はだかの王様を
はだかだって言った
子供の素直が賞賛されるけどさ
キミとボクと他のミンナに
買ったばかりの新しい服を
見せびらかしてたわけだろ
ノンキな話だよね。
王様の耳は ...
はねを生やして飛び立とうとするのは
なにも言葉だけじゃない
重すぎる心臓を
あかく吐き出しながら
お前のことを絵にするのは
いいかげんにしなくちゃね
お前はそう、
ひっそりとやさしいに近 ...
見慣れた間取り、見慣れた家具、染み付いた薫り
その景色の中に溶け込み一寸の違和感もない
まるでずっとそこに居たかのように
きみは微笑いながら名前を呼んでいた
僕も何度呼び違えただろうその名 ...
涙をふいてください。
あなたの長い髪を、
ハンカチがわりに、
少女がするように。
お願いだから、
涙をふいてください。
わたしの心臓のために。
私はあなたにキスをする。
私はあなた ...
校門をくぐると
木陰から日差しがぽろぽろとこぼれた
私は音楽になり
あなたの姿を世界に探すの
風が吹いて、跳ねる様に走り出して
天にも届くように
歌を歌った
※
...
{画像=081005021659.jpg}
砂浜の風が
朝夕に向きを変えるように
君は気分で風を変える
冷めている空気が
暁の光に変色する時
君は急に大人びた表情を見せ
自足の笑 ...
水色ストライプのひさしの向こうに
ぼんやりとした青空が広がっている
目の前に広がる防波堤
空の青が海の青を映したものなら
空気は随分とくすんでいる
陽射しに透けているこの小屋根の方が
...
ねむる、ねむるということが
ぼくにとっては困難なので
さびしいっていう、それだけで
誰かを好きになってしまいそう
・
この世には
かなわないものばかりがあふれている
...
きみに好きって言ってもらえないのなら
ぼくは一晩寝るとしよう
そうして起き上がったときには
外も、内も
きみの家も、ぼくの家も
あたたかくなっているといい
それは
満たされなくて ...
好きかもしれない人は
好きな人になり
好きな人は
好きだった人になり
好きだった人は
苦手な人になり
苦手な人は
嫌いな人になり
嫌いな人は
知らない人にかわって
わたしの体に ...
ただ煙るだけだった。その日もまた、その日までは。
波に揺られていた。眠るように眠り、発生と消滅を繰り返す。
海の胎盤の端、一粒の泡が表層に漂って、夢の内側で空を見た。泡は夢の中で考えていた。
...
僕は弱いんだ。
そう言って助けを求める強さがあれば
きっともっと楽になれるのに
私は弱いの。
そういって泣き崩れられる君のほうが
きっとどんなに強いことか
...
ことばを交わしたあのときから
あなたの姿を探すようになった
さとられないように
勇気をだして見つめた瞳の中
楽園がひろがっていく
みるみるうちに
目を伏せた ...
目を閉じて
って
言われても
いつも
薄目を開けていた
プレゼントをもらう時
キス する時
人はなぜ
暗闇で迎えるのだろう
大切なことを
わたしは
見届けていたいのだ ...
意味もなく
少女のように
泣いている
水面は青い
沈んでゆく
魚のように
さざなむ
泡沫の泉
望む
その先に
暮れる
煌めき
きみとぼくはいまここにいない。
いない、いないから
なんとなく、すきだなって
おもうんだと、おもう。
ほんとうは、ほんとうは
たださびしいって、だけ
なんだと、おもう。
枯れてしまった花を詰め込んだ
荷物を背負って
帰るんだ
うちへ 帰るんだ
野生の花が咲くまちへ
いつか大切だった本が
ホコリの中に埋もれてる
無為に費やした
たくさんの
愛しさと
...
悲しいことを悟られないよう
笑顔をつくっていても
心の中では
雨がふるふる
雨がふる
心に傘をさしましょう
雨がふるふる
雨がふる
すべてを洗い流しましょう
雨よふれふれ
雨よふれ ...
たくさんのくだが
生き物としてひとつひとつ
呼吸してる
反面そこにはいつも
ニヒルな顔して詰襟を着た
兄がいた
たぶん
高校生だった
彼のことを今は誰に聞いても
知らないと ...
信じられるだろうか
バラのえだにバラがさくことを
そこからはじまる
明日の物語を
不信の想いは命の種を闇にうめる
眠れぬ闇に吠えるようにもだえるのだ
大地をうしない長いときがすぎた ...
