僕はここにいる
僕はここにいる
君を愛している
僕はここにいる
僕はここにいる
僕はここにいる。
濁流に飲み込まれ
消えて終え
夢を描く私よ

濁流に掻き消され
失せて仕舞え
胸を突き刺す豪雨

もう幻の君
涙が身体に絡み付く
激しく街を染める
Sadness Squall
気にしてた
傷あとに君
くちびるで
狂おしいほど
愛たしかめて


きっかけを
与えただけの
ずるいひと
生かさぬように
殺さぬように


意気地なし
それでもさらって
...
アナタは何で私を一人にしたの

「愛してる」って「一生そばにいる」って言ってくれたのに

アナタはもうこの世には居ない

一人であの世に行ってしまった

私は一人のこされた

アナ ...
ことりが笑う
種子を蔓延る
近しき性器の肉腫がおりました

潰れるような
打ちつけるような
首を立て
マンホールに跨る女がしゅくしゅくと
おえつを
脱腸のように
...
不健康のエキスポランド北九州
不安定な床のホールでスツール
瞳の檻で飼われ合うアベック
不謹慎な服装で
物静かにカフェインを煽っておられる
神様に乗った
肌よりは粘膜で
不 ...
足踏みをしていたら
後ろから吹いてきた風に追いこされてしまった

きっとわたしは
まだ夏のままでいたかったのだと思う

だってまだ海にも行っていないし
夏服の気に入ったのも見つけていない ...
ハッと気付いたらもう。
夏も終わりなんですって随分早いのね

夏の日差しの下を歩くなんて、もうずいぶんやってなくて。
夕闇に鳴くひぐらしが妙に切なくて やりきれず空をみた

何もかもうまく ...
今日も列車はゆっくりと走り出す 

人々が不安げに見る 
車窓の外の遠い山に身を埋める 
観音像は 
すべてを{ルビ識=し}っているように 
瞳を閉じる 

自分で望んだ記憶も無く
...
病気ってさ
痛くてさ辛くてさ
周りに迷惑かけてさ
色んなもん失ってさ
未来の終わりが見えてさ
過去が虚しくてさ
死にたくない
って思ってさ

元気な頃はさ
死ぬなら泡のようにさ
...
夏の終わりの夜道に 
動くことの無い蝉が 
独り 
仰向けに転がっている 

( 人々の 無数の足が 通過する )  

長かろうと 
短かろうと 

人の一生は 
蝉の一生に  ...
ごらん
あすこの田のね
水面が
水銀のように
ぬたっている

 あすこから
 穂のような爪が伸び
 根のような皺が這い
 虫のような舌が湧く

ほら
あすこの石垣
その隙間が ...
大好きの気持ちのぶんだけすり減った あか、しろ、きいろ、あお、みどり、もも

クレパスのあおで描いてた夢をまたぬりつぶすのも あおいクレパス

咲きほこる わたしの胸の花びらは出来合いなん ...
貴方が「好きです」

心の中だと云えるのに

貴方を目の前にすると

言葉が出なくなる

もどかしいこの思い

どうすれば貴方に伝わるのだろう

一歩勇気出そう

そしたら ...
爪先に、冷たい液体が波打つ様に、

何度も、繰り返して来る。

夜、のような真っ暗な世界で、

僕は液体を蹴飛ばした。

静かな世界に、水音が響いた。

爪先が、冷たい液体に浸かっ ...
      絶望的な希望の唄を この世の果てで口ずさむ


崩れかかった廃墟に囲まれ 頭の中で鳴るメロディー
今にも消えてしまいそう

虚ろな偽の灰色の瞳は 透明さを無くしたガラス
自分 ...
正義が勝つなら
人を騙したり
人を苦しめたりして
のうのうと生きてる人が
正義って事だよね
この世は正義の味方ばっかりだね

悪は滅びろって
真面目にやって
ひどい目見てる人が悪って ...
  「愛あるいは天使のような」

どこまでも続くかのように広がる
白樺の森を抜けて 僕は行くよ


アナスタシア 揺り椅子で眠る
君の失った右足の膝下に
赤い 赤い 靴を置いた
は ...
ぽつりぽつりと
往く道のことを話している
どこから眠りがはじまるのだろうかと
うわのそらで
言葉はすべて音楽
明日の話はどれもおなじ
空耳みたいに思っている
声をあらげずに
膝をかかえ ...
最近あんまり連絡の取れない愛しい君
俺は君の事一日も忘れた事無いよ
ストーカーみたいでごめんなさい

またすぐに居なくなるだろうけど
君と一番会えるのはここだけのようの思えるよ
俺は遠慮し ...
 
