自分で思い出すより

誰かに話しながら思い出したほうが

色鮮やかに甦る

あの涙を

いま、この手で拭えるように


僕らは大人になってゆく

俺にもこんな時間があったのか ...
あのね、本当はね、「いってらっしゃい」って送り出すの嫌なんだよ?

アナタがいない間淋しいんだもの。
アナタがいなくなったら反動が酷いんだ。
楽しかったら楽しかった分、嬉しかったら嬉しかった分 ...
だらだらと過ごす夏の日35度 汗ダラダラとただただ垂れる 室内灯の明りを落とし
明日の為にと目を閉じて
今週は何を片付けようかと
算段を繰り返している

かつては夢を見ない夜が嫌いだった
意識が途切れてから数秒後には
当たり前の朝を迎えていたか ...
             080811




4次元のポケットに石を詰めて
軽く振ってみる

4次元ポケットに石を詰めて軽く振っていたら
猫型のロボットが目を覚まし
頭の構造を簡 ...
鎖骨の
においが
こぼれ落ちたら、

さかなのゆめに朝がくる



ことば未満の愛を交わして、
ゆっくりとたしかめる
てあしの記憶

水の
においの
シーツを背中に
...
大空の風景画
蒼白のその中を
登り詰めて行く
小さな蛙

お前は何処から来たの?
お前は何処へ行くのだろう?


張り付いた硝子は
お前を天に導いてくれるのだろうか…


このちっぽけな日常にしが ...
  言うなよ。
  コンビニがどうとか、
  前提がどうしたとか。
  言うなよ、もう。
  そういうの良いねって、
  なんかオトナだねって。
  言うなよ。
  捨てるように ...
県道に戻ると
職員が猿を駆除していた


何ですか
このアンテナみたいなの


んとね
畑が荒らされてさ
人にきこえねえ音出して
猿をいやがらせてんだ


そうですか
ど ...
色んな事があった
色んな事が起きた
そして泣きたくなった
そして私は赤子の様に喚き散らした

あぁ
私の体の中に流れる血が
あなたから引き継がれる血が

嫌だ嫌だ嫌だ

私に ...
           01/10/03


焼け野が原に朝が来た
痩せた影が原稿を書いている
おいらは食うものがないから
水たまりに写った雲を見ながら
焼け残った太陽の欠片を拾う

...
口開けて寝ていたようだ駅の名は分からないけど南紀の海辺 茶屋に入って
煎茶をすすりながら
巨大な水圧

あぁ
とため息をつくと
どどどどと落ちていく

やあばんつぁん
どっからきたの
山形か。近いね
黒い石ではなく死んだ蝉でした  ときの
 残り火を
 消すように

 ゆっくり
 無言は敷き詰められます



夜の鏡を
おそれた時代が
あったはずですね、

なにも語らない目も
十分に言葉であ ...
 
たくさんの
言葉があるのに
ひとつしかない
辞書

いつも
同じ言葉を繰り返しては
おなじ辞書で
たしかめていた

今日も
あたらしい
言葉が生まれた

辞書を引くた ...
 
ライオンは
もう流行らないので
亀がリーダーになった

亀は亀なりに
がんばってるけれども
亀以外の動物は
待ちくたびれていつも
居眠りばかりしてた

ライオンの背中に
甲 ...
粒を
クリックすると、水滴

水滴を
クリックすると、水溜り

水溜りを
クリックすると、海

海を
クリックすると、海にいた魚

魚を
クリックすると、鱗

鱗を
...
子どもの頃、夏はいつも眩しかった。
川の源と深い緑、僕の生まれ育った町は山あいにあって、
寒さの厳しい分夏は涼しく、
台風も滅多に訪れない、そんな所だった。

山の一呼吸とともに、夏はやって ...
わたしの舟は
海の波間に浮き、しずみ
しみいる海水を 手おけで
くみだし、海原をわたってゆく
舟に名前をつけようという
シャレた気持ちもとうになくし

それでも、
 「オマエハダレゾ? ...
プリンのカラメル魔法の口紅
甘い恋にはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
甘いキスにはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
濡れない時もかかせない

