なだらかな坂道を
だらだらと歩いている
なさけない言葉たちを
だらしなく発しながら
なまめかしい誘惑には
よだれを垂らしている

なよやかにしおれているふりをしている
なんとなく日 ...
下り坂を歩いているとどうやら
駆け出す事を自制している事に気付く

しばらく考えたがその抵抗に意味はなく
停滞よりも前進を望む解放の欲求が最後には勝る

久々の加速度
肉体もさながら運動 ...
あの方を

コントラバスの弦の上

孤独にさせた

「{ルビ悪魔=わたし}」を憎む
わたしはね 
あなたの見方なんて 決めたじゃない?

わたしはね
あなたを信じるって 決めたじゃない?

あなたは 
色んな場所から言葉を見つけ出し
色んな色や模様を付けて ...
秋を潤わす金色の木立は
この時季、配色に惑うのです

茜色に染まった夕陽は
黄熟した稲穂を金色に光らせ
時を刻む砂時計に全てを託した

ざわめきと胸の鼓動は止まらない

...
屋久島の暮らしでは 
無数の鯖が 
村人達の手から手へとまわり 
こころからこころへとめぐり 

一匹の鯖を手に
樹木のように立つ老人は 
不思議なほどに 
目尻を下げる 

夜明 ...
「昨日また徹夜だよ。まったくいやんなっちゃうね」
 ザワザワザワザワザワザ……

 「アゥナタハ、神ヲ信ジマスカ?」
 「あなたは、人を信じますか?」

「この前いきなりあいつが来てさ。一 ...
批評とは渡り鳥の視点である
批評とはぬくもりを求めて彷徨うハーメルンの笛吹きである
批評とはスーツを着た読書感想文である
批評とはD.I.Yの折り畳みチェアである
批評とは仲間はずれの武力介入 ...
しがらみに追いつかれた
雨上がりの宵の口
ゆらゆらと裏通りを歩けば
アーケードの端にかかる立待月

前のめりのふりをして
探していたのは出口
つらつらと磨いた逃げ足で
袋小路に駆け込ん ...
だまって
いないで
すきなように
きみののぞみを

だいじょうぶだよ
いつもそばにいるから
すきなみちを
きみがきめていいんだ

だましちゃ
いけない じぶんのこころ
すきなこ ...
{画像=080914080444.jpg}

木は両手を拡げて
わたしを暖かく抱きしめた
拡がる手の先には
青々しい梢がさらに広がり
そこでは緑の子供達が風に踊っていた

寝ころんだベ ...
無機物になりたいとどれだけのあいだ
どれだけ深く
僕は願っていたのだろう
生死も関係ない
時間の錯綜しない
ただ壊れるときがあり
そのことは別に
ただ綺麗でありたいと

有機物の目覚 ...
毎日通る道なのに

少し時間が違うだけで

まったく違う風景を見せてくれる

少し気分が違うだけで

知らない道に迷い込んだ気分になる


いつもよりランドセルが軽かったり

...
せめて汁男優よりも濃厚なお罵倒を顔にぶっかけて!。


口角泡を飛ばすっていうより喋る前からもう射精大会?。


あなたのことひとことで言い表せば穴の開いたコ ...
私は
今の現状でまんぞくしているのかな?

私は
今の環境でまんぞくしているのかな?



結局言いたいのは人のエゴと感情から生まれる欲は無限で悲しい




それはモノとい ...
 

 頭痛がするくらいの妄想で大雨の中を掻き分けて迷走中、沈みそうに不安定な僕の手を取って、摂氏三十六度の円を構成した。死のうが死ぬまいが地球は廻ってしまうとか何だったかな。天国に続く神様の方舟 ...
コップに耳をあててごらん
サイダーの歌声が聞こえてくるでしょう
宝石の鋭角が弾ける音
磨かれていく耳、頬、瞳

夏と炭酸は相性がいいから
海も花火も西瓜も朝顔も夕立も
炭酸と共存していて ...
高度に発達した文明が
天使に犯されたいと
泣きわめいている
超高層のビルの上から
ふわふわの羽もないくせに
飛び込む
世抱え人
莫大な金は積めても
聖書の一部も拾えない
一枚の紙幣を ...
            080913


ガス抜きを致しますと
クエン酸
パチンコ屋のご亭主は
幼児はお金がないから
遊べないよと
すげない顔して
駄菓子屋の親父に下駄を預け
古く ...
   また呼ばれた
ついでに連れられた

人口建造物の端っこを渡りながら集団についていった
地面から萌える造花を眺めて立ち止まる
皮手袋に引かれて先に急かされる
ついでなら別にいいだろう眺 ...
 
