今明日一分前
一分後には明日

何百回
何千回
何万回…
この時を過ごしてきたのか

あの針が一つ動くその前に
あなたの夢をみて
復讐の計画をたてるのです

枕も乾き切ったその ...
なだらかな
未分化の稜線
言葉少なな
ひとつの泡


曇間の明かり
水が水を分ける音
一枚の葉
星の裏まで
同じ大きさ


旧い川に
ふいに沸く銀
...
息をするのはむずかしい
顔のまわりにある空気をすすっと鼻の中に集めて
ぐっとおなかに力を入れて 一気に肺まで落とすのだ
わたしはあの 空気がすーんと体の中を走る感覚が怖い

道を正しく歩くの ...
アスファルトから芽吹いた花を
あなたにそっと教えてあげる

春の柔らかな日向の内で
摘み取らないで包んであげる

厳しい冬を耐え抜いたから
思う存分咲くがいい
新しい人が来たので
かじかんだ指を暖めていた子は
背中をまるめてそっと
席を立った

それは
あまりにも静かに行われたので
だれかが席を立ち
新しい人が座ったことに
だれも気づかなか ...
朝ひらく回転扉通り抜け
    落ち葉の夕べ振り向くデジャヴ


吐息にてくもる心に口付ける
    あいまいすべてガラス越しの日


今すぐに会いたい気持ち放つ午後
    エレベ ...
美しく甘い幻想で織り上げた檻の中で

永遠の優しい夢をみるわたしはいつか

彼方からの声に気付くことがあるのでしょうか

わたしを現実という修羅場に引き戻す声は

今も誰かが必 ...
朽ち色づいた

冬野には

朝なのに黄昏れがある

きょういちにち

ひとにはどうでもいいことで

ぼんやり埋められている

すべてが

じぶんに時間を捧げていない

...
とうとう袋になりました
中で赤子が
手足を動かすのもわかります
なにしろ袋ですから
でもいま
手が動いたのか
足が動いたのかはわかりません
透明ではない袋なんです
どんな顔をしているの ...
お嬢様望遠鏡でお喜び お父様!羊から鼻血が!



泣きながらミシンでつけた道筋に友達なんかは歩いてこない



塾、稽古、家庭教師にボランティア砂糖にたかる蟻は∞



乾く ...
ただいまって言った後に
誰もいないって思い出したんだ
直らない習慣 どうやら僕はまだ
現実を消化出来ていないみたいだ

1人で暮らすのは気楽でいい
自分で使えるお金も増えたし
部屋も前よ ...
 
動物園の絵はいつも雨が降ってるあなたと行ったあの日から
 
 
手を繋いで坂道を駆け上ったね下る時に負けぬ速度で
 
 
母と二人ハンバーグをつくる夕日よりもきれいだったひき肉
  ...
彼らは傘の柄を顎で抑えながら鍵盤を叩き

雨の打つ水溜まりを産声で掻き乱す

作家を満たす旋律が沈みゆく草の色に映え

雨足が演奏を終盤に向かわせる

余響の中を帰る客達は

...
世界の中心には穴がある、台風の目のように吸い込まれるようなやつ。

そこを覗いたら、忘れる


面影

感情

永久

数字

足音

残像

他に16の事柄

...
黒い魔人が来て
いつか僕を喰ってしまうなら
僕はそれまで何をすればいいんだろう
僕はどこまで足掻けばいいんだろう
お母さん
食べられてしまうなら
なんで僕を産んだのだろう
寂しさと恐ろし ...
 
車に轢かれそうになった
安全な横断歩道を
渡ろうとしただけだった
君を庇えなかったことや
庇わなかったことの
すべてが脳裏を過ぎてゆく
そのとき車は
ぼくらの手前で停止した
から ...
太鼓持ちの男が
夜の盛り場へと飛び出した
理想の相棒・太鼓打ちを探すために
正装の褌姿で

