父のポケットに
ときどき手を入れてみたくなる
そんな子どもだった
なにもないのに
なにかを探してしまう
いくら背伸びしても届かない
指の先がやっと届きそうになって
そこには父はいなか ...
{画像=081006042839.jpg}
BGM『ハラジロ型』
http://voon.jp/a/cast/?id=hgqytlc2&c=1&t=1"
宝毛には目が無い
...
夜が僕の体の中に
あまりにもきれいな
罫線を引くもんだから
僕はついついキーボードを
叩いてしまう
天井から
季節はずれの雪みたいに
言葉が降ってきて
これもまたあまりにも
やさ ...
ちょっとだけ生きてみよう
明日だけ
読みたい週刊誌が発売されるんだ
ちょっとだけ
もう少しだけ
今月末には好きなアーティストの歌が発売される
聞いてみたい
今回は ...
俺はどちらかと性悪説
本音を言えば人間はある程度の基本はあっても
生まれてきた時には
完全に悪とか完全に正義とかは無くて
きっと中心よりだと思う
残りは環境によって決まると思う
人間の ...
君の神話
僕のおとぎ話
事実かどうか
定かじゃないから
全て崩れた
君の童話
僕の昔話
夢のようで
現実のようで
時計が壊れて
月が沈み
愛は闇で
天使は死んだ
バイバイサン ...
窓から見える空があんまり青くてきれいだから
窓を開けて少しだけ瓶詰にしました
でもとってきた空は青くなくて
それなのに窓の外はやっぱり青くて
僕は悲しくなって
僕がとった空の青はどこだろうと ...
人と出会い
いずれ別れが訪れるのならば
少しでも多くの傷を
出会いと別れの間に残したい
驚きという銃傷
喜びという挫傷
悲しみという刺傷
憎しみという熱傷
もっと、深い傷と
...
秋学期が始まって
そろそろ学校祭だって。
シュウカツ。
乾燥して響く近い未来
秋が始まって
そろそろ飽きてきた平日。
ぶっちぎって走る地下鉄
脳を駆け巡る信号
改札を通り過 ...
自転車を漕いでる
全速力で
ふみきりまで
息子を荷台にのせて
遠くから汽笛の音が聞こえる
蒸気機関車だ!
夢をみていた
眠りにつくまで
SLを夢みる
少年だったはずなのに
...
どこにもいない
ぼくを探してる
どこにもいないのに
探している
なにをみているの
なにもみていない
いや、ちがう
なにもみえていない
なにひとつみえていないのだ
どこ ...
校庭の片隅できれいな石ころをみつけた
学んだばかりの醜さで奪いあって
あのとき僕らが細い腕を鎖にして囲っていたのは
この惑星に墜ちたひとつの原性ではなかったの?
みんなで笛を吹いていた ...
竹薮の竹の密生が甚だしくて腕を差し入れる隙間も無い程だもの
{ルビ淡河=おうご}という道の駅にてあん餅を買って近くで草刈をした
わたしを捨てた手のひらが
わたしを撫で続けるので
土になっていく
右足は季節をかいくぐり
左足は罠にかかるので
台無しになって
あやすように
腕は八本になる
ドアーを
ひいて ...
竹薮の竹の密生甚だしく腕差し入れる隙間無き程
その夏最後の一文を終えても
どうしても飲み込めぬ読点を眼に
含んだまま発音できず
ただ濡らし続けていたら
、あ、
同じ花の種がまた
何度でも生まれてしまい
まろやかなミルク色 ...
「探さないでください」
そう書き記された置き手紙は
彼の心境を静かに物語っていた
そこからいなくなることで
初めて存在が知られるというのは
忘れられるよりはるかに寂しい
空っぽにな ...
今日は横浜スタジアム近くの
旧財務省?のZAIMという
煉瓦造りの建物の1Fにある
Cafeのオープンテラスに
詩人達で集い、
テーブルに置いた灯を囲んで
詩を読んですごしました。 ...
輪には輪の渦には渦の溶鉱炉くべられし穂と冬空の青
金属を踏む左足火のかたち花のかたちにひらかれる指
もろもろの人の憎しみ浴びながらぴくりとも ...
並ばずにメロン汁を注がせる店
メロン汁を注がさせることの出来る店の隣りに
詩を書いてなんの意味があるんですか?という看板があり隣りに
新しい道具から産まれる新しい欲求という看板があり隣りに
貴 ...
