しまい忘れた風鈴が
スズムシみたいに鳴いている
次に子孫を残すため
切なく鳴いている
また、巡り来るとは
確証を得られない不安
不安を希望に変えるかのように
...
080922
五重塔を再建した
再建したのは
債権者達
お金がないなら
身体で払えと
全国に
50の塔を拵えた
台風も紐で結わえて
張り切っ ...
フィリップ翁 不敵の面構え前世がベートーベン
レスポールの男ギターは汗一つかかず
我 掟と宣(のたま)うシルヴィアン あのボーカルに
キリストの ...
口紅 唇
猫道
巨大な
きゅうりの死体
虫へんから先 カ の字がどうも出てこない
日焼けた手の甲
腕足ばかりが踊りだす
緑
ねこじゃ ...
キョウモ アナタハ
ダレカレトモナク
ウッカリオシリヲツキダス
ニドメハ チガウヒトト
キメテイル サンドメモ
ジブンデシタノニ
ボタンノカケチガイヲ
ケラケラワラッテイル
...
頭の片隅でずっと泣いている者がいる
『富江』と名付けたら狂乱したので『静江』に変えた
静江がずっと泣いているため わたしは古本屋の看板や喫茶店の窓枠を見ても涙するようになってしまった
静 ...
どんなに暖かいメロディーでさえ
レコードの終わりとともに消えていく
それと似たことだと思ってるんだ
どんなに優しい時間でさえ
何かの終わりとともに消えていく
恐怖だとかの意味がや ...
レゴブロックでできた末裔が
「こどもがおわるよ」と言う
午前三時半のトイレで僕はうんこにたまげる
久々にみるとよくみるとうんこが凄い
うんこ is スペシャル
もしくはスペシャルうんこが ...
明日の壁は、空のむこうにある
明日は生物の授業
動物半球と植物半球があれば
小さいながらも完全な個体が成長する
それを発見した人は誰だったろうかと思いながら
本当は生きることについて語り ...
おもうあまりに咲いてしまいました
曼珠沙華
赤くて綺麗でさぞかし妖艶でしょう
そんな人なのですわたしは
雄しべと雌しべが花びらより長く飛び出すように
わたしの性も飛び出し ...
知ってしまった、それだけのこと。予期していたこと。
人間の予想を超えたことは起こらない。現実の力はその程度。
哀しみも、喜びも、日々の力により忘れ去られてゆく。
「ドラえもんが現れた ...
世界中にできた闇の部分がすごいスピードでずれて
くちぶえが遠ざかり
輪郭線が地平線とまじわりながらかたちをかえて
あたしたちはまだうっすらと汗をかいて
雲の裏側にのびていく光の筋が不意 ...
ザブザブと
降った雨の遠くに
星がいて
月の灯りに
世界はまわる。
どんな夜でも
キミのいた世界なら
いいと
想うけど、
ザブザブと
降った雨の遠く ...
さっきカレーを食べたんですが、
おなかの中にカレーがたまってるのをわたしは
すごい意識してます
わたしはかねてからおなかの中に家を
一軒たてたいとおもっているんですが、
毎日カレーと ...
夜の大学通りは遠くまで見渡せる
ポツポツと等間隔で並ぶ青信号
の青色ダイオードの光が優しい
君と手をつないで歩く歩道
たわいない話と温もり
曖昧に相槌を打ちながら
けやき並木が夜空 ...
何をやっても無駄 生きているだけ損
どうせ僕らはゴミ どう足掻いても駄目
何をやっても無駄 生きているのが酷
どうせ僕らはカス どう藻掻いても無理
一刻一刻と老いていく体
ゆるり ...
折り返す列車は濡れて雨粒の数の約束待つ河原町
烏丸のホームで制服のリボンを揺らしてあの子は白線を踏む
閉じかけた夏の絵日記直線では描けなかった桂の警鐘
高 ...
タマゴはなんともひどい奴だ
白無垢のからのなかに
なにをカクしているのか
ぜったい他人に見せたりしない。
どれだけ不意をついて
割って
みたって、なかから見せるのは
白身とキミだけ
...
運命だとか
永遠だとか
そんな、なにかを
未来に置き去りにして
わたしは
未来から見たら過去の今を
イトオシク
そっと、いきてみた。
中2だった俺は
小6の妹の弾く
「貴婦人の乗馬」
大嫌いで、
背中を蹴飛ばした。
妹は泣きながら
ピアノ弾いていた。
髪の毛を引っ掴んで
妹からピアノを奪取した。
母が怒った。
...
5階の恵チャン
君の顔が好きだ
君の体が好きだ
君の嘘が好きだ
君の本当が知りたい
君とやりたい
君とSEXしたい
看護婦なんか目じゃないんだ
君の醒めた目が好きだ
6階においでよ
...
