猫の銅像待っている
キューピーちゃんも待っている
マトリョーシカも待っている
アサザの花も待っている
ギャラリーみかし
そこは不思議ワールド
混沌たる美と創造の場
自立したあらゆる表 ...
「なあ、あいつどうしてるのかな?
デカイ車に乗ってすぐにクラクションを鳴らすヤツの話さ」
「なんか噂によるとついにクラクションが壊れたってよ
クラクション直す前にその傲慢さ治して欲しい ...
腰までつかった
プールのなかで
音楽祭がひらかれる
うっとり顔の
奏者のなかで
たったひとり
さんのくちで
リズムをきざむ
こだいこ
夜明 ...
憂いを全て詰め込んで
川に流せば お魚に?
自由に泳いで行けるでしょうか?
黒い部分を 夜空にこっそりと
投げあげたなら
闇夜に紛れて 空の一部になれるでしょうか?
重荷を全て広い ...
遅咲きの
最初で最後
朝顔が
私の心
群青に染め
小さな緑の段差を踏む
声は低く
応えられないままにすぎる
切り落とされた枝から
離れない虫
おまえは
おまえがどこへゆくか
知っているか
火の前に途絶え ...
涼しげな声で
いつの間に
鳴くようになったのか
身を隠して鳴く
虫たちよ
焦らせるような
つかの間の
風に吹かれて
これから起こる恋の
幻影を見る
どうにもならなさげな
がらくた
みたいなものが
こちり こちりと
じしゃくでくっつくみたいに
よせあつまって
がらくたのかたまり
ではなくて
だけど
なにかのやくにたつのか
たたな ...
巨大な坩堝 コンビナートの技術者は変容の初端を
作業着をまとい数値を量る
機能のみの形態コンビナートの夜の影は
やがて地球変容へと導く一 ...
明け方の窓の外から「りりりり」と秋を教える優しい風が・・・
秋の風秋の青空広がって「まだ夏がいい」駄々っ子太陽
青空にはらりはらりと彩って秋を知らせる赤とんぼ達
鮮やかな ...
生きていく
手を伸ばし
空気を吸って
駆ける
先の見えない
空虚な朝靄
カーテンを閉めた部屋
差し込む朝日が眩しいけれど
本当の光なんて見えなくて
自問自答
まだ夢の中だっ ...
私の想いは熱い
それはまるで
リアトリスの花のよう
この気持ちに
偽りはない
ただあなただけを想う
この淡い花に誓って
いつまでも ...
私はこの世を儚らむ
浮かれ女
女がひとり
このしがない世の中で
暮らしていくには
軽やかに唄でも
歌わなきゃやっていけないさ
私は ...
目の見える私と
目の見えない君
目の見える私は虚構を見つめ
錯覚の彼方に居る
目の見えない君は心で闇を切り払い
真実(まこと)を見抜く力が有る
...
おとうさん
あなたの性格も私は容認してやらなかったね
仕事で疲れて何もしたくなく、一言も交わしてくれないのは父親の教育責任がぞんざいにしていると認めなかった
今でもあなたを憎んでいるのは確か
...
ピアノの白と黒を交互に抑えて、
小指から親指にまた跳んで、
どんどんと高音の淵まで向かう。
終わりの音は高すぎて耳には聴こえない。
とばしてしまった白い音だけがこもって、大切そうに響く。
...
大切な感情ほど言葉にして言い出しにくいのは
言葉に重力がかかっているから
価値のある言葉ほど{ルビ容=カタチ}は大きく
ときどき喉に引っかかったりもする
簡単に出る言葉ほど小さ ...
土砂降りの夜
家に帰るのに車を走らせる
ワイパーが追いつけないほどの
激しい雨
タイヤが水しぶきを上げる
家に帰るはずなのに
本当は
どこへ行くのだろう
どこへ行きたいのだろう
...
物心がついたのはいつだったろう。幼稚園や小学校の記憶は心の泥土のずっと深いところに沈殿したままだ。記憶なんてものは実に不思議なもので、時間がたつほどに鮮明に思い出せたりもする。それは、人や出来事や物な ...
この部屋の中にアナログ時計はなく
壁には40年近く昔の音楽祭のポスターが貼られているだけ
花に囲まれて幸せそうな
薔薇の花冠を被った骸骨の
風化させる横流れの青い光に
少し小首を傾げた笑顔
...
お願いしなくても
地球は回ってくれていて
お願いなどしなくとも
太陽と月は巡回してくれる
わざわざ願わなくても
両親は私を産んでくれた
そして願ってもいないのに
心臓は今日も動き続けてい ...
