マイナス273℃の冷凍庫に
ぼくたちは楽園を置いてきてしまった
昨日
そこから一通のビデオレターが届いた
フリーズドライされたりんごの木
それはそ ...
夕月に
おちょこを傾け
毎日
重荷を下ろす
雪見に一杯
花見に一杯
紅葉に一杯
感動に一杯
何も話さないと
品格が出る。
人は頼り
重圧を受け止める。
ひそやかに草を食む
動物のそばを歩く
季節は夕方にちなんで
風が瞼に
暗やみをしまう
欲しかったものは
ひとつになる
もつれた言葉をほどく紐
ぜんぶじゃなくなる
いま ...
該当する方を黒く塗って下さい。
夜中に誰かを想い、胸が熱くなることがありますか?
□はい
□いいえ
どうせ自分なんか・・・とあきらめた経験がありますか?
□はい
□いいえ
小 ...
てんてんてんまり てんてまり
一つに父死んで 二つで母死んで
三つで兄死んで 四つに姉が死ぬ
五つに弟死んで 六つで妹死んで
七つで赤ん坊死んで 八つに ...
今を生きている青年よ
羽ばたくがよい
その大きな翼でもって
夢に向かって真直ぐに
私はただ見守ることしか
できないけれど
それでも願う ...
水無月に讃岐の国
屏風ヶ浦(びょうぶがうら)に誕生されし大師
御(おん)歳七つで所生のために
身を捨てて
五つの嶽(たけ)に立雲の立(たち)る
誓いぞ頼も ...
ペットボトルに入ったとうめいな水
キラキラ光って向こうまで見えて綺麗なんだ
でもそんな色 絵の具屋さんに売ってなかった
だから僕はとうめい色がほしくなったら
お水を買いに行くんだ
書いてしまって、また後悔するかもしれないんだけど。
まずはお礼から。
詩学社の破産、廃業の折は、「詩学社を救え!(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=136 ...
大変だ!大変だ!
日々誰もが大変だ 大変なのが当たり前だ
俺は俺の大変さから逃げられないし
お前の大変さを代わってやることもできない
普通じゃないのがフツーの世界で
みんなもがいている もが ...
「あっあった!」
霧と霧を切り分けるようにして進んでいくと
突然視界が晴れた
目の前にに浮かび上がるようにして姿を現した
空中都市
止まっているのか動いているのか
...
その日オレは友人の家で例によってダラダラといつまでも呑んでいた。
翌日仕事のある友人が寝てしまったアトもだ。
その頃オレはガチンコの無職で、生きて行く事の大変さがちょこっと分かって来たような気 ...
単純計算するとボクは、今頃何かを手に入れていたはずで
単純計算するとボクは、とっくにクタバッテ消えていたはずなのです。
単純計算するとボクにはもう明日は無く
単純計算するとボクに残された時間はあ ...
(文豪・島崎藤村、小諸・懐古園に因んで)
藤村の懐古きらめき千曲川
懐古まで幾山川馬籠より
遊子あり草笛悲しき懐古園
なにもないと呟く 小さま世界で
日陰が怖くて羽ばたいている
地面を見たら青い地球でがあって
星をみたら暗い場所であって浮いていくまま落ちている
いるいらいるいらいるいらいるいらる
...
先生と呼ぶ女の声が
先生と呼ばれる男の肩を振り向かせ
女の顔は無邪気なノッペラ坊であった
男は女の顔を描いてやろうと創作へ向かう
女は先生お手伝いしましょうかと歌い出し
男は ...
胸に映る青空の輝きは
いつか
あなたがくれた
暖かなやさしい気持ち
呼吸が止まるほどの
まっすぐなあなたの笑顔に
出会ったときから
僕の時間は始まった
空回 ...
あまりにも星がきれいで僕は出掛けた
君に初めて触れた秘密の隠れ家
今もまだ変わらずそびえ立つ古びた貯水タンク
登る手助けと名付けられ勇気づけられた
下心と呼ぶには純粋すぎるシェイクハンド
...
透明の四面体煌々たるフラクタル
車窓に映る顔までも重なる
数ミリの厚みの中でお前が僕に
僕がお前になって
内側と外側の面で少なくとも二度反射するのは仕方ないよね
けど僕らの像には ...
仕事をもらった
知らない女の
角質を食べる仕事だった
女の足の中指は
親指より長かった
おれはその指のあたりを
重点的に食べたのだった
足の親指より
中指 ...
ピーターパンにレイプされた少女に話を聞いた
彼のペニスにはパールが入っていて私の空洞の濡れた壁と舐め合うのらしい
少女はこうも言っていた
もうだめだ
ひと息ついて
煙草でも吸おう ...
