空が流れて
夏が止まって
指をのばせば
静かな想いを

星をみつけるまで
まだ帰らないで

とまった景色を
衣にして
まとう

無言蜻蛉、するりするり
夕陽が焼ききる
あな ...
いそいそとウサギがやぶを駆けていく。「なになに用意するだっけ〜」


「お団子とススキを用意するんでしょ〜」追いかけるまたウサギが駆ける。


「重要なこれを忘れちゃ駄目でしょう!!!!」 ...
生きる意味について
考える事ができる

食べ物がないのなら
飲む水がないのなら

意味など考えないだろうに
明日生きることだけを
考えるだろうに

自分の中の本能に忠実に生きるだろ ...
テレビの電源を
オフにする
それだけでは
現実と私は切り離せない
と知ると
カーテンを開け放って
現在と対峙する

朝焼けも
夕暮れも
物悲しく過ぎた日の
言葉を吐くことを
一 ...
切羽詰まって
吐き出される言葉より
感じ始めて 喋る言葉のほうが
人は豊かなはずだ


 時代(とき)よ 追い詰めないで


なんとなく 
一緒に過ごす時間を大切にしよう
たとえ ...
炎の舌は短歌となれ呪を帯びて
        放射能の妖艶 細胞を変質す


原子爆弾落とされても訳のわからぬ
       ファシスト日本 たぶん根絶やしに・・・


衣装住足りてま ...
「言葉が生まれる場所 魂の行方」
                  


おおきく羽根をひろげて色を放射する孔雀のように
深い色合いで水をたたえている湖に
天上からこぼれおちるやわらかい ...
泣きそうなsex 君とパプリカと

シャツを着て隕石だった砂時計

軽い波 教授の舌の数え方

すねの痣バニラアイスをのせてみる

アナコンダ捌く淋しさ遊歩道

夏満ちてグラニュー ...
はふり はふりと
絶え間なく吐き出される
うすく くもった溜め息で
部屋の中のこまごまとした輪郭は
ほとんどなくなってしまった
あいまいにぼやけた世界は
色々なこと を
許してくれそうで ...
  片隅に
  猫の
  死体



  ぼくの
  腸を
  固く
  重い
  瞳が
  掴む



  完全な
  体
  凍った
  時
...
昔、砂場でよくあった
棒切れを手に取って
自分と、自分以外の人間のあいだに
いびつな線を引く
こっから先おれの陣地だかんなー、
そう言って嬉しそうに、
そして、意地悪そうに笑う

それ ...
 島のことを思いながら
 島を眺めている
 島にはいない
 鳥は風穴も開けず飛んでいく

 船尻は尾ひれをつけてゆく
 吃逆の止まらぬ胸辺り
 持ち上がっては黙る気の迷い ...
その名前で呼ばれるたびに
本当の名前が海の底に沈んでゆく
こうしている間にも
想い出はつくられているというのに
似たような体温で君は僕の名前を呼ぶけれど
君は僕の本当の名前を知らないし
僕 ...
朝は輝きの中にある。
射るように、この体を突き抜ける光が
朝のすべてだ。

闇が絶え
やがて訪れたキラメキの洪水は
闇の中の深海に果てなく沈んだ思いを
光の中に解き放つ

闇に遊んだ ...
 絶えず変化する状況に対応する。何が起こるか分からないなかで、起こった一つひとつを認識し、分析し、それに対して何が出来るのかを判断し、最適な行動をしてこちらのダメージを最小限に抑える。抽象的だけれど、 ... 目をとじてそれでも残るまぶしさを手もかざさずにすい込んでみる


透明な音が響いて瞬いて少年の胸のかけらが落ちる


ほうきぼしテトラポッドのうえ踊る波のリズムでステッキを振る


...
 