去りゆく猫はどこで死ぬのか?ついていかなきゃ分かるまい。
今日、川辺に打ち上げられた 死んだ猫の尻尾に、
蜻蛉がとまっていた。秋だな、と
僕は思った。
昨日の昨日の次の今日
ギンヤンマの通り道
ゆびきりげんまん
蜥蜴の尻尾
鬼のお面が
空を舞い
蝋燭並ぶ地蔵道
鴉帰る夕暮れに
少女の群れが雲の散歩
水面遊ぶ反射光
かざ ...
思い起こせば、北村家には幾つかのルールがあった。
一つ 『チョコレートは食べていいのは一日3かけらまで(板チョコ)』
理由は、チョコレートの食べすぎは鼻血を誘発するからだそうだ。育ち盛りの ...
透明なうそが溢れていて
気づかないうちに
それを信じていたりする
見通しは良いはずなのに
うまく物事が進まなかったり
思ったように人と関係を
築けなかったり
色々な混乱や
色々なためら ...
窓辺の四角い夜に うなだれた手をかざすと
しずかに風は
終わりの夏を打ちつけてくる
部屋中を駆け巡る息づかいは
いつもそこに置き忘れてあるから
死をつつましく夢の先に灯して
ただ耳を ...
よく晴れた日だった。
午後から大雨になる、と朝のニュースは伝える。
午前中に駅に着いた。
駅前だけが、寂しく栄えていた。
少し歩くと住居が立ち並び、
田畑も見えてくる。
約束まで、 ...
(ゼロ
僕は欠陥品である、と仮定する。
少年少女、互いに確かめ合うのは傷口。証明の始まりを上手く書き出せないから存在を不安に思う。ティーンエイジャー、
違う!
そんな括りでは収まらない。声を枯 ...
昼寝して目覚めてみると日も落ちて5時5分という時刻であった
海山にハスノハカズラといふ草のあるといふこと君に教へむ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
みかし
guchi_...
自由詩
0
08/9/8 19:30
不幸話
maynar...
自由詩
0
08/9/8 18:37
やまぶき色のあさ
このえ
自由詩
0+*
08/9/8 13:04
世の中の均衡
シュガー・ソ...
自由詩
6*
08/9/8 11:43
はじめの秋と 終わりの夏
〃
短歌
3*
08/9/8 10:35
いつか どこかへ
木立 悟
自由詩
1
08/9/8 10:24
秋の夜
よしおかさく...
自由詩
2*
08/9/8 10:19
よせあつまり
明楽
自由詩
4
08/9/8 9:53
現代の錬金術
アハウ
短歌
3
08/9/8 8:52
夏から秋へ
ユメサキハル
短歌
1*
08/9/8 8:26
霧中
相羽 柚希
自由詩
1*
08/9/8 7:28
リアトリス
星月冬灯
自由詩
2
08/9/8 7:00
浮かれ女(め)
〃
自由詩
2
08/9/8 6:59
ハンデ
〃
自由詩
1
08/9/8 6:58
ゴミ捨て場 不眠症
くま出没
自由詩
1
08/9/8 6:45
ピアノを弾く
猫のひたい撫...
自由詩
0
08/9/8 6:36
言葉の法則
桜 葉一
自由詩
0
08/9/8 3:53
土砂降りの雨
ヒロシ
自由詩
0
08/9/8 3:13
The Muddy marines
詩集ただよう
散文(批評...
1
08/9/8 2:23
壁のポスター
水町綜助
自由詩
7
08/9/8 1:39
生き道
木屋 亞万
自由詩
3*
08/9/8 1:19
この川、
プテラノドン
自由詩
1
08/9/8 1:09
通り道
猫目
自由詩
0
08/9/8 1:03
妄想家はかくして創られき【詩とは何か祭り参加作品 〜ちびっこ ...
北村 守通
散文(批評...
1+*
08/9/8 1:01
透明なうそ
しろたしろ
自由詩
0
08/9/8 0:39
終わりの夏
二瀬
自由詩
11*
08/9/8 0:39
この水、
ブライアン
自由詩
2
08/9/8 0:17
濁流
士狼(銀)
自由詩
5*
08/9/8 0:15
日曜日
A-29
短歌
1*
08/9/8 0:14
山口 油谷にて 二
〃
短歌
1*
08/9/8 0:10
4793
4794
4795
4796
4797
4798
4799
4800
4801
4802
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4830
4831
4832
4833
加筆訂正:
甲南病院
/
青い風
[08/9/8 9:07]
ご教授をいただき、「食べり」を「食べたり」に修正しました。
5.43sec.