曖昧な輪郭をなぞる ゆうとさん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=171540
11月22日に読んだ。
いろいろ詩を読んでみて、ひねりに ...
歴史の産んだ傘の下
横殴りの霧雨に
豊かな陽光に
赤子は無様に踊り出し
自分の椅子を蹴り飛ばし
飛んでいったそのイスが他人の椅子を倒したりする
遠くのほうでは
吹き荒 ...
気付くのが
遅すぎるよ
いつも
いつも
上手く
いかない
けれど
こんな経験でも
次 に
役立てたい
負の連鎖から
プラスは、
生まれない
...
口笛で群青を歩いてみた
ぼくらはまるで孤独で
きみを愛しているのに
きみを大切にできない
さよならの次にぼくは
観念で0を探していた
憂顔で群青を歩いてみた
...
人の背丈ほどある蒲公英が
群れで遊んでいた
そして不意にゲロを吐いた
いっせいに同じ方向を向いて
痙攣しながらゲロを吐いた
その脇をランドセルを背負った双子の姉妹が通り過ぎた
ホーミーで歌 ...
ずらーっと列んだパチンコ台
みんなして座ってる感じで
冬の海、波を待つ
ウェットスーツほどの身の冷たさ
あれイケそう!
パドリング!
波よりはやく泳がなきゃ
...
あれが海
生まれたり
奪い去ったりして
やさしくて、こわいね
手を振るよ
さざ波の向こう
あなたが見つけられるように
いつか帰って来られる ...
いらない
そうではない
足りない
満ち足りない
欲しいものがないから
からっぽの希望で
なんでもない
それがいい
それがほしい
どこかにいって ...
細くとがった音で路地が刻まれる
メトロノームのように
OLの帰路を急ぐハイヒールが
つきささるのだろう
暦に反した神 ...
背負った夕陽の大きさは
この目に見えぬが
その重さは しっかりと
この身が感じて受け止める
大切なのは
目に見えるものだけじゃないんだって
心が気づいた瞬間に
黄金の光があたしを包みこむ ...
私は芸人ではありませんので人を笑わすことでお金を
いただくわけではなく生計を立てていくわけではありません
けど
ただ自分がここにいることで
誰かの目の前にいるだけで言葉を漏 ...
081122
メモ用紙に残した
犯罪の証拠
飯は済んだ
風呂に入る
口頭で済ませたはずのことを
記録に残したのが怪しいと
素人探偵は
メモを疑った
疑 ...
期待して待っていた蕾はふくれて
うすい蚊が溢れ出した
すぐさま片手におととし越してった隣人の抜け殻を握りしめて
ドアをすり抜ける。
2対のスフィンクスが
下卑たジョークで笑い転げている
...
CMYKはKYじゃないし
RGBもRPGじゃないね
シアン、マゼンダ、イエローと黒
レッド、グリーン、ブラックじゃなくてブルー
だけどそんなことは色たちに任せておいて
重ねても重ねて ...
人は皆、機関車だ
機関車トーマスなんだ
機関車は前しか見えない
普通の電車のように前にも後ろにも顔があるわけじゃない
人生というレールを後戻りできないんだ
このレールは自分にしか走れない 自 ...
きみはいまどんな顔をしている?
わたしはまだ、白昼に晒された腕をあいせないでいるよ
陽にやけていく肌を見ながら
侵食を止められない
ゆるゆると育った幸福は、病巣
その生温 ...
普通の夫婦が繰り広げる
かなりみだらな会話
頬を染め聞き入る女中
わたし結婚はしない
お人形の王子がいるから
王子がいれば幸せだから
でもお人形の王子との暮らしは
ちっともみだらじゃない ...
数ある千手観音の手の中で一本の薄暗いそれが
私に電話番号を渡してくる
いにしえの森から現代の迷路へ
情報を揺さぶり動かすのは今も昔も恋のひらめきであった
艶かしい顔と肢体、狂気のような ...
群盲 象をなでる
象がバターになる
思うところ
わたしにとって
手は、わたしの手
いつからか、この白い手が
小さいと知ったのは
知らなかった
やわらかな
ピンク色の
教えてくれた
血が通う
...
背伸びしてゆく町で
小さな家さえも失くした僕らは
エジプト行きの風に乗って
三日坊主の逃避行
からみついた嘘を
口八丁できりさいて
...