私は愛の歌を聴くと苦しくなる。
あなたに触れて、唇を交わし。永遠に抱きとめる――
私は知らない。愛する方法も愛される方法も
なのに涙が流れるのはどうしてだろう
心のどこかで知っているのだろ ...
朝のひかりが寂寥をうきあがらせる
水のなかの部屋で藻のようにさみしくゆらぐ
愛を終えてめざめるさめた白い世界
そこでは言葉がうしなわれている
隔離された生の夢
記憶のなかを雲がな ...
係長はDragonの息を運ぶ
係長の無線は命がけだ
つねに最小限のコトバで
応答しなければならない
係長がいらいらするのは
...
丹田呼吸法breathing exerciseを数分行ない
額の中央(第三の眼)へ朝日の破片が
熱い速度で注ぎこまれた
わたしはジェダイの騎士、ヨーダだ、
そして宮本武蔵だ、と十回ほど唱えると ...
【パトリック・ベイトマン】とは
ブレット・イーストン・エリス著『アメリカン・サイコ』の主人公。ウォール街で働く若きエリート証券マン。父親の財産のおかげではじめから社会の成功者である彼は〈殺人鬼〉と ...
サン/アローン 石畑由紀子さん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=167647
10月5日に読んだ。
おもしろい。短い詩のいいところは、 ...
自分が嫌いだ
身近な人を傷付けまわして
誰もいなくなってから後悔する
そんな自分が嫌いだ
くろ
人間が好きだ
身近な人を傷付けまわして
誰もいなくなってから後悔する
そんな人間 ...
久しぶりに 家に帰ったら
妻がよかったわって
顔をクシャクシャにして
迎えてくれた
末っ子が
お父ちゃん お父ちゃんと
叫んで飛び跳ねた
娘たちが
恥ずかしそうに お帰 ...
闇の中に棲んでいた
私にとって
貴方は
唯一見ることの出来る
光だった
死ぬことが幸福
そう信じてた私
生きることは痛み
そう思ってた私
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
手
yo-yo
自由詩
24*
08/10/6 6:20
金彩のラバーファッカー
人間
自由詩
0
08/10/6 4:31
罫線
かいぶつ
自由詩
1
08/10/6 4:14
自殺から生きるに至る過程
doon
自由詩
3
08/10/6 3:06
性善説
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/10/6 2:12
時計
kei99
自由詩
1
08/10/6 1:49
青空
ゆきこ
自由詩
12
08/10/6 1:45
痛みも忘れるほど
かいぶつ
自由詩
2
08/10/6 1:03
日曜メトロ
相羽 柚希
自由詩
3*
08/10/6 0:59
臨時列車
小川 葉
自由詩
10
08/10/6 0:56
途方に暮れる
ゆうと
自由詩
1*
08/10/6 0:17
千年石
相馬四弦
自由詩
2*
08/10/5 23:51
竹(改)
A-29
短歌
1*
08/10/5 23:44
草
〃
短歌
0
08/10/5 23:37
埋葬
伊月りさ
自由詩
3*
08/10/5 23:27
竹
A-29
短歌
1*
08/10/5 23:20
長編小説
A道化
自由詩
1
08/10/5 23:12
行方不明
1486 1...
自由詩
1*
08/10/5 23:12
骨の鳥
服部 剛
自由詩
4*
08/10/5 22:01
冬と斑唱
木立 悟
短歌
1
08/10/5 21:54
モスグリーン通り
キリギリ
自由詩
1
08/10/5 21:42
愛の詩
僕
自由詩
1
08/10/5 21:13
藻
Etuji
自由詩
2
08/10/5 20:54
カルシウムの楽譜
《81》柴田...
自由詩
2+*
08/10/5 20:41
プラネタリウムの楽譜
〃
自由詩
8*
08/10/5 20:38
パトリック・ベイトマンの楽譜
〃
自由詩
0
08/10/5 20:34
ショートレビュー・サンデー
露崎
散文(批評...
7
08/10/5 20:18
モノクロストライプ
緋月 衣瑠香
自由詩
9*
08/10/5 20:08
久しぶりの帰宅 (単身赴任)
青い風
自由詩
2*
08/10/5 20:05
憧愛
愛心
自由詩
4*
08/10/5 19:51
4754
4755
4756
4757
4758
4759
4760
4761
4762
4763
4764
4765
4766
4767
4768
4769
4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
4779
4780
4781
4782
4783
4784
4785
4786
4787
4788
4789
4790
4791
4792
4793
4794
5.89sec.