(再考中)プランターの幾つか並ぶ秋の空雨のぽつぽつ降りてけるかも
「死にたい」と言う想いは
必死で生きてる私の胸を
嘲笑うように深く抉るの
治しようがないほど深く、深く。
「ちゃんと」生きることは
「普通に」生きることより難しくて
「普通に」 ...
病院の朝食のバン
焼いてないし
おいしくもないけれど
このパンを
食べるしかない
選択の余地など
ない
好きなひとに
好きって言える
余地もない
独り
想いを募ら ...
A
趣旨がよくわからない格好をしたあなたは
私の家の前を通り過ぎてしまって
罰が悪そうなのと恨めしいのがまざったような顔で
ちょっと笑いながらこっちを見てたのを覚えてる
慣れてないのがバ ...
ビーカインドリワインド
テレビデオが真っ青な画面を晒している
擦り切れる素振りも見せないテープは
今日で丁度3回目の再生を終えたところで
ずっと止まったままになっている
今この ...
別に今、この瞬間に死んでも構わない
どうせ代わりなんていくらでいる
くだらない人間だ
どうせ私が死んで居なくなっても
一年も経たずに皆さん私の事など忘れてしまうでしょう
そん ...
季節を歌うまい
言葉でふちどらなくても
それは綺麗だから
心を歌うまい
それはひとりでにあふれて
ひとりでに歩むから
問いかけや ...
とっておきのチョコレートをつまんでも
アロマキャンドルの埃を払って火をつけてみても
アイスクリームみたいなコーヒーを飲みに行っても
花なんか買ってきたりしても 却って
気が晴れないときって ...
すなはまにたたずむ
なもなきとり
どこにゆけずとも
りんとしていたい
でもときおりくずれ
すなになる
よるはひとこえ
ろろろ、となく
しずかなうみに
くるふねはない
...
この手の林檎が可愛いので
少し齧ってみる
この手の林檎が可愛いので
もう少し齧ってみる
この酸味はもう秋なのね
喉元に風が吹き過ぎて
秋はどこからやって来るの
秋は私の心から
...
南宮大社まで
S先生に連れて行ってもらった
曇天だった 無風でもあり
細かい水の糸線が
無数にサーッと
間断なく 無音でもあり
微雨が降る
(先生、雨降ってますね)
(淳一君、 ...
何にもない夜に
何にもない男が
何にもせず佇み
空を見上げても
世界は変わらず
そのままで
何にもない友は
それを見て
何も思わず
ただ変わり行く
流れに身を任す
何もない男の心 ...
隣のヘッドフォンから
日常ではない何かがこぼれている
ブラウン管ごしのどこかのニュースが
心に足止めをして ぼくは
ひとつ後の電車に乗った
線路は淡々と続いて
よほどの偶然が起 ...
{引用=するとすべて
こうして、秋が呑む飴色の庭に流れ入る日々
立ち尽くすことはできないから倚りかかると
ステンレスの台がたわむ
窓の
外
暗く黄昏れる湖
刷毛の肩に金のほつれ毛 ...
・
一か月が
余りに速く過ぎ去るような気がして
どうしようもない
服を着替える間もなく
あっという間に秋である
外ではまるで軍隊のように
流行なのか
同じ型の服を身につけた女子が
勇 ...
仮面をした、まま 僕らは二人
キスした 抱き合った
仮面越しに 互いの熱、を感じながら
も 指先の感触一つ
探り当てることが出来ない 見つけられない
悲しい程 隔てられた
叫 ...
君に好きと告げるのに あたしは言葉しか持ち得なかった
柔らかい口付けもない 抱擁も出来ない
体を持たない 文字である あたしには
素足でタタタッと 駆け抜ける 白い紙上を
“此処”か ...
野菜ジュースのように
何もかも
からだにいいからと混ぜ合わせたら
きたないだろう?
君のように
水は美しい
人間の六〇パーセントは
水
だということの説明に
よく出てくる
...
変わった
世界は着実に
私の中で広がった
友を知り
愛を知り
欲を知り
嘘を知った
絡み合う全ての日々は
若葉のような輝きと
枯葉のような諦めをふらせた
葉が積もってい ...
生き急ぐ私を
受け入れてくれる
逝き急ぐ私を
とめてくれるあなた
…あなた
戻りたいと思う
だけど、戻れない
ただ一言
帰っておいで
そう言われた ...
人間ってどうしたら満足するんだろうね?
目の前の欲望が叶うと
次の新しい欲望が見えてくるんだよね
目標と一緒か・・・
山を登ると次の山が見えてくるから
男は休んでいる暇が無いって
某漫 ...
