一人称にわたしを選んだときに、わたしの中で何かが定まったような気がしたことにも気づかずに生きてみました。誰もが等しくも、そんなに愛おしくもないけれど、立ち止まる分には時は同じように流れるみたいに。 ...
月がわらってくれたから
がんばれるよな気がしました。
育ちすぎた入道雲と
肌を突き破る陽射し
それに
一向に降り止まない雨になった蝉の声
それらに押しつぶされた脆弱な身体は
不揃いなアスファルト
その隙間を這うように
とろけて流れてゆく夏の ...
結んでひらいて
またすぐ忘れてぐるぐるぐる
冷房の部屋で風邪をひくより、またジーパン履いて、
ヒールを捨てて、
夏を歩いて汗を拭たら、
蝉を踏むのが生きることかな
醜い自分
瞳いっぱいに映した
が
流れ出る何かは
とても綺麗だった
とんとちゃぷんが同時に聞こえる。赤い長靴をはいた嬉しそうな女の子。コンクリートを叩く音。それと水を叩く音。傘なり溶ける。遊びながら彼女は舞う。雨を演奏しながら無邪気に躍る。花も舞い。塵。花となる。空気 ...
「よくあることだ。平凡で幸せだとさえ思っていた。大きな幸せを経験したとも。」
ぶつぶつ言い歩くペンギンが、何回目かの卒業式終わりの送迎バスで手足の置き引きにあった。助けて欲しいペンギンは、派出所か ...
たたかわないやつにかぎって
かちだのまけだのいいたがる
きみがすきです
だからきすしてもいいですか
そのやわらかいほほにきすしてもいいですか
よったいきおいで
うみにいきましょ
いまからでも
いいじゃないですか
くろいうみ
くろいうみ
そ ...
下卑た興奮の先に在るものが言葉を連れていこうとする
熱い海青いマグマ溜り通電する神経化学物質の分泌不全
溜めければ感情は発現しない
堪えなきゃ血の音は染みつかない
色も温度も直ぐに ...
駅にころがるセミ爆弾を拾ってほおばり目覚まし時計ごっこしていたら眼病手前の女がSuicaをくれた
なんて幸せな月曜日の朝!
あの日僕は身につけるものすべて黒で統一して上機嫌で学校へ向かった ...
「いらっしゃい。よく来たね。」
今日もわたしは道先案内人
地図なんてないってのに
この先に君の求めているゴールがあるのかって?
いいよいいよ教えてあげる
心配ないよ
怖くないよ
...
8月20日水
ロミオも
ジュリエットも
ヘミングウェイも
宇多田ヒカルも
エミネムも
聖者も
歩き
歩きたばこをやめた
闇が呼吸を乱すからだ
なぜ体に悪いのに
みな煙に歩を進める ...
ほっくほっくすくめ
ほっくほっくすくめ
あゆたいの
あなくしますまひに
ひろみつつねむり。
あなくしますまひに
ひろみつつねむり。
さとなしごのおもいに
のみほされた ...
永遠なんて信じていないから
今日を懸命に生きている
わたし
だけど
あなたといると
永遠があればいいなって
思ってしまうから
明日のこととか
来週のこととか
今日が ...
夜空の中
星と僕の間に
君が見えるような
そんな想いを
笑ってくれればいい
目を閉じた暗い世界を
少しでも感じられたなら
僕は まだ生きていると
言葉にできるから。
...
かなしいけれど しょうがないのか
なきむしだからどうしたらいいかな
しらじらしいえがおみせたりするし
いらいらしてたって それでもいい
うそつきなのになぜすきなのだろう
それでもいいとい ...
私はあなたに買わされた
死人リストと
講義が退屈で死にそうだ
あなたの指揮するその
歴史を俯瞰する傲慢な
ええじゃないかに乗り切れない
平成のご時世に
タイ米を食ったのだ
この俺は
...
挿入、挿入、挿入、挿入、
挿入、挿入、挿入、挿入、
そうにゅ…
エクセルやってるんですけど何か?
無知の尿
いつもあなたの歌に救われた
だから今
聴かせてくれよ
現実逃避のロックンロール
あの頃の自分を
取り戻したいのさ
絶望と希望と興奮と
その後にある
かすかな安らぎ
いつしかそんな
心のリハ ...