やさしい虚無感。

それを今感じている。



何かしたいのに何もできないお昼。
ただ甘えただけの自分。

わたしはギターに触れる。


わたしが過去踏み割っ ...
いつの日からかわからないが
僕の中で
言葉のビッグバンが始まっていて

もうそれは随分昔からなのだろうけれど

言葉は僕の中で宇宙を産み

その言葉達もまた
宇宙をさまよっている

その外側にあるもの ...
ゆっくりと
息を止めるように一日を仕舞う
箱の中のガラクタはいつも
明日になれば綺麗になっているから


ゆっくり、と
息を
ここ、に戻す
主のいなくなった
家の、傾き
通り沿い ...
それは忌憚なく
はなはだ遠くの方へ
飲まれて溺れる
離岸流
フロイト
ソシュール
カント
ふろむ
レター
プリーズ
吐いて
吸う

意識
無意識
間と狭間
感性が重要 ...
切望することは、
あなたが外側に在ると、
認めることでしょう。
あなたに会うために、
何百もの方法を築きました。
あなたが囁く時、
愛でいっぱいでした。
この有害な混乱に、
わたしはば ...
私 の 翅 が いなずま へ 飲み干し              
近く 期待できず に われわれ が かがやく、 寡婦の列              
白い 死んだ 何 と            ...
犬 が 修道士 では 歳月 に あるそうだ              
シカナイノダ 無 を お前 は のこるだろう? 徒歩              
あざなはれた 美しい 私 は        ...
残酷 を 毛髪 は 神経痛 には タタカイながら              
碧い 現時点 ハ 『歌』 が のこるだろう? 穹窿              
華麗な ぬくぬくと アルチンボルト を ...
小説も香水も好きだけど
ヤカンが飛ぶほうがいいと思っていた

空港の誘導灯も
機上から見下ろす街明かりも闇も好きだったけど
お湯を沸かすヤカン
ヤカンが飛ぶほうがいいなぁとは思っていた
...
生まれてすぐに言葉を食べた
降る雪のように冷たい言葉
それは小指の爪のように
やわらかく甘く
そっと僕の心臓に住まった


なんだか涙が出そうで
手のひらを握ったりしていた
つぼみが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
なきながらなきがらになりながら楢山孝介自由詩9*08/9/14 12:23
下り坂の考察qqqqqq...自由詩6*08/9/14 12:21
書き込み画面の在る場所セルフレーム短歌008/9/14 11:36
夢猫 さくら自由詩7*08/9/14 11:29
万華鏡自由詩11*08/9/14 11:27
屋久島の鯖 服部 剛自由詩11+08/9/14 10:12
雑踏、空耳、信仰心芥生自由詩208/9/14 10:00
よっしゃよっしゃ、詩の良し悪しやキリギリ散文(批評...108/9/14 9:42
月が笑ったnonya自由詩8*08/9/14 9:28
だいすきじゅじゅ。自由詩6*08/9/14 9:17
空を抱きしめる梢 / 木陰に揺れる木洩れ日と共にbeebee自由詩20*08/9/14 8:05
有機体の目覚め深散自由詩208/9/14 4:44
帰り道の法則桜 葉一自由詩308/9/14 3:40
「 うひょーっ。 」PULL.短歌1*08/9/14 3:34
I think so水平線自由詩108/9/14 2:48
雨乞い雨を乞う自由詩1*08/9/14 2:16
微炭酸木屋 亞万自由詩2*08/9/14 0:54
グラビディエンジェル秋也自由詩008/9/13 23:58
微炭酸あおば自由詩14*08/9/13 23:37
皮手袋の友人KETIPA自由詩108/9/13 23:33
想い出横丁一丁目。哀詩自由詩008/9/13 23:00
言葉の宇宙ヒロシ自由詩108/9/13 22:57
息を止めるように霜天自由詩708/9/13 22:56
ビンの中秋也自由詩1*08/9/13 22:33
名も知らぬ女の手記よりK・フラグメ...自由詩408/9/13 22:18
モンパルナスB-4《81》柴田...自由詩1*08/9/13 22:14
モンパルナスB-3自由詩008/9/13 22:12
モンパルナスB-2自由詩008/9/13 22:11
フライング・ケトル/夜間飛行海里自由詩408/9/13 22:01
詩人と海アヅサ自由詩11*08/9/13 21:52

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加筆訂正:
詩を書く人のすべてが詩人じゃなくていい/たりぽん(大理 奔)[08/9/14 9:08]
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