熱い想いは
季節とともに
落ちついて
今
語らうは
恋・・・
恥ずかしい季節
彼岸花たちは
散らばって寄り添い
その紅き華
気 ...
世間というのは恐ろしいものです。ある意味、世界よりも恐ろしいかもしれません。世界は大きすぎて目に入りにくいのですが、世間はいつでもそこにあります。そのために、恐ろしさを肌で実感することが出来るのです ...
感情の残像から眼帯を外す強靭な性質は失望の果に散逸した遺作と黒い炎に焚かれた様子も無く紫色の群雲が結束する事で繊細に推移した存在の消滅 四歳の大型動物が銃口を向け貪欲と羞恥に抗う術を調達して ...
ことしも
うみのむこうから
かなうことのない
えんきょりれんあいのとちゅうで
ぐうぜんりょうしのあみにかかり
しょくたくへと
ぐちをこぼしにでも
やってきたはずなのに
あいさつもなく
...
小さな頃の砂場の匂いを覚えてる
太陽と土と水と消毒液と、
子供の手のひらの匂い
如雨露の水をさぶさぶとそそいで
川ができた 虹ができた
おやつの時間だから
でも、お ...
少しだけ愛して
君という存在は無駄じゃないから
少しだけ愛して
この胸の痛みと切なさを知って
少しだけ愛して
私も少しだけ愛するから
少しだけ愛して
残りの愛はしまっておいて ...
小指の腹を、刺し子針が通り過ぎた。
私が絡ませた黒い糸をほどいていた貴方が、
視線を、
私の小指におとした。
流れ出る鮮血が、
小指の先の血管にまで巡って、
そのあと、
真っ ...
コートの襟を合わせ 冷たい風の中
細い背中が 小さくなってゆく
あの歳まで 独りきり
もてない女じゃ ないのだが
どうして独りで いるのかと
問う男はいなかったのか
俯き加減の そ ...
ふかづめした指でガラス引っ掻き鏡の向こうのカラスいじめる。
耳をとじた兎を追ってじうじうと蛇が背骨をのぼってゆく。
ひとしれずざりざりと腕に生えたうろこ包丁 ...
胃袋をふるわせて
吐き出した
現実は
見事にきみの同情を誘って
ううう、ううう、
うなる
わたしに蔓延する味方を
蹴散らせない
縋れない
泣かないで、なんて簡単に言うからだ
き ...
ぱちんぱちんとカニの原っぱ
カニたちはみんなカラッパです
ちょっきんぱっちん草の根や葉を
植えては刈り込む庭師さん
子どもらが昔遊んでた
空き地はみんな原っぱでした
そんな原っぱ取り戻 ...
空の火と唱斬る光ひらめいて水銀の音ひもとくもののふ
糸車投げ与えられる糸車ひとりの冬に燃されゆく夏
亡霊に起こされ散らばる骨を視る未明の標ゆらめく標
...
(一)
「ここも戦場になるのね」
キキはちょっと悲しそうに呟いて
刈り込まれた芝生の向う側に
迷彩服の男たちを認める
忙しく移動式対空レーダーを組み立てていた
目的のためなら一番大 ...
私は昔、風でした
どこからが私で、どのような私か
わからないままに
木々を揺らし、髪を靡かせ
生きていました
高いところから低いところへ
汚いところも、美しいところも
青いところにも ...
(わたしは秋
枯れゆく落ち葉のしたで
春の夢を待ち焦がれている)
北国の夏はぬるい
日焼けした肌
汗臭いTシャツ
サングラス
海と空がひと ...
「人生」という言葉をなくしたい
「宝探し」と言いかえたい
俺たちは死ぬまで宝を探し続けるんだ わくわくし続けるんだ
ドラゴンボールの歌にもある 「この世はでっかい宝島」
そうさ今こそアドベンチ ...
時は流れ
自己は留まり
空は流れ
色は変わる
想いは千年を走る
生きるという思い。
命という綾
生き方という戦略
細く長く
積み重ね
長く待つ
長く喜ぶ
今日も夕暮れ時の静かな校庭で
二つの影が伸びている
最近私の掌にできたマメが潰れて
痛いんだ
分厚い皮膚の下から、ホントの私が見えている
君の姿を見ていると、心がズキズキ
...
私は悲しまない
全ての書き損じの詩があなたに届かなかったとしても
私は悲しまない
秋の風に心の暖かさまでもを奪われたとしても
私は悲しまない
友人達がそれぞれに希望を持って生きていた ...
母が脳梗塞で入院、手術したときのことだ。幸い一命はとりとめ、面会が許された日、母の花友だちを紹介され、病院に同行してくれた。
母はまだ意識がはっきり戻らず、痴呆などの後遺症が出るという。どう ...
