夢で錆びた戦場
君に借りた感情
これでいいのかわからないよ

とうに決めた弾道
いつもどうり振動
もう何度目のことだろう

また誰もいない部屋で
一人窓を眺めては
引き金はまだ引か ...
  

  在るものを傷つけるのは
  とても容易いことだ
  だがそこに無いものを
  誰も傷つけることは出来ない
ぼくは人は嫌いだよ
だけど君達のことは愛してるんだ
ぼくは人が恐いんだ
だけど君達だけはたいせつだよ

だから忘れないでね
だから忘れないでね

嫌いな人はもういない
...
nakaの人は白く
外の人はkuroi
ヒット
景色がバイアスがかって
あははって笑われるんだ
いつまでもakaiままの横断歩道
テント張って
待ちぼうけ
向いの
ストレートヘア
...
僕がみつめるひとはそっぽを向いて 
僕をみつめるひとと目を合わせずに 
交差点ですれ違いゆくお互いの間にはいつも 
この手に触れ得ぬ、宙に浮いた 
空気の破れ目がある 


立ち止まり  ...
色づく
  赤に
   茶に
    橙に
  モ
 ザ
      イ
    ク
 のように

やがて散りゆくことを知らず
絶える直前が美しいのだと
旅人は言ったとか言わな ...
女の白い体はヴァイオリンである 
と誰かが云っていた。 


都会の路地の片隅には今夜も 
桃色の小さい花が一輪 
生ぬるい風に揺れている 


一匹の鼠が足早に、路地を横切る 
...
 
誰も知らない
丘の上に
時計台があった

誰も知らないから
動いても
止まっても
知らないのに
時計台は
時を刻み続けた

真夜中
僕らが見てる
夢の時を
正確に
...
父を失った海に
私は今日戻ってきた
父を失った海に
父の香りを探しに

父の愛した喫茶店
誰も見知らぬ駐車場
父の愛したパチンコ屋
誰も入れぬ鎖止め

  干からびた
  冷凍鰯 ...
好きだけど
別れるとき
当たり前だけど
もう何もかも
ズタズタ

最後まで
優しくいよう
そう思うけど
気がつくと
笑顔が薄くなって

あまり好きだと言えなかった
言っちゃい ...
夜は、
ちいさな空が、
火のように
燃える。
ぼくは、
その
ちいさな
燃えさし。
夜、ひとりになると
ぼくのなかで
燃える
ちいさな空を
くじら雲が
飛んでゆく。
その
...
拝啓、先輩へ

