汚れちまったあぶらみに 今日もコショウをふりかける
汚れちまったあぶらみに 今日も肉さえ食べすぎる
汚れちまったあぶらみは たとえば今夜は揚げ衣
汚れちまったあぶらみは コショウのかかって縮 ...
080827
未来少年コナンを呼んだ
コナン! コナぁン! コナぁーーン!!
コナンは来ない!
来ない気だ!!
腹が立つが
2008年の夏も ...
未来がまだ懐かしかった頃
人々はそれぞれの
大切なアルバムに
過去や現在や悩みなどと一緒に
未来を貼りつけていた
わたしたちには
過去や現在や悩みや
未来がこなくなっていたから
それら ...
言えるなら
泣けるなら
笑えるなら
黙るなら
やれ。
言えるなら
動くなら
うずくまるなら
生きるなら
やれ。
...
トドカナイ
トドイテ
ホシイ
コノカナシミガ
ハネカエッテ
モドッテクル
ソノマエニ
僕の声
叫びすぎて
こんなんになっちゃったけど
ちゃんと
君の
大切なとこに
届いてますか?
自分の幸せさしおいて
人の幸せ願えるほど
僕は強くなくて
でも
君だけは
僕が
幸せにしてやりたいと
心から願う
実の母なのに
「おかあさん」と呼べず
腹の底から憎み
その存在自体を
抹消してきました
現在(いま)、独りになって
孤独の中に立ち
私 ...
桜の木の下には何が埋まっている?
女の死体?
いや違う
あんなかわいらしい桜の木の下には
女の死体なぞあるものか
何もあるものか
仄かな薄ピンクの ...
苦しい時 辛い時 もやもやした時
大きな声で笑え
声高らかに大きく笑え
笑ったとて何も変わりはしない
しかし大声で笑うのだ
大人たちに笑われても
...
街は雨
夏の終わり
もうすっかり
まだ8月だというのに
肌寒くなって
僕は部屋からぼんやりと
外を眺めている
祈りも
叫びも
雨雲に
吸い込まれて
今日は夢を見ることさえも
忘れてしまい ...
例えばこの淡いマニキュアが私の指に馴染むように
あなたの指は私の体に溶け込んでいたし
ニュースキャスターの声が耳障りでないように
私の声は心地よさを訴えていたはずで
ただ気が付いてみれば
...
尾が溶けて天を足したカーバンクルはぐぬぐぬと丸まりました。水面をクッションにして、ヒカリ達を底へと散らばせました。同じ月を観る宇宙人の故郷は地球だといいます。そうか、私もだ、とカーバンクルは嬉しくて頷 ...
曇った二時過ぎの桁下二・五メートルと、ダックスフントを探してる電柱の辺りで思い切り転んで、夏になる前、厚着をしてるホームレスから目を反らしてふくらはぎを撫でた。傘、忘れてる。高架下を薄く照らした携帯電 ...
かなしみをうすめれば
じんせいまでうすくなる
言葉というものほどやっかいなものはない。
これだけありふれて、一番使っているものの筈なのに、いざ真面目に面と向かい合ってみると、なんてデジタルな奴なんだ、と閉口してしまう。わかり切ったことではあるけ ...
すれ違う車の色は深紅にてハンドルにぎる手のみ見へけり
誰かが笑った顔に
誰かが笑った分だけ涙する
それは素晴しいことだし
それはとても悲しいこと
急な坂道を
老婆がひとり
のぼってゆく
過去からの滑り台を
逆にのぼっていく
小高い丘の先は見えない
赤いものに追いこされても
老婆はいつまでも歩いてゆく
後ろ姿しか見えないので
ど ...
まわりはなぜかカップルばかり
おれはいちばんでかいテーブルでひとり
ちょっとさびしくなるくらい辛くない
発作的にはいったインド料理店
きょういちにち
小骨がささりまくって ...
真夜中の公園
テニスボールで
手遊びしながら
魂の友と話す
吸い込む息だけが
あまりに冷たいので
骨がひやりとする
電灯が月より明るく
ブランコを照らし
静かなので
女の声は ...
少女である
ということが特権であった時代は過ぎ
少年である
ということが特権であった時代はもっと前に過ぎ
いまや
少女でもあり少年でもある
ということが特権であるかどうかも怪し ...
