はじめて
家族旅行に行った
夜の宿で
そこは二楽荘というんだけれども
楽しいことは
一つや二つどころではなく
三つも四つも
心配など
なにもなかったから
いくらでも夢中にはしゃ ...
ためらいがちな足音に、
黒猫がライ麦畑を横切るかと思えば、
まあるくなり、
ひだまりのにおい。
そのままの、ひだまり猫は、
午睡したまま、動こうとしない。
向日葵の群生。
その下を駆 ...
滴が目から零れ
信じる人とハグをする
明日を作る涙
信じる人とキスをする
前世が魚であった事を
知っていて選んだ。
いつも君を思って
いつも君を感じる
将来の計画
将来のお金 ...
夜の頃
いよいよ視力を盗まれて 往生する そう幾つもない階段を
丁寧に降りていく 16,17,18,19,と数えていった
山の神様が 遠い方からしょっぱい種を飛ばし
加 ...
感情なら溢れていい
思う存分に枯れるまで
泣いてもいい
もしも年をとって
今日という日を
思い出す時
それが青春のように
輝いていればいい
願いを胸に湛え
星空から照らされる
...
固溶体、solid solutionとは
2種類以上の元素が互いに溶け合い
全体が均一の相となっている固体をいう、とか
ああそうですか神様
また何やってんですか神様
宇宙には
宇宙 ...
唸る風音に窓の外を見つめる
街路樹がたわむ
電柱がしなる
もはや眼下の道路を通るものは無い
雨が小さな礫(つぶて)となって窓を虐げ
さらに風が巨大な拳(こぶし)となり窓を打ち叩く
...
指をおり1つ2つと数えてた今年の夏もやり忘れたこと
向日葵の迷路も時期はもう過ぎてただの野原に漂うトンボ
6月に出してはみたの。夏らしく。うっすら埃の麦わら帽子
もう使うことさえ ...
埃のように浮かんでいる
幾多ものかなしさを
君の代わりに受け取ります
郵便受けにはそんな毎日以外は
何も配達されない代わりに
仰ぎ見た夜空には
少なくとも名前を呼べる者達が
いくつか ...
その初老の男は
いつも存在と不存在の狭間にいて
人の目には映ったり映らなかったりする
日焼けした肌に
極端な自由と不自由を抱えて
真昼の路上に横たわっている
伸ばし放題の髪で
側 ...
かつて、あなたに属した血液から生成したplatelet rich plasma100μlに
25μlのコラーゲン溶液(0.3?/ml)を加えてようく混和すると
血小板が凝集するのに
コラーゲン溶 ...
価値創造や 日々の精進 清い汗
創価の題目 世界を巡る
価値を創る創価なり題目パワーに
荘厳されし子弟共戦
初めての言葉は「行動」だ 言葉は ...
新学期一番乗りね教室は夏のにおいが残されたまま
窓際の花瓶は乾いて夢をみる須磨の浜辺のなみうちぎわの
正門にこっちを向かない君がいて転がりはじめるびぃだまのうた
今日は地元の祭りだ
うちは農家だからそんな時だけ店を出す
梨やさつまいもやごぼうなんかを売る
そこらの市場の真似事みたいなもんだ
浜の方のおばちゃんと
親戚のおばちゃんと
村のまんじゅ ...
/
眠れない夜
眠りの水面で
寝返りを繰り返す
眠りを手で掬ってみるのだが
すぐに指の隙間から零れ落ちる
意を決してうつぶせになり
眠りの水面に顔を浸けてみるが
すぐにくるりと仰向けに ...
ある人はりんごを食べ
ある人はりんごを食べなかった
りんごを食べた人が幸せになり
りんごを食べなかったひとは不幸せになる
そのような不毛な幻想を
幸せの糧としてはいけない
私たちの日々の起 ...
翼を下さい
大きく羽ばたける翼を
私は翔びたい
この遥かな大空を
今こそ
何にも捉われず
総てを捨てて
私は何もいらない
...
ここに歩き疲れた兵士が独り
ただ前を見て歩いてきたけれど
突然前が見えなくなった
暗い闇に引きずりこまれて
ふと気付くと
ただの独りぼっち
友人も ...
私の綺麗な白いぼうし
風に吹かれてどこまでも
コロコロ フワフワ舞っていく
どこへいってしまうの?
この手にギュッと掴んでいた筈なのに
いつの間にか私の ...
今年も砂利トマトの季節がやってきた
この県にとって砂利トマトは秋の風物詩
この地球が丸いがためにできる産業
砂利トマトの穴は今日もぽっかりと
磯辺の岩に口をあけてトマトを待っている
...