俺はこの方の事を何か知っているわけでもないし
この方の文章について批評しているつもりもないし
そんな偉い人間でもない
なにより大変失礼だがこの方の名前の読み方すら知らない
何度も言っている ...
全ての平衡感覚が崩れてゆく
泣きはらした目では
もう 止められなくて
瓦解した日常を前に一人
朝焼けのワルツを踊る
シーツは空気を切る音を響かせながら秋空にひろがった。
わたしはそれを物干し竿にかけ、
丁寧に皺を伸ばした。
子ども達は一面に広がる秋桜畑で笑い声を上げている。
家の中からはラジオの音が漏れ ...
どんなに
ニセモノだとわかっていても
信じたくなる
信じさせてしまう 。
良く言えば、
生来の 演 技 者。
悪く言えば、
嘘吐き 男 爵。
「おとこから出る汁は単純でおいしくないと思わない?。」とヨウコ。
単純でないヨウコの汁なめながらこれに合うワインさがしてる。
ゆうべはマモルの汁いまヨウ ...
今日もひとりで笑う
歩む速さで、けれど遠ざかっていく灯りを知らない振りして
どうして誰も剥がしてくれないんだろうか
皮じゃなくて中を見てよね
そうして同じように中身を見せてよ
剥 ...
どうにもならんことを
どうにかできると
拳をにぎり
どうすればいいのか
考えに考え
手をにぎりしめ
向かう先がどこなのか
確かめる支点を
持ち得ぬこともまた知らず
その方法で ...
こころが風邪をひくと
遠いどこかへ行きたくなる
誰かとバスを
待ちたい気持ちになる
まだ幼かった
あの日の僕と母のように
むかえに来たのが
バスではなかったとしても
見知 ...
月を見てはいけないよ
満月は特にいけない
これからは欠ける一方だからね
引いたり満ちたり
妙な引力を感じるだろ
ああいうものに惑わされちゃいけないんだ
走っていると月が追いかけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋雨
A-29
短歌
2*
08/9/29 20:16
Death to me...2
桜木 ハル
自由詩
1
08/9/29 17:34
今朝のパン
風音
携帯写真+...
9
08/9/29 17:31
さようなら
虹村 凌
自由詩
9*
08/9/29 17:11
創書日和「夜」
〃
自由詩
1*
08/9/29 16:41
本当は死にたくなんかないのに駄目な人間だ
杉山 さち
自由詩
1
08/9/29 14:13
のこるもの
草野春心
自由詩
0
08/9/29 14:06
処方箋
ちりめんチャ...
自由詩
3
08/9/29 14:04
だれもしらない
砂鳥
自由詩
3
08/9/29 13:59
林檎と私
石瀬琳々
自由詩
10*
08/9/29 13:50
微雨
じゅらいち
自由詩
0
08/9/29 10:43
転機
kei99
自由詩
1
08/9/29 9:15
ひとつ遅れの急行
アイバ シュ...
自由詩
1
08/9/29 8:44
キッチン
norif
自由詩
12
08/9/29 8:02
せかいをいきる
吉田ぐんじょ...
自由詩
55
08/9/29 5:50
愛読者、書
きりえしふみ
自由詩
3*
08/9/29 5:25
君に好きと告げるのにあたしは文字しか
〃
自由詩
4*
08/9/29 4:51
水
ぎよ
自由詩
2
08/9/29 4:04
二年半後の世界から
そらこ
自由詩
1
08/9/29 4:02
せっかち
平 哉人
自由詩
1
08/9/29 2:33
欲望
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/9/29 2:20
仲仲治様
〃
散文(批評...
0
08/9/29 1:45
終焉
明楽
自由詩
0
08/9/29 1:15
秋桜飛行場
雨傘
自由詩
5*
08/9/29 0:50
そ ら い ろ。 - S T O P O V E R ・ 7
李伍 翔
携帯写真+...
1*
08/9/29 0:49
「 ヨウコの汁。 」
PULL.
短歌
1*
08/9/29 0:47
知らなくて亡くす
鎖骨
自由詩
0
08/9/29 0:35
悲しみを知れ
七尾きよし
自由詩
2*
08/9/29 0:33
バス停
小川 葉
自由詩
4*
08/9/29 0:21
女は
しずく
自由詩
1
08/9/29 0:06
4763
4764
4765
4766
4767
4768
4769
4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
4779
4780
4781
4782
4783
4784
4785
4786
4787
4788
4789
4790
4791
4792
4793
4794
4795
4796
4797
4798
4799
4800
4801
4802
4803
加筆訂正:
行先
/
松本 涼
[08/9/29 9:17]
ちょっとなおしました
5.51sec.