うわぁひどいな
決した意を色落ちの醍醐味をようやく醸し出し始めたジーンズの後ろポケットに入れビルを出る
非浸水面積を最小限に収めようと病み上がりの師の背後をスリップストリーム
足元はジャックパー ...
夜にグライダーは飛ばない
上昇気流、サーマルがないから

サーマルがないので
夜に雲は湧かない
どこかから流れてくる分だけ

街を挟んで
海風と山風が一日の交替をして
吹く風はどれも ...
今日はAちゃんとBさんの退院前夜祭だった。喫煙所でみんなでビールを飲んだ。

Bさんが突然、「Aちゃんは俺みたいなのがタイプらしい」と漏らした。俺はちょっとうれしかった。

Mちゃんはどう思っ ...
私のはピンクだったらしい

私が生まれたとき口に含んでいた石は
ピンクだったらしい
私の石を見て
大人たちは笑ったのだそうだ
女の子が
女の子らしく
ピンク色の石をくわえてきたというの ...
会いたかったよって言って 抱いて

髪をなでて


どこに行っても 何をしても

時は止まってる


動かない時間の中

いつかはきっと うすれてくんだろうけど


行か ...
《《《君と話さない理由は助けて欲しいと悟られたくないからだ》》》

眠るを白内障の闇深く更に性能が上がる時代もののもう
ただ一度だけわれわれには草稿は生活可能がくだいて
やがて甘い信号機に目( ...
《《《君と目をあわせない理由は眩しすぎて焦げるからだ》》》

複雑な構造の小型シートの君のが

粘度を生まれた時は未熟
銃眼が水平には発生様式が異なる
悪い液体の水は修道士は堪えて
6歳 ...
《《《君と目をあわせない理由は眩しすぎて撃たれるからだ》》》

中心の感棹にむきだしの解像度を光の入り口する

伽羅の物理的性質
時点のそれを呼ぶ
完全に戦士があまがわをはじまる
トルソ ...
輝いている 過去が

あんなに苛つく程
悩み 苦しみ 悲しんだのに

輝いている 過去が

煙草も吸えない程
疲れ果てていたのに

輝いている 過去が

それは一所懸 ...
ところで、幻聴と云う、一風変わった立ち振る舞いをする声のことを皆さんはご存知だろうか。

僕はそれが聴こえる方の人間である。いつからかというと十九歳のときに聴こえ始めた。そのちょうど2年前 ...
いつからか、学校に有刺鉄線がまきついて
体育教師がうれしそうな顔をしたのは。
午後のコーヒーに毒が入れられるようになり
コーヒー会社は自殺した

もともと中島みゆきが好きだったぼくは、
...
ギリギリでバスに乗りこむと
最後部の片すみに
ちょこん とすわっていた
同じ塾の子たちと離れ
まわりを遮断するように
本を開いている


「よかった 帰りが一緒で」
となりにすわると ...
ね、
だから言ったでしょ。

痛い思いするのは
あなただけだって。

あなたは
わたしを
抱きしめることさえ
できない、

手折ることさえ
できない。

さよなら。

背をむけて
去っていくあなたより ...
ぶちり ごくん

とりあえず噛んで、引き千切って
流れ出た血液は全て飲み込む
消化される時間も 
あぁ もったいない

対照的なその鋭い爪が
掻き毟る首
どうして、って叫ぶその瞼が
...
失敗した音を嚥下する度に
酷く痛む口内
ありそうもない音を作って 
それをすぐに 殺してしまうの

殺せないよ 
殺せないよ 
殺せないから 
殺されちゃうよ

聞こえないよ
聞 ...
ぐつぐつ

ぐつぐつぐつ

クスクス

ぐつぐつ

ぐつぐつぐつ

クスクスクス

ぐつぐつぐつぐつぐつぐつ・・・

雨上がりの

肌寒い夕飯時

しあわせかっこむ ...
ひりひりとおとを立てて「それ」は泣く

はたはたとしおの香りを地に這わせ



数時間前 数十キロ先に居た欲望は

孤独の広がるその早さに耐え切れず

遂にはかたい寝床を飛び出し
...
どうやら僕は
今迄の思い出を 
大事にしすぎたようだ 

部屋の中は 
まだ終えてない宿題みたいな 
山積みの本  

ポケットの中は 
札は無くともささやかな記念日の ...
子供の頃の 写真
カラー写真が

うっすらとかわり
あの 頃の 年代を
思いださせる

子供たちの笑みに
この私の 画像

こんな時もあったな

この 幼馴染みたちは
元気 ...
アールとエルの発音がちがう、
ちがうから
右目なのか左目なのかわからない
ぼくはどちらでもきみをみている
つもりでも
いつの間にかかたよってしまっていたみたい


