きらめき、眩しさの中
幻の人をさがす
どれくらい歩いてきたのか
帰り道もわからなくなってしまった
もしかしたら
それが本当の旅なのかもしれない
絵に描いたような出会いなんて
まっ ...
選別が終わったらさ
選べなかった話をしよう
順調に進められてくコマを無視して
だれもかれもが
4コマ使って足らなかったら
ページいっぱい広げてもいい
主 ...
出来損ないの玩具でも
誰かに拾われて
笑顔にしてあげられたら
それだけで幸せだった
その後忘れ去られて
雨に曝されたとしても
あの一瞬の幸福を
思い出して壊れてゆける
軋む音 ...
この町では、お盆を過ぎたら夏が終わるだとか、二つくらい隣町で毎年行われる音楽野外フェスが終わったら夏が終わるだとか、みんなそれぞれが、それぞれのポイントで、夏に終わりを告げてゆく。「夏も終わりだね」 ...
駐車場にちゃぶ台があって
さも当然のことのように
家族がそれを囲んでいる
夕飯
一家団欒
座布団もない
ただ、ちゃぶ台だけ
楽しそうな会話
夕日が横顔を照らす
ひじきの煮物
...
暗闇に指を伸ばして
知ろうとしている
指先が暖かく湿る
聞こえるのは、ピアノだけ
鳴いている
泣いている
うまく言えない
でも大好きだよ
ピアノのトリルのような ...
ぼくだけが
ぼくのこころにきずをつける
心は偽れない
どんなに止めさせようともがいたって
私の心は私だけのもの
この気持ちは嘘じゃない
誰に邪魔されても変わらない
例えそれが貴方でも
貴方を愛している
諦めるなんてそんな簡単な ...
見つめている。
青空の……
只、
たった一点を。
そこから
只、
たった一滴の
雨粒が
落ちてくるのを
見ることができたら ...
ありとあらゆる人生よ
ひとりだけでも
今日は雨
歩道橋に傘が咲く
名もなき花のかなしさよ
ふたりだけでも
雨ならば
きっと今日も
恋の雨
青信号はあの人の
赤信号は僕の雨
...
いつか王子は来てしまうのだ。
おまえが歯ぎしりして拒むとしても、
涙して拒むとしても、
涎して拒むとしても。
王子なんか来ないという戯言を信ずるな、
王子は来る。
おまえの手は雨に汚れる、 ...
本当にいつの間にか
風に冷たさが混じっていた
またしても気付かぬうちに
季節を越えようとしている
組合わせた言葉に弄ばれながら
少しずつ確かに空が褪せていく
本当についこの間に
新し ...
偶然
この森の小道を
あなたと2回通ったね
真夏
知らない風が吹いて
わたしのワンピースの裾を揺らした
でも
あなたは
あなたのままで
この想いは
きっと
いつまでも ...
イカが身投げをするという
夜も明けきらぬ浜辺に
それは自分のせいではない
波のせいだ
卵を産み子孫を残すには匂いが必要だった
深い海の底は何も匂わない
母たちは求めて浮上する
そして波に ...
沈黙に耐えられず
埋め尽くすからだろう
言葉で
たったひとこと
言えたなら
それだけでよかった
傷つけようのない
言葉と言葉が
塞ぎかけた
傷口を開いてしまう
包 ...
タイムカプセルがくるくる回ってるみたいだなあ。
沢山のすき、とかさようなら、とかが時間がとまったまんま回り続けてるんだ。
昼は虹色、夜は星色。
あのときのすき、はまだあの中に溶けているかなあ ...
お花の僕かてな
きれーな
とうめーな
空に
触れてみたいんや
演じることでしか
存在をゆるされない
かなしみは
命に及ぶ
遠いよろこびの
記憶のはてで
幻想たちが死に絶える
たそがれる
朝日を見るように
地平線に背をむけて
くっ ...
ソルジェニーツィンが死去した。享年八十九歳だったという。
かれの文学的な実績や政治にあたえた影響については、今後もいろいろな評価がなされるだろう。そして、今後どのような評価がなされるにしろ、「収 ...
例えば
それが昨日と云う日
であったとしても
恋心を想って
もう通り過ぎたはずの
初恋の儚いだけの記憶が
ほんの微かに
胸の中へと
染み込んでいるみたいに
ふと傍らにいる
ちょ ...
紙の羊が
食べたそうにしていたので
紙の草をつくった
今日はたくさんの流れ星だね
あれはホタルさ
きれいだね
命みたいだ
「ねえ、手、繋いで良い?」
(最初から繋ぐつもりじゃ?)
最近の女の子は凄い。
男に対して文句が多い。(あくまで俺の体験談。)
付き合う男も同年代な訳だからこの年齢では精神 ...
