい 抱きしめられたい
生きたい ...
先週末に桜が散ったばかりなのに
あなたは
物置から引っ張り出したビーチパラソル
具合を見たいからと
これ見よがしに拡げてみせる
どうやら使えそうだな
アルミパイプの椅子まで組み立て ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
類人猿より少しだけ不幸な人類
RT
自由詩
4*
08/4/6 20:53
潮騒
こゆり
自由詩
11*
08/4/6 20:52
約束
Etuji
自由詩
3
08/4/6 20:27
タイムマシンを買いました
吉岡孝次
自由詩
4
08/4/6 19:49
ユリへの断章
フクスケ
自由詩
1
08/4/6 19:20
春
よしおかさく...
自由詩
1*
08/4/6 19:07
ありがとう。
高橋慶
自由詩
1
08/4/6 18:27
青空とクレーン
kauzak
自由詩
5*
08/4/6 17:51
巨人なら絶対勝つと思ってた
ピッピ
短歌
4
08/4/6 17:26
F
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/4/6 15:54
世界からの逃亡者
憂
自由詩
0
08/4/6 14:17
遠投
A-29
短歌
4*
08/4/6 13:09
壊さない人
あおば
自由詩
5*
08/4/6 13:07
春の ぽたぽた
ひより
自由詩
7*
08/4/6 11:52
ねぇ
なきむし
自由詩
4
08/4/6 11:23
一人だけのバス
ペポパンプ
自由詩
5*
08/4/6 11:22
記憶を辿るということは
太陽の獣
自由詩
0
08/4/6 9:45
落花から葉桜へ
山桜
自由詩
4
08/4/6 5:55
祈りは星に
Utakat...
自由詩
2
08/4/6 5:24
チーター
士狼(銀)
自由詩
4*
08/4/6 4:44
罪悪感
xたろおx
自由詩
1
08/4/6 3:57
旅びとだからきみを許す
吉岡ペペロ
自由詩
16
08/4/6 3:00
さくら
caleha
自由詩
6
08/4/6 2:25
晩 春
beebee
自由詩
9
08/4/6 1:48
私の夜空
石畑由紀子
短歌
5*
08/4/6 1:42
ゼスチャー
小川 葉
自由詩
4
08/4/6 1:35
星
ほのか
自由詩
0*
08/4/6 0:55
黙礼
服部 剛
自由詩
1*
08/4/6 0:10
宿り木に腰掛けて
短角牛
自由詩
2
08/4/6 0:02
気の早いひと
恋月 ぴの
自由詩
33*
08/4/5 23:58
5015
5016
5017
5018
5019
5020
5021
5022
5023
5024
5025
5026
5027
5028
5029
5030
5031
5032
5033
5034
5035
5036
5037
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
5045
5046
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
5055
6.17sec.