目蓋をゆっくり開く
再び動き出す身体
声が聞こえるんだ
僕に遠くから
呼びかける
僕に
その正体が誰なのか
本質は気にしない
ただ
深くその声を
受け入れるだけ
声に ...
水が
ぬるくなってしまう前に
しなければいけないことがあった
天頂から地平にかかる天蓋の
弧の延長線のところには 辿りつけないまま
目蓋の裏のカーブばかりを見ている
自分が 足り ...
ポテトチップポリポリ
チェリーパリパリ
サラミペリペリ
プリンはプルンプルン
スウィーツはパラダイス
ガーリックは931
ミートはヘブン
ジンジャーはガリガリ
ダイエット10k ...
曇天赤坂三丁目のアスファルトが罅割れ
世界をぶっ壊している
でかいカメラを積んでかけつけたリポート車が
次々と視界から消えてゆく
世界は窓から
...
みらいを信じる
またひとつ
永遠に近づいた
0は現象ではない
見えないものを
掴み取ろうとする
0は意思である
みらいを信じる
またひとつ
...
かたみに黙せば迷う言葉の方向 a
それこそ僕のひとを恐れる遺伝 b
どうか帰るな、鞦韆を去る{ルビ処女=メイデン}b
僕らの好きな父の劇場へ行こう a
偽アヌイのその劇場は木曜開演 c ...
鬱屈した僕のドロドロとした心は涙の海にしずんだ
青空の下のささやかな幸せは
僕を誘っているようで
拒んでいるようでもある
僕はどこに流れてどこで果てるのか
ふらふらと ...
あの頃は
純粋で
汚れもしらず
楽しみも少なかった
でも
だからこそ
透き通っていた
いまさら出会って
あの頃は
すごく君が好きだったんだ
なんて
...
君の目には虹が見えない
その光るもののある先にあるものは何?
「その日あったことは僕にちゃんと言うんだよ」
いちいちチェックする君
その日暮らしの手の上に見えない城を築いて
私を ...
昨日は 気が向いて キッチン周りを掃除した
掃除したら掃除用具が切れてしまった
気が向く のと暇とありあまる掃除用具が重なるのは
次はいつだろう
いつも暇なのに
この前の日に何をしていた ...
あの花を立ち止まって
よく見てみたいの
そう言えばよかったと思う
そういう
わがままをしなければ
何一つ希望が叶わない
このまま終わってしまうような気がする
もうあの花も
...
伸ばした手に、銃はないけど。
危なっかしいから、すぐにしまった。
僕の手が契れるより。
誰かが脅えるのがわかったから。
080530
キュー
キュービクル
美しい連想が
恐竜を孵化する
化石の卵から
人間も作る
キュービクルの巨人に
未来を託す
見てく ...
出目金
君は目ン玉が
沖縄の歌手みたいに大きいから
昔から
出目金
僕も含めて
同級生は
表現の自由という
誤った観点から
そう呼んでいるね
出目金出目 ...
歪みはじめた世界の端で
あなたのせなかに然様ならを告げた。
ひっしにつかんでいたあの糸は赤じゃなかったの。
ミシン糸のような細さだから
あたしの手をずたずたにしてしま ...
爆発の映画一瞬とめられて電気店に{ルビ花圃=かほ}のごときTV
直ぐ咲ける花なりとわが贖ひし硝煙のにほひ仄かなる種
ながれくる知らざる曲にあわせつつ{ルビ白昼夢=ゆめ}にはカフェのみなご ...
今月の「ぽえとりー劇場」に参加してくれたdice
さんが朗読した詩のテキストを送ってくれたので、当日
の雰囲気を思い出しながら、レポートを補足します。朗
読のレポートは感覚的に書いていますが、 ...
わたしは何枚でも
自らを脱ごう
いのちそのものが
あらわれ
周囲の花々が
俯いていた顔を
開くまで
ソーラーカーは、そらとぶものだと思ってて
ドラえもんが デザインされたそれの のろさは 重みをもってて
その日からだ お日様が 押さえつけてくる
屋根屋のおばちゃん今日もパーマがきついわ
...
目が合った
ヤバい
ヤバすぎる
めちゃくちゃ
怒っとる
睨んどる
体が動かん
時間は止まる
試しに
手でも振ったるか
ヤバい
ヤバいですよ
メンチ切られとる
強張った
...
言葉と
拙い花瓶の
間に
めり込んでいる
弾丸
ある日ふと、音もなく
内戦が始まった日
わたしは回転扉の外で
小指に満たない大きさの
硬い虫をいじっていた
失望し
憤怒し
...