僕はばらばらになってしまいました
この世界のどこかに、
今も漂い続けています
ありとあらゆるバッドエンドを繰り返して
それはもう、出来の悪い喜劇みたいに
いつ ...
(どこへ
(飛びたったのだろう
ある晴れた日の、
見知らぬ誰かの離陸がまぶしい
(ぼくの日常は
(すこしだけ寂しくて
(それが全てではないけれど
(確かにそう ...
「今年の本踊りは出てもいいよ」 おばあに言われた。おかんがそろいの浴衣を縫ってくれて、編み笠はまだだめやて。
去年まで大学へいっとって帰ってきいへんかったまささあが今年は男踊りの後ろかたを踊る。あ ...
翼をつくる 明日のために
でもつい大きすぎるものにしてしまうから
空は飛べない
仕方ないのでそれをつけて歩いてみるが
人から笑われる
財布を開く 生活のために
ヒラヒラはすぐ羽を伸ばし ...
自分は神だ。
支配しているのはこの家だ。
全ての創造物は神の手の中にある。
そして意のままに動くべきである。
神様、湯沸かし器が壊れてお湯が出ないんですが?
神様、買い置きのミネラルウォ ...
風の吹き荒ぶ
甘酸っぱい夏の終わりに
君は僕を好いた
君は
「付き合ってほしい、好きだから」
と、蒼い眼差しで僕に告げた
僕の心は光った
だけど
風はその思いさえも巻き込み
...
九官鳥
九官鳥
九官鳥
九官鳥 の 西の
格
子
状
の
石
の粉と 網
...
充血した方の目で
窓の外を眺めた
赤い網目の向こう側には
いつもの景色があるのだが
その虫捕り網には
穴が開いているから
僕は呆気なく
ホントを取り逃がしてしまう
白濁した方の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
旅する遊惰
タマムシ
自由詩
3*
08/8/26 2:55
週刊センベツコミック
詩集ただよう
自由詩
0
08/8/26 2:12
壊れた玩具
AKiHiC...
自由詩
3
08/8/26 2:11
夏の終わりに吹く風に
十重山ハルノ
散文(批評...
1
08/8/26 2:03
青空家族
木屋 亞万
自由詩
5*
08/8/26 1:12
cresc.( 渡 ひろこ / rabbitfighter ...
rabbit...
自由詩
23*
08/8/26 1:05
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08/8/26 1:00
永遠が欲しい
暗闇れもん
自由詩
0
08/8/26 0:51
奇跡
草野春心
自由詩
2
08/8/26 0:33
恋の雨
小川 葉
自由詩
1
08/8/26 0:32
いつか来る王子
佐々宝砂
自由詩
5
08/8/26 0:04
夏がただ過ぎていく
松本 卓也
自由詩
1
08/8/26 0:02
知らない風が吹いて
風音
自由詩
7
08/8/25 23:38
イカ・セミ・バッタ
tomtom...
自由詩
3
08/8/25 23:38
傷口
小川 葉
自由詩
2
08/8/25 23:01
タイムカプセル
R
自由詩
1
08/8/25 22:46
にょみーん
愛心
携帯写真+...
4*
08/8/25 22:43
改版
小川 葉
自由詩
3
08/8/25 22:01
イワン・デニーソヴィチの一日
パンの愛人
散文(批評...
3+
08/8/25 21:23
透きとおったラヴレターを携えて
りゅうのあく...
自由詩
6*
08/8/25 21:22
ペーパー・シープ(流れ星)
たもつ
自由詩
12
08/8/25 21:07
セーラー服の下は5万円(生尺で4万円)
榊 慧
散文(批評...
6
08/8/25 21:00
a-part
依
自由詩
5*
08/8/25 20:56
滑走路
千波 一也
自由詩
6*
08/8/25 20:51
狐の盆
リーフレイン
自由詩
2
08/8/25 20:33
翼をつくる
皆月 零胤
自由詩
2*
08/8/25 20:30
お〜ま〜え〜は〜かみか?
村上 まり
自由詩
0
08/8/25 20:27
風
さとう 星子
自由詩
1
08/8/25 19:43
迫る
井岡護
自由詩
0*
08/8/25 19:22
オッドアイ
nonya
自由詩
6*
08/8/25 18:53
4813
4814
4815
4816
4817
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4832
4833
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4836
4837
4838
4839
4840
4841
4842
4843
4844
4845
4846
4847
4848
4849
4850
4851
4852
4853
加筆訂正:
オアシス
/
もこもこわたあめ
[08/8/25 22:03]
加筆しました
Heartful Communications
/
りゅうのあくび
[08/8/25 20:04]
加筆しました。
4.9sec.