眸は走りにはしった
コーナーでころんだけれど
めげなかった
薫はいっぱい昼ご飯をつくった
アレルギーが起きないような
ジュンイチは父兄リレーにでて
結構いいせんいってた
ご両親と姉さんも ...
水溜まりが広がってゆく
落ちて
溶けて
零れて
散った
か弱い雲が満ちてゆく
解けて
崩れて
巻かれて
弾けた
屋根が哀しい音色を拾う頃
軒では波紋が跳ね返り
...
少年Aは今日も何気なく日常を過ごす
背が高い
その高さがよく目立つ
少年曰く、遺伝らしい
家族で外に出歩けないとよく言っている
彼ひとりでも道行く人々が二回ほど彼をちら見するらしい
...
磁気活性水をこの浦町字橋本に眼精疲労は
滅ぶことと『種の起源』の著者
「現在」でなめくぢに更に性能が上がる
淡い足下の位置からでゐないこと
生存スルハズを水素結合による利点を涙なく
生活 ...
ビューフォート風力階級というのは
煙突の煙がまっすぐ昇るなら風力0で
風向き程度にたなびくなら1
木の葉がそよそよしてるぐらいは風力2で
小枝までゆらゆらなら3
といったやつです
風に ...
スプーンで掬った 自由を口に
レッドワインは 如何と問うわ
血みたいな色って安易過ぎない
我慢が私出来なくなりそうだわ
痛みを知らない人なのねきっと
お皿の上のお魚になるといいわ
...
あの夜
ふたりで
約束したね
満ち満ちて
まんまるな
お月さまを
証人にして
約束は破れて
遠く遠く
はるか
なつかしき場所へ
そんなことも
きっとあのひとは
忘れてしまって
わたしも
しばら ...
お目にかかったのが
必然ではなかったでしょうか
公園の木洩れ日がほほえんでまぶしかった
あの日に
...
痩せこけた椅子から生えたペニスに跨りおまんこ裂ける午後には。
犯されている視線感じて娼年は胸をはだけおまんこ誘う。
おまんこに憧れる娼年のこころはひだひ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しまい忘れた風鈴
小原あき
自由詩
6*
08/9/22 9:50
五重塔(習作
あおば
自由詩
3*
08/9/22 9:45
フィリップ翁・シルビアン・ギルモア
アハウ
短歌
0
08/9/22 9:04
メモメモ
ヨルノテガム
自由詩
4
08/9/22 7:26
痴女
〃
自由詩
3*
08/9/22 6:51
その日暮らし
百合
自由詩
1
08/9/22 5:46
共通
戒途
自由詩
0
08/9/22 4:48
キリトリ線が点滅
さわ田マヨネ
自由詩
2
08/9/22 4:45
「明日の壁は、空のむこうにある」
ベンジャミン
自由詩
4*
08/9/22 2:22
曼珠沙華
ユウタ
自由詩
2*
08/9/22 1:27
未知との接触
shame
自由詩
1
08/9/22 1:20
虹
モリマサ公
自由詩
33
08/9/22 1:17
想うヨハネ。
Sa;
自由詩
1
08/9/22 0:23
おなかの中のカレー
パラソル
自由詩
1
08/9/22 0:09
予感
kauzak
自由詩
4*
08/9/21 23:57
ぼくら盆暗クラブ
人間
自由詩
1
08/9/21 23:54
「快速特急〜阪急京都線Ⅱ〜」
Rin.
短歌
26*
08/9/21 23:34
庇護されたセカイで
芥生
自由詩
0
08/9/21 23:03
イトシクテ遠いもの
Sa;
自由詩
1
08/9/21 22:58
ピアノ奪取
じゅらいち
自由詩
1
08/9/21 22:48
5階の恵チャン
udegeu...
自由詩
1
08/9/21 22:10
運動会
草野大悟
自由詩
3*
08/9/21 21:44
こぼれて
見崎 光
自由詩
2
08/9/21 21:40
少年Aの話
緋月 衣瑠香
自由詩
13*
08/9/21 21:23
絶望・・・この檻を脱け出したい目は、「目たりえない」とき
《81》柴田...
自由詩
1
08/9/21 21:17
夜のビューフォート風力階級
海里
自由詩
8*
08/9/21 20:37
二羽擦違う
Reject...
自由詩
1*
08/9/21 20:06
約束
風音
携帯写真+...
4
08/9/21 19:50
迷路(十八)
信天翁
自由詩
2
08/9/21 19:33
「 娼年オディプス。 」
PULL.
短歌
2*
08/9/21 15:33
4774
4775
4776
4777
4778
4779
4780
4781
4782
4783
4784
4785
4786
4787
4788
4789
4790
4791
4792
4793
4794
4795
4796
4797
4798
4799
4800
4801
4802
4803
4804
4805
4806
4807
4808
4809
4810
4811
4812
4813
4814
加筆訂正:
緑色に黙って
/
かとり
[08/9/22 2:25]
加筆…
6.83sec.