シロツメグサで
首飾りと花束をつくり
ぼくたちは結婚した
わたしの秘密を
あなたにだけ教えてあげる
と花嫁は言った
唇よりも軟らかい
小さく閉じられた秘密があった
シロツメグサ ...
ストーキング
ストーキング
やほー
やほー
岩化け
木化け
山に
化け
鏡の中を
覗みこみゃ
ついてる
ついてる
一匹
...
深夜のファミレス
メロンソーダ
人工的なグリーンが
光を集めて
輝いて
私は
自分の席の話題に
ついていけずに
(バイクや車の話ばかりで)
辺りを見渡す
端の席に座っている ...
無防備な
君の背中に
ぎゅってしたい
衝動ぐっと
押し込めておく
君の背を
追いかけながら
歩く道
あたしの家に
向かうこの道
土のにおい
湿る地を掘りかえし
葉桜の下に約束を
ぬかるみに足を入れ
虫の這う手を雨が流す
汚れても 汚れても
流される季節に
約束すら消えてしまうのかと
深く掘り虫を潰し
緑の ...
080530
うそつき
攻撃中止
飛行機が
転回して
戻ってきた
電波が届かなくなったから
自動的に
戻ってきたのだと
得意そうに
少年は解説する
...
僕の中で咲き誇る花を
アナタに見せたいの
誰かに支配された体躯が
今も軋むけれど
花は散らず
冷たい壁に両手と顔を付け
アナタの事を思うの
いつか会える日を
待ちに待つ夜
撓る鞭 ...
淡々と過ぎてゆく日々を
うつろに感じてしまわないように
小さな声に耳をすます
いままさに
目の前にいる小さな子
僕にとっては生徒と呼ぶべき
その小さな子が
「みつつき」とつぶやい ...
あわせたてのひらのあいだから
こぼれおちるもの なあに
こゆびをつけて みせかけて
おやゆびを はなしてみるの
ころん、おちた
びいだまだ
たたみをすべって とまる
せいざした ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
声
AKiHiC...
自由詩
1
08/5/30 21:27
古い皮質のところの日記
clef
自由詩
3*
08/5/30 21:13
甘くて酸っぱい
ペポパンプ
自由詩
5*
08/5/30 21:01
ざわつく
ピッピ
自由詩
1
08/5/30 20:41
永遠
吉岡ペペロ
自由詩
6
08/5/30 19:05
劇場———塚本邦雄風押韻ソネット
埴
自由詩
0
08/5/30 18:02
青空
三上山一己
自由詩
4*
08/5/30 17:39
セピア色の告白
舞狐
自由詩
9*
08/5/30 17:36
_
横山亜希子
自由詩
2*
08/5/30 16:40
ちいさな器
よしおかさく...
自由詩
3*
08/5/30 12:51
わがまま
蒼木りん
自由詩
1
08/5/30 12:45
手ノ先。
狠志
携帯写真+...
4
08/5/30 12:11
ケモノ
あおば
自由詩
4*
08/5/30 10:11
出目金
You
自由詩
2*
08/5/30 9:18
めまい。
哀詩
自由詩
1
08/5/30 8:55
街にて
埴
短歌
1
08/5/30 8:48
虹色ほっぺの冒険者 〜詩人・dice覚え書〜
服部 剛
散文(批評...
2*
08/5/30 7:57
いのちの種子
〃
自由詩
4*
08/5/30 7:38
ミニカー
さわ田マヨネ
自由詩
0+
08/5/30 6:58
三人目のストーカー
北村 守通
自由詩
1*
08/5/30 6:29
姿勢
たもつ
自由詩
6
08/5/30 6:24
シロツメグサ
yo-yo
自由詩
26*
08/5/30 6:14
二人目のストーカー
北村 守通
自由詩
1*
08/5/30 4:59
真夜中のメロンソーダ
風音
携帯写真+...
12
08/5/30 4:11
背中
ユメサキハル
短歌
0
08/5/30 3:35
夏
湖月
自由詩
1*
08/5/30 2:11
勝利
あおば
自由詩
0*
08/5/30 1:50
遊戯
AKiHiC...
自由詩
2
08/5/30 1:44
「満月(みつつき)」
ベンジャミン
自由詩
8*
08/5/30 0:55
くらやみであそぶ
ミゼット
自由詩
3*
08/5/30 0:29
4939
4940
4941
4942
4943
4944
4945
4946
4947
4948
4949
4950
4951
4952
4953
4954
4955
4956
4957
4958
4959
4960
4961
4962
4963
4964
4965
4966
4967
4968
4969
4970
4971
4972
4973
4974
4975
4976
4977
4978
4979
加筆訂正:
時の影
/
松本 涼
[08/5/30 7:33]
ちょっとなおしました。
8.19sec.