これらのものは


いつ

どこの海から


どんな国の風景をめぐり

どんな雲になって


空を流れ


今、僕の頬に降るのだろう



指先に伝わっていく雨 ...
寝ても醒めても首を絞めてもあなたは死人つまんない生き返んない。


つめたいおまんこあたたかく射精するあなた生き返るあたし屍鬼。


庭に髑髏なりやがて ...
珍しくもない空

ただの夕方





セーターを突き抜ける秋風



それが

あたしを揺らがせた


綺麗だと思ってしまった



頭上に掲げた携帯

切り取ってしまった


笑えるくらい

あた ...
山を歩かなくても
高山植物をいくつも
見つけることができた
お花畑だった
小さな草木が
つける大きな花

青い花が好きだった
眩しいくらい明るい
白や黄の花よりも
吸い込まれるくら ...
{画像=080410233222.jpg}

風よ、おまえは犬のようだ。

ぼくの足に戯(ジャ)れついて走り回る、

おまえは犬だ。

6月の風はプードルだ。

サマーカットが夏 ...
電柱に絡まった布
木々に張りついている葉
記号の描かれた旗
小さな波を立てる海

君の影だけが 風に揺れない
昔々
あるところに
お爺さんとお婆さんが住んでいました
お爺さんは山で光る竹に見とれるばかりで
芝刈りはしていなかった
お婆さんは川で流れる桃を見送るだけで
洗濯はしていなかった
そんな ...
今年還暦を迎える両親は

つまりは六十年生きてきたのであって

僕はもう二十五になったけど

初めてプレゼントを贈ってみた

あまりうるさくない赤色のマフラー(でも本当はストールってい ...
僕の庭には不思議がいっぱい
黄昏の影の傾くところ
時間とともに変わってく
はてさて僕のいる場所は?

僕の庭には不思議がいっぱい
落ち葉の言葉を聞くかかと
踏んでも踏んでもぶつくさと
...
擦り切れて朽ちた紐がぶらぶらと
ほこりまみれの靴について行く
私と違って
携帯の電池だけは常にみなぎっています
3.2.1.圏外.になりました
GPSはまだ捉えてくれています
今日は青い空 ...
記憶にある顔は、少し老けたようだった。変わらないといえば変わらないのだろう。彼女は自分の子供を抱き上げる。夫と子供と3人で暮らしている、と彼女は言った。部屋は決して大きくはなった。むしろ3人では狭く感 ... だーぁと かわをぬぎすてて
じーぃと さきっぽをみつめて
むーぅと くちにいれてうなって
うーぇと かおをゆがませて
わーぉと のみこんじゃいます

ばななはきらいです
今日阪神ファンは
機嫌が悪かった。
夢を見せてくれたが
夢は覚めてしまった。

当り散らして
暴言ばかり吐いていた。
株価は下落し
会社は倒産する。

腹立つのりばかりで
読売取 ...
 叫べ!

 怒れ!

 腹の奥底に隠し持っている

 その塊を

 今こそ弾き出せ


 嘘もたてまえもかわいさも

 剥ぎ取って

 己に生きよ


 何を ...
 かわいそうなかわいそうな

 つばめ

 苦しくても悲しくても

 飛ばなければいけない


 空は遥かに広く

 未来を彩るその色は

 淀んでいる


 海は ...
 ぽつぽつと木の葉に落ちる雨の雫よ

 誰が泣いているのか


 天神か

 窓辺に寄り添う乙女か


 そんなにわたしが憎いのか

 そんなにわたしが許せぬのか


...
うっかりついてしまった
溜息の先端から
滑り落ちたマンボウが
午後3時17分の紙コップの
コーヒーの中に浮かんでいた

セクハラまがいの
丸い横っ腹を堂々と晒して
背びれと尻びれを ...
切られてしまう前にセンセイの顔この触角で見ておきたかった。


血を吸った蚊ぽとりと墜ちるそんなあたしはトキシンなぜ咬まないの?。


闇市の舌はよりなめら ...
屋上の青空

風向風速計

一日にいくたびも南中した

僕らの無邪気な太陽
戻ってみると
それは満を持していて
あああはち切れそうだったのだ
と知る

傍観から身をよじって
ひらめいた監視を
始めたのは、そこにわたしが懸かり始めたからであって
勿論、
出した ...
そしてまた
時を迎えた一枚が 枝から
静かに離れ
少しのあいだ宙にゆれ
小さな音を立てて
落ち着く