悲しみから抜け出せない時は
逆に明るくポップな曲を作ることにしている
あぐらをかいて床に座り
ギターを膝に抱き
最初の指は決してマイナーを押さえないよう
歌いながら
少しずつ構築さ ...
天井の上で暮らしていると、
ほこりがころころと転がってくる
僕もまけじところころ転がって
天井の上を走る配線コードにからまる。
スパゲティのような気分になる。
えんとつのけむりで窒息 ...
腕力と脚力
今はそんなに必要ないかもしれないけれど
地震が起きたり
雷が落ちたり
火事が起きたり
親父が死んだりしたときに
大事な家族を守るため
ちょこっとだけ鍛えておこうと思う母
選んだ道を歩いている
振り返れば
違った道もあった事を思い知らされる
この道がどこへ続くのかは
最後まで行かないとわからない
今日はどこへ続いて ...
うーん
飛べない
どてっ
うーん
飛び上がれないよ
バタバタバタッ どてっ
羽根の生えた缶詰とは
ぼくのことです
どてっ
羽根は何のために
生えているのでしょう
わ ...
{引用=laisser vibrer
(音楽)鳴らしたままに。(打楽器で)振動を止めない。}
0,
ポリリズム、
異なるリズムの孤独が、偶然同期する
ほんの一時の間だけ、でも
...
男は昨日の
手柄話を始めた
その頃、野原で
女は鏡だった
何もないような空が
どこまでものように続き
インドから来た象は
黙って船に乗った
川の流れに人生を重ねるほど
僕は傲慢ではないので
ただここでこうして
せせらぎに耳をすましているだけ
どこから来て どこへ行くのかなんて
考えるのはよそう
流れというなら僕の中にも ...
この雨の
景色を覚えてる
父に手をひかれ
玄関の
扉をあけた
その時
降りはじめた雨を
あれから僕は
ずっと
見てる気がする
今
僕の手の中にある
小さな手
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ある日のデッサン
かんな
自由詩
7*
08/8/20 8:39
いっぱいいろいろあるけれど、
夕焼け空
自由詩
4*
08/8/20 8:24
真夏日
明楽
自由詩
4
08/8/20 6:57
靴がない
猫のひたい撫...
自由詩
2
08/8/20 2:58
ネリウムの最期
赤澤るろる
自由詩
1*
08/8/20 2:52
Rained Flower
詩集ただよう
自由詩
1
08/8/20 2:04
猫爬虫類の羽毛布団
〃
自由詩
0
08/8/20 2:00
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08/8/20 1:58
ほーむ
ki
自由詩
0
08/8/20 1:43
蓋をされた臭いもの
鎖骨
自由詩
1
08/8/20 1:19
青空と瞳孔
sunaos...
自由詩
1
08/8/20 1:11
道先案内人
桃色イルカ
自由詩
2
08/8/20 1:08
煙
matu
自由詩
0
08/8/20 0:58
「ほっくほっく すくめ」
もしゅ
自由詩
0+
08/8/20 0:47
すこし先のこと
タマムシ
自由詩
9*
08/8/20 0:42
願い
Izm
自由詩
2
08/8/20 0:36
かなしい うそつき
皆月 零胤
自由詩
2*
08/8/20 0:31
モヒカン族
佐々木妖精
自由詩
3*
08/8/20 0:24
お仕事
A-29
自由詩
1*
08/8/20 0:20
0013
matu
自由詩
0
08/8/20 0:14
ロックンロールアゲイン
ヒロシ
自由詩
1
08/8/19 23:59
暮らすように歌う
RT
自由詩
7
08/8/19 23:37
天井の上で暮らす
パラソル
自由詩
3*
08/8/19 23:36
トレーニング
明楽
自由詩
2*
08/8/19 23:12
_
ノクターン
自由詩
4*
08/8/19 23:10
羽根の生えた缶詰
七尾きよし
自由詩
4*
08/8/19 22:50
laisser vibrer
rabbit...
自由詩
23*
08/8/19 22:34
ペーパー・シープ(空)
たもつ
自由詩
5
08/8/19 22:34
川面
八布
自由詩
1
08/8/19 22:33
雨の景色
小川 葉
自由詩
3
08/8/19 22:04
4763
4764
4765
4766
4767
4768
4769
4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
4779
4780
4781
4782
4783
4784
4785
4786
4787
4788
4789
4790
4791
4792
4793
4794
4795
4796
4797
4798
4799
4800
4801
4802
4803
7.54sec.