080913
ガス抜きを致しますと
クエン酸
パチンコ屋のご亭主は
幼児はお金がないから
遊べないよと
すげない顔して
駄菓子屋の親父に下駄を預け
古く ...
また呼ばれた
ついでに連れられた
人口建造物の端っこを渡りながら集団についていった
地面から萌える造花を眺めて立ち止まる
皮手袋に引かれて先に急かされる
ついでなら別にいいだろう眺 ...
やさしい虚無感。
それを今感じている。
何かしたいのに何もできないお昼。
ただ甘えただけの自分。
わたしはギターに触れる。
わたしが過去踏み割っ ...
いつの日からかわからないが
僕の中で
言葉のビッグバンが始まっていて
もうそれは随分昔からなのだろうけれど
言葉は僕の中で宇宙を産み
その言葉達もまた
宇宙をさまよっている
その外側にあるもの ...
ゆっくりと
息を止めるように一日を仕舞う
箱の中のガラクタはいつも
明日になれば綺麗になっているから
ゆっくり、と
息を
ここ、に戻す
主のいなくなった
家の、傾き
通り沿い ...
それは忌憚なく
はなはだ遠くの方へ
飲まれて溺れる
離岸流
フロイト
ソシュール
カント
ふろむ
レター
プリーズ
吐いて
吸う
数
意識
無意識
間と狭間
感性が重要 ...
切望することは、
あなたが外側に在ると、
認めることでしょう。
あなたに会うために、
何百もの方法を築きました。
あなたが囁く時、
愛でいっぱいでした。
この有害な混乱に、
わたしはば ...
私 の 翅 が いなずま へ 飲み干し
近く 期待できず に われわれ が かがやく、 寡婦の列
白い 死んだ 何 と ...
犬 が 修道士 では 歳月 に あるそうだ
シカナイノダ 無 を お前 は のこるだろう? 徒歩
あざなはれた 美しい 私 は ...
残酷 を 毛髪 は 神経痛 には タタカイながら
碧い 現時点 ハ 『歌』 が のこるだろう? 穹窿
華麗な ぬくぬくと アルチンボルト を ...
小説も香水も好きだけど
ヤカンが飛ぶほうがいいと思っていた
空港の誘導灯も
機上から見下ろす街明かりも闇も好きだったけど
お湯を沸かすヤカン
ヤカンが飛ぶほうがいいなぁとは思っていた
...
生まれてすぐに言葉を食べた
降る雪のように冷たい言葉
それは小指の爪のように
やわらかく甘く
そっと僕の心臓に住まった
なんだか涙が出そうで
手のひらを握ったりしていた
つぼみが ...
全部
冗談だったら面白いのに
この日常
ミラクルな瞬間と枠組みのジレンマ
いわゆる「世界」と名づけられた場所
そこで生きて泣いて笑ってる僕
冗談、だ ...
なにやっても
どうにもなんねえんだろうなって
思うちゃうよね
みんなそうなんだろうけど
しょうがないなって
あきらめちゃう
しかたないかって
にがわらい
でも
ああい ...
理性・抑制・常識とか教義とか正義とか悪とかという枠は社会にとっては必要なものだが個人の感性の拡大にとっては邪魔以外の何者でもない。それも仕方のないことだろうとは思う。個人の感性の無制限な拡大は ...
手首をすぎる風の先に
向かい合う双つの枯れ木があり
雨に雨を降らせている
夜が増すごとに
熱は辺をゆく
遠くも近くも ただ打ち寄せる
朝の裾が笑い
見えな ...
果てなく広がる空は
闇の深淵の入り口だろうか
誰もが覗き見たこともなく
一人一人のイメージは
心に広がる無限の想いだ
幸福と希望と不幸と絶望と
宇宙につながるイメージは
人を小さ ...
築三十余年の重い扉をあけて
その人は折りたたみ杖をシンボルに
プロムナードへの散策にでた
弱った足腰膝小僧に発破をかけ
傾き加減の太陽と
青女 ...
ラップして…
もいちどそれを
ラップした
寝ても冷めても再加熱
すればいいとは!
ぼろぼろ
目からうろこ
やーらーれーたー
(シャキーン)
とりあえずの解凍
何度で ...
赤い靴を履いて
待っているの
もちろん
異人さんを
水面は
揺らめいている
でも
その下は
沈殿して
何かが蠢いている
今にも出てきそうに
だから
誰か助けてくれないかな
異人さんじゃなくてもい ...
ふりかけきらい
まどろみの床をしらんのかえ
はあ 食品添加物ですね
そおさね
麦畑が艶やかな紫色になっていました
けらけら
かなしいね けらけら かなしいね
かわええね
...