たとえば夜道を歩いているとき
たとえば駅の雑踏のなかで
たとえば花火のコーナーで
たとえば鏡のなかの自分を見て
男が女を愛するとき
When a man loves ...
やせっぽっちの捨て猫だった
ミーミーないていたのでミーと名づけた
小雨が降る桜が散ったあとの公園だった
とても弱っていてミルクも飲まない
指先にミルクをひたして唇に寄せた
かたく閉じ ...
有給休暇って
いてもいなくてもおんなじってことかと
でんぐりがえってみるも
着地したことがない
居留守を決め込んだつもりが
嗅ぎつけられ
つむじの位置を見失う
夜な夜な蛙が鳴いている ...
重そうな黒い カバン
文字だらけの書類
読みかけの本
手垢塗れの手帳
着晒しのスーツに
疲れた革靴
前に立つ凛とした女性の
黒髪の戯れ
ガタンゴ ...
それが春だ
という頃にはもう夏になって
そんなこんなしているうちに
どっかに秋を忘れてきた
まだ名前も知らない君の
笑顔がとても優しくて
真っ赤なりんごのような
とぷんと暮れた空 ...
現代の時間を
顕微鏡で見てみようとしたが、
とてもだめだった。
ミジンコがうつってるだけだった。
おれは白い服を着て
学生に無視されるのが仕事だ
黒板からまいあがる、チョークの粉で ...
地底に解があるのだと思います
というのも、三ヶ月放置いたしましたこの頭髪
その頭部はともかくとして、首のところのえりあしのこれ
思考線と言うのでしょうか
毛髪の途中から伸びております ...
あの虹を掴み
僕が先に走りだそう
疑いながら
わからなくなって
疎外された心は置き去りに。
自分だけが知っている
過去を暴き出し
無くしたものを
忘れないために。
止 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
汚れちまったあぶらみに
P.B.
自由詩
2
08/8/27 12:54
未来がまだ懐かしかった頃
あおば
自由詩
10*
08/8/27 12:08
〃
小原あき
自由詩
12*
08/8/27 11:33
言えるなら
草野春心
自由詩
0
08/8/27 10:20
落胆
流浪人
自由詩
0
08/8/27 9:26
僕の声
〃
自由詩
0
08/8/27 9:25
君だけは・・・
〃
自由詩
1
08/8/27 9:23
色も無い
星月冬灯
自由詩
3
08/8/27 9:16
薔薇の花の下
〃
自由詩
0
08/8/27 9:14
笑え!
〃
自由詩
0
08/8/27 9:13
夏の終わり
ヒロシ
自由詩
0
08/8/27 8:23
孤独から
智哉
自由詩
1
08/8/27 8:00
秘蜜
詩集ただよう
自由詩
1
08/8/27 7:19
色鮮やかなパンジー
〃
自由詩
0
08/8/27 7:17
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08/8/27 2:04
詩とは何か【詩とは何か祭り参加作品】
北村 守通
散文(批評...
3+*
08/8/27 1:11
山道
A-29
短歌
1*
08/8/27 0:59
オリンピック
小太郎
自由詩
1
08/8/27 0:48
急な坂
tomtom...
自由詩
5
08/8/27 0:44
発作的にインド料理
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/8/27 0:32
未来がまだ懐かしかった頃
木屋 亞万
自由詩
3*
08/8/27 0:21
少女でも少年でもないのだから
紫音
自由詩
4*
08/8/27 0:15
男が女を愛するとき
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/8/27 0:14
ミーのこと
タマムシ
自由詩
7*
08/8/27 0:13
空転
佐々木妖精
自由詩
2*
08/8/27 0:09
クチナシ
紫音
自由詩
1*
08/8/26 23:42
未来がまだ懐かしかった頃
AB(なかほ...
自由詩
3
08/8/26 23:26
時間をさがす間に コーヒーが腐った
パラソル
自由詩
1*
08/8/26 23:15
報告
敷彦
自由詩
1*
08/8/26 23:14
突然に。
Izm
自由詩
3
08/8/26 23:07
4811
4812
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4814
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4830
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4844
4845
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4847
4848
4849
4850
4851
5.6sec.