「俺の太鼓を叩いてみな」
道行く人間にのべつ幕なし声をかけたが
そこそこ響かせる者はいても
...
ふと想う
叫び声は空気に
やがて 空は聞き流す

「もう少し後だよ」
彼は囁いた
そんな微かな声を
追い求めていた

それは きっと
手に触れることもない

すべては幻想だ ...
マグロ釣ってるのか あの街についたら
私は歩くでしょう
確かめるために
間違いなくそこにいた
影というかげを集めて

空がまぶしすぎると
鳥は切り絵になります
川面はしわくちゃにしたホイルみたい
いいか ...
白い花を見ると
花びらが風にそよぎ
色彩を瞳と目に
気持ちを光るときめきがする
外側は 加工された 仲間達 恋するという目的と
その答えと
エネルギーを放出してしまった後の
私たちは
少しずつしなびていく
色も褪せて
だんだんすかすか
こころもすかすか
埋めるのは食欲
食べてしまうまでの恋 ...
人となり歩いていると
街は活気に満ちたりて
声に歓声へと思わされ
歩む奥へと流れこむ

僕はあの頃
何かにつけて悩み 僕の
歩みを行ってはまたそこに屈した
知られている えせのノイロー ...
もうてゆーことはなんかもう無理なんじゃないのと目覚ましを止め
夢の中で朝という出発の準備を繰り返し
何度も目覚ましを止め
しかしふたたび急におきあがりまぶたをめくり
くるまれたままの状態で昨日 ...
都会のビルの幻影に 
透けて見えるは 
幾千の顔々埋まる 
墓地の群 

電信柱の頂に 
舞い降りた一羽の烏 

びゐ玉の
澄んだ瞳に映るは 

過ぎし日の
東京に燃え盛る 
...
トイレデ
migigawaに
傾いていたんだ
かじかんだ右手に
toipeヲにぎり
やっとちぎりとった
トイペをにぎり
ひかりが


あの日から
スワルコトノで・き・ない
ひか ...
気配を感じて

うなじの毛が立ち上がる

背後を探る 自分が持っているはずもない感覚を指し伸ばして


気配は やってくるのを待つしかない

訪れは 待っていないと やってこない ...
ご飯を食べられないから
せんべいと
ミネラルウォーターだけで
生きてみようと思う
というとあなたは苦笑して
もっとやせるよ
と言うんだった

冗談ではなくて
吐いてしまうのだと話すと ...
サイドブレーキを引いた後も
まだ帰りたくないって君が言うから
カーステレオの音を最小限にして
くだらない事を夜通し話したね

一昨日食べたドーナツが美味しかったとか
ゼミの友達が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
23:59HAZIME自由詩1*08/11/26 19:11
ひとつ むすぶ木立 悟自由詩308/11/26 17:06
正しい道の歩き方とんぼ自由詩308/11/26 15:41
暖かなwithin自由詩2+*08/11/26 14:25
新しい人ふるる自由詩27*08/11/26 13:37
ドア石瀬琳々短歌4*08/11/26 13:36
アテナの祈りあずみの自由詩008/11/26 12:54
冬野吉岡ペペロ自由詩308/11/26 12:29
とうとう袋になりましたよしおかさく...自由詩9+*08/11/26 11:38
【短歌祭参加作品】ノーリーズンふるる短歌11*08/11/26 10:40
チキンラーメン1486 1...自由詩1*08/11/26 10:37
星の鳴る夜たもつ短歌2208/11/26 8:36
音楽家(改)小禽自由詩008/11/26 7:06
焦がしているのです猫のひたい撫...自由詩108/11/26 6:11
魔人と鬼人、巨大な黒い胃袋から僕まで秋也自由詩1*08/11/26 3:31
ひとつの運命論小川 葉自由詩108/11/26 2:28
宇宙のカツカレーサトタロ自由詩1*08/11/26 2:03
熟れた果実Izm自由詩208/11/26 1:57
マグロA-29自由詩5*08/11/26 1:17
あの街についたらたりぽん(大...自由詩6*08/11/26 1:17
花さんK.SATO自由詩0*08/11/26 0:14
無題皿皿皿俳句008/11/25 23:54
私は食べ物蒼木りん自由詩208/11/25 23:40
ある晴れた日にK.SATO自由詩1*08/11/25 23:32
ティースモリマサ公自由詩1008/11/25 23:26
曙の昇る日 服部 剛自由詩308/11/25 23:06
katamukuひかり草野大悟自由詩2*08/11/25 23:02
気配いねむり猫自由詩108/11/25 22:43
さびしさを吐くかんな自由詩31*08/11/25 21:36
駐車場1486 1...自由詩3*08/11/25 20:33

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加筆訂正:
ある晴れた日に/K.SATO[08/11/26 14:46]
uhyo
4.97sec.