愛とか恋とか
...
無理矢理に詰められたことばは潰れ変型して漢字し放題。

ちくちくと手で書くと腱鞘炎になりそうな字画が刺すのです。

まるで袋詰め放題!三十一文字百円で大売り出し ...
君はもう忘れてしまった?
あの日 僕らが見た空の色
バイバイって別れたホーム
別々の電車の窓

見上げた同じ夕焼け
燃えるような赤い夕焼け

「見て 空がきれいだよ」って
二人同時に ...
亀の行列が通りすぎるまでぼくの口はいつも開いている。

また押し入れの中の牛が泣いている眠れない明日は街に行く。



沼に沈めた家から真っ先に逃げ出してき ...
駆け出したスニーカー
追うヒールの音が響く
誰にも内緒のまま
鬼ごっこをしていたんだ

肥大する想いは
そんなカゴじゃ囲えやしない
大事に育てた日々
かくれんぼはもう充分

 君の ...
泣き出そうとしたが
泣く理由がもう無かった
あの子がくれた切なさは全部
通学路のアスファルトに染込んで
労働者がたれ流す
油臭い悔し涙も
ジャンボカラオケ広場の店員の
虚しい一日も
あ ...
空の高さを
少しだけはかってみた
両手を天までさしのべて
届きそうで届かない
あとどれくらい空に届けば
自由な鳥になれるだろう
このあかね色の空の下で
 
 
 
今何もかもが見えなくなった
その光が眩し過ぎて
 
 
焦がれた境界線
砕けて混ざり合って
 
 
今世界が黒くて白くなった
見えるようで見えないようで
 
  ...
歩くことは難しい
前を向いて歩くことは、もっと難しい
上を目指して歩くことは、もっともっと難しい

だから人は迷うと立ち止まる
それはすごく簡単だから
立ち止まることと道を変えること
こ ...
女は
哀しいものかと問う

女とは
何ともいとおしく
何とも滑稽なり

命を受け継ぎ
種を引き継ぎ
世を継いでゆく

男は愛するが故
強く生きろと言い放つ

女とは
しな ...
手つかずの塗り絵です、
希望的な観測は
完成された白黒写真です、
絶望的な差異だった

容赦なく掌が、爪先が、舌が、
息が、声が、視線が、這入りこんだ
その底で
きみがなにか掴めるので ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
帰路qqqqqq...自由詩008/9/22 22:39
月明かりと十種雲形海里自由詩208/9/22 22:38
病院にてudegeu...自由詩0+*08/9/22 22:18
ローズという名のピンクちりめんチャ...自由詩708/9/22 21:47
_kiyuu自由詩008/9/22 21:45
君と話さない理由は助けて欲しいと悟られたくないからだ《81》柴田...自由詩108/9/22 21:45
君と目をあわせない理由は眩しすぎて焦げるからだ自由詩008/9/22 21:43
君と目をあわせない理由は眩しすぎて撃たれるからだ自由詩008/9/22 21:42
過去渡辺亘自由詩008/9/22 21:00
【心理学批評】幻聴論りゅうのあく...散文(批評...3*08/9/22 20:25
有線放送パラソル自由詩1*08/9/22 20:14
塾帰り渡 ひろこ自由詩26*08/9/22 20:11
独り言風音携帯写真+...208/9/22 19:41
ツメハギ梨玖自由詩008/9/22 19:36
音待ち自由詩008/9/22 19:07
夕餉の湯気深重嘉夫加自由詩008/9/22 18:39
独房の住人自由詩208/9/22 18:03
Freedom Song 服部 剛自由詩32*08/9/22 16:59
photograph鈴鈴自由詩1*08/9/22 16:00
それでもぼくはきみをみていたゆうと自由詩3*08/9/22 15:18
「 たんかをきる。 」PULL.短歌2*08/9/22 15:08
モノクローム・サンセット衿野果歩自由詩208/9/22 14:09
「 溺れる家。 」PULL.短歌4*08/9/22 14:08
夜を駆ける衿野果歩自由詩108/9/22 14:07
地下鉄清水勇介自由詩008/9/22 13:47
ゆきこ自由詩208/9/22 13:23
閃光蟹太郎自由詩108/9/22 12:39
一人で歩かなくていいよ藍屋自由詩208/9/22 11:36
ファタル深重嘉夫加自由詩008/9/22 10:37
突撃伊月りさ自由詩3*08/9/22 9:53

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加筆訂正:
Freedom Song /服部 剛[08/9/22 21:01]
最後から2連目、1行書き足しました。  
/こしごえ[08/9/22 13:31]
最後の一行を追加しました。
5.39sec.