野菜が野菜の味がしないし
なによりも
僕が僕の味がしないから
ごはんは船に乗った

旅に出るつもりではなく
綺麗な女の人に会うために
船は川でも海でもない
水があるところならどこ ...
首の毛は抜けくちばしは開いたままボロのカラスが飛ぶには飛んだ  
見た記憶と
見たかもしれない記憶を
理解しあおうなんて思わないほど
ふたりで見つめ続けてしまう
ひとつの景色
 
もっと柄になる
ぶったなおれた後に 服を着ている
今が夜だとか
秋の夕焼けだとか
雨が降ってしまえば
気にならなくてすむのか

案外近くにあった嘘とか
予想通り遠くにあった心だとかも
雨が降ってしまえば
気にならなくなるんだろうか
...
太陽とは何だ
太陽のうんちをたべたい

心とは何だ
心から真っ直ぐに思う

愛闇とはなんだ
真っ直ぐなバナナあ、食べたい

今夜 泳いでいるの子よ
真っ暗が暗くなっても 人が愛して ...
引っ越した家への帰り道には
お寺の門前と墓地を抜ける箇所があって
そこから先は急に夜が深くなる

歩いていると聞こえるのは
虫の声と自らの足音だけで
夜に包まれる心地好さを感じながら家路を ...
いわれのない不安
水溜まりに滴が落ちるみたいに
広がってく


静かに


約束されていない将来に
気持ちはどうせ頼りない





音のない部屋 ...
久しぶりに泣いた夜

涙のキレイな人ではないけれど
つかえて 込み上げた声に
本当の気持ちがまっすぐに流れた



剥き出しにした感情と
不意に笑いあえた記 ...
雨が降ってきた
ていねいに すこうしずつ…



部屋の中にいると
外の寒さが まるで
「ひとごと」のようになっちゃうからね


わすれないよう
...
くまをね
くまをおんぶして歩くの
会社行くときも
映画観に行くときも
フランス料理食べに行くときも

くまが可哀想なんじゃないんだ
私がくまがいなきゃもう歩けないんだ
ねえ く ...
彼はいつも、四つ足を 
ぴたりと大地につけている。 

一体何が本当に 
天から彼に 
与えられたものなのか 

ぢっと開いた丸い目で 
夜の{ルビ静寂=しじま}を見抜く 
蛙のよう ...
寂しがりやが多い
社会の構造が変わってきたからかもしれない
俺だって寂しがりやだ

寂しいから人を殺したり
寂しいから自殺したり
人は色々だ


ある女性から彼氏の話を聞いた
自分 ...
               080910


夾竹桃に絆されて
ここまで来たのです
行きたい場所に
連れて行ってやると
いわれ続けて50年
もうこれ以上登れない
階段の先を眺め ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
なぎのいろ唐草フウ自由詩9*08/9/11 17:56
準備ユメサキハル短歌0*08/9/11 17:21
探しものは見つからない三奈自由詩9*08/9/11 17:02
もの言わぬ人かんな自由詩11*08/9/11 16:25
会話青い風自由詩4*08/9/11 16:25
炎の舌アハウ短歌008/9/11 16:18
言葉が生まれる場所 魂の行方飛鳥 彰自由詩108/9/11 14:38
乾くものたち中山うる俳句1*08/9/11 14:06
秋空明楽自由詩4*08/9/11 13:49
死体草野春心自由詩1*08/9/11 11:02
砂場あそびつばくらめ自由詩2*08/9/11 10:58
おびれ(草稿)れつら自由詩208/9/11 9:22
名前皆月 零胤自由詩4*08/9/11 8:05
朝〜輝きと希望の世界籠球次郎自由詩2*08/9/11 6:50
OFFENCE深水遊脚散文(批評...4*08/9/11 2:34
朝いちばんのバスに乗ってしろたしろ短歌4*08/9/11 2:25
遡航小川 葉自由詩5*08/9/11 1:50
ボロガラスA-29短歌2*08/9/11 1:22
ひとつの景色小川 葉自由詩308/9/11 0:17
天億光年十二支蝶自由詩008/9/11 0:14
隔離戒途自由詩008/9/11 0:11
言葉十二支蝶自由詩308/9/11 0:08
新たな家路kauzak自由詩5*08/9/10 23:52
戯言caleha自由詩208/9/10 23:43
明日へ自由詩308/9/10 23:42
二つの記憶自由詩108/9/10 23:41
くまをおんぶして歩きたいくま出没自由詩1408/9/10 23:35
石ノ蛙 服部 剛自由詩1008/9/10 23:16
寂しいなら灰色の夢の中散文(批評...108/9/10 23:12
遡航(即興習作あおば自由詩4*08/9/10 23:04

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加筆訂正:
蝶々結び/三奈[08/9/11 15:36]
9月11日 修正いたしました
畑の花/小原あき[08/9/11 10:08]
題名変更 農婦→畑の花
畑の花/小原あき[08/9/11 9:57]
題名変更 百姓→農婦
7.92sec.