東京はまだ
日中は蒸し暑いらしい
シカゴでは北米だけに
ぞくぞくするくらい気持ちのいい
ひかりや風のなかにいる
スタバで資料をやっつけるとするか
異邦人の特権で
道行くひとをいつもより
...
きのうは昼から雨だった
きょうは朝から晴れている
くもひとつない
大通りのよこの公園を歩く
りすが赤い実を両手でもったまま
地べたに垂れた枝をするするとのぼった
いつも思う
アメリカの空 ...
中学生のとき
地理の授業で印象にのこった
五大湖ということば
大人になり
たまにシカゴに来るようになって
それはますます
牧歌的な響きをもつようになっていった
五大湖のひとつ、ミシガン湖 ...
白い僕
黒い僕
混じって 融けて
灰になる
蒼の世界に
ひらひらと
広がり舞う
きらきら
太陽を隠す 僕は
綺麗ですか?
錆色、妖水、試験管。
この夜空、その一滴で、
麻痺させるのは誰。
桃源郷の、咽び泣き、
高速道路を、やって来て、
それから何処へ往くの。
透明な静謐は、
宇宙の彼方。
星にすむ ...
あふれる光の流れを
掬う
祈りの手の形で
殺戮は今もつづいている
日ごと心が死ぬのに
たむけるのは
忘却なのだ
潮騒の音がきこえる
千もの傷に
ただ一つの愛
なつか ...
足が歩いていた
宙ぶらりんの午後の
人影も疎らな舗道を
足が歩いていた
左右ぃ 左右ぃぃ
交互に舗道を愛撫しながら
足が歩いていた
素っ気ない陽射しを
ふくらはぎに受けて
...
擂り潰す
心の在り処を問わないで
琥珀色した
液体の
底に沈んだ
愛を拾おう
「今」よりも
草臥れたものが
あるとして
それよりも尚
ひきつけるのは
紛れもない
低く笑 ...
一。
バスは坂に入っていた。眼を閉じると、からだが傾き、後ろに引かれる、背中が軽く、座席に押し付けられる、わたしのからだは軽いので、座席はゆっくりと、わたしを押 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
微炭酸
あおば
自由詩
14*
08/9/13 23:37
皮手袋の友人
KETIPA
自由詩
1
08/9/13 23:33
想い出横丁一丁目。
哀詩
自由詩
0
08/9/13 23:00
言葉の宇宙
ヒロシ
自由詩
1
08/9/13 22:57
息を止めるように
霜天
自由詩
7
08/9/13 22:56
ビンの中
秋也
自由詩
1*
08/9/13 22:33
名も知らぬ女の手記より
K・フラグメ...
自由詩
4
08/9/13 22:18
モンパルナスB-4
《81》柴田...
自由詩
1*
08/9/13 22:14
モンパルナスB-3
〃
自由詩
0
08/9/13 22:12
モンパルナスB-2
〃
自由詩
0
08/9/13 22:11
フライング・ケトル/夜間飛行
海里
自由詩
4
08/9/13 22:01
詩人と海
アヅサ
自由詩
11*
08/9/13 21:52
joke
依
自由詩
2*
08/9/13 21:51
エックス君⑤
よーかん
自由詩
0
08/9/13 21:34
詩を書く人のすべてが詩人じゃなくていい
たりぽん(大...
散文(批評...
12*
08/9/13 21:10
呼鐘
木立 悟
自由詩
5
08/9/13 19:47
宇宙に・・・
籠球次郎
自由詩
2*
08/9/13 19:19
その人は
信天翁
自由詩
1
08/9/13 19:02
埋まらないタイムカプセル
さわ田マヨネ
自由詩
4
08/9/13 17:57
赤い靴
風音
携帯写真+...
6
08/9/13 17:13
おいらんの瓶
詩集ただよう
自由詩
1
08/9/13 16:27
日だまりの異邦人
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
08/9/13 14:23
ビルディングと空
〃
携帯写真+...
3
08/9/13 14:22
五大湖
〃
携帯写真+...
1
08/9/13 14:21
蒼灰
愛心
携帯写真+...
3*
08/9/13 13:36
天体顕微鏡
K・フラグメ...
自由詩
2
08/9/13 13:26
ひまわり
Etuji
自由詩
3
08/9/13 13:16
足
nonya
自由詩
4+*
08/9/13 12:29
琥珀
さき
自由詩
5
08/9/13 10:08
「 空白、の。 」
PULL.
自由詩
4*
08/9/13 9:08
4786
4787
4788
4789
4790
4791
4792
4793
4794
4795
4796
4797
4798
4799
4800
4801
4802
4803
4804
4805
4806
4807
4808
4809
4810
4811
4812
4813
4814
4815
4816
4817
4818
4819
4820
4821
4822
4823
4824
4825
4826
6.28sec.