旻天に ひらり翔らう紅シジミ
野駆けの誘いと 辺りで{ルビ戯=そば}え
彼方に渡る{ルビ鶸色=ひわいろ}の海
吹き{ルビ頻=し}く風に胡盧を浚われ
風来坊の桐の{ルビ一葉= ...
孤独を噛み締めろ、愛を求めて狂え
間違っているのは全部あいつらなんだと叫べ
自転車二人乗りして、夢を語って進め
ギターだけが俺を救ってくれると嘯いて生きろ
胸にこびり付いた悲しみと一緒に歌 ...
会議室を人が歩く
金属や樹脂などでできた
冷水機のようなものがあって
その向こうに浜松町が広がっている
どこまで行っても僕には体しかないのに
ポケットに突っ込んだはずの
手だけが見つ ...
いけない いけない
悪いクセ
いつのまにか気付かずにまた
ほうらまわりを見てごらん
誰も居ない
心に鍵がかかってる
空気穴さえ見当たらない
ほうらまわりを見て ...
あ
いつ
いってしまえば
猛る炎に捲かれる鳥
のように死ぬ
黒い道の染みになるだろう
白い蜘蛛が這うだろう
長く続かない事が
長く続く事
あ
いつ
いってしまえば
夜へ ...
水茄子だと思ったまぁんまるの茄子は
なんとただの小振りな米茄子で
サイズはちょうどあなたの新しい彼女の
左のおっぱいくらいだった
ええそうです右ではなく左です
心臓を守らなくてはいけないので ...
歌になにができる
ただ人の心を繋げるだけだ
繋がったからってどうなる
この疑問は間違っているのか
間違っているのか
魔法使いだったら
幸せをたくさん作って
シャボンの玉みたいにふわりと
人に届けるのに
ぼくがぼくであることが
そのまま誰かの幸せになったら
もうこれ以上の呼吸はいらない
鼻をこす ...
10年と少し前まで走っていた真っ赤な電車
50年以上前にデザインされたとは思えない
斬新な色使いの電車は今でも地球の裏側で
タンゴのリズムを纏って走り続けている
メトロと言いながらそこここ ...
眠りのなかから温かく
煙のなかからあたたかく
囁いていく
握り締めて 握り締めていた
握り締めて 握り締めていたのは他のなにものでもない
臭いから剥がれていくなかは狭い
あなたの臭 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
紅色のきみ
山崎 風雅
自由詩
1
08/10/3 23:44
世間の捉え方
岡部淳太郎
散文(批評...
3
08/10/3 23:44
射殺された老医師は毅然と憮然と爆破し
KETIPA
自由詩
1
08/10/3 22:52
さんまをやいて
りゅうのあく...
自由詩
9*
08/10/3 22:44
におい
鮎
自由詩
1
08/10/3 22:37
少しだけ
ゆきこ
自由詩
0
08/10/3 22:36
小指
セルフレーム
自由詩
4+*
08/10/3 22:22
冬の華
餅月兎
自由詩
4
08/10/3 21:46
「 おとなしい。 」
PULL.
短歌
5*
08/10/3 21:40
臨界
伊月りさ
自由詩
1*
08/10/3 21:04
カラッパの原っぱ
海里
自由詩
2
08/10/3 20:21
野と月(夜と獣)
木立 悟
短歌
3
08/10/3 20:16
混濁のひと
恋月 ぴの
自由詩
17+*
08/10/3 20:09
風を見ると懐かしい
木屋 亞万
自由詩
5+*
08/10/3 19:34
わたしは秋
乱太郎
自由詩
29*
08/10/3 19:31
宝探し
新守山ダダマ
自由詩
3
08/10/3 18:29
春夏秋冬
ペポパンプ
自由詩
8*
08/10/3 17:52
放課後
蜜柑
自由詩
1
08/10/3 17:45
【私は悲しまない】
つむじまがり
自由詩
2*
08/10/3 13:04
母の花友だち
寺岡純広
散文(批評...
3
08/10/3 13:00
秋さり来れば・・・
朱雀
自由詩
0
08/10/3 12:40
PUNX
清水勇介
自由詩
0
08/10/3 11:28
恋
たもつ
自由詩
33+
08/10/3 9:30
悪いクセ
舞狐
自由詩
9*
08/10/3 6:14
問答
肉食のすずめ
自由詩
1*
08/10/3 6:11
茄子とおっぱいについて
智哉
自由詩
1
08/10/3 2:58
_
短角牛
自由詩
1
08/10/3 2:37
愛
naru
自由詩
1
08/10/3 1:47
丸ノ内線
kauzak
自由詩
7*
08/10/3 1:44
あも
十二支蝶
自由詩
0
08/10/3 0:57
4757
4758
4759
4760
4761
4762
4763
4764
4765
4766
4767
4768
4769
4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
4779
4780
4781
4782
4783
4784
4785
4786
4787
4788
4789
4790
4791
4792
4793
4794
4795
4796
4797
4.77sec.