僕はずっとあなたのようになりたいと思っていました

あなたが試合の時にとなりにいてくれただけで

どんな相手にも立ち向かえる気がしました

勝てる気がしました

今 ...
豚羊の腸と
馬の尻尾と
仔牛の皮と
鉱産資源は
酷使される

猫の毛皮が
人間の頭蓋骨が
編成に加えられる
時として


壮麗な音楽を奏でるためだけに
華奢な音列を築くためだ ...
街灯の

数の分だけ

昼が寄る
テレビ電話の
むこうに
裸のきみがいる

削り取られた脳や
数えきれない全て
の代わりに
神は
きみの
コアを

ここに
表出させた
ひときわあかるくなっていった、
きみが
彼方にいる、そのとき
繰り返すことが
できるものだけが
ある

たしかに、彼方というものはなかった、
彼方にはだれもいなかった、きみが
そ ...
路地裏を覗くと
空がかくれていた

こっそりと詩を書く人が
虫かごにたくさんの無意味を捕まえていた

ギャートルズのエンデイングのような
なんにもないところから試行錯誤して

結 ...
力強い字を書く
腹に力を入れ
無の境地
伝える

力まずゆったりと
丁寧に
心を込めて
思いを乗せて

力の限り
集中する
力の限り
願いを込める。
大好きは

どこから来るんだろう

どこから来て

どのくらい滞在するんだろう

有限世界、このことわりのなかで

あとどのくらい

こんなこと考えていたら


きみに
...
夕方六時半、寝ないようにアラームをかけて眠気を誤魔化しながら図書館で借りてきた詩集を読む。
レイモンド・カーヴァーの「水と水が出会うところ」。

彼女の生涯を通して という詩がきれいだったような ...
夏の雲の合間に
今年一番の秋の空がみえる 高く

砂浜で拾った
貝のイヤリングを外し
私は空へ放った

両耳のとても小さな白い跡がルルと鳴って

いつか 私の熊さんが
ひかりの果て ...
遠くの森で蜩が鳴いている
遠い遠いどこかの森で

穂を啄ばみに来る雀の群れを追い払う
生きるためにはしなければならない、どちらもそうしなければならい

秋の足音が聞こえてきた
私の後ろか ...
ウィロー、ウィロー
柳の下には何がいる?
パンクな歌手がやってきて
滑舌練習はじめたもんだ

滑舌ひらひら絶好調
東する水の果てしなく
フレージングとアーティキュレーション
ゆれるゆれ ...
あしたのあさごはん
たまごやき

きいろいもののよこには
みどりいろ

やさいをたべましょうと
かていかのぽすたーがいう

あかいとまともつけるといいな

わるいゆめをみたあとは ...
A.外側

私を包む皮フ、下着を履く、服を着る。外に出る、隙間なくエア、広がる空、その先に宇宙。わかる、私、宇宙高志とか言うお兄さんの皮下、潤う単細胞のひとつ。

B.内側

皮フを捲れば ...
「陽子、青いものー」

起立したまま微動だにしない私の横を、先生の質問はスルーと窓から外、遥か校舎の上空へ。まだわからない。分散しやすい意識をひとつ捕まえてはひとつ逃す、わざと。鳥かごのようなもの ...
理想は鳥
極彩色の花
落ちない泥
声とはモザイクかかった顔のようなもので
空腹という覚醒がすでに
降り始めた雨の色で
襲いかかる憎しみ
終わったリバー
覗き込むブルーのハートで
第三 ...
生きているのが辛い
でも死ぬのは怖い
君を、想えなくなってしまう

わたしがどれだけ泣き叫んだところで
世界は何一つ変わらない
世界は変わってくれない
そんなことを考えることさえ
意味 ...
世界はやはり謎に満ち満ちて だから問おう
           飲み干す前のコーヒーのように


世界ゲームを この身一つが世間を渡り
        オリキャラの人生の山谷乗り越える

...
階段で 踏みつぶされた こがねむし
みどりの羽は薄汚れ 

汚らしい

階段で 踏みつぶされた 僕の心
瑞々しかった気持ちは濁ってしまい

汚らしい

階段で 踏みつぶされた 君の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ドロー昏(ヤッカ)自由詩1*08/8/28 1:32
真実草野春心自由詩008/8/28 1:23
願いの叶わなかった戦争少年詩集ただよう自由詩008/8/28 1:22
スモッグスマッシュ秋也自由詩008/8/28 1:02
( 星屑ノ唄 ) 服部 剛自由詩6*08/8/28 1:02
【詩とは何か祭り参加作品】 枯葉に満ちた山の向こうへ紫音自由詩3*08/8/28 1:01
路地裏の花 服部 剛自由詩408/8/28 0:56
夢の時計台小川 葉自由詩308/8/28 0:17
渡船場にて北村 守通自由詩4+*08/8/28 0:05
跡形も無い話チアーヌ自由詩208/8/27 23:45
夜は、ちいさな空が、青色銀河団自由詩408/8/27 23:32
あなたのようになりたい短角牛自由詩008/8/27 22:56
ヴィオロンKETIPA自由詩108/8/27 22:54
夜行性の昼セルフレーム俳句1*08/8/27 22:36
コア草野大悟自由詩2*08/8/27 21:54
_こもん自由詩708/8/27 21:42
こっそりとVistaで前向きに生きていく詩人tonpek...自由詩308/8/27 21:21
習字ペポパンプ自由詩5*08/8/27 21:19
それは聞こえない吉岡ペペロ自由詩608/8/27 21:17
居眠りと地続きな頭の今日猫のひたい撫...自由詩008/8/27 20:42
彼方へましろ自由詩1*08/8/27 20:39
稲穂の実る頃白昼夢自由詩1*08/8/27 20:10
willow、若緑、初々しい外郎売り海里自由詩108/8/27 20:09
とまとミゼット自由詩2*08/8/27 19:54
ユルグネとミダグネN哉自由詩308/8/27 18:39
ミズタマイザー自由詩408/8/27 18:38
カイトモリマサ公自由詩808/8/27 18:20
あたたかい手ゆず自由詩2*08/8/27 16:56
午後の喫茶アハウ短歌208/8/27 16:40
【こがねむし(は 金持ちだ)】つむじまがり自由詩008/8/27 15:19

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