色々なものに触れてきたはずの
手はくすんだ色をしている
そして力に満ちている
地上のいかなる節足動物も到達できない
しなやかさを持つ
指を伸ばした手の甲をそっと見やれば
4本の指の2つ ...
群青色の
ハナタレ小僧は
胡麻油をラッパ飲み
生き返った
正露丸と
不死身の
キンカンは
かつおと昆布で
解熱
瀬戸際で
無水カフェインによる
アラ挽き配送
ネヴァーマインド
...
思ひいづるときはの山の梢さへ
紅くそめなす秋の夕暮れ
ほに出でてこぬ人まねく花すすき
風よりほかに見るひとぞなき
ゴミタメで、猫を見た。
僕を見て”ニャー”と鳴いた。
目やにの溜まった瞳を、
三日月に細めて、
僕の足にすがりつき
”ニャー”と泣いた。
ゴミタメで、猫を見た。
僕のそばで”ニャ ...
”何か”好きなものを買いなさいって
100円貰った。
好きなものを買いなさいって
100円貰った。
だから僕は君を買う。
森が削られ丘になり
その天辺に創られた
天との調和と書かれた
ベットタウンのオブジェ
駅から延びる道に
造られた顔が歩く
均一的な箱の中身は
豊かさに満ちてい ...
さわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで
秋の次は冬がきて
春はかならずやってきて
めぐりめぐって谷底を
ながれる夏の
水はもうな ...
自分のものとは違う茶色がかった髪
自分より少し低い身長
とりあえずキリストでも恨む事にしたこの季節
なんて不自由な世の中なんだ
報われないのは初めてじゃあなし、
...
ころがっている
見なれたプロムナードには
錆びかけた鉄製の立て看板が
見あきたアベニューには
朽ちかけた木製のベンチが
あなたはゆかねばなら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
凍った楽園—Thom Yorkeに
草野春心
自由詩
1*
08/10/10 17:25
男気
ペポパンプ
自由詩
3*
08/10/10 17:22
紐と輪
あすくれかお...
自由詩
5*
08/10/10 16:51
【アンケート】
つむじまがり
自由詩
12*
08/10/10 15:45
手毬唄
星月冬灯
自由詩
4
08/10/10 12:10
幸せ
〃
自由詩
1
08/10/10 12:09
いろは唄
〃
自由詩
1
08/10/10 12:09
とうめい色
ゆきこ
自由詩
6
08/10/10 10:51
詩学社、そして寺西さん
角田寿星
散文(批評...
54+*
08/10/10 10:18
大変な言葉
新守山ダダマ
自由詩
2
08/10/10 9:29
失われた空中都市
ANA
自由詩
0
08/10/10 9:06
その日
BOOKEN...
散文(批評...
5
08/10/10 8:55
#単純計算
〃
自由詩
1*
08/10/10 8:40
藤村と懐古園
寺岡純広
俳句
0
08/10/10 7:13
声液
十二支蝶
自由詩
0
08/10/10 7:00
作家願望日和
ヨルノテガム
自由詩
3
08/10/10 3:28
あなたがいる
山崎 風雅
自由詩
1
08/10/10 3:16
星がひかり、僕はひとり
智哉
自由詩
1
08/10/10 2:46
跛をひいてどこへ向かうの痩せこけた子猫たち
鎖骨
自由詩
0
08/10/10 2:40
ドクターフィッシュ
小川 葉
自由詩
3
08/10/10 1:01
海で死んだ新聞記者
詩集ただよう
自由詩
0+
08/10/10 0:38
じつと手を見る
木屋 亞万
自由詩
2*
08/10/10 0:16
二時過ぎの冒険
kei99
自由詩
0
08/10/9 23:30
秋思符Ⅱ
朱雀
短歌
1*
08/10/9 23:29
猫
僕
自由詩
2
08/10/9 22:56
好きなものを
〃
自由詩
0
08/10/9 22:49
雷魚の世界 ②
crowd
自由詩
1
08/10/9 22:44
世界山脈〔第二稿〕
小川 葉
自由詩
2
08/10/9 22:43
いくじなし
榊 慧
自由詩
4
08/10/9 22:31
幻影の人(五)
信天翁
自由詩
2
08/10/9 22:15
4747
4748
4749
4750
4751
4752
4753
4754
4755
4756
4757
4758
4759
4760
4761
4762
4763
4764
4765
4766
4767
4768
4769
4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
4779
4780
4781
4782
4783
4784
4785
4786
4787
加筆訂正:
ちゃんと御飯だった
/
atsuchan69
[08/10/10 11:49]
食後のデザートのみたく→食後のデザートみたく
6.72sec.