おそらは一つしきゃないもので
しよがないから
うみだけ恋うた
うみはあんまりひろいので
しよがないから
そらだけ乞うた
ひとりじゃあんまりかなしいし
ひろけりゃよけいにさびしいし ...
ゆっくりと小指の爪だけ整えて今日は私の誕生日だから
こぷこぷと私の音が聞こえます23歳に今なりました
{ルビ比律賓甘蕉=フィリッピンバナナ}の皮を剥がしては積んでくよう ...
ごめん バスロータリー そうだったんだ。
直線で、グルグル回っていたんだ。
今、到着したバスは、人ものせずに
空気をのせて、走りだす。
ごめん バスロータリー
ただ立っていてごめん ...
鳩サブレーは箱の中
鳩サブレーは羽ばたかない
鳩サブレーは個包装
鳩サブレーはクルクル鳴かない
けれどもたとえば空そのものが
羽ばたくならば飛ぶだろう
けれどもたとえばお菓子の ...
昼の情熱
夜の冷静
今ひとつの線上で
双方が交わる
子供の声も
雲の流れも
薄いベールの黒に
包まれる
風鈴の音に
星の瞬きに
一日の思い出達が
暮れていく
この光
全ての人の願いでありま ...
昔からないの
自由で民主な与党って
笑えない冗談だよね
そういうのは
ずっと昔からないの
あるのは銀行
全部のお金が利子つきだから
自由で民主
んなはずないよね
...
ここは静かじゃない。
しゃべらない小鳥を連れて、逃げ出そう。
消えるために。
生まれる過去は、知らなかったことにしよう。
仮面をかぶるのは、もう一人前なんだ。
そうだ、僕らのユートピ ...
首を絞めたのは
愛しているから
指先に触れる貴方の香り
けれど、
貴方は私を
愛してはいないから
誰か他の人
愛する前に奪われる前に
此れは夢 ...
鍵穴に流動食を吐き出してテラス越しに迎え入れるアフロディテ。
骨盤に穿つレゾンデートル。目を奪うために穿つ。純白のアフロディテ。
虹彩に猥雑なカレイドスコープ!逃げるなよアフロディテ。
...
熱帯夜から放たれた八月のあなた
雨戸もガラス戸もカーテンも開けて
短い髪に風を受ける
シャンプーの香りがよせてはかえす
秋の虫が聴こえる
蝉の絶えそうな羽音も渇いたように
風がはためかせた ...
空が高い
空が溢れそうなほど膨らんでいる
今日の地球は いつもより ひとまわり大きい
白い跡をつけながら
西から東へ飛行機
ただ青い中を
東から西へ滑る 白い翼もあって ...
今、目の前の君を撃つことが出来る。
ということは、君が僕を撃つこと出来る。
ということ。
何故撃たない、何故撃てない。
ハンマーはコックされてる。
セフティなんて掛けてな ...
とおくの海岸線を見つめた
とおくの海岸線には
数え切れないほどのひかりがあって
まるで
とおい海の上に
もうひとつの
ひかりの海があるみたいで
きみは
そのまんなかで
あ ...
どうにもならんわ
ため息でとばした怠惰
過眠のさなかに溜められた
暑い呼気に目眩を起こす
汗に揺られながら
夢のはしばしで
けだるさの正体を占った
額のニキビをうっかりつぶしたせ ...
辛いことがあった
前を向いたら
夕日があった
前が向けた
自分が嬉しかった
ただ
笑えた
君のうしろを振り返っても
目蓋を擦る人間がいるだけで
青き空を見たいともどっても
青い空があるだけで
君のうしろを願っても
目蓋を擦る人間がいるだけで
青き空を見たいともどって ...
あなたでした。
(のほほんとした真昼のじかん)
小雨のようにぽつりと呟いて、砂利道を手をつないで歩いてくれたのも
(ありがとう、がかいま見えたけれど)
そうやって森のようにひっ ...
夏期講習が終わる
子供たちは飛行船
坂道を駆けおりていく
誰かの夢のように
安らかにうち上げられた
深海の魚を見るために
それから少し遠くにある
犬の耳を覗き込んで
ま ...
開かれている場所こそ決して散乱することはないのであって
息の硬直した穴蔵には倒立する鱒の居場所はないのであって
検閲と
網膜
検閲と
小さ
な
...
たわいもない、その場かぎりの会話
オリンピックで、なにがいちばん、印象にのこった?
ソフトボール
リレー
北島康介、などなど
ひとそれぞれちがう
オレは世界との差を ...
ひかりは
ぼくの目にひかる
未来からか
過去からか
異界からか
もう秋なのかもね
夏から熱を
すこし引いただけで
ひかりは
ぼくの目にひかる
...