白い息を吐きながら
裸足でピンヒールをひっかけて
ポストに走った。
どうか誕生日当日に着きますように。
きみに届け。
深夜のラブレター。
今 書いたことなの ...
君の子犬のような無邪気さと
あなたの大犬のような聡明さ
君の突拍子もないところと
あなたの包み込む優しさ
君の無遠慮さと
あなたのおしとやかさ
私にはどちらも選べない
いっそ ...
先生は死んだ木に触れたことがありますか
深い深い森の奥で妖精の羽音がしています
静かを湛えて眠る沼には
子供の夢が沈んでいます
沼の周りを縁取るように
名のない花が咲いていま ...
その日私は熱を出し、かかりつけ医の待合室で
テレビに映るワイドショーをぼんやり眺めていた
来るまでの道すがら風に体温を奪われ
厚着をしてきたにも関わらず、身体は芯まで冷えてしまっていた
頭はニ ...
ジャマイカ、ネパール、カサブランカ。
それがどうしたっていうんだ?
オレがいるのは東京。
宮古島、グラスゴー、クアラルンプール。
それがどうしたっていうんだ?
オレがいるのは、東京。
...
過ぎてゆく夜と
越えられない思いが
2人の間を揺らめいて
唇が熱を帯びるほどに
瞳が濡れてしまう
優しい言葉とはうらはらの
あなたの視線に焦がされてゆく私
動けなくて
言葉より ...
君の笑顔が辛かった
僕に似ていて辛かった
助けてもらう前の僕にそっくりで
聞いているのは僕なのに
君よりも涙を堪えてた
辛いよう
...
詩は書くよりも
語るほうがいい
数日でも
数ヶ月でも
あるいは数年を費やした
詩だとしても
読んでもらいたい一心で
書いた詩は
いつもそこで無意味になる
あなたを前にし ...
春が来た
優しい春
心地良いが
桜の間に
吹いてる・・・
いつもいつも
気がつかなかったのは
小さな花びらに映る
忘れかけた
思い出も
声をかけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ショートレビュー・サンデー 2
露崎
散文(批評...
4
08/11/23 0:43
歴史の産物
高橋魚
自由詩
0
08/11/23 0:40
39
次元☆★
自由詩
0
08/11/23 0:36
群青を歩いてみた
吉岡ペペロ
自由詩
6
08/11/23 0:16
放課後の公園
サトタロ
自由詩
4+*
08/11/22 23:57
冬の海、波を待つ
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/11/22 23:44
シオマネキ
依
自由詩
3*
08/11/22 23:37
こんな綺麗なものはいらない
猫のひたい撫...
自由詩
1
08/11/22 23:10
暗愁(十七)
信天翁
自由詩
1
08/11/22 22:40
. ポジ
百瀬朝子
自由詩
4*
08/11/22 22:15
生業
瀬田行生
自由詩
1+
08/11/22 21:59
単純な犯罪
あおば
自由詩
5*
08/11/22 21:44
喪カデンツ
靜ト
自由詩
2*
08/11/22 20:40
透詩
海里
自由詩
2
08/11/22 20:39
機関車のアティテュード
新守山ダダマ
自由詩
5
08/11/22 17:51
MAILER-DAEMON@xxx.ne.jp
オオカミ
自由詩
3
08/11/22 14:23
お人形
ふるる
自由詩
3
08/11/22 13:55
針と糸
ヨルノテガム
自由詩
2*
08/11/22 9:40
落度
吉岡孝次
自由詩
1
08/11/22 6:35
濡れる
光井 新
自由詩
5*
08/11/22 3:09
ブランク ブランク
アズアミ
自由詩
3
08/11/22 2:58
深夜2時のポスト
高杉芹香
自由詩
3*
08/11/22 2:53
【冬の大三角関係】
つむじまがり
自由詩
7*
08/11/22 2:03
死んだ木
小禽
自由詩
9
08/11/22 1:36
単純な犯罪
木屋 亞万
自由詩
5*
08/11/22 0:41
オレたちだよ
そらのうらが...
自由詩
1
08/11/22 0:35
背徳の香り
いのせんと
自由詩
1
08/11/22 0:23
Dear弱虫さん
哀音
自由詩
3
08/11/22 0:00
詩のための詩
小川 葉
自由詩
1
08/11/21 23:18
優しい春
瀬田行生
自由詩
1
08/11/21 23:07
4692
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4728
4729
4730
4731
4732
加筆訂正:
さくら
/
かとり
[08/11/22 11:50]
修正
4.72sec.