プリンのカラメル魔法の ...
何回撫でたの
白い天井と、白い壁紙の
模倣ざらざら犯人

眠る前に人格が三つに別れて議論をしているのを傍観してると私は彼に、彼女になっていく

もっと黒い音楽が聞きたい眠れない夜の羊を集め ...
ちょうちょ食べるならしじみちょう
しじみちょうならおみそしる
お味噌入れたら火を止めて
ちょうちょひとふり鍋の中

しじみの滋味はなつの滋味
ちょうちょも豆もオリゼーも
みんなそろって鍋 ...
{引用=そうなんだ。ついいましがた帰ってきたばかり。あんたと電話で話してから10秒ほども経たなかったかな。今手洗いに行っているから、その間にあんたに電話しておこうと思って。ほんとにどうもありがとう、リ ... 聴講生の多くは蛸で満たされて居た
烏賊の訓導が講師を務めて居た

朝に桃を食べてため息をつくと癌が治るそうです、以上
烏賊は手短に話を済ませると既に時の人となってアルプスホルンの穴へ飛び込 ...
失われるものなど
なかったかのように、ここ
では
きみに
味方するものはなく、ただ
運ばれていくためだけの時間のみ
が残されて
いる、途切れて
いる、失われるということ
自体 ...
この地球という惑星から日本語を絶滅するために私は在る。
思えば聖徳太子が仏教国として日本語で思索し立てた、数々の・・・
冠位十二階、十七条憲法、それを守らないどころか太子ご一家を
根絶やしにした ...
この世に愛が
なくなったら
太陽のない
地球のよう

生きる原動力
生き甲斐
生きる目的
生きる重み

安心感
守り守られ
心の支え
平常心
大きな花たちが並んで咲いている
けれども小さな花は一輪できれいに咲いている

私にはそんな子守唄を聞いた記憶がある

「世界でひとつだけの花」とかも、
今はもう過去の感。

大きな花が ...
夏の青空にサナトリウムの白い壁が
セラミックナイフのように突き刺さる
静脈に流れる爽やかな風を感じるように
鉄格子の越しのひこうき雲は流れて
エアコンの室外機からの水溜まりに太陽が
反射して ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
あの日の思い出短角牛自由詩508/8/11 2:44
大切な人。依玖侘 なつ...自由詩108/8/11 2:40
だらだらと橘柑司短歌108/8/11 1:52
夢を見ないで眠りたい松本 卓也自由詩408/8/11 0:49
演算ロボットあおば自由詩3*08/8/11 0:46
プロミネンス千波 一也自由詩24*08/8/11 0:35
硝子に浮かんだ蛙のように遊佐携帯写真+...3*08/8/11 0:21
マタニティ草野春心自由詩108/8/11 0:20
構造自由詩9+*08/8/11 0:19
引き継がれるもの蜜柑自由詩4*08/8/11 0:13
焼け野が原あおば自由詩2+*08/8/11 0:12
熊野へA-29短歌1*08/8/10 23:56
秋保大滝構造自由詩208/8/10 23:56
A-29俳句2*08/8/10 23:45
夜露千波 一也自由詩5*08/8/10 23:34
辞書と言葉小川 葉自由詩108/8/10 23:29
生態系のしくみ自由詩008/8/10 23:08
(←写真クリックで拡大)RT自由詩408/8/10 23:08
夏はいつも自由詩408/8/10 23:05
海の惑星寅午自由詩208/8/10 22:52
プリンくしゃみ自由詩3*08/8/10 22:48
意識水準20%の混乱さかまき自由詩0*08/8/10 22:33
しじみの味噌汁、蝶の味海里自由詩208/8/10 22:17
肌白く薔薇色の頬。愛らしき口もと目は緑ブライアン自由詩0*08/8/10 22:11
出鱈目でない事を願う間村長自由詩2*08/8/10 22:03
_こもん自由詩508/8/10 21:55
死ね!・・・日本語??・・・//アハウ散文(批評...1*08/8/10 21:38
IT'S ONLY LOVE.ペポパンプ自由詩6*08/8/10 21:30
藁の中の針さかまき散文(批評...108/8/10 20:51
盲目の夏皆月 零胤自由詩6*08/8/10 18:50

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