部屋の隅に
部屋の真ん中が
落ちていた
僕だけが
それを直した
昨日から渓谷の
セミも鳴かなくなった
少しずつ降りだした雨が
いつの間にか粒を大きくして
ぽつぽつと感じられる
私の形を崩さずに
けれど肌を湿らせて
優しく降っているようだけれど
明日に風邪を引かすんだろう
街灯 ...
深夜の部屋で立ち尽くす
カーテンを開けて照明を消して
月灯りを受け入れる
青く白く部屋を飲み込んで
其処に幻想を描く
悲しい事だらけの世の中
星降る窓辺に落ちる誰かの願い
いつか思い ...
やわらかいものが
やわらかいものに抱かれ
育むものが
育まれたことをよろこびとした
この命の果てにある
未来がまだ懐かしかった頃
時は懐かしく
時はまた経験として
かつて見た ...
そうだ、中三のとき
愛について、いつも考えていた
こころの灯、なんて題名つけて
愛について、ノートまでつけていた
母が死んで整理していたら
耕太郎関係、って書いた段ボール ...
原動機付き自転車でガードレールに激突する遊戯
カスタードプディングを踏んでしまったわたしは
ブレーキが間に合わずに宙へと放り出され
そして未だ着地できないでいるわけで
どんどん空気が薄くなって ...
1
デッドスターにアブダクション
ギャングスターとオポジション
オールウェイズユアスタンピードラブ
あの坂を上がっても 消えないでよ
いつかあの星だけ目指す
空を見上げて夜 ...
まだ、飛ぶには早すぎる
わたしは
滑走路を駆け抜けるほどの
強い言葉を知らない
まだ、飛ぶには早すぎる
わたしは
助走のために散らかした言葉を
犠牲にしすぎたから
まだ ...
夢で錆びた戦場
君に借りた感情
これでいいのかわからないよ
とうに決めた弾道
いつもどうり振動
もう何度目のことだろう
また誰もいない部屋で
一人窓を眺めては
引き金はまだ引か ...
在るものを傷つけるのは
とても容易いことだ
だがそこに無いものを
誰も傷つけることは出来ない
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
未来がまだ懐かしかった頃
小川 葉
自由詩
5
08/8/28 21:13
隔離病棟。
鯨 勇魚
自由詩
2
08/8/28 20:10
不思議だね
ペポパンプ
自由詩
8*
08/8/28 20:00
夜、視力
嘉村奈緒
自由詩
9
08/8/28 19:53
橋の上の人
おるふぇ
自由詩
2
08/8/28 19:50
ヒト-天使(ありえない)固溶体
海里
自由詩
3
08/8/28 18:29
「窓の外の嵐」
広川 孝治
自由詩
1
08/8/28 18:11
ワスレモノ
ユメサキハル
短歌
3*
08/8/28 17:12
手紙を出しに
二瀬
自由詩
8*
08/8/28 17:04
三本足のカラス
皆月 零胤
自由詩
2*
08/8/28 15:00
実験1
P.B.
自由詩
0
08/8/28 14:18
価値創造
アハウ
短歌
0
08/8/28 14:01
びぃだまのうた
アイバ シュ...
短歌
3
08/8/28 13:31
夏の終わりの夏祭り
かんな
自由詩
4*
08/8/28 13:20
駆け込まれる
葉leaf
自由詩
7*
08/8/28 13:17
菜の花
Etuji
自由詩
3
08/8/28 11:49
翼
星月冬灯
自由詩
2
08/8/28 10:06
兵士
〃
自由詩
2
08/8/28 10:05
ぼうし
〃
自由詩
2
08/8/28 10:04
砂利トマト出荷始まる
智哉
自由詩
2*
08/8/28 7:13
ペーパー・シープ(部屋)
たもつ
自由詩
1
08/8/28 6:43
止むならば豪雨を見せて
小禽
自由詩
3*
08/8/28 5:44
絶望の部屋
AKiHiC...
自由詩
0
08/8/28 4:18
未来がまだ懐かしかった頃
小川 葉
自由詩
7
08/8/28 2:19
愛について
吉岡ペペロ
自由詩
27
08/8/28 2:04
種子島
セガール、ご...
自由詩
1
08/8/28 1:53
エイリアン
昏(ヤッカ)
自由詩
1*
08/8/28 1:43
まだ、飛ぶには早すぎる
タマムシ
自由詩
4*
08/8/28 1:40
ドロー
昏(ヤッカ)
自由詩
1*
08/8/28 1:32
真実
草野春心
自由詩
0
08/8/28 1:23
4750
4751
4752
4753
4754
4755
4756
4757
4758
4759
4760
4761
4762
4763
4764
4765
4766
4767
4768
4769
4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
4779
4780
4781
4782
4783
4784
4785
4786
4787
4788
4789
4790
6.9sec.