朝起きてポストに行った 八時ちょうど
けだるい日常の始まり
だけれど君からの手紙が入っているのかもと
気にしながら僕はポストに行ったんだ
君は相変わらず憂鬱なのかい?
...
コーヒーにつけて
食べると最高
いくらでも食べられる。
冬季限定と言う。
こごえた体を
温めてくれる。
気持ちを楽しくしてくれる。
会話が弾む
三日月に枕を置いて
ウトウトウ ...
ニュースを繰り返す
缶蹴りの午後
配線のため
テレビを消す
敗戦が聞こえる
空に花が咲いてる
母はアンテナ修理する
一人しかいない
父を受信するため
カランダッシュ ...
わたくしはね、知らなかったのですよ?
『黒色鳳』
其れ、気に入ったのですか?
ええ、その大きな黒い鳥の人形でございましょう?
素晴らしい作品ですがね、お客様には売られな ...
おっぱいはとても醜いものである。
おっぱいが素晴らしいものであれば、女たちはそれを私に見せるはずだ。
だから、私はおっぱいはとても醜いものであると断言できる。
大概の嘘が
実は、真実になってしまうのなら
僕は君の胸に何を灯そう
{画像=080831113523.jpg}
私の中に
醜いなにものかがあって、
私が私であるようにしている。
私の中にあるなにものかを
しっかりと掴みだして、
目の前においてみよう。
...
憶えてないくらい前から僕は
屋根裏部屋の
喋らないラジヲと古雑誌の間で
首を傾げてる
別に忘れられたことを
恨んでるわけじゃない
淋しさのように埃は積もっていくけど
僕は元気
...
私は寂しいから結婚していて、私のことを好む旦那がいようと一人だった。
泣く場所があろうが、人間は一人だって自分で認められなきゃ、依存しなが
らじゃないと生きていけない。私の心の代弁をしてくれるよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お空と海と
亜樹
自由詩
2
08/8/31 23:36
今日二十三歳になりました
河原いさの
短歌
2
08/8/31 23:16
ごめん バスロータリー
パラソル
自由詩
1*
08/8/31 22:58
羽ばたく空の鳩サブレ
海里
自由詩
1
08/8/31 22:42
残照
緋月 衣瑠香
携帯写真+...
6*
08/8/31 22:42
エックス君②
よーかん
自由詩
1
08/8/31 22:06
luce
Haruka...
自由詩
0
08/8/31 21:59
夜の病
AKiHiC...
自由詩
1
08/8/31 21:58
vibrato
Haruka...
自由詩
1
08/8/31 21:52
秋、一番
たちばなまこ...
自由詩
18*
08/8/31 21:44
夏、最後の日
北大路京介
自由詩
28*
08/8/31 21:19
鏡。
狠志
自由詩
2
08/8/31 20:35
ひかりの海
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
08/8/31 20:31
【創書日和】鼻息荒くつめを切る
茜井ことは
自由詩
0*
08/8/31 19:37
まえならえ。
愛心
携帯写真+...
4*
08/8/31 18:29
花飲
十二支蝶
自由詩
1
08/8/31 18:06
ありがとう
かんな
自由詩
6*
08/8/31 17:52
ペーパー・シープ(講習)
たもつ
自由詩
5
08/8/31 17:39
農民はそれを知らない
井岡護
自由詩
1*
08/8/31 17:28
オリンピック
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/8/31 15:46
秋なのかもね
〃
自由詩
2
08/8/31 15:35
君の憂鬱 僕の退屈
横山亜希子
自由詩
0
08/8/31 14:49
クロワッサン
ペポパンプ
自由詩
11*
08/8/31 14:43
カランダッシュと電波
小川 葉
自由詩
4*
08/8/31 14:33
黒色鳳
セルフレーム
自由詩
2
08/8/31 13:52
おっぱい
がん
自由詩
2
08/8/31 13:35
ロックンロール
P.B.
自由詩
1
08/8/31 13:04
なにか / 私が私であること
beebee
自由詩
20*
08/8/31 11:32
木偶のボー
nonya
自由詩
5*
08/8/31 11:03
静かで一人ぼっちだった私の世界に入り込んできたあなたの音楽。
猫のひたい撫...
自由詩
2
08/8/31 10:29
4804
4805
4806
4807
4808
4809
4810
4811
4812
4813
4814
4815
4816
4817
4818
4819
4820
4821
4822
4823
4824
4825
4826
4827
4828
4829
4830
4831
4832
4833
4834
4835
4836
4837
4838
4839
4840
4841
4842
4843
4844
6.27sec.