もし君が僕に銃を突き付けるなら

僕にも銃をくれ
そして七秒くれ

互いに銃を突き付け合うんだ

僕は引き金に指を掛けないけれど

突き付け合う必要があるんだ

突き付け合って五 ...
誰かが遠くで歌ってる
夕日が沈み 月が光って ほら また朝が来るよ
ねえ 太陽が笑っているね
君も笑って

そんなこと言えるような私じゃないけど
君が沈んでいる日は ねえ
空に力を借りた ...
童話の中で二人の少年は
ぎこちない羽ばたきのハチドリに案内され
草木
木の実
花、葉、土
すべて宝石からなる光の丘を訪れます
けれど
どの宝玉の輝きよりも輝かだったのは
十力の金剛石
...
 歩き出すことにためらうのは
 まだ君が若いから

 過ちを冒すことを
 恐れない人などいないけれど
 すべてを枠にいれて辿る道に何があるだろう

 君を導くほど
 僕は偉くはない ...
散歩の途中で犬が逃げた
工事車両の大きな音に
驚いて走っていった

奴はリードを付けたまま
なのに
公園の草むらで
見失う

さがす、捜し回る
いつもの散歩道
立ち寄る電信柱
...
運動の継続がいつからか快楽を産んだ
回り続けることを繰り返すうちに
どうどう巡りの道筋をすら不思議とは感じなくなった
漕ぎ始めた自転車のように
慣れ親しんだ道を慈しむように
昨日の苦悩と今日 ...
ある星では、
ある年、
大変な寒い夏がやってきて、
食べ物がほとんど採れませんでした。
ある者は、木の根をかじり、
ある者は、自分の食べ物を
隣の人に少し分けてあげました。
またある者は ...
 走り去る季節の鼓動を
 少しためらいがちに聞いている
   
 

 窓の外に浮かび上がった満月
 なんだか憂いを帯びたような朧月

 

 いつもこの季節
 なぜか やりのこ ...
君はいつもありとあらゆる隙間という隙間にいて
ひっそりと身を潜め、何か考え事をしていた
今日も朝食のパンを食べていると、冷蔵庫の横にある僅かな隙間にひっそりと存在していた
「おはよう、朝ごはんは ...
石から人の想いを感じ取る

櫛に平和を思い浮べる

僕はそこに僕を見る
はっきりとした輪郭の


名の知れた詩人の詩に
美を感じる

店で流れる知らない曲に
耳を傾けている
...
血ガ循ルコノ躰躯ハ只ノ物質ニ過ギナイ
ヤット秋ラシイ夕空ガ西ノ山ニ向カッテイルノヲ見ナガラソンナ気ガシタノモ
今トナッテハ嘘ノ中ニ溺レタ蜻蛉ノ羽音ノ様ニ微カナ記憶ノ残滓トナッテイル

今や景色 ...
静止し音もなく
ただ時が流れる

大型書店の地階

あの人の詩集は
こんな凍結した

書棚にぽつんと
展示されている

誰もいない場所

あるはずの色も
感じられなくて
...
ガラス片きらきら光って散らばって交通事故のような廃園



少年と少女が逃れ身を隠すセイタカアワダチソウのひとむら



抹茶ラテ、おいしい夢をありがとういつでも不安が全財産の ...
ベートーベンのように強い「意志の力」を持つことができたら、僕はどうする?

この世の諸々の戦いに打ち勝ち、後世に名を残す英雄になれるだろうか

残念ながら、僕はそうなれない
ただ、喜びと悲し ...
いまは雨がやまないの
あるいて帰りたいけど
まだとおいから帰れない

いつか晴れたら
行きたいとこがたくさんあるよ
目をとじなくてもそれがうかぶから
いまは雨で濡れてても ...
油断をしているとひょっこり顔を出す灰色の気分

そんなに煩わせることもないんだがありがたいもんじゃない

すっかり気を取られる騒ぎの中でもこっそり潜んでいて

忙しさの途切れた空白に現われ ...
考えてはいけない
無心に生きる
歯をみがいて
トンカツを揚げる

上手にかっこよく
やろうとすると
失敗する
ありのままがいい

焼酎飲んで
笑って泣いて
音楽聞いて
棚から ...
 私はすべてを脱ぎ捨てて
 黒いシーツに横たわる
 陽炎のように立ち上る
 あなたの熱に身を任せる
 愛情を形にすれば
 こんな交わりしかないのだろう
 あなたの抱擁にむせびながら
 限 ...
空の異常は、

