色々なものに触れてきたはずの
手はくすんだ色をしている
そして力に満ちている
地上のいかなる節足動物も到達できない
しなやかさを持つ

指を伸ばした手の甲をそっと見やれば
4本の指の2つ ...
群青色の
ハナタレ小僧は
胡麻油をラッパ飲み
生き返った
正露丸と
不死身の
キンカンは
かつおと昆布で
解熱
瀬戸際で
無水カフェインによる
アラ挽き配送
ネヴァーマインド
...
思ひいづるときはの山の梢さへ

      紅くそめなす秋の夕暮れ




ほに出でてこぬ人まねく花すすき

      風よりほかに見るひとぞなき
ゴミタメで、猫を見た。
 僕を見て”ニャー”と鳴いた。
目やにの溜まった瞳を、
三日月に細めて、
僕の足にすがりつき
”ニャー”と泣いた。

ゴミタメで、猫を見た。
 僕のそばで”ニャ ...
”何か”好きなものを買いなさいって
 100円貰った。
好きなものを買いなさいって
 100円貰った。
だから僕は君を買う。
森が削られ丘になり

その天辺に創られた

天との調和と書かれた

ベットタウンのオブジェ

駅から延びる道に

造られた顔が歩く

均一的な箱の中身は

豊かさに満ちてい ...
 
さわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで

秋の次は冬がきて
春はかならずやってきて
めぐりめぐって谷底を
ながれる夏の
水はもうな ...
自分のものとは違う茶色がかった髪
自分より少し低い身長

とりあえずキリストでも恨む事にしたこの季節
なんて不自由な世の中なんだ





報われないのは初めてじゃあなし、
...
        ころがっている
   見なれたプロムナードには
  錆びかけた鉄製の立て看板が
    見あきたアベニューには
   朽ちかけた木製のベンチが

   あなたはゆかねばなら ...
じいさんは なにもないところで つまづく 生の感情を引き出せないかと
密かに手書き用のメモ帳を
鞄の中に忍ばせることにした

言葉が降って(笑)きたら
すぐに取り出して書き込めるように
手を動かすことで感情が零れるように

そ ...
脊髄と

神経


神様が創った僕らの感覚


夜空に散らばる幾億の星から
伸び縮みする点と線

破れてぶつかって

新世界の音が響く



人類は

あらゆる森 ...
うんそうだ

なんてったって
約束は守らなきゃね

約束を守る
そこが大事なお約束

約束を守るって約束で
この世界って
なりたってんだもんね



約束まもらんと
や ...
Before


 初恋に 破れ 背伸びし 珈琲は
   
     苦いばかりの キリマンジャロ

After


 初恋に 破れ背伸びの 珈琲も、

     今や麻薬の珈 ...
神秘的な病だこれは
外界からの様々な抗原
防御するバリアー機能の低下
のみならず
IgE抗体の過剰産生により
じぶんを傷つける
新しい湿疹と結節が
じぐじぐと鮮血噴き出し
乾燥した翌日 ...
きみはいま、どこにいて
なにをしてるの
そういうこともぜんぶ
わすれちゃったの?


コードレスにうばわれて
しまった、しまったんだ
ぼくのみえないところでさ
みんな、すきなよう ...
処女の肌 の 今日 を 産業革命 を               
水 の                   
多数存在している 鮮やかな 火に供給する仕組み が 調節している          ...
仲良しで
大好きな

仔猫が
亡くなりました。

座る者の居なくなった
お気に入りの
クッションは

今でも 陽だまりに
置いてあるので

あったかいままです。
どこまでも。

黒く黒く。

心を塗り潰してたら。

とてもとても。

純粋な心に。

なりかけて。

塗り潰すのを止めたけど。

中途半端な。

心に。

なっち ...
太陽のエネルギー が 表皮 を 強酸性水 - アルカリイオン水 に               
字 の                   
構成された 透明な 儀式的な側面 と 炙る      ...
 ――嘘じゃねえよ!
 五年生・藤堂勝也は
 ――見つけたんだ!
 市立虹丘小学校第三十六登校班長であり「社ヶ丘パークマンション」敷地内の餓鬼大将も兼ねていた。
 ――秘密基地を。
 梅雨明 ...
感じたふりしてゴメンね
と君に言われ
皆の前でパンツ脱がされたトラウマが蘇る