やるいる貰う捨てるあげるくれるいらないわいるはずないわ
粗末な臓物ぶら下げてシナプスシナプスシナプシス
全国小人便り選手権では己の矮小さが身に沁みたエピソードを
募集中です鍵カッコくんな知るか死 ...
景色を
琥珀色に染めながら
涙のように零れてしまう
煙が風に揺れてる
力いっぱい泣く
汽笛はいつも
理由も知らずに
旅立ってしまった僕らのように
涙をこらえてる
繋がり ...
「ただいま」と「おかえりなさい」が
いつの間にか聞こえなくなった室内で
形式的な仲良しごっこは辛うじて続けられている
夫は職場で妻はエアロビの教室で
ここぞとばかりに不満を吐き出す
食事 ...
水曜日の底に沈む
おだやかな憂鬱を
静かに食む
紅色の金魚
希う{ルビ=こいねがう}
希う
明るい日差し
光はたおやかで
あまり
あまりた ...
ペンの折れた
詩人は
ただの
貧乏人だった。
弦の切れた
ギターリストは
ただの
大食いだった。
鎖の取れた
バカ犬は
ただの
野犬だった。
苦しみっていうよりも
悲しみっていうのかな
そんな石ころが
河辺にごろごろ転がって
そこの隣に猫の親子
みゃーみゃー鳴くから
にぼしをやった
食べかす石ころに置いてった
どっか ...
こんな遠くから云うのもなんだけど、
happy birthday。
出来ることなら、君の耳元で言いたかったよ。
何年先になるかわかんないけど、
いつの日か、きちんと言うよ。
...
月の石を見つけたいならウサギに付いていけばいい。
もしも猫が見ているならそれは僕を観察している。
無いよりあれば良いもの。きっと沢山あるけれど、
あっても使ってないならば埃をかぶって虫が喰う。
...
ルーペ、ちっちゃな虫眼鏡
神さまはサイコロをふらない
でももし双六なら
宇宙は振り出しに戻りますか
それとも、あがったら一丁あがりですか
遠くを見るどんな宇宙望遠鏡よりも
今ある小さな ...
聴力を失ったDJフランキー・ワイルドは
視覚できる振幅を音楽に換えた
超音波は直進性に優れており
音響の異なった物質間の境界面で反射がおこる
受信までの時間を元に物質の位置を計算できる
反射 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
エックス君⑨
よーかん
自由詩
0
08/10/5 5:43
光速の美夏
石田 圭太
自由詩
23
08/10/5 5:30
夢から醒めて
智哉
自由詩
0
08/10/5 5:18
翼の生えた夢をみる
K・フラグメ...
自由詩
2
08/10/5 4:44
歌
セキタ
自由詩
0
08/10/5 2:27
君からの風
beebee
自由詩
20
08/10/5 2:16
影のない犬
木屋 亞万
自由詩
8*
08/10/5 1:57
あこがれ
ゆうと
自由詩
1*
08/10/5 1:50
新しい日
〃
自由詩
3*
08/10/5 1:33
***
士狼(銀)
自由詩
5*
08/10/5 1:10
うみからうまれたつばさ
nakahi...
自由詩
0
08/10/5 0:56
僕はとってもつよいこだから
夕焼け空
自由詩
6*
08/10/5 0:45
Beginning of love
小野カオル
自由詩
0
08/10/5 0:37
夜の瞳
uminek...
自由詩
8*
08/10/5 0:30
1
カフカ
自由詩
0*
08/10/5 0:16
きみとぼくはいまここにいないから
ゆうと
自由詩
2*
08/10/5 0:12
野生の花
フミタケ
自由詩
11*
08/10/4 23:58
天気雨
ゆきこ
自由詩
1
08/10/4 23:04
影のない犬
小川 葉
自由詩
3*
08/10/4 22:55
バラのように
Etuji
自由詩
0
08/10/4 22:15
アンチエイジング・タイガー用件はありません
キリギリ
自由詩
0
08/10/4 22:09
蒸気機関車
小川 葉
自由詩
4*
08/10/4 21:06
夫婦
1486 1...
自由詩
1*
08/10/4 20:49
水曜日
鮎
自由詩
3
08/10/4 20:44
ただの...
ペポパンプ
自由詩
4*
08/10/4 20:17
食べかす
くま出没
自由詩
1
08/10/4 19:53
1005。
狠志
自由詩
1
08/10/4 19:29
『図書室』
東雲 李葉
自由詩
2*
08/10/4 19:12
振り出しのルーペ
海里
自由詩
1*
08/10/4 19:04
竜巻に向かって走れ!の楽譜
《81》柴田...
自由詩
2
08/10/4 19:02
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