雲とともに水たまりを漂い
やぶれたポルノの栞になり
四角く切り取られた月の光に不 ...
俺は生まれつきの窓フェチである
いや、窓際フェチと言った方がいいかもしれない
いや、「窓際」より「窓辺」と言った方がもっといい
「海辺」みたいでロマンチックじゃないか よし「窓辺」でいこう
俺 ...
あなたには罪がありますなんて
うそぶく宗教が憎い
おまえには罪があるなんて
言うおまえの方が
何億倍も罪深い
人を意気地なく弱くさせてしまう
おまえの方が何億倍も
弱くおぞましい

...
 その背中が緩くまどろみ
 ほんのちょっとだけ
 空気の針が研ぎ澄まされて
 目線と目線がすれ違い
 力の無い者達を避けて通るとき
 子供は無力だった

 僕の世界がドアの向こうに行く
...
あの大きな事件であなたの失ったもの

欠落した性格を受け入れるだけの抱擁

あたしがどれだけ説明しても

あなたの傷は一生治ることのないもの

あたしの病にもにているけれど

自然 ...
偽れ {ルビ軽=かろ}く戯言で 誘え 虚ろな涙ども 
善人ぶれば大雨で 大地も{ルビ何=いず}れ固まろう
もしも言葉が種ならば
まさか{ルビ真水=さみず}が雨ならば
ただ実になろうと芽を伸ばし ...
 
それからどうしても
行きたいところがあると言うので
つれていった

寝ているときは
額に汗をかく人だった
まぶたの裏の世界でも

雨が降っていた
誰かの涙なのだろう
誰かがと ...
 
羽を跳ねる
パネルを器用にとじて
鳥は止む

空は青く
そのかなたに生えた
おなじ色だけのソーラーを
背中で掴もうとする

てのひらを合わせる
人と人にも似た
ぬくもりから ...
夕食を皆で食べていた私はふと気がついた。
視界の端に何か動いた気がしたので何気なしに見てみると、依子だ。
横目でじっとりとねめつける様に様子を窺っていると、やはりこの女、伸縮を始めた!
まただ! ...
対岸の国では草をすり潰し

木の実と茹でて 主食として食す

水を汲みに片道7マイルの道程を歩き

隣国の1/30の金額で

売春が成立する
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自由詩3*08/10/11 20:10
「 屍姦。 」PULL.短歌3+*08/10/11 18:29
ユウグレ スカイ愛心携帯写真+...7*08/10/11 18:00
ソーラーパネル木屋 亞万自由詩2*08/10/11 16:24
風よ、おまえはbeebee自由詩7*08/10/11 15:55
2カフカ自由詩108/10/11 15:05
アリとキリギリス皆月 零胤自由詩1408/10/11 15:00
短角牛自由詩108/10/11 14:49
僕の庭には不思議がいっぱい未有花自由詩8*08/10/11 14:26
こんな最後はいやですススメ自由詩008/10/11 14:22
彼女はそうは思わないブライアン自由詩1+*08/10/11 14:07
ばなな相良ゆう自由詩0+08/10/11 14:04
カモーン!ペポパンプ自由詩3*08/10/11 12:59
詩(うた)星月冬灯自由詩208/10/11 12:54
つばめ自由詩208/10/11 12:53
雨の音自由詩108/10/11 12:52
マンボウnonya自由詩12*08/10/11 12:39
「 ときしん。 」PULL.短歌1*08/10/11 11:48
夏の記録帳塔野夏子自由詩2*08/10/11 11:29
開眼伊月りさ自由詩4*08/10/11 11:10
秋の瞼氷水蒸流自由詩508/10/11 10:30
新守山ダダマ自由詩1008/10/11 10:06
無題渡辺亘自由詩1*08/10/11 7:34
行かないでdoon自由詩108/10/11 6:25
あなたの隙間yoyo自由詩208/10/11 5:41
詩咲瀬戸内海自由詩2*08/10/11 3:01
小川 葉自由詩608/10/11 2:25
ソーラーパネル自由詩9*08/10/11 1:13
「宏美の心配」菊尾散文(批評...008/10/11 0:52
雷魚の世界 ③crowd自由詩208/10/11 0:46

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