アナタのってまんまラッキョだわ

それでも人はすべからくラッキョの前に跪き
日々の祈りを捧げる

ラッ ...
 大学へ入って初めての帰省だった。吹き降ろしてきた風が祥平を迎えた。両端に住宅の並ぶこの坂の頂上へ向かう彼は、郷愁のなかば強制的であることにおかしみを感じていた。吼え声すさまじかった番犬の家に差し掛か ... 名前、姓を変えようと思う
今度、君との結婚を機に

君の姓に僕が合わせる
僕の姓、家紋、祖先のことは胸の中の倉庫奥深くしまって


優しさ、素直さ、純真さを君から僕にわけてもらう

...
ゆらりとそよいだ
黒髪は
涼しい黄昏に
やや雑駁な面持ちで
暗がりの多くなった細い
路地の景色を
夕陽と連れ添うようにして
揺らいでいる
ひんやりとした西方にある
最果ての夜空より
...
スピード出して 夜の中
酔っているのは私だけ
遥かかなたの世界へようこそ

おかしな頭はそのまんま
昼間の光でこんにちは
未来を描くためだけに

壊したいから手を繋ぐ

黒か白 ...
 
 
 
白く
何があるでも無く
そこに居たのは
確かだ
 
淡く
ただ差すだけの光などは
無力だ
 
 

オレンジと黒が絡まって
二つに分かれた
 
表と裏か ...
理解のできるアイは要らないし、
理解のできないアイは要らない。

理解のできるアイは飽きるのだ。
自己愛に勝らない。負けてしまう。
ワタシの愛に潰れるアイは、決してワタシに届かない。

...
  ある日
  意識の林の
  内にめざめ
  ふいに自分が
  朝を穢しているように思った
  髭をそったところで
  何になるというのか?
  家を出ると
  青い収集車が ...
投げやりに時間を埋める。
アイツの声は届かない。
余計な勘ぐりはいつだってロクな結果を招かない。
さかんに響く緑色をした道路の脇で、最後の溜息を吐き捨てる。

まだ少し憶えてる。
微かな声 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
じつと手を見る木屋 亞万自由詩2*08/10/10 0:16
二時過ぎの冒険kei99自由詩008/10/9 23:30
秋思符Ⅱ朱雀短歌1*08/10/9 23:29
自由詩208/10/9 22:56
好きなものを自由詩008/10/9 22:49
雷魚の世界 ②crowd自由詩108/10/9 22:44
世界山脈〔第二稿〕小川 葉自由詩208/10/9 22:43
いくじなし榊 慧自由詩408/10/9 22:31
幻影の人(五)信天翁自由詩208/10/9 22:15
あの世の石高橋良幸自由詩208/10/9 22:05
アナログ/デジタルkauzak自由詩3*08/10/9 22:02
Konstellation自由詩5*08/10/9 21:51
エックス君⑩よーかん自由詩0*08/10/9 21:33
初恋 Before & AfterLucy.M...短歌208/10/9 21:21
砂の女の楽譜《81》柴田...自由詩9*08/10/9 21:12
メール、パソコン、グローバルゆうと自由詩0*08/10/9 20:58
レット・イット・ルース《81》柴田...自由詩2*08/10/9 20:54
「ぬくもり」Lucy.M...自由詩508/10/9 20:47
心。狠志自由詩008/10/9 20:47
ハッピー《81》柴田...自由詩2*08/10/9 20:44
 爆裂(上、後)鈴木散文(批評...008/10/9 19:03
Billion Dollar Babies 2nd Step恋月 ぴの自由詩8*08/10/9 19:01
 爆裂(上、前)鈴木散文(批評...008/10/9 18:57
結婚、そして改姓寺岡純広自由詩208/10/9 18:31
変身りゅうのあく...自由詩3*08/10/9 18:03
酔っているのは私だけ猫のひたい撫...自由詩108/10/9 17:57
蟹太郎自由詩108/10/9 17:48
アイ・ラブがんも自由詩108/10/9 17:42
収集車草野春心自由詩2*08/10/9 13:29
なきぼくろBOOKEN...自由詩108/10/9 13:10

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