闇の空稲妻光る音の陰校舎の鍵が雨の土に

サイレン鳴り覚めたる夜の屋根洗う肌色も火の蝋燭に揺れ

停電の床を浸水する花のあの恋がまだまたここに

落雷の地響き懐かし胃下垂の雨に沈める ...
遮光瓶をのぞくと
オイルが少しと
後悔がいっぱい見えました

私は窓を開けて
フタをとった瓶を掌にのせ
太陽に差し出しました

ほんのひととき
りんごのような香りが
漂って消えまし ...
たんすの中におまえがはいっている
たんすの中におまえがいつもはいっている



何を尋ねることもかなわずに
わたしこのままひとりぼっちなのだろうか
せっかくたんすの中におまえがはいってい ...
 
なんていうんだろうか
都会の人は
標準語で
その様式も
振る舞いも
計算されたように
抜け目のない
魂のない
肉体のない誰かが
誰かによって
話してるようだ

時には
...
鏡と正面して、あざをあざで化粧する。旗よ、籠よ、セックスを論じる以外に、その斧をぶつけようがなかったとしても。

信号で停止。罪の是非を、今日の来る毎に問うこともなく、横切っていく積乱雲。

...
ねえねえと肩を揺すっても
寝たふりしてたはずの
あいつは
いつの間にか深い眠りに落ちていて

久しぶりに触れ合いたかったのに
わたしのこころは
ちょびっと傷ついてしまった

それでも ...
 
秋田にいた頃は
大曲の花火
毎年見ていたんでしょうね
と聞かれて
いやそれほどでもありません
と正直に答えると
信じられないような顔をされた

一人取り残されたように
NHKの ...
 ずきずきとした痛みがこころにある

 いつからか消えない痛みは
 あなたが手を繋いでくれれば消えると
 そう思い込んでいたけれど
  
 あなたがいても こころはまだ痛いままでした
「かんちゃんはさぁ」

まどろんでた保健室で突然に話しかけられたんだっけ。
アダムとイブがどうとか、
ノアの箱舟がどうとかこうとか、
新約聖書と旧約聖書の区別もついてない私には
さっぱりわ ...
最近魔法が使える
魔女が少なくなったと言う
最近マジックが使える
人が増えたと言う

ゲリラライブの中
世の中がおかしい
自然の摂理に
反している

目に見えない力で
立たせる
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
マッシュポテトプル式自由詩3*08/8/30 6:19
Sadness Squall相羽 柚希自由詩008/8/30 5:12
意気地なしじゅじゅ。短歌208/8/30 3:03
無題雪女自由詩208/8/30 2:26
「ハンセンのカルテ」詩集ただよう自由詩108/8/30 2:13
無様自由詩008/8/30 2:06
そうやって終わる夏タマムシ自由詩12*08/8/30 2:05
そんな週末の黄昏にウデラコウ自由詩1*08/8/30 1:51
星屑ノ唄 服部 剛自由詩608/8/30 1:51
遂逸、確固は雷木屋 亞万自由詩3*08/8/30 1:46
蝉と人 服部 剛自由詩308/8/30 1:38
水銀と黒檀亜樹自由詩208/8/30 1:28
クレパス。北条未香短歌208/8/30 1:20
告白雪女自由詩208/8/30 0:25
創書日和「ツマサキ。」狠志自由詩108/8/30 0:25
壊れてゆく世界の中で モノクロームの夢を見る皆月 零胤自由詩5*08/8/30 0:17
悪魔の囁き灰色の夢の中散文(批評...108/8/30 0:13
「僕の村は戦場だった」を傍らに置いて千月 話子自由詩8*08/8/30 0:12
(無題)キキ自由詩108/8/30 0:10
帰ってきたよ。愛しい君灰色の夢の中散文(批評...008/8/30 0:07
神様の夜小川 葉短歌1*08/8/29 23:12
ローマンカモミール木葉 揺自由詩5*08/8/29 23:06
たんすの中におまえがはいっている因子自由詩3*08/8/29 22:45
都会の人小川 葉自由詩208/8/29 21:45
無題クマクマ自由詩108/8/29 21:36
考えるひと恋月 ぴの自由詩25*08/8/29 21:35
秋田の男小川 葉自由詩2*08/8/29 21:10
胸に咲くトゲ湖月自由詩208/8/29 21:05
ナベくんへのながい返事かんな自由詩15*08/8/29 21:00
コロンブスの卵ペポパンプ自由詩7*08/8/29 20:08

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5.24sec.