空の意思なのかも。

空は、生きてる。

感情は伝わらないけど。
死を決意した人が創造した作品は
不思議と人を惹きつける
死ぬために遺す形あるものには
必ずあるはずだ
目を逸らすことの出来ない共通項が

遺書というものは
あまり人目には触れないが
遺 ...
僕を見つけて欲しいのに
すぐ近くまで来るけれど
腕を伸ばせば触れるほど
すぐ近くまで来てるのに
結局回れ右をして
離れて行ってしまうんだ

じつは気づいているのかな
少しは見えているの ...
こんな虫いなくなればいいのに
ココロに網戸を張って
入れなくするんだ
もう二度と泣かないように
これからは笑顔でいられるように
A こんにちは Aです
B Bです。
A よろしくお願いします
B お願いします
A 突然ですが、夢があるんですよ
B 夢って、なんやのん?
A うちな 超一流の鍼灸師になりたいねん!
...
 この世で美しきもの

 それは稚児の顔。小さき子らが飴玉を

 口にほうばっている姿。

 娘さん。清潔な落ち着きのある

 美しき女学生。

 若き青年。青春を謳歌して
...
なんだろうね 人間て
こんなに頑張って こんなに努力して
それでもダメなときがあるんだよ
冷たくなった僕の頬を
熱い熱い涙がつたっていく

こういうのを不条理と人は言うけど
きっと誰かが ...
 パパが死んだ朝

 私は友達と映画に行きました

 王子さまとお姫さまが

 恋をするロマンチックなお話

 胸をときめかせて

 映像に魅入られて

 パパのこと忘れて ...
 なぜおまえは実っている

 誰からも褒められず

 誰からも食べられず

 どうして実っているのだろう


 梨も桃も葡萄も

 可哀想に今日も雨が降って濡れている

...
都会だって騒ごうとしない
やさしい風が吹いている
こんな日が来るのなら
僕ら、あのままどこへも帰らずに
もっと遠くまで
ずっと遠くまで行けたらなあ

緑の山はきれいだよ
遠くの山は青く ...
濡れたブロック塀のうえに
一頭の蝶がとまり
雨のなかを飛び去ってゆく

あとには重い記憶だけがのこりつづけた

長く雨は降りつづいた
塀のうえに
忘れられたスイカズラの花のうえに
眠 ...
曇った窓の外からクラクションの音が幾重にも重なって聞こえる
後方にいる車のライトが車内に差し込み運転手の顔を照らした
おでこに大きなホクロのある人の良さそうな顔立ちをしていた
「お客さん〜、今日 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
平和のポーズ高橋魚自由詩3+08/10/13 0:35
ソーラーパネルそらの とこ自由詩11*08/10/13 0:32
人力の金剛石海里自由詩108/10/12 23:55
金森くんへ山崎 風雅自由詩108/10/12 23:46
犬が走ってたりぽん(大...自由詩508/10/12 23:26
ローテーションHTNYSH...自由詩208/10/12 23:16
ループ十重山ハルノ自由詩108/10/12 23:07
あなたの声が聞きたい山崎 風雅自由詩208/10/12 23:06
4カフカ自由詩2+*08/10/12 22:47
生きる高橋魚自由詩308/10/12 22:14
絵空事HTNYSH...自由詩108/10/12 22:05
色もない世界kauzak自由詩5*08/10/12 21:52
decadentlyautumn本木はじめ短歌508/10/12 21:15
ベートーベンのように寺岡純広自由詩008/10/12 21:01
雨、やまない。poco自由詩3*08/10/12 20:58
退屈小野カオル自由詩008/10/12 20:20
無心ペポパンプ自由詩4*08/10/12 19:23
柔らかな羽根伊那 果自由詩208/10/12 19:13
空と雲の表現者。狠志携帯写真+...108/10/12 18:53
死と芸術あきな自由詩4*08/10/12 18:45
「かくれんぼ」広川 孝治自由詩008/10/12 17:15
泣き虫ゆきこ自由詩108/10/12 16:47
超一流の鍼灸師北大路京介自由詩8*08/10/12 15:57
美しきもの星月冬灯自由詩208/10/12 15:36
時間泥棒西日 茜自由詩10+*08/10/12 15:36
赤い靴の少女星月冬灯自由詩108/10/12 15:35
溜息自由詩108/10/12 15:34
愛しているよ清水勇介自由詩108/10/12 14:06
Etuji自由詩508/10/12 13:31
3カフカ自由詩008/10/12 12:59

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5sec.